小麦のなまぐさ黒穂病の 特徴と見分け方 罹病穂(黄矢印)と正常な穂(黒矢印)は株内でも混在している。 また、罹病穂は正常な穂よりも丈が低い 正常穂 罹病穂 正常な穂がまだ肥大していない時期に、罹病穂は厚膜胞子が 充満しているため肥大している(写真は6月下旬)。 また、種皮の色が濃い緑色になっている 厚膜胞子による肥大が進んだ場合、外観から子実が確認できる 正常子実 罹病子実 子実を裂くと、罹病子実内部には厚膜胞子が充満している 成熟期に入ると肥大した子実が 褐色の種皮となる 正常穂 罹病穂 罹病穂 子実の肥大に伴い、麩が外側に開き毛羽立つ 子実内部の厚膜胞子があふれだしている穂も見られる 株の中で正常穂と罹病穂 (丸囲み)が混在している また、罹病穂の丈は短い 正常子実 罹病子実 成熟期における罹病子実の外観は正常な子実と全く異なる
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