鹿児島労働基準監督署平成２７年２月創刊のご挨拶鹿児島労働基準監督署は、67 年前の労働基準法施行（昭和 22 年９月）と同時に業務を開始し、管内は北が鹿児島市～いちき串木野市から南は十島村まで南北 360 キロに及び、面積は鹿児島県全体のほぼ３分の１、人口も県全体の半分強を占めています。管内の約３万１千事業場の事業主や労務担当者の皆様をはじめ、そこで働く約 33 万６千人の労働者の皆様に、説明会などの予定や、労働基準法・安全衛生法などの法改正、季節に応じた届出様式のポイントなどを、できるだけわかりやすくお知らせしていくために「監督署だより鹿児島」を創刊いたしました。ほぼ２ヶ月に１回発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。厚生労働省が労働条件に関する総合情報サイトを開設「確かめよう労働条件」http://www.check-roudou.mhlw.go.jp/ 長時間労働や、割増賃金の一部を払わない「賃金不払残業」などの問題を解消し、誰もが適正な労働条件で働くことができるよう、厚生労働省では労働条件や労務管理上の疑問点を確認できる総合情報サイトを開設し、運用しています。「労働者・ご家族」「事業主・労務管理担当者」と労使に分けて、労働条件や労務管理に関するよくあるご質問と解説をまとめた「Ｑ＆Ａ」や、「法令・制度のご紹介」、「相談窓口の紹介」など、携帯電話やスマホからでもご利用いただけます。どうぞ、ご活用下さい。今号の様式「労働条件通知書」労働基準法第１５条のモデル様式鹿児島監督署にも年間 5500 件以上、１日平均 22 件と多くのご相談が寄せられます。中でも「賃金未払」「解雇」「労働時間・時間外労働」「年次有給休暇」のご相談が多く、雇入れ時に「労働条件通知書」が交付され労働条件が明示されていれば、疑問や不安が生じることなく、トラブルも防げたと考えられるケースも少なくありません。このため労働基準法第１５条は、労働者の雇入れ時に主要な労働条件について書面を交付して明示するよう義務づけており、「労働条件通知書」のモデルを示しています。様式 http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/hourei_youshikishu/youshikishu/yoshiki11.html 記入例 http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/kagoshima-roudoukyoku/news_topics/ kantoku/kagoshima-rouki/kagoshima_shiryou/2015-0210-4.pdf 説明会などのご案内＊２月１０日(火) 14 時 00 分から、県民交流センターで「労働条件説明会」を開催主要な労働条件を説明します。＊２月は、建設業労働災害防止協会鹿児島県支部の各分会が主催して、分会員を対象とした「無災害運動月間説明会」が開催されます。ＳＴＯＰ！転倒災害プロジェクト 2015 http://anzeninfo.mhlw.go.jp/information/tentou1501.html 県内の労働災害発生状況は、近年増加傾向で推移しており、特に小売業、社会福祉施設、飲食店、清掃・と畜業などの第三次産業における労働災害が著しく増加しています。中でも、これまでなかなか有効な対策が取られてこなかった転倒災害が、第三次産業を中心に多発して県内においても休業 4 日以上の災害の 2 割近くを占めるため、今年は、全国的な取組として「ＳＴＯＰ！転倒災害プロジェクト 2015」を開始し、冬場の転倒災害防止のために、2 月を重点取組期間としています。今年は、平成 25 年にスタートした第 12 次労働災害防止５か年計画の中間年にもあたりますので、職場における転倒リスクの総点検などの取組をお願いします。管内の労働災害発生状況次号（27 年 4 月頃）予定 26 年 12 月末速報値（死亡者数）前年同期比の増減・労務管理・安全衛生管理の年間スケジュール全産業 809 件（11 人）－17（＋８）をたててみましょう。・労働保険年度更新手続製造業建設業 151 件 113 件（0）（4 人）－６（０）－23（＋１）陸上貨物運送事業 122 件（2 人）＋５（＋２）第三次産業 357 件（3 人）＋８（＋３）（小売業・社会福祉施設・飲食店・旅館業など）のお知らせ申告書集合受付の日程・今号の様式 36 協定届＊伐採時に、伐倒木に激突される死亡災害が、県内で年末年始に 3 件と、多発しています。お問合せは鹿児島労働基準監督署担当平松鹿児島市薬師１丁目６番３号 TEL０９９－２１４－９１７５音声案内④