住民基本台帳法に基づく本人確認情報の利用及び提供に関する条例 施行規則の一部を改正する規則(案)概要 1 趣旨 不当景品類及び不当表示防止法(以下「法」という。)の改正に伴う「住民基本台 帳法に基づく本人確認情報の利用及び提供に関する条例(以下「条例」という。)」 の一部改正について、平成 27 年 2 月議会に提案しているところであるが、その施 行に際し必要な事項を定めるため、 「住民基本台帳法に基づく本人確認情報の利用及 び提供に関する条例施行規則(以下「規則」という。)」の一部を改正しようとする ものである。 2 改正内容 都道府県知事が、法の規定に違反した事業者等に対し行うこととされていた事務 が変更されることにより、住民基本台帳ネットワークシステム(以下「住基ネット」 という。)を利用する事務を変更するため、所要の改正を行う。 (1)現行 ア 法の規定による都道府県知事が行う事務 ・法で制限又は禁止する事項に違反した事業者に対する、違反行為の取りやめ 等の指示(改正前法第 7 条) ・同法第 7 条の指示に従わない場合、内閣総理大臣に適当な措置を取ることの 請求(改正前法第 8 条第 1 項) ・事業者に対する景品類や表示に関する報告の徴収及び立入検査等 (改正前法第 9 条第 2 項) イ 条例・規則による住基ネットの利用事務の内容(条例別表第一第三十一号 及び規則別表第一「住基条例別表第一第三十一号の規則で定める事務」) 上記アの指示、請求、報告の徴収及び立入検査等の対象となる者の氏名又は 住所の確認 (2)改正(案) ア 法の規定による都道府県知事が行う事務 ※都道府県知事が行う事務は、 消費者庁長官から委任されて行う(法第 12 条第 11 項) 。 ・事業者が行っている商品等に関する表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す 資料提出の要求(改正後法第 4 条第 2 項) ・同法で制限又は禁止する事項に違反した事業者に対する措置命令 (改正後法第 6 条) ・事業者に対する業務や財産に関する報告の徴収及び立入検査等 (改正後法第 9 条第 1 項) イ 条例・規則による住基ネットの利用事務の内容(条例別表第一第三十一号 及び規則別表第一「住基条例別表第一第三十一号の規則で定める事務」) 上記アの資料の提出の要求、措置命令、報告の徴収及び立入検査等の対象と なる者の氏名又は住所の確認 3 施行期日 平成 27 年 6 月 1 日(予定) 【関係規定】 ○住民基本台帳法に基づく本人確認情報の利用及び提供に関する条例(抜粋) 別表第一 三十一 不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)による 同法第七条の指示、同法第八条第一項の請求又は同法第九条第二項の報告徴収、 物件の提出命令若しくは立入検査に関する事務のうち規則で定めるもの ○住民基本台帳法に基づく本人確認情報の利用及び提供に関する条例施行規則(抜粋) 別表第一 住基条例別表第一 一 不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三 第三十一号の規則 十四号。以下この項において「法」という。)第七条の指示を で定める事務 受けるべき者(その者が法人である場合にあっては、その役 員又は清算人)の氏名又は住所の確認 二 法第八条第一項の請求の対象となる者(その者が法人であ る場合にあっては、その役員又は清算人)の氏名又は住所の 確認 三 法第九条第二項の報告徴収、物件の提出命令又は立入検査 の対象となる者(その者が法人である場合にあっては、その 役員又は清算人)の氏名又は住所の確認
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