認定心理士コーナー精神科デイ・ナイト・ケア認定心理士として働く中で Profile ― 野地史絵 2012 年，安田女子大学文学部心理学科卒業。同年より，呉みどりヶ丘病院精神科に勤務。レクレーション療法や集団精神療法などを担当して，アルコール依存症者の心理的支援に携わっている。呉みどりヶ丘病院精神科デイ・ナイト・ケア心理士野地史絵（のじふみえ）病院の紹介り，育児ストアルコール依存症の専門病院デレスや夫婦間イ・ナイト・ケアで働いていまの問題，高齢す。デイ・ナイト・ケアセンター者の一人暮らは平成 15 年に開設され（平均年しの寂しさか齢は 63.7 歳，1 日平均通所者数ら飲酒するな 37.1，女性 15.2 ％），レクレーシど現代社会のョン療法（カラオケ，茶道，クッ問題を浮き彫キング，輪投げ，パターゴルフ，りにしているビンゴ，ダーツ，野外活動，ソフように感じまトボールバレーなど）や集団精神す。アルコー療法（断酒例会）を通して協調ル依存症は誰性・持続性・自主性・社会性を養でもなりうるうことを目標としています。可能性がある病気だと感じます。デイケアのホールにて花札をしているところいます。しかし，認定心理士では認定心理士を取得した理由技術面において限界を感じること銭の管理，書類作成）や生産活動心理学に興味を持ち始めたのもあり，将来的には大学院で深く（畑での野菜の収穫），レクレーシは，中学生の頃からです。身近な勉強し臨床心理士として働きたいョン療法の企画など複雑多岐に携人がうつ病になり，何がこんなにと思っています。わっており，心理的なものだけでも人を苦しめているのか……追いメンバーさんと関わる中でなく，柔軟な対応力・行動力が必詰められるのか……「なぜ？」と援助者として働いていますが，要となってくると感じます。ケアいう疑問から人のこころに興味をメンバーに助けられることも多々の良さは多職種のスタッフ（看護持ち始めました。大学では，「発あります。優しい言葉をかけても師，作業療法士，栄養士，心理士）達・教育」「臨床」「社会・人間」らったり，時には厳しい意見をぶが携わっていることです。一つのの領域を広くバランス良く学び，つけられながら人として成長させケースに対しても異なる職種の人基礎的な知識と技術が身に付きまてもらっています。サポートしてあに話を聞くことができ，客観的にした。げていると思うだけでなく，常に仕事内容は，事務的な作業（金問題点を捉え解決することができ大学 3 年次から就職活動を始何かをもらっているということをます。反対に孤独を感じるときもめ，一般企業を 40 社近く受けて忘れずに仕事をしていきたいです。あります。何か一つ新しいことを数社内定も頂き，そちらへ就職す精神障害を持つ人と健常者の判始めるにしても不安であり，上手る予定でした。しかし自己分析を断は簡単なようですごく難しいとくプログラムに取り入れられるのしていく中で，命のそばで人と人感じます。私たちもストレスを抱かと悩むことがあります。そのたが関わる仕事がしたい，いろいろえながらも趣味や他者との関わりめ，手助けしてくれるスタッフのな経験をしてきた方の人生のサポを支えとし，なんとか仕事をし，存在，連携，コミュニケーションはートがしたいという思いが強くなぎりぎりのところで生活しているとても重要になってくると感じます。り医療の現場へ就職しました。そのだと思います。メンバーにも支私が担当しているケアでは女性して卒業と同時に認定心理士の資えとなるものを，集団の場を通じメンバー（患者）も増えてきてお格を取得し，心理士として働いてて何か感じ取ってもらいたいです。 47