とよおかし　議会だより　50号記念特集豊岡市議会　合併10年の歩み「とよおかし　議会だより」も今号をもちまして50回目の発行を迎えることができました。そしてまた、来たる 4月には1市5町が合併し、新豊岡市が誕生して10周年となります。節目を迎え、これまでの豊岡市議会の10年間の歩みを振り返ってみることにしました。第１期平成17. ４. １～平成17.10.31 合併してすぐ召集された議会です。1市5町の議員95名が新市の議員として任命されました。本会議は大人数なので、旧県立豊岡南高校の体育館を議場として開催しましたが、冷暖房設備がなく、暑さ寒さに耐えながら夜遅くまでより良い新市づくりのために激しい議論が交されました。新市誕生記念式典が開催され、新市章が発表されました。また、行政改革委員会が発足しました。新しい市議会として力強い歩みを始め、議会だよりも創刊されました。旧県立豊岡南高校体育館の仮議場平成17.11. １～平成21.10.31 旧庁舎の議場第３期第２期議員定数を30名に削減し、旧豊岡市役所の議場にて議会が開催されました。台風23号からの復旧と防災対策はもちろん、平成19 年にはまちの将来像を定める豊岡市総合計画が策定され、豊岡病院を中心とした医療体制を改革しました。平成20 年には、旧豊岡市に課税されていた都市計画税を廃止し、市全域に固定資産税・市民税の超過課税を導入。北但行政事務組合では広域ごみ・汚泥処理施設の建設候補地が竹野町森本区・坊岡区に決定。新庁舎の建設に向けて「新庁舎建設基本構想・基本計画」が策定されました。これら新市の重要な課題を慎重審議しました。平成21.11. １～平成25.10.31 議員定数をさらに26名に削減し、報酬削減や議会基本条例制定など、様々な議会改革を行いました。平成22年の12月定例会では、水道料金の値上げ幅を減額修正して可決。平成22年にはドクターヘリとドクターカーの運用開始。平成25年には総合支所が支所へ改編される際に支所の機能維持を求めました。新庁舎建設に伴って平成23年3月議会から25年6月まではアイティ7階豊岡市民プラザのほっとステージで議会を開催、新庁舎の完成に伴い、25年9月定例会から新議場に移りました。ほっとステージの仮議場とよおかし議会だより　2015.2.10 ○ 14 平成25.11. １～え、激しい議論の末、大幅にに関しても市民の負担を考市の課題に合わせて下方修正を実現しました。その他、豊岡病院の体制、ごみ処理、教育分野など幅広く議論してきました。ために全力を尽くしてきまし合併前に大きな被害をもたらした台風号からの復興の市民の皆様に開かれた議会を目指して、合併直後には「と議会みずから改革に挑むた。刊。平成よおかし議会だより」を創年には議事録をイまた、新庁舎の建設にあたっては、機能性重視と市民ンターネットで公開し、平成に審議しました。の利便性に配慮するなど慎重す。て柔軟に対応してきていま豊岡市議会で下図のように、大きな市の課題に合わせ委員会を編成し審議議員定数と委員会の変遷年からはインターネット中平成年９月には議会基本条例を制定して、議員の資質継を開始しました。する後期基本計画についてもを高め、議会活動を支える体市民のために市と議論制の整備をし、議会報告会の開催などを決定しました。また、翌年に豊岡市議会議員倫理条例を制定し、公正、年間誠実かつ清廉に使命にあたる名からことを自ら規定。こので、定数を名、名と削減すると次の年も住み良いまちづくりに向けて頑張る豊岡市議おります。ともに、報酬の削減も行って名、そして 26 10 30 を重ねて成果を上げる総合支所から支所に変更される際に、単なる出張所ではなく、防災等の観点から機能の維持が必要との議会の主張がとり入れられました。この決定が今後の交付税の減額の緩和にもつながります。 24 95 た。大いなる議論を重ねてきまし豊岡市の将来像を「コウノトリ悠然と舞うふるさと」と 25 23 水道料金や超過課税の提示会にご期待ください。 15 2015.2.10　とよおかし議会だより ○ 18 24 10 さらに議員定数を24名に削減しました。平成25年は台風23号10周年メモリアル事業が行われ、間もなく北但大震災から90年を迎えることから、災害に強い街づくりを目指します。新庁舎もグランドオープンし、合併10周年を迎えるにあたり、未来に向けて挑戦する市政のために大いに議論を進めます。今後も市民の皆様に開かれた議会であるために努力いたします。新しい議場第４期