こんにちは。福島県立原町高校放送部です。第3回は、5月24日 (土) に行われた、 新しいラーニングセンター「ふみだす未来の教室・中央」 の開所式について紹介します。 連載第3回 みなみそうまラーニングセンターの子供たち 以前にあった国道沿いの建物が手狭になった為、 広くて使い勝手の良いこの新しいラーニングセンタ ーをオープンすることになりました。 今の南相馬では、 ラーニングセンターのような施設 を作ろうとしても、工事をする人がいない、材料も無 い状態で、なかなかできないという状況があります。 震災、 そしてそれによって起こった原発事故などで大 変な日々を過ごしている方がいる。 けれどもひとり一人が懸命に生きて、状況を良くし ようとしている。 そんな方々の結晶が、 このみなみそう まラーニングセンターです。 開所式と縁日の様子 開所式にはたくさんの来賓の方がおいでになり、 お祝いの言葉 白井智子さんのお話 今回、 みなみそうまラーニングセンター中央を作った理由は二 今後の活動 もともとあったラーニングセンターより広くなったので、子供が を下さいました。 つあります。一つ目の理由は、以前からあった 「みなみそうまラー もっと自由にのびのびと遊べるようになりました。運動などがも また、子供たちは保護者やスタッフに向けて、お礼の言葉や将 ニングセンター南」 が満員になったからです。 より多くの子供達を っとできたらいいなと思っています。 これからは、子供たちの得意 来の夢を語っていました。子供たちにとって緊張でいっぱいだっ 受け入れられるようにするため新しい場所が必要でした。 なことをもっと伸ばすため、将来の職業につながるような活動を た式のあとには、楽しみにしていた縁日やご当地ヒーロー相双神 そしてもう一つの理由は、 中学生も受け入れていきたいからで していくつもりです。 旗ディネードのショーがありました。 す。今までは小学生のみでしたが、小学校を卒業し、 中学生になっ 全国からさまざまな特技をもったスタッフが集まるので、 その 縁日にはボールすくいや魚つり、 タコせんべいなどがあり、子供 てからもラーニングセンターに通いたいというお子さんの要望が ような方に随時来ていただいて、子供達がいろんなことにふれる たちはおもちゃやお菓子をもらって嬉しそうな様子でした。 あり、 それに答えるためにセンターを増設しました。 機会を増やしていきたいです。 今回、 初めての取材でしたが、 スタッフの方の優しい気持ちがあふれていて私たちも楽しい気分でした。 (H・U) 先輩達の後を受け継いで、 楽しく明るく、 一緒に頑張っていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 (S・I) みなみそうまラーニングセンター「ふみだす未来の教室」 を運営する NPO法人トイボックスにさらにご支援いただける方はこちらから。 ソフトバンクのスマホなら、携帯料金と一緒に簡単に寄付ができます。 それ以外の方は、 クレジットカードでのお支払いが可能です。
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