資料3 個別施策の策定背景 1-1 低炭素化の推進 「環境モデル都市」にふさわしい,次世代につなぐ低炭素社会づくりのモデルとして「つくば環境スタイル“SMILe”」プロジェクトを進め,地域 全体の低炭素化を実現します。 ●つくば市の年平均気温の推移 2,500,000 14 2,000,000 12 10 1,500,000 8 1,000,000 6 4 500,000 2 0 市民一人当たりの排出量(t‐CO2/人) 温室効果ガス排出量(t‐CO2) ●温室効果ガス排出量の推計 廃棄物部門 民生家庭部門 民生業務部門 産業部門 運輸部門 一人あたりの排出 量 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 ※環境モデル都市 国により温室効果ガスの大幅削減など低炭素社会への実現に向けてチャレンジする都市と して,温室効果ガスの大幅削減や先導性・モデル性など,5つの基準により選定された都市 のこと ※つくば環境スタイル“SMILe” 国から環境モデル都市選定時(平成25年3月)のアクションプラン グラフや図等の出所:つくば市環境モデル都市行動計画 ○ 低炭素モデル街区をつくり,まちの低炭素化を図ると同時に,低炭素社会づくりを先導していきます。 ○ 建物の低炭素化を図り,暮らしにおける温室効果ガス排出量の削減を目指します。 ○ 最先端の低炭素技術の開発支援と,国内外への情報発信を行い,市民の暮らしに,イノベーションを波及させます。 ○ 移動に係る温室効果ガス排出量の削減を目指し,超小型モビリティの導入促進やマルチシェアリングの導入促進を図ります。また低炭素交通手段 (LRT等)の導入検討を進めます。 2-1 環境意識の向上 つくば市は筑波山を有し,歴史や気候風土に育まれた集落や里山の景観が形成されています。これらの環境をいかした環境教育を推進するととも に,市民と協働による取組みを推進し,市全体の環境意識の向上に努めます。 ●住みやすいと感じる主な理由(%) ●地球温暖化対策として実施していること(%) 無回答 その他 充実した公共施設 交通の便が良い 家族が近くにいる 通勤・通学先が近い 充実した医療機関・福祉サー… 暮らしていて安全 教育・文化環境が良い 居住環境が良い 住み慣れている 日常生活が便利 豊かな自然 無回答 特に何もしていない その他 環境保全活動への参加 ソーラー給湯器・太陽光発電等の利用 環境に配慮した商品の購入 自転車・徒歩による移動 エコドライブ 電気・ガス・水等の節約 エコバッグの持参 ごみの適正分別 0 10 20 30 40 50 60 70 0 10 20 30 40 50 60 70 80 ○つくば市の豊かな自然環境をいかし,環境教育の推進を図ります。 ○エコ意識や環境意識の推進のため,サポーターズ組織の充実を図り,会員が「気軽に」「自由に」「楽しみながら」地球温暖化防止や環境保全活動に 取り組みます。 ○環境教育拠点の整備を進め,つくば環境スタイルの情報発信を行います。 ○市民の環境意識向上のため,地球温暖化抑制の一因となる自然の大切さを,筑波山地域を中心にした豊かな自然環境の中で体験事業を行います。 2-2 資源の保全・活用 つくば市の恵まれた自然環境を保全・活用するとともに,一般廃棄物の減量や資源化を推進し,循環型社会の構築を目指します。 ●優れていると感じる景観(上位5つ)(%) 田園風景 街路樹 公園 研究学園都市の街並み 筑波山 0 10 20 30 40 50 60 70 80 本ページ中 グラフの出所:平成25年度市民意識調査 ○ 生活環境の保全や美しい景観などの公益的機能が発揮できるよう,森林整備を進め,快適で豊かな森林環境づくりを推進します。 ○ 森林施業者や増加する登山者,観光客等の通行上の安全や治山事業の効率的な施工に資するため,林道の適切な維持管理を行います。 ○ 森林ボランティアによる森づくり活動や傾斜地の森林整備を実施し,筑波山市有林の保全と森林の持つ公益的機能の発揮を促します。 ○農家へのカバークロップ(被覆植物)種子配布など,環境保全型農業を促進し,環境負荷の軽減に努めます。 ○廃棄物の資源化率向上を図るため,リサイクルセンターの整備を進めます。
© Copyright 2024 ExpyDoc