憲 法 調 査 会 と 政 党 の 対 応 は じ め に 上かみ 脇わき 博ひろ 之し 神 戸 学 院 法 学 第 三 五 巻 第 二 号 二 〇 〇 五 年 九 月 ) ) 衆 議 院 と 参 議 院 の 各 憲 法 調 査 会 は 、 二 〇 〇 〇 年 一 月 の 通 常 国 会 開 会 と 同 時 に ﹁ 調 査 ﹂ 活 動 を 開 始 し 、 二 〇 〇 五 ( な う 年 る か1 四 部 。 月 分 憲 に も 法 そ 多 ﹁ れ い 改 ぞ が 正 れ 、 ﹂ 最 憲 論 終 法 議 報 調 に 告 査 つ 書 会 い を に て 各 お 、 院 け 私 議 る は 長 政 す に 党 で 提 の に 出 対 財 し 応 界 た を の 。 中 提 両 心 言 憲 に な 法 紹 ど 調 介 を 査 す 中 会 る3 心 お 。 に い 紹 て 介 各 し 政 て 党 い は る2 ど 。 の こ よ の う 小 に 論 対 で 応 は し 、 た そ の れ で と あ 重 ろ ( 1 (309) こ の 紹 介 を 行 う に 当 た っ て 事 前 に お 断 り し て お か な け れ ば な ら な い こ と が 幾 つ か あ る 。 そ の 第 一 は 、 対 応 し た ) ﹁ 政 党 ﹂ と し て ど の 政 党 ま で を 紹 介 対 象 に す る の か と い う 問 題 で あ る 。 と い う の は 、 五 年 余 と い う 期 間 に 活 動 し ( 、 民 主 党 、 公 明 党 ・ 改 革 ク ラ ブ 、 た 政 党 は 初 め か ら 終 わ り ま で 同 じ 数 で は な い か ら で あ る 。 ﹁ 院 内 会 派 ﹂ を こ こ で は 便 宜 的 に ﹁ 政 党 ﹂ と し て 扱 う ( ) ) と し て も 、 例 え ば 衆 議 院 憲 法 調 査 会 の 場 合 、 設 置 当 初 は 、 自 由 民 主 党 ︵ 自 民 党 神戸学院法学 ( ) 派 ﹂ の 対 応 に つ い て も 紹 介 す る 。 ら で あ る 。 ま た 、 一 九 九 四 年 ﹁ 政 治 改 革 ﹂ の と き と 同 じ よ う に 政 党 の 垣 根 を 越 え て 改 憲 論 議 を 拡 大 さ せ た ﹁ 超 党 と は 限 ら な い の で 、 憲 法 調 査 会 ﹁ 外 ﹂ で の 政 党 等 の 態 度 表 明 に つ い て も 紹 介 す る 方 が む し ろ 有 益 と 考 え ら れ る か 発 言 は 、 民 主 党 に 限 ら ず 同 じ 政 党 内 に お い て も 異 な る こ と が 多 々 あ り 、 ま た 、 所 属 政 党 の 立 場 と 常 に 同 じ で あ る よ う に 非 護 憲 政 党 が 憲 法 論 に つ き 党 内 で 一 枚 岩 で は な い た め 、 同 調 査 会 に お け る 非 護 憲 政 党 の 各 委 員 ︵ 議 員 ︶ の 紹 介 す る 。 と い う の は 、 例 え ば 民 主 党 に は 自 民 党 出 身 者 の 議 員 か ら 社 会 党 出 身 の 議 員 ま で い る こ と か ら も わ か る ﹁ 内 ﹂ で の 対 応 だ け で は な く 、 各 政 党 内 部 の 組 織 ︵ 党 憲 法 調 査 会 な ど ︶ の 提 言 な ど 憲 法 調 査 会 ﹁ 外 ﹂ で の そ れ も 第 二 は 、 主 要 政 党 の ﹁ 対 応 ﹂ の 範 囲 を ど こ ま で に す る の か 、 と い う こ と で あ る 。 こ れ に つ い て は 、 憲 法 調 査 会 政 党 は 主 要 政 党 に 限 定 す る が 、 紹 介 す る 事 項 や 時 期 に よ っ て は そ れ が 少 し 変 化 す る こ と に な る 。 分 後 裂 の ・ 時 政 点 界 で 再 は 編 自 が 民 あ 党 り 、 、 民 二 主 〇 党 〇 ・ 〇 無 年 所 の 属 衆 ク 議 ラ 院 ブ 議 、 員 公 総 明 選 党 挙 、 の 共 直 産 後 党 に 、 は 社 八 民 党 党 で の あ 五 っ 党 た で と あ き っ も た あ 。 っ そ た4 の 。 間 こ に こ 政 で 党 紹 の 介 解 す 散 る ・ ) 第 三 に 、 憲 法 調 査 会 が 活 動 し た ﹁ 期 間 内 ﹂ の 対 応 以 外 に 、 同 調 査 会 設 置 ﹁ 前 ﹂ と 設 置 ﹁ 後 ﹂ と い う ﹁ 期 間 外 ﹂ ( の 第 対 四 応 に も 、 あ 主 わ 要 せ 政 て 党 紹 の 介 ﹁ す 対 る 応 。 ﹂ そ に の 影 方 響 が を 主 及 要 ぼ 政 し 党 て の い ﹁ る 対 財 応 界 ﹂ 等 の の 実 主 質 張 的 に 内 つ 容 い が て よ も5 り 、 明 政 確 党 に の な ﹁ る 対 か 応 ら ﹂ で の あ 背 る 景 。 を 知 る た (310) 自 由 党 、 日 本 共 産 党 ︵ 共 産 党 ) め に 簡 単 で は あ る が 紹 介 す る 。 第35巻第2号 、 社 会 民 主 党 ︵ 社 民 党 ︶ の 六 党 で あ っ た が 、 最 終 報 告 書 が 提 出 さ れ る に 至 っ た 最 2 憲法調査会と政党の対応 は 改 憲 へ の 大 き な 一 歩 を 目 指 す も の で あ っ た 。 院 議 員 ︵ 自 民 党 ︶ が 就 任 し た 。 こ の 組 織 は ﹁ 衆 参 両 院 に 常 任 委 員 会 と し て 憲 法 調 査 会 を 設 置 す る こ と ﹂ を 目 指 し 調 査 委 員 会 設 置 推 進 議 員 連 盟 ﹂ が 発 足 し ︵ 趣 意 書 に 賛 同 し た 国 会 議 員 は 二 九 〇 名 、 そ の 会 長 に は 中 山 太 郎 衆 議 骨 自 子7 民 ︶ 党 を は 、 党 そ 憲 れ 法 ぞ 調 れ 査 発 会 表 が し 一 て 九 い 九 た 三 。 年 一 に 九 ﹃ 九 中 七 間 年 報 五 告6 月 ﹄ に を 自 、 民 新 党 進 と 党 新 は 進 党 党 憲 の 法 議 問 員 題 調 が 査 中 会 心 が に 一 超 九 党 九 派 六 で 年 組 に 織 ﹃ し 中 た 間 ﹁ 報 憲 告 法 ﹄ ) て い た 。 こ れ は 常 任 委 員 会 方 式 で あ る 点 で 憲 法 調 査 会 に 議 案 提 出 権 を 認 め る も の で あ り 、 そ れ ゆ え 、 か か る 設 置 ) も っ と も 、 同 年 末 に 新 進 党 が 解 散 し 、 翌 一 九 九 八 年 初 頭 以 降 も 政 界 再 編 が あ り 、 そ の 組 織 は 、 自 民 党 、 民 主 党 、 ( ( ) ) と 公 い 明 う 党 危 、 惧 自 感 由 が 党 組 、 織 改 内 革 に ク あ ラ っ ブ た の た 議 め 員 、 で 改 組 憲 織 勢 さ 力 れ は る 妥 こ 協 と し に 明 な 文 り 改 、 憲 ま を た 急 ﹁ が 憲 ず8 法 、 調 一 査 九 会 九 の 九 設 年 置 二 が 月 憲 に 法 は 改 、 正 ﹁ に 議 直 案 結 提 す 出 る 権 ﹂ ) ( ) と を 持 た な い 憲 法 調 査 会 を 国 会 に 設 置 す る こ と ﹂ で 意 見 が 一 致 し 、 衆 議 院 議 院 運 営 委 員 長 に 申 し 出 を 行 い 、 同 年 五 ( ) ) 3 (311) 月 こ 末 れ に を は 後 ﹁ 押 憲 し 法 た 調 の 査 が 推 財 進 界 議 で 員 あ 連 っ 盟 た ﹂ 。 へ す と で 名 に 称 一 変 九 更 九 を 四 し 年 た ﹁ ︵ 政 参 治 加 改 議 革9 員 ﹂ は の 衆 時 議 点 院 で で 、 二 ﹁ 七 必 七 要 名 最 、 小 参 限 議 の 院 自 で 衛 八 力 八 の 名 保 持 。 ( ( ﹁ 友 そ 憲 会 の 法 は 国 問 、 際 題 一 的 に 九 平 関 九 和 す 九 維 る 年 持 常 三 ・ 任 月 救 委 に 援 員 、 活 会 集 動 を 団 へ 早 的 の 急 自 貢 に 衛 献 国 権 ﹂ 会 行 の に 使 た 設 に め 置 つ に す い ﹁ べ て 現 き ﹁ 憲 で 政 法 あ 府 九 る の 条 ﹂ 憲 を と 法 改 提 解 正 言 釈 ﹂ し の す た 早 る か 期 こ ら 見 と で 直 な あ し ど る ﹂ の 。 な 提 ど 言 を を 求 し め て る い と た 同 経 時 済 に 同 、 ( 前 述 の 申 し 出 に つ き 、 衆 議 院 議 長 の 私 的 諮 問 機 関 で あ る 議 会 制 度 協 議 会 及 び 衆 議 院 議 院 運 営 委 員 会 の 小 委 員 会 一 、 衆 参 憲 法 調 査 会 設 置 ま で の 政 党 の 対 応 神戸学院法学 ( 始 さ れ た 。 ) ( ) ) ( ) た め の 憲 法 調 査 会 が 設 置 さ れ ︵ 衆 議 院 は 五 〇 名 の 委 員 、 参 議 院 は 四 五 名 の 委 員 こ と 結 を 局 確 、 認 同 す 年 る 七 、 月 ② に 調 国 査 会 期 法 間 は は ﹁ 、 改 お 正 お ﹂ む さ ね れ 五 た 年 。 程 議 度 院 を 運 目 営 途 委 と 員 す 会 る 理 ﹂ 事 な 会 ど で の は 申 ﹁ し ① 合 憲 わ 法 せ 調 が 査 な 会 さ は れ 、 、 議 翌 案 二 提 〇 出 〇 権 〇 が 年 な 一 い ( ) 、 そ れ ぞ れ 活 動 が 原 則 隔 週 で 開 月 か ら 衆 議 院 と 参 議 院 の 各 院 に 、 ﹁ 日 本 国 憲 法 に つ い て 広 範 か つ 総 合 的 な 調 査 ﹂ 国 会 法 第 一 〇 二 条 の 六 ︶ を 行 う ( ) あ を も と そ 決 ﹁ 地 第 る 過 進 は 以 の ま そ 球 二 。 剰 み 異 上 後 っ の に 、 な の 、 た 各 規 に 代 一 り よ 上 。 会 模 、 表 九 、 う 杉 衆 長 ﹂ 一 さ 九 一 な 光 議 に の 九 せ 六 九 設 弘 院 つ レ 九 る 年 九 置 、 の い ベ 六 と 総 四 経 野 憲 て ル 年 い 選 年 緯 沢 法 は ま 四 う 挙 ﹁ に 太 調 、 で 月 結 で 政 つ 三 査 通 拡 の 果 憲 治 き 、 会 常 大 ﹁ が 法 改 特 関 会 の さ 日 生 改 革 記 谷 長 委 せ 米 ま 悪 ﹂ す 勝 に 員 、 安 れ 阻 に べ 嗣 は 会 一 保 て 止 よ き の 中 の 共 九 い 政 り 事 三 山 委 九 同 た 党 衆 柄 名 太 員 七 宣 た ま 議 の が 郎 長 言 年 め た 院 第 就 が が 九 ﹂ 、 は 議 一 任 、 院 月 は 国 護 員 は し 参 の 日 に 会 憲 の 、 て 議 指 米 は 安 ︵ 政 選 一 い 院 名 ア 保 各 党 挙 九 る の で メ 条 院 を 制 五 。 そ 決 リ 約 ︶ 過 度 〇 れ ま カ の 内 少 は 年 に る と 枠 に に 小 代 は の 日 組 憲 代 選 に 村 と 本 み 法 表 挙 内 上 異 の を 調 さ 区 閣 正 な 間 ﹁ 査 せ 本 の 邦 り で ア 会 、 位 下 ︵ 、 の ジ が 非 の に 自 調 軍 ア 設 護 選 設 民 査 事 ・ 置 憲 挙 置 党 会 的 太 さ 政 制 さ ︶ 内 な 平 れ 党 度 れ が 部 協 洋 た あ に た 就 で 力 地 、 る な と 任 の を 域 と い り き し 互 と ﹂ い は 、 の た 選 り さ う 改 政 政 ︵ に き ら こ 憲 界 治 後 よ め に と 政 再 状 者 っ で 党 編 況 は て た は 第35巻第2号 す べ き で あ る ﹂ と す る 自 民 党 、 民 主 党 、 公 明 党 ・ 改 革 ク ラ ブ 、 自 由 党 の 意 見 と 、 そ も そ も ﹁ 憲 法 調 査 会 の 設 置 に は そ れ ぞ れ 議 論 を 行 っ た 。 そ こ で の 議 論 は 、 ﹁ 今 国 会 中 に 国 会 法 を 改 正 し 、 議 案 提 出 権 の な い 憲 法 調 査 会 を 設 置 (312) 4 は 反 対 で あ る ﹂ と す る 共 産 党 、 社 民 党 の 意 見 に 分 か れ た 。 こ の 両 論 を 併 記 し た 報 告 書 が 衆 議 院 議 長 に 提 出 さ れ た 。 憲法調査会と政党の対応 こ と で あ る 。 明 し て は い な い 取 ﹁ り 新 払 ガ い イ 、 ド 地 ラ 球 イ 規 ン 模 ﹂ で が ア 合 メ 意 リ に カ 達 の し 後 、 方 こ ︵ れ 地 に 域 よ ︶ り 支 、 援 日 な 米 ど 安 も 保 可 条 能 約 に に し あ よ る う ﹁ と 極 し 東 、 ﹂ そ れ 第 を 六 実 条 現 ︶ す と る い た う め 地 に 理 、 的 不 な 十 限 分 定 で を ( は あ る が 周 辺 事 態 法 な ど の 新 ガ イ ド ラ イ ン 関 連 法 ︵ 一 九 九 九 年 五 月 ︶ が 整 備 さ れ 、 日 本 政 府 の 従 来 の ﹁ 専 守 防 衛 ﹂ ) 、 と い う こ と で あ る 。 の 枠 さ え 超 え て 集 団 的 自 衛 権 の 事 実 上 の 行 使 が 可 能 に な っ て い た ︵ も ち ろ ん 、 政 府 は 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 と は 説 ) ら れ 第 な 三 か に っ 、 た 各 た 憲 め 法 、 調 ﹁ 査 調 会 査 の そ 権 れ 限 自 は 体 ﹁ を 日 目 本 的 国 と 憲 す 法 る に 機 つ 関 い ﹂ て と 広 い 範 う か ﹁ つ 前 総 例 合 の 的 な な い 調 特 査 異 ﹂ な に 性 と 格 ど の ま 機 り 関 、 ﹂ 議 で 案 あ 提 る 出 、 権 と が い 認 う め ( 第 四 に 、 憲 法 調 査 会 が 内 閣 の 下 で は な く 国 会 内 に 設 置 さ れ た た め 、 設 置 そ の も の に 反 対 し た 共 産 党 も 社 民 党 も ( 二 、 憲 法 調 査 会 の 運 営 に お け る 政 党 の 対 応 参 加 を ボ イ コ ッ ト し な か っ た 、 と い う こ と で あ る 。 ) ︵ い 各 ず 院 れ の も 憲 第 法 二 調 五 査 条 会 ︶ 規 た 程 め が 、 ﹁ 憲 運 法 営 調 等 査 に 会 関 は し 、 必 通 要 常 な の 事 委 項 員 は 会 と 、 は 憲 異 法 な 調 り 査 、 会 そ の の 議 運 決 用 に が よ ﹁ り 自 こ 律 れ ﹂ を に 定 委 め ね る ら ﹂ れ と た し 。 て こ い の た ( 5 (313) ﹁ 自 律 ﹂ は 、 前 述 の よ う な 設 置 前 の 対 立 が そ の ま ま 両 院 の 憲 法 調 査 会 の 運 営 に お い て 政 党 の 対 応 に 違 い を 生 じ さ ) せ た と 同 時 に 、 結 局 は 非 護 憲 政 党 ・ 改 憲 政 党 の 運 営 方 針 に 基 づ く 運 営 を 許 し て し ま っ た 。 ) ま ず 、 衆 議 院 憲 法 調 査 会 の 運 営 で あ る が 、 会 長 の 中 山 は 、 最 終 報 告 書 の 中 で 、 ﹁ 調 査 会 設 置 の 当 初 か ら 現 在 ま ( で 、 ま た 、 そ の 運 営 の 仕 方 か ら 調 査 テ ー マ の 設 定 に 至 る ま で 、 す べ て 会 長 代 理 、 幹 事 、 オ ブ ザ ー バ ー な ど 幹 事 会 神戸学院法学 ( ) ) ) 世 紀 の 日 本 の あ る べ き 姿 ﹂ が ﹁ 調 査 ﹂ 対 象 に 決 定 さ れ た 。 こ れ が 討 論 さ れ た 憲 法 調 査 会 に お い て 、 例 え ば 、 共 産 そ れ ゆ え 、 幹 事 会 で は 、 早 い 段 階 で 、 例 え ば 、 ﹁ 調 査 ﹂ 権 限 を 超 え る 改 憲 論 の 主 張 が 当 然 予 想 さ れ る ﹁ 二 十 一 ら ﹁ で 小 あ 会 る 派 ︵ で 二 あ 〇 る 〇 た 三 め 年 幹 総 事 選 の 挙 割 後 り に 当 は て 、 が 社 な 民 ︵ 党 く は ﹂ オ 、 ブ ﹁ ザ 幹 ー 事 バ 会 ー へ 出 の 席 オ さ ブ え ザ 認 ー め バ ら ー れ 出 な 席 か ﹂ っ が た 認 。 め ら れ た に と ど ま っ た か が 、 こ れ は 設 置 そ の も の に 反 対 し た 政 党 を 含 め 全 会 一 致 で 運 営 が な さ れ た こ と を 意 味 し て は い な い 。 運 営 の あ り 構 成 メ ン バ ー の 協 議 に 付 し 、 相 互 の 真 摯 で 建 設 的 な 議 論 を 通 じ て 、 公 正 か つ 円 滑 に 行 っ て き た ﹂ と ま と め て い る (314) 6 方 は 幹 事 会 で 決 め ら れ た の だ が 、 そ の 幹 事 の 員 数 は 九 名 で あ り 、 設 置 に 反 対 し た 共 産 、 社 民 の 両 党 ︵ 会 派 ︶ は 、 ) 党 の 委 員 ︵ 春 名 直 章 ︶ は ﹁ 日 本 国 憲 法 か ら 離 れ て 国 の あ り 方 を あ れ こ れ 議 論 す る こ と に な り ま す と 、 そ れ 自 身 が ( 調 査 会 の 目 的 を 逸 脱 す る だ け で は な く 、 結 局 、 こ の 議 論 の 行 き 着 く 先 が 、 あ る べ き 国 の 姿 に 向 け て 憲 法 の 方 を 変 ) え て い こ う 、 つ ま り 改 憲 の 地 な ら し と な る 危 う さ に つ な が る の で あ り ま す 。 ﹂ と 述 べ 、 ま た 社 民 党 ・ 市 民 連 合 の ) 委 員 ︵ 原 陽 子 ︶ は ﹁ 私 た ち 日 本 人 に 根 づ い た こ の 九 条 が 変 え ら れ る よ う な こ と が 起 こ れ ば 、 そ の 変 え ら れ た 憲 法 ( ) こ そ 、 国 民 に と っ て は 押 し つ け の 憲 法 だ と 私 は 思 い ま す 。 ﹂ と 述 べ 、 そ れ ぞ れ 反 対 の 意 見 ・ 態 度 を 直 接 ま た は 間 ) ) 接 に 表 明 し た に も か か わ ら ず 、 自 民 党 の 委 員 ︵ 高 市 早 苗 、 民 主 党 の 委 員 ︵ 鹿 野 道 彦 、 公 明 党 の 委 員 ︵ 赤 松 正 雄 、 ) 自 由 党 の 委 員 ︵ 塩 田 晋 、 二 一 世 紀 ク ラ ブ の 委 員 ︵ 近 藤 基 彦 、 保 守 党 の 委 員 ︵ 野 田 毅 ︶ が そ れ に 賛 成 の 意 見 を 述 ) ( ( つ べ い た て た 議 め 論 、 を 中 い 山 た 会 だ 長 ︵ は く 、 ﹁ ﹂ 二 と 十 発 一 言 世 し 紀 て の い こ る れ 。 か ら の 国 際 的 あ る い は 地 域 的 あ る い は 国 内 的 な い ろ い ろ な 諸 課 題 に ) を 行 そ っ の て 後 い 、 た 参 に 考 も 人 か ︵ か 小 わ 林 ら 武 ず ︶ 、 や 衆 陳 議 述 院 人 憲 ︵ 法 小 調 田 査 中 会 聰 の 樹 ﹃ ︶ 中 が 間 憲 報 法 告 調 ﹄ 査 会 後 で 述 は ︶ 活 で 動 も を 明 調 ら 査 か に な 限 よ 定 う す に べ 、 き 改 で 憲 あ 論 る の 旨 意 の 見 発 が 言 第35巻第2号 憲法調査会と政党の対応 こ と に つ い て 、 共 産 党 の 委 員 ︵ 春 名 直 章 ︶ は 、 ﹁ 今 日 ま で の 調 査 会 の 調 査 実 態 は 、 何 か 報 告 書 を 出 せ る よ う な 段 前 述 の よ う な 運 用 に 基 づ い て 活 動 し た 衆 議 院 憲 法 調 査 会 が ﹃ 中 間 報 告 ﹄ 二 〇 〇 二 年 一 一 月 一 日 ︶ を ま と め る 委 だ 員 け も で い は る な な く ど 、 、 小 ま 委 さ 員 に 会 ﹁ の 学 終 級 盤 崩 で 壊 は 状 途 態 中 ﹂ 退 で 席 あ も っ 多 た く 。 な り 、 着 席 し な が ら 携 帯 電 話 を 使 用 す る 委 員 や 私 語 に ふ け る 国 が 際 提 協 出 力 さ 等 れ 、 た 基 後 本 の 的 二 人 〇 権 〇 の 三 保 年 障 一 、 月 統 末 治 に 機 は 構 、 の 小 あ 委 り 員 方 会 、 を ﹁ 改 調 編 査 し ﹂ て を ︵ 本 最 格 高 化 法 さ 規 せ と た し 。 て し の か 憲 し 法 、 の 委 あ 員 り の 方 出 、 席 安 状 全 況 保 は 障 欠 及 席 び 機 構 の あ り 方 、 国 際 社 会 に お け る 日 本 の あ り 方 、 地 方 自 治 ︶ を 設 置 し 、 ﹁ 調 査 ﹂ を 専 門 化 さ せ 、 ま た 中 間 報 告 書 以 上 の 結 果 、 衆 議 院 憲 法 調 査 会 は 、 二 〇 〇 二 年 二 月 上 旬 に は 四 つ の 小 委 員 会 ︵ 基 本 的 人 権 の 保 障 、 政 治 の 基 本 わ 平 る 然 つ と も 述 り べ は ら ﹂ れ と て 聞 お か り れ 、 、 ﹁ 中 あ 山 り 会 ま 長 は せ 、 ん ﹂ 同 と 報 答 告 提 え 出 て 直 い 後 る 。 の 新 聞 イ ン タ ビ ュ ー で も ﹁ 今 後 も 全 会 一 致 手 続 き に は こ だ ) 階 で は な い と 考 え ま す 。 国 民 に 調 査 の 内 容 を 知 ら せ る 必 要 が あ る と い う の で あ れ ば 、 会 議 録 な ど で 十 分 で あ る と ( 考 え ま す 。 に も か か わ ら ず 、 あ え て 中 間 報 告 書 を ま と め る の は 、 調 査 会 の 目 的 を 離 れ た 政 治 的 な 意 図 が あ る の で ( ) は な い か と 思 わ ざ る を 得 ま せ ん 。 ﹁ そ も そ も 本 調 査 会 は 、 日 本 国 憲 法 の 各 条 章 に 沿 っ た 論 点 ご と の 調 査 な ど は 行 ) っ て お り ま せ ん 。 に も か か わ ら ず 、 二 十 一 世 紀 の あ る べ き 姿 な ど 、 漠 然 と し た テ ー マ の も と で の 参 考 人 や 委 員 の ( ) 7 (315) 発 言 を 、 調 査 テ ー マ と し て い な い 、 憲 法 は 改 正 す べ き 、 自 衛 隊 の 憲 法 へ の 明 文 化 な ど の 論 点 に 沿 っ て 整 理 す る こ ( と が 、 ど う し て 調 査 の 経 過 を 記 載 し た 報 告 書 と 言 え る の で し ょ う か 。 ﹁ 論 点 整 理 は 、 調 査 会 の 実 際 の 調 査 内 容 を 」 公 正 に 反 映 し た も の と な っ て い る と は 言 え ま せ ん 。 結 局 、 改 憲 を 志 向 し た 編 集 意 図 で 論 点 が 整 理 さ れ て い る と 言 」 わ れ て も 仕 方 が な い も の で あ り ま す 。 ﹂ な ど と 、 社 民 党 ・ 市 民 連 合 の 委 員 ︵ 金 子 哲 夫 ︶ は 、 ﹁ 残 念 な が ら 、 私 た ち 神戸学院法学 そ れ に 対 し て 中 山 会 長 は 、 ﹁ 私 は 、 公 式 の 場 で 議 事 録 に 残 す こ と に よ っ て 、 後 世 の 日 本 の 憲 法 を 勉 強 す る 主 権 者 を 調 査 対 象 と し た り 、 論 議 の 対 象 に す る と い う こ と 自 身 が 、 私 は 調 査 会 の 趣 旨 と 違 う ﹂ と 、 そ れ ぞ れ 批 判 し た が 、 す る と い う の は 憲 法 調 査 会 の 趣 旨 と は 違 う 、 ﹁ そ の 中 身 を す な わ ち 憲 法 調 査 会 の 中 に 持 っ て き て 、 そ し て 、 そ れ こ と は 調 査 会 の 目 的 を 逸 脱 す る も の だ 。 ﹂ と 、 ま た 社 民 党 の 委 員 ︵ 土 井 た か 子 ︶ は 、 ﹁ 本 来 、 各 党 の 改 憲 論 を 議 論 し て ま と め ら れ た 文 書 で す 。 こ う し た 文 書 を 特 段 の 枠 を 設 け て 本 調 査 会 の 調 査 対 象 で あ る か の よ う に 扱 う と い う 分 ︶ が 行 わ れ 、 議 論 が 行 わ れ た 。 そ の 中 で 、 共 産 党 の 委 員 ︵ 山 口 富 男 ︶ は ﹁ こ れ ら は い ず れ も 憲 法 改 定 を 目 的 と や ﹃ 中 間 報 告 ﹄ を ま と め る の だ が 、 同 年 八 月 上 旬 の 衆 議 院 憲 法 調 査 会 で は 、 そ れ ら に つ い て の 意 見 聴 取 ︵ 各 二 〇 後 述 す よ う に 二 〇 〇 四 年 六 月 に は 自 民 党 、 公 明 党 、 民 主 党 が そ れ ぞ れ 独 自 に 憲 法 調 査 会 ﹁ 外 ﹂ で ﹃ 論 点 整 理 ﹄ 公 う 明 こ 党 と 、 に 自 は 由 、 党 反 、 対 保 で 守 あ 党 る の こ 賛 と 成 を 多 ま 数 ず で 表 議 明 決 い さ た れ し 、 ﹃ ま 中 す 間 。 ﹂ 報 な 告 ど 書 と ﹄ 、 は そ 綿 れ 貫 ぞ 民 れ 輔 批 議 判 長 し に た 提 。 出 し さ か れ し た 、 。 自 民 党 、 民 主 党 、 ( ) い の た 代 だ 表 い た た ち ﹂ に と い 応 さ 答 さ し か た 資 の 料 で と あ し る て 。 確 立 さ れ た も の が 残 さ れ る べ き だ と い う 認 識 に 立 っ て こ の よ う な 運 営 を さ せ て 」 次 に 、 参 議 院 憲 法 調 査 会 の 運 営 で あ る が 、 同 調 査 会 発 足 後 の 第 二 回 及 び 第 三 回 で ﹁ 調 査 審 議 の 進 め 方 に つ い て ﹂ ( ) 自 由 討 論 が 行 わ れ た と き 、 ﹁ 憲 法 改 正 の 議 論 に ま で 踏 み 込 む か ど う か に つ い て は 、 憲 法 改 正 を 念 頭 に 議 論 す べ き 第35巻第2号 調 査 活 動 す ら 行 わ れ て い な い 現 状 で 、 た だ 調 査 会 の 調 査 期 間 の 折 り 返 し 点 に 来 た か ら と い う だ け で 中 間 報 告 を 行 て い る の か 、 ま た 守 ら れ て き た の か 、 そ し て 、 憲 法 と 現 実 の 政 治 と の 乖 離 は な か っ た の か 、 ま た 、 あ る と し た ら が か ね て か ら 要 望 し て ま い り ま し た 、 憲 法 の 持 つ 理 念 、 原 則 が 現 実 の 政 治 の 中 で ど の よ う に 生 か さ れ 、 実 践 さ れ (316) 8 そ の 原 因 は 何 か と い う 、 最 初 に 調 査 会 が 取 り 上 げ る べ き 課 題 が い ま だ 調 査 さ れ て お り ま せ ん 。 そ の よ う な 重 要 な 憲法調査会と政党の対応 ( ) ) ) ) 見 で と あ 、 り 調 、 査 立 会 法 は 府 改 の 憲 調 を 査 前 会 提 で と あ せ る ず 以 調 上 査 、 に 憲 徹 法 す に べ 問 き 題 と あ の り 意 と 見 の が 調 出 査 さ 結 れ 果 た が 。 出 ﹂ れ の ば で 速 あ や る か が に 、 改 結 憲 局 作 、 業 前 に 者 入 の る 意 べ 見 き を と 許 の 容 意 ( れ す ﹁ た る 選 ﹁ 形 挙 二 で が 院 運 行 制 営 わ と が れ 参 な る 議 さ 平 院 れ 成 の て 一 在 行 三 り く 年 方 。 の に な 常 関 お 会 す 、 終 る 参 了 小 議 時 委 院 を 員 憲 目 会 法 途 ﹂ 調 に で 査 中 あ 会 間 っ で 報 た 唯 告 。 一 設 を 置 ま さ と れ め た る 小 べ 委 き 員 と 会 の は 意 、 見 二 ﹂ 〇 も 〇 あ 四 っ 年 た 四 も 月 の に の 設 も 置 、 さ 中 ( 調 間 査 報 会 告 の 書 ﹁ は 論 参 点 議 整 院 理 憲 ﹂ 法 調 中 査 間 報 会 告 で ﹂ は ま な と ど が め 党 ら の れ る 意 こ 見 と と は し て な か 紹 っ 介 た さ 。 れ た し か 。 し 、 最 終 報 告 書 に は 、 非 護 憲 政 党 内 の 憲 法 ( 、 そ の 提 出 後 に 、 衆 議 院 憲 法 調 査 会 の 中 間 報 告 も 衆 参 憲 法 調 査 会 の 両 最 終 な お 、 衆 参 の 各 憲 法 調 査 会 は 、 常 任 委 員 会 が 本 会 議 に 提 出 す る の と 違 い 、 報 告 書 を 各 院 議 長 に 提 出 す る こ と に 「 三 、 憲 法 調 査 会 の ﹁ 調 査 ﹂ 内 容 に お け る 政 党 の 対 応 な っ て い た が ︵ 各 規 程 第 二 条 第 一 項 ) ( れ 報 た 告 。 書 も 、 共 産 党 と 社 民 党 が 反 対 し た に も か か わ ら ず 、 各 本 会 議 で 会 長 か ら 報 告 さ れ る と い う 異 例 の 事 態 が 行 わ ) ) 9 (317) 1 一 九 憲 九 法 〇 調 年 査 代 会 以 設 降 置 の か 改 ら 憲 衆 論 議 は 院 読 憲 売 法 新 調 聞 査 社 会 の の 憲 ﹁ 法 中 改 間 正 報 試 告 案 書 が ﹂ 象 徴 二 〇 し 〇 て い 二 る 年 よ 一 一 う 月 に 日 ︶ 本 ま の で の 国 各 家 ︵ 党 社 の 会 対 応 ︶ 全 体 の 改 造 ( 「 を 目 指 し て お り 、 ま た 、 憲 法 調 査 会 で も 改 憲 論 が 主 張 さ れ た た め 憲 法 調 査 会 が ﹁ 広 範 か つ 包 括 的 ﹂ な ﹁ 調 査 ﹂ が ( ( ) た 行 ち わ ﹂ れ 論 、 な い ど わ に ゆ 基 る づ ﹁ い 押 て し 改 付 憲 け の 憲 方 法 向 ﹂ 性 論 が よ 議 り 論 も さ ﹁ れ 現 た 実 こ に と 憲 も 法 あ を っ 合 て わ 、 せ 憲 る 法 ﹂ 調 論 査 や 会 ﹁ の 二 ﹁ 一 調 世 査 紀 ﹂ 憲 も 法 、 ﹂ 第 論 九 ・ 条 を こ 含 の め 国 日 の 本 か 神戸学院法学 「 ( ) 「 ( ) (318) 国 憲 法 全 体 を 全 面 的 に ﹁ 改 正 ﹂ す る 議 論 と な っ て 行 っ た 。 ) ) 「 そ れ を 後 押 し す る か の よ う に 日 本 経 済 新 聞 は 、 二 〇 〇 〇 年 の 憲 法 記 念 日 に 、 集 団 的 自 衛 権 行 使 に 向 け 明 文 改 憲 ( ( 「 い や 直 立 し 法 ﹂ 改 を 憲 主 な 張 ど す を る 選 な 択 ど 肢 し と て し い て た 挙 。 げ 、 ま た 憲 法 第 二 五 条 が ﹁ 福 祉 国 家 目 標 の 根 拠 と な っ て い る ﹂ と し て そ の ﹁ 問 ( ) 「 改 果 憲 憲 を 法 ま 論 発 改 た を 表 正 、 誘 す に 経 発 る 向 済 し と け 同 た 同 た 友 。 時 議 会 さ に 論 は ら 、 の 、 に ﹁ 促 二 ﹁ 日 進 〇 二 本 ﹂ 〇 一 の を 一 世 あ 提 年 紀 る 案 四 臨 べ し 月 調 き 、 に ﹂ 姿 二 ﹁ に 〇 集 新 つ 〇 団 し い 二 的 い て 年 自 日 国 衛 本 民 四 月 権 を 的 に 行 つ な は 使 く 議 、 ﹂ る 論 に 国 を 会 員 関 民 起 に す 会 こ 対 る 議 し す ﹁ ︶ て 政 は い る 府 、 く ﹁ 見 二 必 憲 解 〇 要 法 の 〇 が 問 二 あ 題 再 検 年 る に 討 関 二 ﹂ ﹂ 月 な す や 、 ど る ﹁ 意 ﹁ 憲 と 識 二 法 提 調 〇 が 言 査 〇 改 し ﹂ 五 正 、 結 年 ) 「 設 さ け れ ら る れ 際 る に こ は と 、 が 国 期 家 待 の さ 有 れ 事 る あ ﹂ る と い も は 提 緊 言 急 し 事 、 態 改 に 憲 国 論 家 を の 盛 安 り 全 上 と げ 繁 た 栄 。 の た め に 国 民 の 権 利 ・ 義 務 を 明 確 に す る 規 定 が ( 「 こ の よ う な 中 で 、 各 政 党 の 改 憲 論 議 も 活 発 化 し 始 め た 。 ま ず 、 自 由 党 は 、 そ の 日 本 一 新 推 進 本 部 の 国 家 基 本 問 ( 「 題 に 関 す る 委 員 会 が 二 〇 〇 〇 年 一 二 月 に ﹃ 新 し い 憲 法 を 創 る 基 本 方 針 ﹄ を 発 表 し た 。 そ れ は 、 ﹁ 国 及 び 国 民 の あ ( ) 文 り 化 方 ﹂ ﹂ 環 天 境 皇 ・ 制 社 ﹂ 会 保 国 障 民 ﹂ の 権 改 利 正 と 手 義 続 務 、 ﹂ つ 安 ま 全 り 保 憲 障 法 ﹂ 全 体 立 に 法 つ 権 い ﹂ て 行 一 政 新 権 す ﹂ る 方 司 針 法 を 権 表 ﹂ 明 地 し 方 た 自 も 治 の ﹂ で あ 財 っ 政 た ﹂ 。 教 育 及 び 「 ま た 、 自 民 党 は 、 橋 本 派 政 策 局 ・ 憲 法 問 題 に 関 す る 分 科 会 が 同 年 末 に ﹃ 憲 法 改 正 案 ﹄ を 発 表 し た 。 そ れ に よ る 」 と 、 ﹁ お お む ね 三 ︱ 五 年 以 内 に 改 正 を 実 現 す る こ と を 目 的 と し て 、 衆 参 の 憲 法 調 査 会 に お い て 議 論 を 深 め 、 各 党 「 合 意 案 を 作 る べ き で あ る 。 全 面 改 正 が 望 ま し い が 、 大 方 の 合 意 が 得 ら れ る も の か ら 段 階 的 に 改 正 す る こ と は や む 「 を え な い 。 ﹂ な ど と ﹁ 基 本 的 な 考 え 方 ﹂ が 説 明 さ れ 、 前 文 か ら 始 ま り 憲 法 改 正 手 続 き に 至 る ま で の 改 正 論 議 を 行 第35巻第2号 10 憲法調査会と政党の対応 必 要 性 を 認 識 し て い る ﹂ こ と 、 ま た 、 ﹁ 憲 法 の 文 言 と 現 実 に 乖 離 が 生 じ た 場 合 に は 、 憲 法 解 釈 の 安 易 な 変 更 を 行 宣 言 に 基 づ き そ の 翌 年 に 日 米 間 で 合 意 し た 新 ガ イ ド ラ イ ン ︵ 日 米 防 衛 協 力 の た め の 指 針 ︶ に つ き ﹁ 民 主 党 は そ の さ ら に 、 民 主 党 は 、 一 九 九 九 年 六 月 に ﹃ 安 全 保 障 基 本 政 策 ﹄ を 発 表 し 、 そ の 中 で 、 一 九 九 六 年 の 日 米 安 保 共 同 憲 っ 法 て 上 い 許 た さ 。 れ そ る し な て ど 、 と 党 す 国 る 防 提 部 言 会 を は 発 、 表 憲 し 法 た の 。 平 和 主 義 に 関 し て 、 翌 二 〇 〇 一 年 三 月 に 、 ﹁ 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 ﹂ が ) 憲 う 法 の 調 で 査 な 会 く で 必 は 要 ﹁ に 安 応 全 じ 保 て 障 憲 問 法 題 改 も 正 含 す め る 幅 こ 広 と く が 憲 成 法 熟 論 し 議 た が 民 行 主 わ 主 れ 義 る 国 こ 家 と の が と 期 る 待 べ さ き れ 道 る で 。 あ ﹂ る な ﹂ ど か と ら ま 国 と 会 め に て 設 い 置 た 予 が 定 、 の ( 二 〇 〇 〇 年 二 月 一 六 日 の 参 議 院 憲 法 調 査 会 で 民 主 党 ・ 新 緑 風 会 の 江 田 五 月 理 事 は ﹁ は じ め に 憲 法 改 正 あ り き の 立 ( ) 場 は と ら な い 。 同 時 に 憲 法 改 正 を し て は な ら な い と の 立 場 も と ら な い 。 二 一 世 紀 の ﹃ こ の 国 の か た ち ﹄ を 構 想 す ) し る た 立 り 場 消 か 極 ら 的 あ な ら 立 ゆ 場 る を 問 と 題 ら に な つ い い ﹂ て と 議 表 論 明 し し て た い 。 く そ ﹂ し て 私 民 た 主 ち 党 は 憲 ﹁ 法 論 調 憲 査 ﹄ 会 の は 立 二 場 〇 〇 に 一 立 年 ち 一 、 二 論 月 議 に を ﹃ 避 中 け 間 た 報 り 告 、 ﹄ 先 を 送 発 り ( 表 し た が 、 そ れ は 、 第 一 作 業 部 会 が ﹁ 総 論 ﹂ と し て ﹁ 新 し い 国 の か た ち と 日 本 の 憲 法 の 姿 ﹂ を 、 第 二 作 業 部 会 が 「 ﹁ 統 治 ﹂ と し て ﹁ 首 相 主 導 の 議 院 内 閣 制 度 の 確 立 に 向 け て ﹂ を 、 第 三 作 業 部 会 が ﹁ 人 権 ﹂ と し て ﹁ す べ て の 人 々 ( ) ) 11 (319) が の ﹁ 人 国 権 際 を ・ 保 安 障 保 す ﹂ る と た し め て に ﹁ ﹂ P を K 、 O 第 の 四 変 作 容 業 と 部 日 会 本 が の ﹁ 参 分 加 権 に ﹂ つ と い し て て ﹂ ﹁ を 分 、 権 そ 社 れ 会 ぞ の れ 実 ま 現 と を め め て ざ お し り て 、 ﹂ 憲 を 法 、 の 第 全 五 面 作 改 業 正 部 を 会 ( ) ﹁ 目 総 指 論 し ﹂ 始 を め 除 て く い ︶ た は 。 翌 そ 年 し 二 て 月 、 上 こ 旬 れ に を 衆 歓 議 迎 院 し 憲 た 法 の 調 は 査 自 会 民 が 党 設 の け 改 る 憲 四 議 つ 員 の ら 委 で 員 あ 会 り ︵ 、 前 民 述 主 ︶ 党 に の 採 そ 用 の さ 作 れ 業 た 部 の 会 で 名 あ ︵ る た 。 だ し ( 二 〇 〇 二 年 七 月 末 に は 民 主 党 憲 法 調 査 会 は 総 会 を 開 催 し 、 二 年 半 余 に わ た る 議 論 を 取 り ま と め た 報 告 書 を 了 承 神戸学院法学 改 憲 議 員 の 超 党 派 の 動 き も 注 目 さ れ る 。 自 民 党 、 公 明 党 、 民 主 党 の 有 志 議 員 で 結 成 さ れ 、 中 山 太 郎 ︵ 衆 院 憲 法 ら し ず た 、 。 民 そ 主 の 党 報 代 告 表 書 は は そ ﹁ の 新 後 し 一 い 二 憲 月 法 に を 鳩 創 山 る 由 ︵ 紀 創 夫 憲 か ら ﹂ 菅 こ 直 と 人 を に 提 交 起 代 し し て た い 。 た 。 た だ し 、 こ れ は 党 の 正 式 な 立 場 と は な (320) ) る 調 ﹁ 査 憲 会 法 会 改 長 正 ︶ 国 が 民 会 投 長 票 を 法 つ 案 と ﹂ め を る 発 ﹁ 表 憲 し 法 た 調 。 査 推 進 議 員 連 盟 ﹂ は 、 二 〇 〇 一 年 一 一 月 に 、 憲 法 ﹁ 改 正 ﹂ 手 続 き を 定 め ( 他 方 、 社 民 党 は 、 土 井 た か 子 党 首 が 、 ﹁ 今 、 平 和 憲 法 は 戦 後 最 大 の 危 機 に 直 面 し て い る と い っ て も 過 言 で は な ( ) い で し ょ う 。 し か し 、 平 和 を 愛 し 、 平 和 憲 法 に 心 を 寄 せ る 人 々 は 決 し て 少 数 で は あ り ま せ ん 。 今 こ そ 、 国 会 の 場 ) ど は と も し ち て ろ 、 ん ま の た こ 、 と 共 、 産 さ 党 ま は ざ 、 ま 第 な 二 分 二 野 回 で 党 憲 大 法 会 を 決 守 議 ろ に う お と い す て る 、 人 ﹁ 々 憲 が 法 大 九 き 条 く の 力 改 を 悪 合 に わ 反 せ 対 る し こ 、 と そ を の 強 平 く 和 訴 原 え 則 ま に す そ 。 む ﹂ く な ) く わ だ て を 許 さ な い と い う 一 点 で の 、 広 大 な 国 民 共 同 を き ず く こ と を 、 心 か ら よ び か け る 。 ﹁ 新 し い 人 権 ﹂ ( ま っ を た 改 く 憲 道 論 理 の が な 入 い り 口 。 ﹂ な と ど し と て し 利 て 用 、 し 改 、 憲 九 論 条 議 改 に 憲 反 を 対 の 出 態 口 度 を と 表 す 明 る し 方 た 向 。 に 、 世 論 を 誘 導 し よ う と い う 議 論 に は 、 ) 四 つ の 小 委 員 会 を 設 置 し て 活 動 し 始 め た ば か り の 衆 議 院 憲 法 調 査 会 は 、 そ れ ま で 日 本 国 憲 法 の 条 章 ご と に テ ー ( マ を 設 置 し て 議 論 が 行 わ れ て い た わ け で は な か っ た に も か か わ ら ず 、 二 〇 〇 二 年 一 一 月 一 日 に ﹃ 中 間 報 告 書 ﹄ を 」 議 長 に 提 出 し た 。 そ の 報 告 書 の 第 三 編 第 三 章 ﹁ 憲 法 調 査 会 に お け る 委 員 及 び 参 考 人 等 の 発 言 に 関 す る 論 点 整 理 ﹂ ) 」 の 第 三 節 は ﹁ 日 本 国 憲 法 の 各 条 章 に 関 連 す る 主 な 論 議 ﹂ と さ れ 、 そ の 第 一 款 ﹁ 総 論 的 事 項 ﹂ で は 、 日 本 国 憲 法 に ( 」 対 し て ﹁ 否 定 的 又 は 懐 疑 的 に 評 価 す る 発 言 、 ﹁ 憲 法 の 規 定 が 現 実 に 合 っ て い な い と す る 発 言 、 ﹁ 現 実 に 憲 法 の 規 「 」 定 を 合 わ せ て い く べ き と す る 発 言 、 ﹁ 憲 法 を 改 正 す べ き で あ る ﹂ と す る 発 言 ま で 紹 介 し 、 ま た そ の 第 二 款 か ら 第 第35巻第2号 12 憲法調査会と政党の対応 2 安 全 保 障 及 び 国 際 協 力 ﹂ 「 そ の 他 ︵ 緊 急 事 態 天 皇 制 ﹂ 「 「 最 高 法 規 ﹂ 前 文 ﹂ 「 憲 法 改 正 ﹂ 一 二 款 ま で は ﹁ 総 論 的 事 項 ﹂ 「 憲 等 を 主 ﹂ 張 ﹁ す 裁 る 判 意 制 見 度 が ﹂ 紹 財 介 政 さ ﹂ れ て 地 い 方 た 自 。 治 ﹂ 「 基 本 的 人 権 ﹂ ﹂ と さ 政 れ 治 、 部 個 門 々 ︵ 具 国 体 会 的 、 に 内 改 閣 ) 「 ﹁ 緊 急 事 態 ﹂ が あ る こ と か ら も 明 々 白 々 な よ う に ﹃ 中 間 報 告 書 ﹄ は 、 憲 法 全 体 の ﹁ 改 正 ﹂ に 向 け た 論 点 整 理 と 「 し て の 意 味 を 有 し て お り 、 明 ら か に ﹁ 調 査 ﹂ 権 限 の 枠 を 超 え る も の で あ っ た が 、 実 質 的 内 容 は 、 各 委 員 及 び 参 考 ) ) 衆 議 院 憲 法 調 査 会 ﹃ 中 間 報 告 ﹄ 後 、 二 〇 〇 三 年 一 一 月 衆 議 院 議 員 総 選 挙 ま で 各 党 の 対 応 人 等 の 発 言 を 都 合 良 く 分 解 し 、 そ れ を 論 点 毎 に 羅 列 し た も の に す ぎ な か っ た 。 ( ( ( ) へ あ と っ 公 立 た 明 場 が 党 を 、 ﹃ は 変 中 、 更 間 こ し 報 れ た 告 ま 。 ﹄ で も が 現 っ 出 行 と さ 憲 も れ 法 、 た の こ 直 ﹁ の 後 改 時 の 正 点 第 ﹂ で 四 に は 回 言 憲 党 及 法 全 す 第 国 る 九 大 こ 条 会 と は ︵ な 変 二 く え 〇 国 な 〇 会 い 二 で と 年 は い 一 与 う 一 党 立 月 と 場 ︶ し で に て あ お ﹁ っ い 解 た て 釈 。 、 ﹁ 改 論 憲 憲 ﹂ ﹂ を か 進 ら め ﹁ る 加 立 憲 場 ﹂ に 「 ) 実 は 、 こ の 立 場 変 更 は 、 支 持 母 体 創 価 学 会 の 池 田 大 作 名 誉 会 長 が そ の 前 年 二 〇 〇 一 年 一 月 二 五 日 付 ﹃ 聖 教 新 聞 ﹄ 「 ) で ﹁ 社 会 の 変 化 の 中 で 生 じ て き た 、 新 し い 環 境 問 題 や 多 様 化 す る 人 権 問 題 、 情 報 化 社 会 へ の 対 応 、 さ ら に は 民 意 ) ( 13 (321) を 直 接 問 う 国 民 投 票 制 や 首 相 公 選 制 の 導 入 な ど 二 十 一 世 紀 の 日 本 の 民 主 主 義 の あ り 方 ﹂ に な か ど か と わ 提 る 言 、 を い 発 く 表 つ し か た の た テ ー マ ﹂ に つ い て ﹁ よ り よ い 社 会 を 実 現 す る た め に 憲 法 を 見 直 す こ と は 大 切 で あ ︵ る ( ) ) 戦 後 五 〇 余 年 間 の 変 化 を 踏 ま え 、 め そ で の あ 後 る 、 と 二 推 一 察 世 さ 紀 れ 臨 る 調 。 と 経 済 同 友 会 は 、 衆 議 院 議 員 総 選 挙 に 向 け て マ ニ フ ェ ス ト 選 挙 を 仕 掛 け た 。 ま た 、 二 〇 ( 「 〇 三 年 四 月 、 経 済 同 友 会 は 、 ﹁ 憲 法 改 正 を 通 じ 真 の 国 民 主 権 を 確 立 し よ う ﹂ 神戸学院法学 「( ( ) ﹃ 表 月 改 し の ま こ 憲 た 翌 ず の の 。 月 、 国 動 に 自 の き 、 民 か で 日 党 た 特 本 の ち 筆 が 政 ﹄ す ﹁ 務 を べ 個 調 再 き 別 査 考 特 的 会 し 徴 自 ・ よ は 衛 憲 う 小 権 法 ﹂ 泉 及 調 な 純 び 査 ど 一 集 会 と 郎 団 ・ 説 首 的 憲 い 相 自 法 た ・ 衛 改 の 自 権 正 で 民 を プ 、 党 有 ロ 非 総 す ジ 護 裁 る ェ 憲 の ﹂ ク 政 動 な ト 党 き ど チ は で と ー こ あ す ム の る る は よ 。 ﹃ 、 う 小 安 有 な 泉 全 事 要 は 保 関 求 、 障 連 に す に 三 応 で つ 法 え に い 案 て 自 て が ゆ 民 の 成 く 党 要 立 。 の 綱 し 総 案 た 裁 ﹄ 同 就 を 年 任 発 六 ) ) ) が い 会 軍 よ 見 隊 う ︵ で な 二 あ 憲 〇 る 法 〇 と を 一 正 も 年 々 っ 四 堂 た 月 々 ほ 二 と う 四 言 が 日 え よ ︶ る い で よ ﹂ ﹁ う と 自 に 発 衛 、 言 隊 将 し が 来 て 軍 や い 隊 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月 ン 、 の 米 着 国 実 防 な 大 実 学 施 国 ﹂ 家 と 戦 有 略 事 研 法 究 制 所 の ︵ 整 I 備 N を S 積 S 極 ︶ 的 特 に 別 要 報 求 告 し ︵ て い い わ た ゆ が る 、 ﹃ そ ア の ー 中 ミ 心 テ 的 ー な ジ ) 人 物 で あ っ た ア ー ミ テ ー ジ 国 務 副 長 官 は 、 二 〇 〇 四 年 、 雑 誌 の 中 で 、 ﹁ 私 は 二 〇 〇 〇 年 に ﹃ ア ー ミ テ ー ジ ・ リ ポ ( ー ト ﹄ と い う 二 一 世 紀 の 日 本 の 安 全 保 障 の あ り 方 を 記 し た 報 告 書 を 発 表 し た 。 ﹁ そ こ で 憲 法 九 条 が ︵ 日 米 同 盟 や 」 ひ 国 っ 際 か 社 か 会 ら の ざ 安 る 定 を の 得 た な め い に と 軍 い 事 う 力 こ を と 用 で い す る 。 点 ﹂ で な ︶ ど 邪 と 魔 発 に 言 な し っ た て 。 い 総 る 選 事 挙 実 後 を は 挙 こ げ れ た が 。 憲 連 法 合 ﹁ 軍 改 の 正 共 ﹂ 同 に 作 向 戦 け を た と 動 る き 段 を 階 加 で 、 ) 「 ) 会 長 ・ 瓦 力 元 防 衛 庁 長 官 ︶ は 、 集 団 的 自 自 民 党 は 他 党 議 員 に も 働 き か け を 行 い 、 超 党 派 で の 国 会 議 員 の 連 携 の 成 果 が 公 表 さ れ る 。 自 民 党 、 民 主 党 、 公 ( 明 党 の い わ ゆ る 国 防 族 議 員 で つ く ら れ て い る ﹁ 安 全 保 障 議 員 協 議 会 ﹂ ( 〇 向 衛 〇 け 権 四 て の 年 ﹄ 行 三 と 使 月 題 容 、 す 認 憲 る や 法 文 巡 改 書 航 正 を ミ 草 公 サ 案 表 イ の し ル 策 た の 定 が 導 に 、 入 向 自 、 け 民 非 、 党 核 前 憲 三 文 法 原 の 調 則 書 査 の き 会 見 換 の 直 え 憲 し を 法 な 柱 改 ど と 正 を し プ 内 た ロ 容 報 ジ に 告 ェ し 書 ク た を ト ﹃ 同 チ 調 ー 主 査 ム 体 会 ︵ 的 に 杉 防 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張 に し き た て 。 い 加 る え ﹂ て と 、 述 国 べ 会 、 の 日 両 米 院 同 の 盟 憲 の 法 ﹁ 調 双 査 務 会 性 に ﹂ ) は 議 案 提 出 権 が 認 め ら れ て い な い た め 、 自 民 党 憲 法 調 査 会 ・ 内 閣 部 会 合 同 会 議 は 、 翌 二 〇 〇 四 年 四 月 二 七 日 、 議 ( ) 綱 案 案 提 を 出 ま 権 と の め あ た る 。 ﹁ 憲 法 委 員 会 ﹂ を 衆 参 両 院 に 常 任 委 員 会 と し て 設 置 す る こ と を 盛 り 込 ん だ 国 会 法 ﹁ 改 正 ﹂ 案 の 要 ( 憲 法 ま 提 た 案 、 を 二 取 〇 り 〇 ま 六 と 年 め ま る で ﹂ に 憲 参 法 議 改 院 正 選 案 挙 を 前 策 に 定 中 す 間 る 報 立 告 場 を を ま 表 と 明 め し る て ﹂ い と る い 民 う 主 方 党 針 は を 、 明 党 ら 憲 か 法 に 調 し 査 た 会 。 が ﹁ 年 内 に 新 た な ( 出 参 始 さ 議 め ら 院 て に 議 お 、 員 り 公 通 、 明 常 そ 党 選 れ は 挙 が 、 ︵ ま そ 二 だ の 〇 党 議 〇 の 員 四 立 の 年 場 な 七 に か 月 な に ︶ っ 憲 で た 法 も わ 九 二 け 条 一 で に 世 は つ 紀 な い 臨 い て 調 も 第 と の 三 経 の 項 済 、 で 同 加 自 友 憲 衛 会 の 権 は 立 と マ 場 国 ニ が 際 フ 平 貢 ェ 和 献 ス 主 を ト 義 盛 選 に り 挙 も 込 を 及 も 仕 び う 掛 つ と け つ い た あ う 。 る 意 ま 。 見 た が 「 同 選 挙 の 直 前 に 日 本 商 工 会 議 所 は 、 ﹁ 憲 法 問 題 に 関 す る 懇 談 会 ﹂ の 第 一 回 会 合 を 開 催 し 、 こ の 会 合 で は 、 衆 議 院 ) 憲 法 調 査 会 の 中 山 太 郎 会 長 を 招 き 、 国 会 に お け る 審 議 の 状 況 や 論 点 に つ い て 説 明 を 受 け 、 意 見 交 換 を 行 っ た が 、 ( 山 口 日 商 会 頭 は 開 会 挨 拶 に お い て 、 ﹁ か つ て は 憲 法 改 正 と い う と 即 戦 争 賛 成 と い う よ う な 改 正 反 対 論 が 多 か っ た ) が 、 そ う し た 声 は 小 さ く な っ た 。 改 正 に つ い て 検 討 す べ き で は な い か と い う 声 が 国 民 大 多 数 の 意 見 に な っ て い る 。 ( 各 党 と も 改 正 に つ い て 議 論 し て お り 、 商 工 会 議 所 と し て も 中 小 企 業 を 含 む 国 民 大 多 数 の 望 む 憲 法 改 正 が で き る よ ( ) う 意 見 を 表 明 し た い ﹂ と 述 べ 、 ま た 、 ﹁ 改 正 の ポ イ ン ト と し て 、 九 条 、 公 共 の 福 祉 の 保 護 、 教 育 問 題 の 三 点 に 言 第35巻第2号 16 憲法調査会と政党の対応 ) ( ) 及 選 し 挙 た 直 。 前 の 六 月 に 自 民 党 は パ ン フ レ ッ ト ﹃ 憲 法 改 正 の ポ イ ン ト ﹄ を 発 行 し 、 党 憲 法 改 正 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム が ( ( ( ) 」 新 憲 法 を 制 定 す べ き で あ る ﹄ と い う 方 向 性 を 示 す も の と な っ た ﹂ な ﹃ 論 点 整 理 ﹄ 六 月 一 〇 中 日 間 ︶ 報 を 告 、 ﹄ 公 六 明 月 党 二 憲 二 法 日 調 ︶ 査 を 会 、 は そ ﹃ れ 論 ぞ 点 れ 整 発 理 表 ﹄ し 六 た 月 。 一 七 日 ︶ を 、 民 主 党 憲 法 調 査 会 は ﹃ 創 憲 に 向 け て 、 憲 法 提 言 」 自 民 党 の ﹃ 論 点 整 理 ﹄ は 、 そ の 議 論 が ﹁ ( 」 「 ど と し て 、 同 党 が ﹁ 志 向 す る あ る べ き 新 憲 法 の 全 体 像 を 示 す ﹂ も の で あ っ た 。 そ の ﹁ 総 論 ﹂ は ﹁ 新 憲 法 制 定 に 当 ( こ あ た と り っ 方 て 、 ﹂ の 基 わ が 新 本 国 た 的 の に 考 憲 直 え 法 面 方 と す ﹂ し る と て こ し 守 と て る と ﹁ べ な 新 き っ 憲 価 た 法 値 課 が ﹂ 題 目 に 指 歴 的 す 史 確 べ 、 に き 伝 対 国 統 応 家 、 す 像 文 る 化 も = に の 品 根 、 格 ざ ﹁ あ し 家 る た 族 国 わ や 家 が 共 ﹁ 国 同 、 固 体 二 有 が 一 の 、 ﹃ 世 価 公 紀 値 共 に ふ = ﹄ さ の 国 基 わ 柄 本 し を い 、 ﹁ な 憲 日 す 法 本 ﹂ の 」 国 民 の 利 益 ひ い て は 国 益 を 人 が 元 来 有 し て き た 道 徳 心 な ど 健 全 な 常 識 に 基 づ い た も の ︶ を 、 ま た ﹁ 主 要 分 野 に お け る 重 要 方 針 ﹂ 安 全 保 障 」 の 分 野 、 基 本 的 人 権 の 分 野 、 統 治 機 構 の 分 野 ︶ を 、 さ ら に ﹁ 今 後 の 議 論 の 方 向 性 」 「 守 り 、 増 進 さ せ る た め に 公 私 の 役 割 分 担 を 定 め 、 国 家 と 国 民 と が 協 力 し 合 い な が ら 共 生 社 会 を つ く る こ と を 定 め (「 る ル ー ル ﹂ と し て の 憲 法 の 側 面 の ア ピ ー ル ︶ を 明 記 し て い た 。 (「 そ の ﹁ 各 論 ﹂ は 、 ﹁ 前 文 ﹂ で は ﹁ 一 国 平 和 主 義 ﹂ の 誤 り を 正 す と と も に 国 を 挙 げ て 国 際 平 和 を 推 し 進 め る 姿 勢 ) 「 17 (325) を 強 調 す る な ど を 、 ﹁ 天 皇 ﹂ で は 天 皇 の 祭 祀 等 の 行 為 を ﹁ 公 的 行 為 ﹂ と 位 置 づ け る 明 文 規 定 を 置 く べ き で あ る な ( ど を 、 ﹁ 安 全 保 障 ﹂ で は 自 衛 の た め の 戦 力 の 保 持 を 明 記 す る 、 個 別 的 ・ 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 に 関 す る 規 定 を 盛 り 」 (「 ﹂ と し て 公 共 的 な 責 務 ・ 家 族 を 扶 助 す る 義 込 む べ き で あ る な ど を 、 ﹁ 国 民 の 権 利 及 び 義 務 ﹂ で は ﹁ 新 し い 権 利 ﹂ と し て 環 境 権 ・ 情 報 開 示 請 求 権 ・ プ ラ イ バ 」 ) シ ー 権 ・ 犯 罪 被 害 者 の 権 利 に 関 す る 規 定 な ど を 、 ﹁ 公 共 の 責 務 ︵ 義 務 神戸学院法学 「 「 ( ) 「 「 「 ) 「 役 割 の 大 幅 な 見 直 し 、 政 党 法 の 制 定 、 憲 法 改 正 手 続 き の 見 直 し を 、 ﹁ 人 権 保 障 ﹂ で は 新 し い 人 権 、 独 立 し た 第 三 の か た ち を め ざ し て ﹂ い た 。 具 体 的 に は 、 ﹁ 統 治 機 構 ﹂ で は 分 権 国 家 、 首 相 主 導 の 議 院 内 閣 制 の 確 立 、 参 議 院 の を 核 民 に 主 、 党 二 の 一 ﹃ 世 中 紀 間 の 報 国 告 家 ﹄ 像 は を 、 ﹁ 描 国 く 家 こ 主 と 権 を を 基 、 本 一 と つ し は て 地 い 域 る に ﹂ と 、 説 も 明 う し 一 、 つ ﹁ は グ 地 ロ 球 ー 規 バ 模 ル の 化 ネ ・ ッ 情 ト 報 ワ 化 ー の ク 中 に の 移 新 譲 し す い る 憲 こ 法 と ) 「 ( 者 機 関 と し て の 人 権 委 員 会 の 設 置 な ど を 、 ﹁ 地 方 分 権 ﹂ で は 自 治 体 の 立 法 権 限 の 強 化 、 財 政 自 治 権 ・ 課 税 自 主 権 ( 「 自 ・ 衛 新 権 た ﹂ な を 財 、 政 そ 調 れ 整 ぞ 制 れ 度 明 の 記 確 し 立 て を い 、 た ﹁ 。 国 際 ・ 安 全 保 障 ﹂ で は 国 連 の 集 団 安 全 保 障 活 動 、 国 連 憲 章 上 の ﹁ 制 約 さ れ た て 法 い 尊 た 重 。 擁 護 義 務 を 含 め る こ と な ど を 、 ﹁ そ の 他 ﹂ で は 領 土 の 明 記 や 国 旗 ・ 国 歌 に 関 す る 規 定 を 、 そ れ ぞ れ 明 記 し ) 「 他 方 、 公 明 党 の ﹃ 論 点 整 理 ﹄ は 、 日 本 国 憲 法 の 条 章 に 沿 っ て 、 ﹁ 前 文 ﹂ 天 皇 ﹂ 戦 争 の 放 棄 ﹂ 国 民 の 権 利 及 び ( 「 も 義 紹 務 介 ﹂ さ れ 国 て 会 は ﹂ い 内 る 閣 も ﹂ の の 司 、 法 そ ﹂ の 財 意 政 見 ﹂ は ﹁ 地 加 方 憲 自 ﹂ 治 の ﹂ 立 改 場 正 か ﹂ ら の 最 も 高 の 法 に 規 と ﹂ ど で ま 構 っ 成 て さ い れ た て 。 お り 、 改 憲 を 主 張 す る 意 見 制 を 含 め た 新 し い 地 方 自 治 の あ り 方 を 、 ﹁ 改 正 ﹂ で は 憲 法 改 正 要 件 の 緩 和 を 、 ﹁ 最 高 法 規 及 び 補 足 ﹂ で は 国 民 の 憲 身 分 保 障 の あ り 方 の 見 直 し 、 裁 判 の 迅 速 化 を 、 ﹁ 財 政 ﹂ で は 憲 法 八 九 条 の 書 き 直 し な ど を 、 ﹁ 地 方 自 治 ﹂ で は 道 州 第35巻第2号 ﹁ 司 法 ﹂ で は 憲 法 裁 判 所 制 度 あ る い は 最 高 裁 判 所 の 改 組 の 検 討 、 最 高 裁 裁 判 官 の 国 民 審 査 制 度 の 廃 止 、 裁 判 官 の 福 祉 、 婚 姻 ・ 家 族 に お け る 両 性 平 等 規 定 、 社 会 権 規 定 を 、 そ れ ぞ れ 明 記 し て い た 。 ま た ﹁ 国 会 及 び 内 閣 ﹂ で は 議 務 ・ 国 の 防 衛 及 び 非 常 事 態 に お け る 国 民 の 協 力 義 務 の 規 定 を 、 ﹁ 見 直 す べ き 規 定 ﹂ と し て 政 教 分 離 規 定 、 公 共 の (326) 18 事 の 定 足 数 の 削 除 、 国 務 大 臣 の 国 会 へ の 出 席 義 務 の 緩 和 、 閣 議 に お け る 内 閣 総 理 大 臣 の リ ー ダ ー シ ッ プ な ど を 、 憲法調査会と政党の対応 ( 東 を 協 京 解 議 財 商 く 会 界 工 ﹄ ︵ の 会 を 日 改 議 発 経 憲 所 表 調 論 が し ︶ 議 ﹃ 、 の は 憲 同 調 参 法 年 査 議 改 一 専 院 正 一 門 議 に 月 委 員 つ に 員 通 い は 会 常 て 、 ﹁ 選 の 経 葛 挙 意 済 西 後 見 同 委 ま = 友 員 す 中 会 会 ま 間 が ﹂ す 活 と ﹃ り イ 委 発 ま ラ 員 化 と ク 長 し め 問 ・ た ﹄ 題 葛 。 を 研 西 ま 発 究 敬 ず 表 会 之 、 し 意 ・ 二 た 見 東 〇 。 書 海 〇 ﹄ 旅 四 を 客 年 発 鉄 七 表 道 月 し 会 下 、 長 旬 同 ︶ に 年 が は 一 提 、 二 言 日 月 ﹃ 本 、 憲 経 日 法 済 本 問 調 ・ 題 査 ) ( ) ( ) ( ) ( ) 荒 木 浩 ・ 東 京 電 力 顧 問 ︶ は 、 二 〇 〇 四 年 一 〇 月 に 報 告 ﹁ ﹃ 挙 政 わ ︵ 特 権 が 二 に 準 国 〇 、 備 の 〇 日 政 基 四 本 党 本 年 経 ﹂ 問 七 団 を 題 月 連 表 を ︶ は 明 考 を 、 し え 前 従 た る に 来 民 ﹄ 雑 憲 主 を 誌 法 党 発 で 問 を 表 ﹁ 題 、 し 憲 に そ 、 法 積 れ 最 改 極 ぞ 終 正 的 れ 報 ﹂ な 別 告 発 提 々 書 言 言 に の を を 発 呼 提 び 出 し 表 て し つ 直 け 前 以 て て に 降 こ 、 は 活 な 改 、 発 か 憲 政 に っ を 治 提 た 含 献 言 が め 金 し 、 政 の 始 奥 策 ﹁ め 田 実 斡 た 碩 現 旋 。 会 を ﹂ 二 長 迫 を 〇 が っ 受 〇 参 て け 五 議 い る 年 院 る 自 一 議 。 民 月 員 に 通 党 提 常 と 、 言 選 ( 座 長 ま た 、 小 泉 首 相 が ﹁ 我 が 国 の 安 全 保 障 と 防 衛 力 の 在 り 方 に つ い て 、 幅 広 い 視 点 か ら 、 総 合 的 な 検 討 を 行 う ﹂ た ( ) め に 設 け た ﹁ 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 す る 懇 談 会 ﹂ ( ) 書 を ま と め た 。 そ の 報 告 書 は 、 自 衛 隊 の 付 随 的 任 務 と し て 位 置 付 け ら れ て き た ﹁ 国 際 平 和 協 力 活 動 ﹂ を ﹁ 本 来 任 ) 務 と 位 置 付 け る べ き で あ る ﹂ な ど と 提 言 す る と と も に 、 ﹁ 更 に 検 討 を 進 め る べ き 課 題 ﹂ と し て 集 団 的 自 衛 権 に つ ( 19 (327) き ﹁ 政 府 に お い て は 、 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 に 関 連 し て 議 論 さ れ る よ う な 活 動 の う ち 、 わ が 国 と し て ど の よ う な も ( 早 の 期 の に 必 整 要 備 性 す が べ 高 き い で の あ か る 、 現 。 ﹂ 行 と 憲 付 法 記 の し 枠 て 内 い で た そ 。 れ ら が ど こ ま で 許 容 さ れ る の か 等 を 明 ら か に す る よ う 議 論 を 深 め 、 ) 自 民 党 は 、 二 〇 〇 四 年 一 一 月 に 、 ﹁ 個 別 的 又 は 集 団 的 自 衛 権 を 行 使 す る た め の 最 小 限 度 の 戦 力 を 保 持 す る 組 織 ﹂ ( と し て ﹁ 自 衛 軍 を 設 置 ﹂ し 、 自 衛 軍 に よ る 武 力 行 使 を 認 め る な ど 憲 法 全 体 を 見 直 す ﹃ 憲 法 改 正 草 案 大 綱 ︵ た た き 4 二 〇 〇 四 年 七 月 参 議 院 議 員 通 常 選 挙 か ら 最 終 報 告 書 直 前 ま で の 各 党 の 対 応 神戸学院法学 提 認 出 、 し 国 て 民 い の た 国 こ 防 と 義 が 務 発 な 覚 ど し を た 盛 。 り 同 込 大 ん 綱 だ は 憲 撤 法 回 改 さ 正 れ 案 る を こ 自 と 民 に 党 な の る 中 が 谷 、 元 こ ・ れ 憲 が 法 原 改 因 正 で 案 は 起 な 草 く 委 、 員 大 長 綱 ︵ の 元 内 防 容 衛 に 庁 つ 長 い 官 て ︶ 同 に (328) 台 ﹄ を 発 表 し た 。 こ れ に つ い て は 、 そ の 後 、 陸 上 自 衛 隊 の 幕 僚 の 幹 部 が 、 軍 隊 の 設 置 や 集 団 的 自 衛 権 行 使 の 容 ) 委 員 長 ・ 森 党 の 参 議 院 議 員 が 参 議 院 軽 視 で あ る と 反 発 し た か ら で あ っ た 。 そ こ で 、 自 民 党 は 、 同 年 一 二 月 中 旬 に 、 党 総 務 部 ( に お い て 小 泉 総 裁 を 本 部 長 と す る ﹁ 新 憲 法 制 定 推 進 本 部 ﹂ 及 び 同 本 部 の 下 に ﹁ 新 憲 法 起 草 委 員 会 ﹂ ) 喜 朗 前 首 相 ︶ を 新 設 し て 、 党 内 の 改 憲 論 議 を 出 直 す こ と に な っ た 。 ( ) そ し て 、 第 七 一 回 自 民 党 大 会 ︵ 二 〇 〇 五 年 一 月 一 八 日 ︶ に お い て 、 ﹁ わ が 党 は 、 本 年 一 一 月 の 党 憲 法 草 案 策 定 ( 定 に す 向 る け 。 て ﹂ 国 と 民 い 運 う 動 運 を 動 展 方 開 針 し を 、 採 党 択 員 し を た は 。 じ 二 め 〇 国 〇 民 五 各 年 界 一 各 月 層 二 の 四 意 日 見 、 を 自 取 民 り 党 入 本 れ 部 た で 形 新 の 憲 立 法 党 起 五 草 〇 委 年 員 自 会 民 の 党 初 憲 会 法 合 草 を 案 開 を き 策 、 ( ( ) 」 」 」 、 ﹁ 安 全 ) 」 」 、 ﹁ 天 皇 に 関 す る 小 委 員 会 各 承 テ 小 し ー 委 た マ 員 。 別 会 そ に 要 し 設 綱 て 置 を 、 す ま 三 る と 月 計 め 中 一 た 旬 〇 。 に の 、 小 新 委 憲 員 法 会 起 で 草 三 委 月 員 ま 会 で は に ﹃ 報 中 告 間 書 報 を 告 作 ︵ 成 未 、 定 四 稿 月 末 ﹄ ま を で 作 に 成 委 し 員 、 長 二 試 〇 案 〇 を 五 策 年 定 四 す 月 る 上 方 旬 針 に を は 了 ) 」 後 者 の ﹃ 新 憲 法 起 草 委 員 会 各 小 委 員 会 要 綱 ﹄ は 、 ﹁ 前 文 に 関 す る 小 委 員 会 ( 」 」 保 障 及 び 非 常 事 態 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 国 民 の 権 利 及 び 義 務 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 国 会 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 内 ) 」 閣 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 司 法 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 財 政 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 地 方 自 治 に 関 す る 小 委 員 会 、 ﹁ 改 ) ) 正 及 び 最 高 法 規 に 関 す る 小 委 員 会 ﹂ の 各 ﹁ 要 綱 ﹂ で 構 成 さ れ て い た 。 ( ( つ い 二 て 〇 了 〇 承 四 し 年 た 一 。 二 月 三 日 に 自 民 党 と 公 明 党 は 憲 法 改 正 の た め の 法 整 備 の う ち ﹁ 憲 法 改 正 国 民 投 票 法 案 ﹂ の 骨 子 に 第35巻第2号 20 憲法調査会と政党の対応 「 「 「 ( ) 「 「 「 衆 議 院 の 最 終 報 告 書 は 、 そ の 第 三 章 に お い て ﹁ 憲 法 調 査 会 に お け る 議 論 ﹂ を ま と め て お り 、 そ の 第 一 節 ﹁ あ ら 景 ︶ 衆 に 参 提 の 出 各 し 憲 た 法 。 調 査 会 は 、 二 〇 〇 五 年 四 月 一 五 日 と 同 月 二 〇 日 に 最 終 報 告 書 を そ れ ぞ れ 各 議 長 ︵ 河 野 洋 平 、 扇 千 ) 「 「 ま し ﹂ の 第 二 款 ﹁ 日 本 国 憲 法 の 各 条 章 に 関 す る 意 見 ﹂ と 第 三 節 ﹁ 日 本 国 憲 法 の 各 条 章 に 関 す る 意 見 ﹂ は 、 ﹁ 総 論 ( 「 「 的 事 項 ﹂ 前 文 ﹂ 天 皇 ﹂ 安 全 保 障 及 び 国 際 協 力 ﹂ 国 民 の 権 利 及 び 義 務 ﹂ 政 治 部 門 ﹂ 司 法 制 度 ﹂ 財 政 ﹂ 地 方 「 「 自 治 ﹂ 憲 法 改 正 ﹂ 最 高 法 規 ﹂ 直 接 民 主 制 ﹂ 非 常 事 態 ﹂ と さ れ て い た 。 「 「 そ こ に お い て 委 員 の 間 で ﹁ 意 見 が 分 か れ た ﹂ も の と し て は 、 例 え ば 、 ﹁ 九 六 条 の 改 正 手 続 の 要 件 に 関 し て は 、 「 「 主 と し て 、 そ の 要 件 を 緩 和 す る こ と の 是 非 に つ い て 議 論 が 行 わ れ 、 こ の 点 に つ い て は 、 意 見 が 分 か れ た 。 ﹂ と 意、 「 「 を 見、 否 が、 定 並、 し 列、 な に、 い ま、 意 と、 見 め、 が ら、 多 れ、 く て、 述 い、 べ る、 ら も、 れ の、 た 、 。 あ ﹂ る と い 多、 は 数、 ま 意、 た 見、 ﹁ が、 自 ま、 衛 と、 権 め、 及 ら、 び れ、 自 て、 衛 い、 隊 る、 に も、 つ の、 い な て ど 何 が ら あ か っ の た 憲 。 法 自 上 民 の 党 措 、 置 民 を 主 と 党 る 、 こ 公 と 「 「 21 (329) 明 め 財 ら 他 党 政 れ 方 の ﹂ て 、 意 地 お 参 見 方 り 議 と 自 、 ﹁ 院 い 治 総 の う ﹂ 論 最 よ 終 り 改 ﹂ 報 も 正 憲 告 、 、 法 書 三 最 前 は 政 高 文 、 党 法 ﹂ そ の 規 国 の 委、 ﹂ 民 第 員、 で 主 三 の、 構 権 部 意、 成 ﹂ に 見、 さ お が れ 天 い 大 皇 て て い い ﹂ ﹁ に た 基 主 反 。 本 な 映 そ 的 論 さ こ 人 点 れ で 権 及 た の ﹂ び も 意 こ の 見 国 れ で 会 の ﹂ に あ ま 関 っ と 二 す た め 院 る 。 方 制 各 と と 党 し 参 ・ て 議 各 は 院 議 、 の 員 ① 在 の ﹁ り 意 五 方 見 党 ﹂ ﹂ ︵ 内 が 自 閣 ま 民 ﹂ と 、 「 」 、 ② ﹁ 自 民 、 民 主 、 、 民 主 、 公 明 、 共 産 、 社 民 ︶ で 意 見 が 一 致 し て い る 意 見 ﹂ ま た は ﹁ 党 又 は 党 内 の 一 部 に 若 干 の 異 論 が あ る 認 識 ﹂ は 「 ﹁ 共 通 ま た は お お む ね 共 通 の 認 識 を 得 ら れ た も の ﹂ と し て ﹁ 太 線 の ア ン ダ ー ラ イ ン を 付 し 」 公 明 の 三 党 が お お む ね 一 致 し た 意 見 ﹂ は ﹁ す う 勢 で あ る 意 見 ﹂ と し て ﹁ 四 角 囲 み ・ 黒 字 白 抜 き 文 字 で 記 載 し 5 衆 参 両 院 の 各 憲 法 調 査 会 の 最 終 報 告 書 ︵ 二 〇 〇 五 年 四 月 ︶ と そ れ に 対 す る 各 党 の 対 応 神戸学院法学 」 修 正 す べ き と す る 意 見 を 幅 広 く 記 載 し て い る 点 ﹂ を ﹁ 大 い に 評 価 さ れ ま す ﹂ な ど と 、 民 主 党 ・ 無 所 属 ク ラ ブ の 枝 的 な 調 査 を 行 っ て き た ﹂ な ど と 、 自 民 党 の 筆 頭 幹 事 の 船 田 元 は 、 報 告 書 に ﹁ 現 行 憲 法 に 新 た な 規 定 を 設 け た り 、 こ の 点 に 関 し 衆 議 院 憲 法 調 査 会 の 報 告 書 の ﹁ ま え が き ﹂ で 、 会 長 の 中 山 太 郎 は ﹁ 総 計 四 五 〇 時 間 を 超 え る 精 力 え た も の で は あ り 、 そ れ は 改 憲 論 、 創 憲 論 、 加 憲 論 の 意 見 で あ っ た 。 い ず れ に せ よ 、 両 報 告 書 で は 改 憲 論 と し て の 意 見 が ま と め ら れ て い る 。 こ れ は 憲 法 調 査 会 の ﹁ 調 査 ﹂ 権 限 を 超 と い が 人 そ 権 れ の ぞ 憲 れ 法 列 上 挙 の し 明 て 記 説 ﹂ 明 を さ 主 れ 張 て す お る り 意 、 見 委 な 員 ど の 六 意 点 見 あ と り い 、 う ③ よ は り ﹁ も 前 政、 文 党、 の の、 理 意、 念 見、 ・ で 内 ま 容 と ﹂ め な ら ど れ 二 て 〇 い 点 た ︵ 。 後 述 ︶ あ っ た こ ち 意 見 が 分 か れ た 主 要 な も の ﹂ と し て ﹁ 細 線 の ア ン ダ ー ラ イ ン を 付 し ﹂ て の い ﹁ る 維 持 。 ﹂ そ な の ど 上 三 で 三 、 点 第 あ 四 り 部 、 の ② ﹁ は ま ﹁ と 新 め し ﹂ ③ ﹁ 自 民 、 民 主 、 公 明 の 三 党 の 間 に お い て も 意 見 が 一 致 し な か っ た も の の う ち 、 主 要 な も の ﹂ は ﹁ 主 な 論 点 の う (330) 22 で 、 ① は ﹁ 三 大 基 本 原 則 ︵ 国 民 主 権 、 基 本 的 人 権 の 尊 重 、 平 和 主 義 」 野 幸 雄 は ﹁ 現 行 憲 法 典 の 条 項 に と ら わ れ る こ と な く 、 二 一 世 紀 の 日 本 の あ る べ き 姿 に つ い て 広 範 な 議 論 が な さ れ ) れ た ぞ こ れ と 記 は し 、 て 憲 い 法 る 問 。 題 と い う 観 点 に と ど ま ら ず 、 わ が 国 の 議 会 史 に も 例 の な い 画 期 的 な 成 果 で あ っ た ﹂ な ど と 、 そ ) こ れ に 対 し て 、 共 産 党 の 山 口 富 男 は ﹁ 憲 法 調 査 会 に は つ ね に 改 憲 の 動 き が も ち こ ま れ 、 ⋮ ⋮ 目 的 と 正 確 に 相 応 ( し い 五 年 間 と は な ら な か っ た 。 ﹁ 本 報 告 書 は 、 こ う し た 調 査 の 経 緯 と 結 果 を 反 映 し た も の で は な い 。 そ れ ど こ ろ ) ) か 、 憲 法 調 査 会 規 程 を も 逸 脱 し た 、 憲 法 改 定 に む け た 論 点 整 理 の ﹃ 報 告 書 ﹄ と な っ て い る の で あ る 。 ﹂ な ど と 、 ( ( と 社 、 民 そ 党 れ の ぞ 土 れ 井 記 た し か て 子 い は る ﹁ 。 最 終 報 告 書 が 作 成 さ れ た こ と に 断 じ て 反 対 で あ り 、 憤 り を 持 っ て 遺 憾 の 意 を 表 明 す る ﹂ 第35巻第2号 憲法調査会と政党の対応 6 両 報 告 書 が 示 唆 し て い る よ う に 、 両 院 で 保 守 二 大 政 党 制 化 が 進 む 中 、 憲 法 調 査 会 で 改 憲 政 党 が 圧 倒 的 に 多 数 を 改 憲 政 党 ・ 議 員 の 足 並 み の 乱 れ ん う ま ず な こ す 、 い と ﹂ そ ﹂ に と の と は 記 際 、 、 し に そ あ て 一 れ ま い 定 ぞ り る の れ こ か 基 主 だ ら 準 張 わ で を し る あ も て べ る っ い き 。 て る で ち 整 。 は な 理 な み を い に し ﹂ 、 て と 憲 ま 、 法 と 公 調 め 明 査 る 新 会 こ 聞 座 と の 長 は ﹁ の や 主 太 む 張 田 を ﹂ 昭 得 は 宏 ず ﹁ は 、 意 ﹁ お 見 こ お の の む 多 意 ね 寡 見 穏 を が 当 絶 多 な 対 か も 視 っ の す た で る 少 は 必 な な 要 か い は っ か も た と ち と 思 ろ い い ) 占 め る よ う に な っ て い る 。 憲 法 調 査 会 の 活 動 中 に 民 主 党 は 論 憲 か ら 創 憲 へ 、 公 明 党 は 論 憲 か ら 加 憲 へ と そ れ ぞ れ ( 改 憲 に シ フ ト し 、 非 護 憲 政 党 か ら 改 憲 政 党 へ と 変 わ っ た 。 ま た 、 憲 法 調 査 会 の 活 動 期 間 に は 、 改 憲 勢 力 が 求 め る 、 ( ) 23 (331) 従 来 の ﹁ 専 守 防 衛 ﹂ の 枠 を 超 え た 違 憲 の 法 整 備 、 す な わ ち 、 国 連 平 和 維 持 活 動 ︵ P K O ︶ 等 協 力 法 ︵ 一 九 九 二 年 ) ) 六 月 成 立 ︶ に つ き 平 和 維 持 隊 ︵ P K F ︶ を 凍 結 解 除 な ど し た ﹁ 改 正 ﹂ 案 が 成 立 ︵ 二 〇 〇 一 年 一 二 月 ︶ し 、 広 義 の ( 有 事 法 制 と し て は 、 周 辺 事 態 法 な ど の 新 ガ イ ド ラ イ ン 関 連 法 ︵ 一 九 九 九 年 五 月 ︶ の ﹁ 不 備 ﹂ を 補 う た め に ア メ 、 リ カ の 報 復 戦 争 を 支 援 す る テ ロ 対 策 特 別 措 置 法 ︵ 二 〇 〇 一 年 一 〇 月 ︶ 及 び そ の ﹁ 改 正 ﹂ 案 ︵ 二 〇 〇 三 年 一 〇 月 も 異 論 な し と し ま せ ん 。 ﹂ と 記 し な が ら も 、 ﹁ た だ 、 私 は 数 多 い 意 見 を 羅 列 す る だ け で は 、 最 終 報 告 書 の 名 に 値 せ ﹃ 明 文 の 改 正 す べ き ﹄ ⋮ ⋮ ﹂ な ど の 意 見 が 出 さ れ 、 そ れ が 報 告 書 に 記 載 さ れ た こ と に つ い て は 、 ﹁ 公 明 党 と し て の 実 施 が ど の よ う に な さ れ て い る か を 点 検 す る も の で あ り ま し た ﹂ が 、 ﹁ 現 実 に 調 査 会 の 場 で 行 わ れ た 議 論 で は ﹁ ま え が き ﹂ で あ る 。 ﹁ こ の 調 査 会 は あ ら か じ め 憲 法 を 改 め よ う と の 狙 い を 持 っ た も の で は な く 、 あ く ま で も そ 少 し 気 に な る の は 、 憲 法 の 全 面 改 正 で は な く 一 部 改 正 に と ど め よ う と し て い る 加 憲 論 の 公 明 党 の 赤 松 正 雄 の 神戸学院法学 書 が 政 党 毎 の 意 見 で ま と め ら れ な か っ た の は 同 じ 政 党 内 で 意 見 の 相 違 が あ っ た こ と を 意 味 し て い る 。 ま た 、 今 の 自 民 党 議 員 の 間 で も 、 ま た 民 主 党 議 員 の 間 で も 意 見 は ま と ま っ て い な い 。 例 え ば 、 衆 議 院 憲 法 調 査 会 の 最 終 報 告 こ れ よ ま り で 具 ﹁ 体 護 的 憲 に ﹂ は 論 、 者 第 が 一 存 に 在 、 し 各 て 改 議 憲 員 政 ︵ 党 そ 内 れ で も の 首 議 相 員 経 の 験 足 者 並 ︶ み 同 が 士 揃 で っ 憲 て 法 い 問 な 題 い に こ つ と き で 意 あ 見 る が 。 対 改 立 憲 し 論 て の き 自 た 民 が 党 、 内 今 に の も 自 ず と 改 憲 勢 力 の 足 並 み が 乱 れ て い る こ と に 目 が 行 っ て し ま う 。 で の ﹁ 三 分 の 二 以 上 ﹂ に よ る 発 議 と 国 民 投 票 で の ﹁ 過 半 数 ﹂ の 賛 成 ︵ 第 九 六 条 ︶ と い う 要 件 を 明 記 し て い る た め 、 も っ と も 、 明 文 改 憲 と い う 点 に 注 目 す る と 、 日 本 国 憲 法 が 硬 性 憲 法 で あ り 、 憲 法 改 正 手 続 き に お い て 衆 参 各 院 、 国 民 保 護 法 な ど の 有 事 関 連 七 法 ︵ 二 〇 〇 四 年 六 月 ︶ が 成 立 し て い る 。 改 憲 勢 ﹁ イ ラ ク 復 興 支 援 ﹂ 特 別 措 置 法 ︵ 二 〇 〇 三 年 七 月 ︶ が 成 立 し 、 狭 義 の 有 事 法 制 と し て は 、 武 力 攻 撃 事 態 法 な ど の (332) 24 力 の 目 標 は 、 現 行 憲 法 の 下 で 一 歩 一 歩 実 現 し て い る の で あ る 。 有 事 関 連 三 法 ︵ 二 〇 〇 三 年 六 月 ) 改 憲 論 の 本 質 で あ る ﹁ 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 の 是 非 ﹂ に つ い て 衆 議 院 憲 法 調 査 会 で は そ れ を ﹁ 認 め る こ と に 肯 定 的 ( ) か 党 な ら や 発 は 社 言 両 民 ﹂ 方 党 は の の 、 立 委 自 場 員 民 の か 党 発 ら や 言 だ 民 が け 主 出 で 党 て は の い な 委 た く 員 。 自 か 民 ら 党 出 や て 民 い 主 る 党 の の だ 委 が 員 、 か そ ら れ も を 出 ﹁ て 認 い め た る 。 こ 参 と 議 に 院 否 憲 定 法 的 調 又 査 は 会 慎 で 重 は な 民 発 主 言 党 ﹂ の は 委 共 員 産 ) こ れ は 、 一 方 で は 、 衆 議 院 議 員 の 選 挙 制 度 が 一 九 九 四 年 の ﹁ 政 治 改 革 ﹂ に よ り 小 選 挙 区 本 位 に な る な ど し て 、 ( 非 護 憲 改 憲 勢 力 に 有 利 な 形 で 政 界 再 編 が 強 行 さ れ 、 改 憲 政 党 の 過 剰 代 表 を 生 み 出 し た た め 、 今 の よ う に 国 会 内 に ) 改 憲 勢 力 が 圧 倒 的 な 地 位 を 占 め る こ と に な っ た わ け で あ る が 、 他 方 で は 、 そ れ と 同 時 に 、 改 憲 論 の 具 体 的 な 内 容 ( に つ い て は 党 内 に 同 床 異 夢 の 状 態 を 生 み 出 し た て も い た の で あ る 。 第35巻第2号 憲法調査会と政党の対応 論 る 紀 改 例 の る な 方 っ は た の 憲 え 第 今 た 憲 第 関 向 こ か 法 の 。 裁 係 と っ 性 三 復 め 憲 論 ば 二 改 に 古 の に 判 ﹂ の た に 、 的 ﹁ 法 か 、 、 憲 つ 改 ら 是 ﹂ ﹂ 所 権 論 い 改 な 日 憲 こ 制 利 非 主 て 憲 手 本 論 も の の 議 ・ 異 と ﹂ 要 度 は 政 法 の 論 方 よ ﹂ 義 自 な は の 伝 こ の 向 う 国 党 、 務 衛 家 私 ﹂ 隊 も 参 で ゆ 統 の 出 性 な の 議 あ え ・ 国 た に 党 改 学 の 造 助 外 憲 ﹂ 院 る に 文 の ﹁ つ 内 を 成 国 法 は 憲 自 ほ 化 か 押 い の た し て 足 目 の 人 上 、 ﹁ 法 民 と ﹂ ち 付 は 並 論 指 憲 の の 前 調 党 ん し 法 参 査 、 ど も ﹂ け 、 み 文 て 民 自 有 論 憲 衆 の 上 政 明 記 の 会 い の 権 ﹂ 理 に 主 民 力 ま 法 議 乱 に で ﹂ 院 れ る 明 ﹂ 念 お 党 党 が 記 表 国 ・ い 、 の 主 幅 論 憲 は ゆ 際 内 て 公 委 張 広 か 法 、 ﹂ 現 さ く ら 調 衆 え 容 最 明 員 会 の 貢 に 献 ﹂ 終 党 か れ 展 、 査 議 計 自 の 憲 的 の ら て 開 今 会 院 検 由 さ 主 で 議 元 法 憲 に 三 し き た 査 ﹂ 首 の 党 か 。 れ 流 は 員 法 ﹁ 院 政 上 ﹂ 全 自 の 主 し て の 、 と ﹂ 教 の い 論 現 参 面 第 民 足 張 か ﹁ 住 分 明 九 、 並 さ し た 理 在 議 改 民 離 記 条 民 み れ 、 が で の 院 正 投 ﹂ ﹂ 第 主 が な 参 、 あ 自 議 ﹂ 票 内 緊 二 、 揃 か 議 他 る 民 員 の っ っ 院 に ﹁ 党 と 制 急 項 公 、 た 様 ﹂ 閣 の ・ の 明 て 。 憲 小 現 や の 相 い の 実 民 足 法 改 道 あ 非 を 調 泉 に 主 並 正 三 な 州 り 常 呈 査 ﹁ 憲 党 み 制 方 事 の 党 い し こ の 会 構 法 の の 要 ﹂ ・ 態 て と 間 で 造 を 委 乱 機 法 否 改 能 制 ﹂ に で い は 改 合 員 れ 正 る あ お ﹁ 革 わ か に ﹂ 集 要 強 が る い 日 ﹂ せ ら も 件 化 人 団 て 。 、 本 後 る 、 つ ﹂ 権 的 も 例 ﹂ そ の の ﹂ 前 な の 首 と 自 意 え の 伝 社 論 述 が 二 相 公 衛 見 ば 方 統 会 や し っ 〇 公 共 権 が 、 向 ・ を ﹁ た て 点 選 の を 一 改 に 文 統 二 よ い も 制 福 認 致 憲 つ 化 合 一 う る ﹂ す 世 に 。 あ ﹂ 祉 め し の い 、 ( ) 「 「 「 「 「 「 「 「 「 「 「 「 「 「 「 ( ) 「 ) 「 「 「 ) 「 25 (333) 「 ( 改 に て 正 は は 要 、 具 件 ﹁ 体 の ひ 的 緩 と に 和 つ は と の ま い 案 だ う に 改 ﹁ ま 憲 緊 と 政 急 め 党 か る の つ の 間 必 は で 要 至 足 な 難 並 も の み の 業 が に だ 乱 絞 ろ れ っ う て て ﹂ お 、 と り 段 分 、 階 析 一 的 す つ な る に 改 社 ま 憲 説 と を も ま ﹂ あ っ と り て 提 、 は 案 ま い す た な る 、 い 社 憲 。 説 法 そ も 第 れ あ 九 ゆ る 条 え 。 の 、 見 マ 直 ス し コ と ミ 憲 の 法 中 ( 実 は 、 日 経 調 の ﹁ 葛 西 委 員 会 ﹂ は 、 す で に 昨 年 七 月 末 に 、 ﹁ ま ず 憲 法 改 正 は 、 党 派 間 の 合 意 を 形 成 す る と い う 神戸学院法学 ) 」 ( ) ( ) い ・ 適 月 け な あ 作 ち た ・ 切 に て さ り 業 な 。 ・ な 、 通 れ 、 か み こ 改 ﹁ れ る そ ら 当 に れ 正 な と の 始 、 以 の 面 い い 後 め 、 段 外 た 。 う に る 階 の め 最 ﹂ の さ べ 的 憲 に も と が ま き 改 法 必 求 し 、 ざ で 憲 上 要 め て 好 ま あ ら 憲 ま な る を の な れ 法 し 論 。 意 論 第 る 第 い 点 ⋮ 九 識 点 改 九 状 に 。 し に 六 正 条 況 関 ま て つ 条 は ﹁ で し ず ︵ で い 、 改 あ て 党 憲 あ て 現 正 ろ 、 派 ろ 、 法 実 ﹂ う 憲 間 う 議 改 と を 。 法 で 正 か 論 の 先 ﹁ 改 の 、 を 要 乖 行 そ 正 合 憲 展 件 離 す し の 意 ︶ 法 開 が る て 検 を 改 し の 大 よ ﹃ 討 醸 正 て 二 き う 憲 が 成 点 手 い い 提 法 行 し 続 く と 第 言 問 わ て き 必 考 九 し 題 れ 、 え を 要 条 て ﹄ 、 憲 軟 が る 第 い が 十 法 化 あ 。 二 た 生 年 改 ま さ る 項 。 じ に 正 せ の ず ︵ ま た 一 を る で 、 戦 た 根 度 ﹃ こ 改 は 力 、 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見 め ﹂ る に 、 ﹁ ② ほ 認 ほ め 三 な 分 い さ 、 れ ③ た 制 ﹂ 限 と 第35巻第2号 (334) 26 憲法調査会と政党の対応 党 の 全 面 改 憲 論 を 批 判 し 、 与 党 内 で 意 見 の 相 違 が あ る 。 憲 的 法 に 解 認 釈 め に る よ 、 り と 可 立 能 場 で が あ 分 る か か れ に た つ 。 い さ て ら は に 、 、 本 集 憲 団 法 的 調 自 査 衛 会 権 に を お 認 い め て る 、 と 意 す 見 る の 立 対 場 立 で が あ あ っ っ て た も 。 ﹂ 、 憲 と 法 い で う 明 。 記 す べ き か 、 ) 非 現 ま 実 た 的 、 で 注 あ 目 る す ﹂ べ と き か は 、 公 ﹁ 明 復 党 古 立 的 場 な で 明 あ 文 る 改 。 正 同 に 党 走 は る ﹁ よ 全 う て な を 浮 見 わ 直 つ せ い と た の 議 性 論 急 も な 厳 ﹃ に 改 慎 憲 ま ﹄ ね 論 ば ﹂ な が ら ﹁ な 時 い 代 ﹂ 錯 と 誤 暗 で に あ 自 り 民 、 ( さ ら に 注 目 す べ き は 、 全 面 改 正 を 主 張 す る 、 与 党 第 一 党 の 自 民 党 と 野 党 第 一 党 の 民 主 党 と の 憲 法 観 の 違 い で あ ) る 。 ﹁ 憲 法 前 文 に 書 か れ る べ き 理 念 ・ 内 容 ﹂ に つ い て 参 議 院 憲 法 調 査 会 で は 意 見 が 一 致 せ ず 、 そ の 最 終 報 告 書 に ( て は 記 、 述 自 し 民 、 党 こ の の 新 よ 憲 う 法 な 起 国 草 を 委 愛 員 し 会 、 が ⋮ ﹁ ﹂ 現 な 行 ど 憲 と 法 ま に と お め け た る と 日 紹 本 介 の さ 国 れ 土 た 、 。 自 ま 然 た 、 ﹁ 歴 憲 史 法 、 の 文 役 化 割 な に ど つ 国 い 家 て の ﹂ 生 衆 成 議 発 院 展 憲 に 法 つ 調 い ) 査 会 で は ﹁ 近 代 立 憲 主 義 の 理 念 に 基 づ き 、 公 権 力 の 行 使 を 制 限 す る 役 割 を 重 視 す る 意 見 ﹂ と ﹁ 国 家 目 標 の 設 定 や ( ) 国 民 の 行 為 規 範 と し て の 役 割 を も 重 視 す る 意 見 ﹂ と が あ り 、 こ の よ う な 違 い が 生 じ る ﹁ 基 因 ﹂ は 、 ﹁ 前 文 に 我 が ( ) も べ 国 の き 固 の か 有 、 否 の 強 か 価 い 等 値 て ﹂ を 相 で 規 対 あ 定 比 っ す 較 た べ す よ き る う か と で 否 、 あ か 民 る 、 主 が 国 党 、 民 は こ の 前 れ 義 者 ま 務 の で 規 意 発 定 見 表 を で さ 増 、 れ や 自 て す 民 い べ 党 る き は 両 か 後 党 否 者 の か の 憲 、 意 法 憲 見 観 法 の に 遵 よ は 守 う 両 義 で 方 務 あ の の る 意 名 。 見 宛 ま が 人 た 入 に 、 り 国 憲 込 民 法 ん を 第 で 追 九 い 加 条 る す ( 27 (335) に つ い て 言 え ば 、 岡 田 克 也 民 主 党 代 表 は 、 参 議 院 議 員 通 常 選 挙 直 後 の 二 〇 〇 四 年 七 月 二 九 日 に ア メ リ カ で 、 集 団 ( ) に 的 ﹁ 自 海 衛 外 権 に の お 行 け 使 る を 武 ﹁ 力 広 行 く 使 ﹂ ﹂ 認 を め 可 る 能 立 に 場 す を べ 批 き 判 で す あ る る と と 同 の 時 立 に 場 、 を 憲 披 法 露 を し 改 、 正 自 し 民 て 党 国 の 連 改 安 憲 保 論 理 と の の 明 違 確 い な を 決 強 議 調 が し あ た る 。 場 合 ( ) そ れ ゆ え 、 自 民 党 ︵ の 積 極 改 憲 派 議 員 ら ︶ が 独 自 の 改 憲 論 で 突 っ 走 れ ば 突 っ 走 る ほ ど 、 民 主 党 で も 賛 成 で き な 神戸学院法学 五 年 三 カ 月 と な り 、 申 し 合 わ せ ど お り 議 案 提 出 権 は 認 め ら れ な い ま ま で あ っ た 。 き と 憲 の 法 意 調 見 査 、 会 あ の る 設 い 置 は 直 ま 後 た に 憲 は 法 、 調 自 査 民 会 党 に 議 議 員 案 ら 提 か 出 ら 権 、 を 調 認 査 め 期 る 間 べ を き 前 と 倒 の し 意 す 見 べ が き 出 と て の い 意 た 見 も 、 の 憲 の 法 、 調 結 査 局 会 、 を 活 恒 動 常 期 化 間 す は べ 1 改 憲 の 手 続 の 法 整 備 に つ い て 四 、 最 終 報 告 書 提 出 後 に お け る 政 党 の 対 応 自 国 己 会 主 で 張 三 を 分 す の れ 二 ば を す 形 る 成 ほ す ど る 、 た 合 め 意 に か は ら 与 遠 党 ざ と か 野 っ 党 て の い 第 く 一 。 ﹂ 党 同 と 士 述 べ が て 協 い 力 る し ほ て ど 合 で 意 あ し る な 。 け れ ば な ら な い 。 し か し そ れ が く な る と い う 可 能 性 が 出 て く る 。 民 主 党 の 党 憲 法 調 査 会 長 の 枝 野 幸 男 衆 議 院 議 員 は 、 ﹁ い ま 想 像 で き る 範 囲 で は 、 (336) 28 ) と こ ろ が 、 改 憲 政 党 は 調 査 活 動 の 終 了 直 前 に な っ て 新 た な 形 の 策 動 を 企 て た の で あ る 。 す な わ ち 、 憲 法 改 正 手 ( 続 き の 法 整 備 に つ き 、 衆 議 院 憲 法 調 査 会 で は 、 ﹁ 憲 法 問 題 を 取 り 扱 う 国 会 の 常 設 機 関 に つ い て ﹂ 及 び ﹁ 憲 法 改 正 ) 手 続 法 に つ い て ﹂ に 関 す る ﹁ 幹 事 会 等 ﹂ に お け る ﹁ 協 議 ﹂ の 結 果 、 ﹁ 現 在 の 衆 議 院 憲 法 調 査 会 の 基 本 的 な 枠 組 み ( 草 を 及 維 び 持 審 し 査 つ 権 つ 限 、 を こ 付 れ 与 に す 憲 る 法 こ 改 と 正 が 手 望 続 ま 法 し ︵ い 日 と 本 す 国 る 憲 意 法 見 九 ﹂ 六 が 条 多 一 数 項 意 に 見 定 で め あ る り 国 、 民 ま 投 た 票 参 等 議 の 院 手 憲 続 法 に 調 関 査 す 会 る で 法 は 律 、 案 ﹁ ︶ 報 の 告 起 ( ) い 書 て を も 提 議 出 論 し を た 続 後 け の る 憲 べ 法 き 調 と 査 の 会 意 の 見 在 ﹂ り が 方 ︵ 、 多 憲 数 法 意 調 見 査 で 機 は 関 な の い 必 も 要 の 性 の と ︶ 関 出 連 さ し れ 、 た 憲 。 法 調 査 会 に お い て 憲 法 改 正 手 続 に つ ) こ の 点 に つ き 、 衆 議 院 の 報 告 書 の ﹁ ま え が き ﹂ で は 、 自 民 党 の 筆 頭 幹 事 の 船 田 元 は ﹁ 将 来 の 憲 法 見 直 し に 向 け ( て の 議 論 の 場 を 視 野 に 入 れ つ つ 、 ま ず は 現 在 の 調 査 会 の 枠 組 み を 維 持 し 、 こ れ に 更 な る 憲 法 調 査 と 国 民 投 票 法 案 第35巻第2号 憲法調査会と政党の対応 程 度 を 目 途 と す る ﹂ と の 申 し 合 わ せ と の 整 合 性 も 問 わ れ る だ ろ う 。 員 ︶ か ら 出 さ れ た こ と が 推 察 さ れ る の で あ る 。 」 意 の 見 手 と 続 ﹁ き 全 法 く に 認 限 識 っ を て 共 議 有 決 す 権 る を も 与 の え で る あ こ る と と が 確 必 信 要 し で た は 次 な 第 い で か あ と る 思 ﹂ わ と れ 、 ま そ す れ 。 ぞ ﹂ れ な 記 ど し と て 、 い 会 た 長 。 の 中 山 太 郎 は こ れ ら の ) こ れ に 対 し 、 共 産 党 の 山 口 富 男 は ﹁ 衆 議 院 議 長 に 報 告 書 を 提 出 し た の ち は 、 静 か に そ の 幕 を 閉 じ る べ き で あ る 。 ﹂ ( に と す 、 ぎ 社 ず 民 、 党 報 の 告 土 書 井 に た 掲 か 載 子 す は る ﹁ こ こ と の は テ 許 ー さ マ れ 自 る 体 こ が と 調 で 査 は 会 な の い 目 的 。 ﹂ を と 明 、 ら そ か れ に ぞ 逸 れ 脱 記 し し て て お い り た 、 。 あ く ま で も ﹃ 番 外 の 議 論 ﹄ ) 参 議 院 の 報 告 書 で は 、 全 政 党 の 立 場 が 明 記 さ れ て い る わ け で は な い が 、 ﹁ 調 査 会 は 存 続 す べ き で は な い 意 見 ﹂ ( の と 後 し は て 、 、 本 共 調 産 査 党 会 が は ﹁ 解 報 散 告 ﹂ 書 す を べ 議 き 長 と に の 提 意 出 見 し が て そ 役 れ 割 ぞ を れ 終 明 え 記 れ さ ば れ 、 て 静 い か る に こ 幕 と を か 下 ら ろ 判 す 断 べ す き る と と 、 、 ﹁ 社 憲 民 法 党 調 が 査 ﹁ 会 最 に 終 お 報 い 告 ) 29 (337) て 議 論 を 続 け る べ き と の 意 見 ﹂ は 、 自 民 党 、 民 主 党 、 公 明 党 の 意 見 で は な い と し て も 、 そ れ ら の 政 党 の 議 員 ︵ 委 ( こ の よ う な 意 見 は 、 ﹁ 調 査 ﹂ の 権 限 の 枠 を 超 え る も の で は な い か と 評 さ れ る 上 に 、 ﹁ 調 査 期 間 は 、 お お む ね 五 年 う え で 、 名 称 は 別 に し て 、 引 き 続 き 議 論 す る 場 が 必 要 で あ る と 考 え ま す 。 そ の 際 に 、 憲 法 改 正 を め ぐ る 国 民 投 票 査 か ら 一 歩 進 め て 、 ⋮ 、 ど こ を ど う 変 え る か 、 そ れ と も 変 え な く て も い い の か と い う こ と を 、 枠 組 み は 維 持 し た と し て の 意 識 を 高 め て い た だ く こ と も 重 要 で す 。 ﹂ な ど と 、 公 明 党 の 赤 松 正 雄 は ﹁ 今 ま で の 広 範 か つ 総 合 的 な 調 担 っ て い く 必 要 が あ り ま す 。 ま た 、 制 定 さ れ て い な い 憲 法 改 正 手 続 法 制 の 整 備 を 通 じ て 、 国 民 の 皆 さ ん に 当 事 者 査 を 生 か し つ つ 、 国 民 の 皆 さ ん と 対 話 を し な が ら 議 論 を 深 め て い く 上 で 、 当 調 査 会 は 今 後 も 継 続 し て そ の 役 割 を の 起 草 な ら び に 審 議 権 を 付 与 す る こ と を 強 く 願 う ﹂ な ど と 、 民 主 党 ・ 無 所 属 ク ラ ブ の 枝 野 幸 男 は ﹁ こ れ ま で の 調 神戸学院法学 2 ( ) ) (338) す で に 与 党 ︵ 自 民 党 と 公 明 党 ︶ は 憲 法 ﹁ 改 正 ﹂ に つ い て も 国 民 投 票 法 案 を 策 定 し て お り 、 野 党 の 民 主 党 も 二 〇 ( 提 め 〇 出 た 五 権 も 年 を の 四 持 を 月 っ 発 二 た 表 五 機 し 日 関 て の を い 党 設 る 憲 置 。 法 す そ 調 る れ 査 た ゆ 会 め え の の 、 ﹃ 国 最 民 会 終 主 法 報 党 ﹁ 告 ﹁ 改 書 憲 正 の 法 ﹂ 提 提 案 出 言 が 後 ﹂ 五 、 の 月 衆 策 中 参 定 に 両 に 提 院 向 出 の け さ 憲 て れ 法 ﹄ る 調 の と 査 ﹁ 報 会 補 じ を 足 ら 衣 資 れ 替 料 て え ﹂ い し と た 、 し 。 国 て 民 、 投 論 票 点 法 を 案 ま の と ) し か し 、 通 常 国 会 へ の 法 案 提 出 は 見 送 ら れ た 。 ﹁ 今 国 会 中 に 、 衆 参 両 院 の 憲 法 調 査 会 を ﹁ 憲 法 常 任 委 員 会 ﹂ に ( 説 衣 ︵ 替 六 え 月 す 二 べ 七 き 日 だ ︶ 。 も 秋 あ の っ 臨 た 時 が 国 、 会 両 に 党 は の 、 間 国 に 民 は 投 国 票 民 法 投 案 票 を 法 提 案 出 の し 内 、 容 早 に 期 つ 成 い 立 て を 考 図 え る 方 必 に 要 開 が き あ が る あ 。 る ﹂ う と え す に る 、 読 民 売 主 新 党 聞 の 社 ) 憲 法 調 査 会 ︵ 枝 野 幸 男 会 長 ︶ は 、 六 月 二 八 日 の 幹 部 会 で 、 与 党 側 が 打 診 し て い る ﹁ 憲 法 調 査 常 任 委 員 会 ﹂ へ の 移 ( は で 行 い あ 案 な る に か 。 反 っ し 対 た た す の が る で っ 方 あ て 針 る 改 を 。 憲 確 の 認 手 し 続 て き お に り つ 、 き 常 改 任 憲 委 勢 員 力 会 の で 足 は 並 な み く は ﹁ 今 憲 年 法 九 調 月 査 の 会 衆 で 議 の 院 審 議 議 員 を 総 行 選 う 挙 べ 直 き 前 だ ま ﹂ で と は の ま 立 だ 場 揃 の っ よ て う ) ( ) と こ ろ が 、 総 選 挙 の 結 果 、 与 党 が 三 分 の 二 以 上 の 議 席 を 獲 得 し た た め 、 衆 議 院 に 憲 法 特 別 委 員 会 が 設 置 さ れ る ( 改 憲 の 中 身 に つ い て の す り 合 わ せ に つ い て こ と に な っ た 。 ) ) 明 文 改 憲 の 内 容 と い う 実 体 の 点 に つ い て 足 並 み が 乱 れ て い る 改 憲 政 党 の 間 で 、 そ の 後 、 統 一 化 の た め の す り 合 ( ( 制 わ 改 せ 革 が を 進 、 ん 日 で 本 い 商 る 工 の 会 か 議 と 所 言 は え 六 ば 月 、 に 必 憲 ず 法 し 全 も 体 、 の そ 改 う 正 で に は つ な い い て 。 の 経 意 済 見 同 を 友 、 会 そ は れ 五 ぞ 月 れ に 発 立 表 法 し 府 て の い 構 る 造 が 改 、 革 民 と 主 し 党 て 憲 の 法 二 調 院 第35巻第2号 30 憲法調査会と政党の対応 ( ) こ れ か ら で あ る 。 ﹂ な ど と し て 、 ﹁ 当 面 の 課 題 と し て 、 憲 法 改 正 手 続 法 制 ・ 国 民 投 票 法 制 の 整 備 に と り か か ら な く ら に 、 ⋮ 、 論 点 そ の も の を 再 整 理 し 、 よ り 具 体 的 な 憲 法 論 議 へ と 深 め て い く 必 要 が あ る 。 本 格 的 な 議 論 は ま さ に た に 過 ぎ な い 。 ﹁ 政 党 間 の 意 見 の 隔 た り は も と よ り 、 個 々 の 議 員 間 の 温 度 差 も 依 然 と し て 少 な く な い 。 ﹁ 今 後 さ 」 会 て に て 報 、 創 は 告 民 り な を 主 出 ら 受 党 し な け 憲 て い て 法 い 。 意 調 く ﹂ 見 査 か と 交 会 の 主 換 は 、 張 を 、 い し 開 会 わ 、 ﹁ 始 長 ば 憲 し の テ 法 て 枝 ス と い 野 ト い る 幸 ・ う 。 男 ケ 国 が ー の 国 ス 重 民 と 大 と し 事 の て 項 ﹁ こ に 憲 の 関 法 問 し 対 題 て 話 を 、 ﹂ 位 与 を 置 野 進 づ 党 め け の る 、 壁 方 取 を 針 り 超 を 組 え 表 ん た 明 で 国 し ゆ 民 、 く 的 そ ﹂ コ の と ン 総 し セ 会 て ン で い サ 各 る ス 小 。 を 委 そ い 員 し か ) そ れ を 意 識 し た 自 民 党 は 、 東 京 都 議 会 選 挙 が 終 わ る ま で 改 憲 論 議 を ス ト ッ プ さ せ て い た が 、 同 選 挙 直 後 に 自 民 ( 党 新 憲 法 起 草 委 員 会 は 、 四 月 上 旬 の 要 綱 案 以 上 に ﹁ 国 民 の 行 為 規 範 ﹂ と し て の 憲 法 観 あ る い は 復 古 的 憲 法 観 の 色 ) 彩 を 薄 め た ﹃ 要 綱 第 一 次 素 案 ﹄ を 発 表 し た 。 し か し な が ら 、 同 素 案 は 、 い ま だ に 大 日 本 帝 国 憲 法 の ﹁ 歴 史 的 意 義 ( を 踏 ま え ⋮ ﹂ と か 、 ﹁ 個 人 の 権 利 に は 義 務 が 伴 い 、 自 由 に は 責 任 が 当 然 伴 う ﹂ こ と を 新 憲 法 に 言 及 す る と か 、 ﹁ 公 」 ) ) 31 (339) 記 共 述 の す 福 る 祉 な ﹂ ど を と ﹁ し 公 て 益 い 及 る び 。 公 こ 共 れ の を 秩 条 序 文 ﹂ 化 に し 置 て き 八 換 月 え 一 そ 日 れ に が 発 ﹁ 表 国 さ 家 れ の た 安 ﹃ 全 新 と 憲 社 法 会 第 秩 一 序 次 を 案 維 ﹄ 持 で す は る 、 概 復 念 古 ﹂ 的 と 色 し 彩 て が 明 盛 確 り に ( 憲 込 法 ま を れ ベ る ー か ス ど に う 部 か 分 注 的 目 に さ ﹁ れ 改 る 正 前 ﹂ 文 す は る ま に だ と ま ど と ま め っ ら て れ い て る は が お 、 ら そ ず れ 、 で ま も た 現 一、 行 見、 憲 す、 法 る、 第 と、 一 新 二 憲 条 法 は と ﹁ は 国 言 民 え の な 責 い 務 く ﹂ ら と い さ 現 れ 行 ( ﹁ 国 民 は 、 ⋮ 、 自 由 及 び 権 利 に は 責 任 及 び 義 務 が 伴 う こ と を 自 覚 し つ つ 、 常 に 公 益 及 び 公 の 秩 序 に 反 し な い よ う と め て い る ﹂ も の の 、 ﹁ 憲 法 を め ぐ る 議 論 は 、 よ う や く 、 国 民 的 な 議 論 に 向 け て ス タ ー ト ・ ラ イ ン に た ど り 着 い 査 会 は 、 最 終 報 告 書 が 提 出 さ れ た 直 後 、 ﹁ 多 様 な 角 度 か ら 憲 法 を 自 由 闊 達 に 議 論 す る た め に 土 台 が で き た と 受 け 神戸学院法学 3 ) ( ) 祉 に 自 ﹂ 自 民 は 由 党 ﹁ を は 公 享 一 益 受 〇 及 し 月 び 、 一 公 権 二 の 利 日 秩 を に 序 行 ﹃ ﹂ 使 新 に す 憲 書 る 法 き 責 第 換 務 二 え を 次 ら 負 案 れ う ﹄ た 。 を 。 ﹂ と 追 い 加 う 発 文 表 言 し が た 付 。 加 そ さ し れ て 、 、 現 つ 行 い 憲 に 法 同 第 月 一 二 三 八 条 日 等 、 ﹁ に 日 あ 本 る 国 ﹁ 民 公 は 共 、 の 帰 福 ( ) ) え 属 て す ﹃ る 新 国 憲 や 法 社 草 会 案 を ﹄ 愛 を 情 完 と 成 責 さ 任 せ 感 、 と 公 気 表 概 し を た も 。 っ て 自 ら 支 え 守 る 責 務 を 有 し 、 ⋮ ﹂ な ど と 明 記 す る ﹁ 前 文 ﹂ を 書 き 加 ( ) た 司 同 が 一 じ 新 方 日 代 、 に 表 総 、 に 選 ﹁ 選 挙 国 出 の 民 さ 後 は れ 、 、 た 民 国 。 主 の ま 党 安 た の 全 、 岡 と 民 田 独 主 代 立 党 表 を の は 守 米 、 る 沢 敗 責 隆 北 務 グ の を ル 責 負 ー 任 う プ を ﹂ ﹁ と な 創 っ ど 憲 て と 会 辞 規 議 任 定 ﹂ し し は 、 た 、 新 ﹃ 自 代 憲 民 表 法 党 に 草 の は 案 ﹃ 改 ﹄ 新 憲 を 憲 に 発 法 積 表 草 極 し 案 的 、 ﹄ で 民 が あ 主 決 る 党 定 前 内 さ 原 で れ 誠 ( の 巻 き 返 し も 起 こ っ て い る 。 そ の 結 果 、 党 憲 法 調 査 会 は 、 そ の 三 日 後 に 総 会 で 、 ﹁ 国 民 の 義 務 ﹂ で は な く ﹁ 共 同 ( ) 「 そ の れ 責 を 務 今 、 後 よ よ り り 具 明 体 確 的 に に す る は ﹁ 、 国 な ・ ど 企 と す 業 そ る の ﹃ 他 憲 の 法 提 中 言 間 ﹄ 団 体 を 並 了 承 び し に た 家 族 も や の の コ 、 ミ 枝 ュ 野 ニ 会 テ 長 ィ は 及 、 び こ 国 の 民 ﹁ の 提 ﹃ 言 責 ﹂ 務 に ﹂ お を い 明 て 記 は し 、 、 ( 使 ﹁ を 集 行 団 う 的 か 自 ど 衛 う 権 か を に ど つ う い す て る も か 、 は 結 、 論 そ を の 出 幅 し の て 中 は に い あ な り い 、 ﹂ 決 と め 説 て 明 い し な た い 。 。 ま 都 た 道 、 府 わ 県 が に 国 お が い 集 て 団 、 安 少 全 な 保 く 障 と 活 も 動 ブ の ロ 武 ッ 力 ク 行 ) ご と に 憲 法 に つ い て の シ ン ポ ジ ウ ム ﹂ を 行 い た い と も 説 明 し て お り 、 そ れ ゆ え 、 民 主 党 独 自 の 新 憲 法 の 条 文 化 の 」 国 民 の 意 識 と 護 憲 政 党 の 対 応 た め の 作 業 は 当 面 行 わ れ な い よ う で あ る 。 ( 衆 参 両 院 憲 法 調 査 会 の 最 終 報 告 書 議 決 直 後 、 改 憲 の 中 身 に つ い て 改 憲 勢 力 の シ ナ リ オ は ス タ ー ト に 戻 っ て い る 第35巻第2号 (340) 32 憲法調査会と政党の対応 う む ﹁ し 革 ろ 命 、 的 憲 ﹂ 法 気 擁 運 護 が の 盛 運 り 動 上 は が 、 っ 従 て 来 い の る 憲 わ 法 け 改 で 悪 は 阻 な 止 い の 。 運 動 、 護 憲 運 動 に 加 え て 、 著 名 人 に よ る ﹁ 九 条 の 会 ﹂ が 設 を と ﹁ め 知 た ら 憲 な 法 い 改 ﹂ 正 と に 答 関 え す た る 人 世 が 論 約 調 八 査 割 結 に 果 上 に っ よ た る と と い 、 う 衆 。 ・ 国 参 民 両 に 院 は の 、 憲 憲 法 法 調 改 査 正 会 の が 限 そ 界 れ を ぞ 超 れ え 公 る 表 新 し 憲 た 法 最 を 終 制 報 定 告 す 書 る の と 内 い 容 法 実 第 施 九 し 条 た を 全 ﹁ 国 改 電 正 話 す 世 る 論 必 調 要 査 が に あ よ る る ﹂ と と 、 答 改 え 憲 た し 人 よ が う 三 と 一 す ・ る 三 考 % え に 方 と に ど 賛 ま 成 っ し た て 。 い ま る た 国 、 民 時 が 事 六 通 一 信 ・ 社 〇 が % 七 あ 月 る 一 も 七 の 日 の に 、 ま 憲 ) 立 さ れ た こ と を 初 め 専 守 防 衛 論 者 も 巻 き 込 ん で 新 た な 形 で 徐 々 に 活 発 化 し て も い る 。 ( 護 憲 政 党 の 社 民 党 は 、 三 月 上 旬 に 全 国 連 合 常 任 幹 事 会 で 、 ﹃ 憲 法 を め ぐ る 議 論 に つ い て の 論 点 整 理 ﹄ を 発 表 し 、 ( ) を ﹁ 挙 前 げ 文 て と 反 九 対 条 す を る 変 。 ﹂ え て と 、 表 戦 明 争 し を た 否 。 定 し た 国 か ら ﹁ 戦 争 を 肯 定 す る 国 ﹂ へ と 変 質 さ せ て い く こ と に 対 し 、 党 の 総 力 ) ま た 憲 法 改 悪 阻 止 の 共 産 党 は 、 衆 参 の 憲 法 調 査 会 が 最 終 報 告 書 を 提 出 す る 直 前 に 第 三 回 中 央 委 員 会 総 会 を 開 催 ( し 、 ﹁ 政 治 的 雰 囲 気 づ く り の 段 階 か ら 、 具 体 的 な 改 憲 案 の 策 定 を め ざ す 新 た な 段 階 に す す も う と し て い る ﹂ と し ) ) 33 (341) て 、 ﹁ 九 条 の 会 ﹂ の 動 き は 、 ﹁ 日 本 国 民 の な か に 、 憲 法 改 悪 を 許 さ な い 多 数 派 結 集 に む け た 条 件 と 可 能 性 が お お い ( め に て 存 、 在 草 す の る 根 こ の と 組 を 織 し を め 壮 す 大 も な の 規 と 模 し で て 発 、 展 き さ わ せ め る て た 重 め 要 に で 力 あ を ︵ つ る く し ﹂ た と い し と て 思 ﹁ い 広 ま い す 保 守 。 ﹂ の な 人 ど 々 と 、 し 無 て 党 い 派 る の 。 人 々 を ふ く ( 総 選 挙 に お け る 与 党 圧 勝 の 下 で 、 改 憲 三 政 党 は 、 政 局 を 睨 み な が ら 改 憲 内 容 と 改 憲 手 続 き の 内 容 に つ い て す り ) 合 わ せ の 議 論 を ど う 進 め る の か 、 他 方 、 護 憲 二 政 党 は 議 会 外 政 党 の 新 社 会 党 も 含 め て 総 選 挙 後 ど の よ う に 憲 法 運 か の よ う で あ っ た 。 そ の 背 景 に は 、 改 憲 政 党 間 の 足 並 み の 乱 れ に と ど ま ら ず 、 国 民 の 意 識 が あ る 。 共 同 通 信 社 が 神戸学院法学 − ) 神 戸 学 憲 法 調 査 会 に お け る 改 憲 論 、 政 党 の 改 憲 論 に つ い て は 、 馬 奈 木 厳 太 郎 ﹁ 憲 法 調 査 会 に お け る 改 憲 論 議 」 ﹂ 法 律 時 報 ﹄ 七 二 巻 五 号 ︵ 二 1 、 彼 谷 環 ) ( 法 律 時 報 ﹄ 七 七 巻 一 〇 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 九 月 号 ︶ 四 二 頁 以 集 団 的 自 衛 権 行 使 ﹁ 合 憲 化 ﹂ を 求 め る 財 界 の 動 向 を 中 心 に ﹁ 政 党 の 改 憲 論 を 診 る ﹂ 水 島 朝 穂 編 著 ﹃ 改 憲 論 を 診 る ﹄ 法 律 文 化 社 ︵ 二 〇 〇 五 年 ︶ 九 二 頁 以 下 、 一 一 三 頁 以 下 。 憲 法 ( − ) ( 財 界 の 改 憲 論 。 に こ つ こ い で て い は う 、 八 愛 党 敬 と 浩 は 二 、 ﹁ 自 経 民 済 党 界 、 、 の 民 合 改 主 併 憲 党 ︵ 論 、 自 を 公 由 診 明 党 る 党 が ﹂ 、 民 水 自 主 島 由 党 編 党 と 著 、 合 ・ 共 併 前 産 し 掲 党 民 注 、 主 1 社 党 民 に 書 、 七 党 ︶ 頁 、 あ 一 五 。 二 る 一 い 一 世 は 頁 紀 ま 以 ク た 下 ラ 消 、 ブ 滅 上 、 し 脇 ・ 保 て 調 査 会 が 設 置 さ れ た 直 後 の 政 党 の 対 応 に つ い て は 、 和 田 進 ﹁ 憲 法 調 査 会 と 政 党 の 対 応 ﹂ ) 2 〇 〇 上 〇 脇 年 博 五 之 月 ﹁ 号 憲 ︶ 法 二 ﹃ 〇 改 頁 正 以 ﹄ 下 論 を の 参 本 照 質 。 動 を 拡 大 す る の か 、 そ れ ぞ れ 注 目 さ れ る 。 ( 3 院 法 本 学 稿 ﹄ は 三 、 四 上 巻 脇 三 博 号 之 ︵ ﹁ 二 憲 〇 法 〇 調 五 査 年 会 ︶ に 一 お 七 け 七 る 政 二 党 二 の 一 対 頁 応 。 ﹂ ) ( 4 下 に 政 加 党 筆 が ・ 分 修 裂 正 ︵ を 自 加 由 え 党 た が も 分 の 裂 で し あ 保 る 守 。 党 が 誕 生 ) ( い る ︵ 保 守 新 党 ) 守 党 。 参 照 、 衆 議 院 憲 法 調 査 会 ﹃ 衆 議 院 憲 法 調 査 会 報 告 書 ﹄ 二 〇 〇 五 年 四 月 一 五 日 ︶ 六 ) − 二 二 一 頁 。 5 ( ( ) ( 自 民 党 憲 法 調 査 会 ﹃ 中 間 報 告 ﹄ 憲 法 調 査 会 委 員 に よ る 発 言 趣 旨 ︶ 一 九 九 三 年 六 月 一 六 日 。 前 掲 注 2 論 文 、 一 七 七 ( ) ( ) 6 第35巻第2号 同 年 一 〇 月 二 一 日 初 校 。 二 〇 〇 五 年 八 月 一 〇 日 脱 稿 。 (342) 34 憲法調査会と政党の対応 ( ) ( ) 一 九 九 四 年 の ﹁ 政 治 改 革 ﹂ の 事 前 、 事 後 の 展 開 に つ い て は 、 上 脇 博 之 ﹃ 政 党 助 成 法 の 憲 法 問 題 ﹄ 日 本 評 論 社 ︵ 一 渡 辺 治 ﹁ 憲 法 調 査 会 の 歴 史 的 位 置 ﹂ 法 律 時 報 ﹄ 七 二 巻 五 号 ︵ 二 〇 〇 〇 年 ︶ 一 〇 頁 [ 一 三 頁 。 新 進 党 憲 法 問 題 調 査 会 ﹃ 中 間 報 告 ﹄ 骨 子 ︶ 一 九 九 六 年 一 二 月 二 日 。 9 8 7 ( ] 法 学 セ ミ ナ ー ﹄ 五 四 八 号 ︵ 二 〇 〇 〇 年 八 月 号 ︶ 五 九 九 経 経 九 済 済 年 同 同 ︶ 友 友 二 会 会 八 ﹃ ﹁ 頁 緊 新 以 急 し 下 提 い を 言 国 参 家 照 早 像 。 急 を に 考 取 え り る 組 委 む 員 べ 会 き ﹂ 我 新 が し 国 い の 平 安 和 全 国 保 家 障 を 上 め の ざ 四 し つ て の ﹄ 課 一 題 九 ﹄ 九 一 四 九 年 九 七 九 月 年 二 三 六 月 日 九 。 日 。 近 藤 剛 ( ) 外 交 ・ 安 全 保 障 を 中 心 に ﹂ ( ) ﹁ 経 済 界 は 憲 法 を ど う み て い る か ) 三 頁 第 以 三 下 の も 申 参 合 照 せ 。 は ﹁ 会 長 が 会 長 代 理 を 指 名 し 、 野 党 第 一 会 派 の 幹 事 の 中 か ら 選 定 す る ﹂ で あ っ た 。 参 照 、 参 議 院 憲 ( 一 九 九 九 年 七 月 六 日 ︶ の 内 容 も こ れ と 同 じ で あ る ( ) ]) 八 頁 の 法 調 査 会 の H P 。 衆 議 院 の ﹁ 憲 法 調 査 会 設 置 に 関 す る 申 合 わ せ ﹂ ( 二 〇 〇 五 年 四 月 二 〇 日 ︶ 三 ︵ 参 衆 照 参 、 ﹁ の 憲 憲 法 法 調 調 査 査 会 会 の ﹄ 設 に 置 関 に す 至 る る 法 経 規 緯 、 に 申 つ し い 合 て わ の せ 詳 ﹂ 細 月 は 刊 、 憲 衆 法 議 運 院 動 憲 ﹄ 法 二 調 八 査 三 会 号 ﹃ ︵ 衆 一 議 九 院 九 憲 九 法 年 調 八 査 月 会 号 報 ︶ 告 三 書 頁 ﹄ [ 二 五 〇 頁 〇 。 ( 特 集 へ の 序 論 的 考 察 、 和 田 進 ﹁ 憲 法 調 査 会 と 政 党 の 対 応 ﹂ 法 律 時 報 ﹄ 五 年 四 月 一 五 日 ︶ 一 頁 、 参 議 院 憲 法 調 査 会 ﹃ 日 本 国 憲 法 に 関 す る 調 査 報 告 書 ﹄ − 法 学 セ ミ ナ ー ﹄ 五 四 ほ か 、 森 英 樹 ﹁ 憲 法 論 議 に ど う 向 き 合 う か ( 七 二 巻 五 号 ︵ 二 〇 〇 〇 年 ︶ 五 頁 以 下 、 二 〇 頁 以 下 、 前 原 清 隆 ﹁ 憲 法 調 査 会 設 置 の 経 緯 と 意 味 ﹂ ) 35 (343) 五 号 ︵ 二 〇 〇 〇 年 五 月 号 ︶ 四 八 頁 以 下 、 同 ﹁ 動 き 始 め た 憲 法 調 査 会 ﹂ 月 刊 憲 法 運 動 ﹄ 二 九 〇 号 ︵ 二 〇 〇 〇 年 五 月 号 ︶ 」 」 法 学 セ ミ ナ ー ﹄ 五 九 九 号 ︵ 二 〇 〇 四 年 一 一 月 号 ︶ 二 ( 二 〇 そ 頁 の 以 問 下 題 を に 参 つ 照 い 。 て は 、 上 脇 博 之 ﹁ 議 会 に お け る 政 党 政 治 ﹂ ) 「 さ ら に は ﹁ 地 球 規 模 の 問 題 に つ い て の ( ( ) 六 頁 一 以 九 下 九 を 六 参 年 照 四 。 月 一 七 日 の ﹁ 日 米 安 保 共 同 宣 言 ﹂ は 、 ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 神戸学院法学 ( ( ) ) ] ) ) ] − 九 事 日 態 米 九 七 日 ﹂ 一 の 年 安 を 九 協 保 ﹁ 九 力 、 共 地 七 ﹂ 森 同 理 年 を 英 宣 的 九 宣 樹 言 概 月 言 ・ 及 念 二 し 渡 び で 三 て 辺 新 は 日 い 治 ガ な に る ・ イ い 日 。 水 ド ﹂ 米 島 ラ と 間 朝 イ さ で 穂 ン れ 新 編 に て ガ ﹃ つ い イ グ い る ド ロ て 。 ラ ー は イ バ 、 ン ル 浅 ︵ 安 井 新 保 基 日 体 文 米 制 ﹃ 防 こ が 衛 動 こ 協 き が 力 だ 問 指 す 題 針 ﹄ ︶ 新 日 が ガ 本 合 イ 評 意 論 ド し 社 ラ た ︵ イ が 一 ン 、 Q 九 そ & 九 こ A 八 で ﹄ 年 は 青 、 、 木 ﹁ 水 書 日 島 店 本 朝 ︵ 周 辺 穂 一 ) ( ) ﹃ こ 村 の 田 国 尚 は 紀 ﹁ ﹁ 国 憲 連 法 の 調 戦 査 争 会 ﹂ の に 法 参 的 加 問 す 題 る ﹂ の 法 か 律 時 新 報 ガ ﹄ イ 七 ド 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﹃ 衆 議 院 憲 法 調 第35巻第2号 (344) 36 憲法調査会と政党の対応 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( 、 ﹃ 第 一 六 二 回 国 会 ・ 衆 議 院 本 会 議 − − ) 、 ﹃ 第 一 六 二 回 国 会 ・ 参 議 院 本 会 議 会 議 録 ﹄ 一 九 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 四 月 二 七 査 会 ﹃ 参 参 参 参 中 第 議 議 議 議 間 一 院 院 院 院 報 五 憲 憲 憲 憲 告 五 法 法 法 法 書 回 調 調 調 調 ﹄ 国 査 査 査 査 二 会 会 会 会 会 〇 ・ ・ ・ ・ ・ 〇 衆 前 前 前 前 二 議 掲 掲 掲 掲 年 院 注 注 注 注 一 本 一 会 月 会 報 報 報 報 一 議 告 告 告 告 日 録 書 書 書 書 ︶ ﹄ 、 、 、 、 四 一 四 一 一 一 四 五 五 九 七 九 頁 四 号 頁 頁 ︵ 以 。 一 。 五 八 二 下 頁 頁 〇 。 。 、 〇 二 二 六 年 五 一 頁 一 以 月 下 二 。 九 日 ) 会 議 録 ﹄ 二 二 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 四 月 二 六 日 ) ( − 読 売 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 〇 ) − 日 。 ﹃ 読 売 新 聞 ﹄ 一 九 九 四 年 一 一 月 三 日 。 な お 、 読 売 新 聞 社 は 、 そ の 後 も 、 第 二 次 改 憲 試 案 ︵ ) ( ) ) 年 五 衆 月 議 三 院 日 憲 ︶ 法 及 調 び 査 第 会 三 ・ 次 前 改 掲 憲 注 試 案 ﹁ 報 憲 告 法 書 改 、 正 一 二 一 〇 九 〇 四 一 年 二 試 二 案 頁 ﹂ 、 一 読 九 売 八 新 聞 二 ﹄ 一 二 七 〇 頁 〇 、 四 参 年 議 五 院 月 憲 三 法 日 調 ︶ 査 を 会 発 ﹃ 表 発 し 言 て 要 い 約 る 一 。 ( ( − 、 お よ び そ れ ぞ れ の H P ( ) 覧 ﹄ 政 二 党 〇 や 〇 財 五 界 年 な 四 ど 月 の ︶ 改 五 憲 論 一 に 一 つ 頁 い 。 て は 、 渡 辺 治 ﹃ 憲 法 改 正 の 争 点 ﹄ 旬 報 社 ︵ 二 〇 〇 二 年 ( を 参 照 。 な お 、 改 憲 論 の 総 合 的 検 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﹁ 憲 法 ︵ 二 〇 〇 一 年 一 二 月 号 ︶ 二 五 頁 以 下 。 こ れ に 対 す る 批 判 と し て は 、 植 村 勝 慶 ﹁ 憲 法 改 正 の た め の 法 整 備 が い ま 必 要 か ? 神戸学院法学 月 二 四 日 。 こ れ に つ い て は 、 ﹃ 月 刊 憲 法 運 動 ﹄ 三 二 五 号 ︵ 二 〇 〇 三 年 一 一 月 号 ︶ 一 三 頁 以 下 を 参 照 。 そ の 批 判 に つ い 一 日 自 。 由 民 主 党 政 務 調 査 会 ・ 憲 法 調 査 会 ・ 憲 法 改 正 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム ﹃ 安 全 保 障 に つ い て の 要 綱 案 ﹄ 二 〇 〇 三 年 七 (348) ( ) ) て は 参 民 二 小 、 照 主 〇 泉 隅 、 党 〇 純 野 民 ニ 三 一 隆 主 ュ 年 郎 徳 党 ー 五 自 ﹁ ニ ス 月 民 軍 ュ ・ 二 党 事 ー ト 〇 総 優 ス ピ 日 裁 先 ・ ッ 、 就 の ト ク 参 任 自 ピ ﹁ 院 会 民 ッ 民 有 見 党 ク 主 事 ︵ 改 ﹁ 党 法 二 憲 経 マ 制 〇 要 済 ニ 特 〇 綱 同 フ 別 一 案 友 ェ 委 年 ﹂ 会 ス 員 四 同 と ト 会 月 ・ の 第 で 二 三 マ 一 の 四 頁 ニ 次 小 日 以 フ 草 泉 。 下 ェ 案 純 を ス を 一 参 ト 発 郎 照 意 表 首 。 見 ﹂ 相 交 二 答 換 〇 弁 会 〇 。 を 三 開 年 く 九 ﹂ 月 二 一 〇 八 〇 日 三 。 年 一 〇 月 一 日 、 経 ( ) ( ) ( ) ( ) 済 同 ﹁ 参 友 照 会 国 、 ﹁ 民 民 代 主 主 表 権 党 幹 ﹄ ニ 事 基 ュ の 本 ー 発 的 ス 言 人 ・ 権 ト 記 の ピ 者 尊 ッ 会 重 ク 見 ﹄ ﹁ ︻ 発 言 平 合 要 併 和 旨 主 党 ﹂ 大 義 二 ﹄ 会 〇 と ︼ 〇 い 菅 三 う 代 年 憲 表 一 法 が 〇 の マ 月 三 ニ 七 つ フ 日 の ェ 。 基 ス 本 ト 理 を 念 発 を 表 踏 ﹂ ま 二 え 〇 つ 〇 つ 三 、 年 基 一 本 〇 的 月 人 五 権 日 の 。 多 様 ( ) 化 、 国 際 協 調 の 必 要 性 と い っ た 時 代 の 要 請 に も 即 し た 憲 法 論 議 を 積 極 的 に す す め ま す 。 憲 法 を ﹃ 不 磨 の 大 典 ﹄ と す る ( ) こ と な く 、 ま た そ の 時 々 に 都 合 の よ い 憲 法 解 釈 を 編 み 出 す の で は な く 、 憲 法 が 国 民 と 国 の 基 本 的 規 範 で あ る こ と を し ) っ か り と 踏 ま え 、 国 民 的 な 憲 法 論 議 を 起 こ し 、 国 民 合 意 の も と で ﹃ 論 憲 ﹄ か ら ﹃ 創 憲 ﹄ へ と 発 展 さ せ ま す 。 ﹂ 民 主 党 ( ビ ジ 民 ョ 主 ン 党 ︶ ニ ュ ー ス ・ ト ピ ッ ク ﹁ 菅 ・ 小 沢 合 同 会 見 で マ ニ フ ェ ス ト 完 全 版 を 発 表 ﹂ 二 〇 〇 三 年 一 〇 月 一 七 日 。 な お 、 ( ) 成 熟 し た パ ー ト ナ ー シ ッ プ に 向 け て ﹄ 二 〇 民 主 党 は 、 マ ニ フ ェ ス ト の 項 目 を 選 挙 期 間 中 に 追 加 し て い る ︵ 民 主 党 ニ ュ ー ス ・ ト ピ ッ ク ﹁ 民 主 党 マ ニ フ ェ ス ト の 追 ( ) ( ) 加 項 米 目 国 を 防 決 大 定 学 ・ 国 発 家 表 戦 ﹂ 略 二 研 〇 究 〇 所 三 ︵ 年 I 一 N 〇 S 月 S 三 ︶ 一 特 日 別 。 報 告 ﹃ 合 衆 国 と 日 本 第35巻第2号 経 済 同 友 会 憲 法 問 題 調 査 会 ﹃ 憲 法 問 題 調 査 会 意 見 書 ・ 自 立 し た 個 人 、 自 立 し た 国 た る た め に ﹄ 二 〇 〇 三 年 四 月 二 40 憲法調査会と政党の対応 ( 頁 [ ﹁ ﹃ 一 自 し 三 民 ん 一 党 ぶ 憲 ん 一 法 赤 三 調 旗 二 査 ﹄ 頁 会 二 。 の 〇 憲 〇 法 三 改 年 正 一 プ 一 ロ 月 ジ 二 ェ 四 ク 日 ト 。 チ ー ム ︵ 杉 浦 正 健 座 長 ︶ は 九 日 、 憲 法 改 正 草 案 の 策 定 に 向 け 、 前 文 〇 〇 リ 年 チ 一 ャ 〇 ー 月 ド 一 ・ 一 ア 日 ー 。 ミ テ ー ジ ﹁ 緊 急 発 言 ・ 憲 法 九 条 は 日 米 同 盟 の 邪 魔 者 だ ﹂ ) の 書 き 換 え を 柱 と し た 報 告 書 を 同 調 査 会 に 提 出 し た 。 新 し い 前 文 に は ﹃ 健 全 な 愛 国 心 ﹄ を 盛 り 込 む ほ か 、 分 か り や す ] い 文 章 に よ っ て 教 育 的 効 果 を 持 た せ る こ と を 打 ち 出 し た 。 同 調 査 会 は 6 月 に ま と め る 憲 法 改 正 草 案 の た た き 台 に こ う − 1 ︶ 日 本 の 歴 史 、 伝 統 、 文 化 、 国 柄 ︵ 2 ︶ 日 し た 考 え を 盛 り 込 む 。 ﹁ 報 告 書 は 昨 年 一 二 月 か ら 今 月 三 日 ま で 八 回 開 い た 会 合 の 議 論 を 踏 ま え て 作 成 さ れ た 。 ﹃ 新 た 」 ( (「 な ど 。 現 に 前 文 に 盛 り 込 む べ き だ ﹄ と 結 論 づ け た の は 、 健 全 な 愛 国 心 の ほ か 、 ( ) ) 本 の 目 指 す べ き 方 向 と 理 念 ︵ 3 ︶ 誤 っ た 平 和 主 義 、 人 権 意 識 へ の 戒 め ︵ 4 ︶ 環 境 権 、 循 環 型 社 会 の 実 現 ( ) ( ) 「 41 (349) 日 行 。 憲 法 自 ﹃ が 民 朝 明 党 日 記 ・ 新 し 政 聞 て 務 ﹄ い 調 二 る 査 〇 国 会 〇 民 ・ 四 主 国 年 権 防 三 、 部 月 基 会 二 本 ・ 六 的 防 日 人 衛 。 権 政 の 策 尊 検 重 討 、 小 平 委 和 員 主 会 義 ﹃ は 提 そ 言 の ・ ま 新 ま し 残 い す 日 。 ﹂ 本 の 毎 防 日 衛 新 政 聞 策 ﹂ ﹂ 二 〇 〇 安 四 全 年 ・ 三 安 月 心 一 な 〇 日 ) 本 を ﹁ ﹃ ﹃ 目 民 し 朝 指 主 ん 日 し 党 ぶ 新 て 憲 ん 聞 ﹄ 法 赤 ﹄ 二 調 旗 二 〇 査 ﹄ 〇 〇 会 二 〇 四 ︵ 〇 四 年 仙 〇 年 三 谷 四 四 月 由 年 月 三 人 四 三 〇 会 月 〇 日 長 二 日 。 ︶ 八 夕 は 日 刊 四 。 。 日 午 後 、 憲 政 記 念 館 ・ 憲 法 五 〇 年 記 念 ホ ー ル で 昨 年 一 一 月 の 総 選 挙 後 ( 」 3 ︶ 人 権 保 障 ∧ 人 権 を 担 保 す る 制 ( ) ( 2 ︶ 統 治 機 構 ∧ 地 方 分 権 を 除 く ∨ ( ) ( 1 ︶ 総 論 ∧ 国 の あ り 方 、 最 高 法 規 ∨ 初 め て の 総 会 を 開 き 、 年 内 に 新 た な 憲 法 提 案 を 取 り ま と め る こ と を 決 め た 。 参 議 院 選 挙 前 に は 中 間 報 告 を ま と め る 。 ( ) ( ﹁ 今 後 、 文 藝 春 秋 ﹄ 二 〇 〇 四 年 三 月 号 一 二 八 神戸学院法学 ) ト ピ ッ ク ス ﹁ 党 憲 法 調 査 会 、 (350) 度 の 検 討 な ど ∨ 4 ︶ 分 権 自 治 ∧ 道 州 制 を 含 む ∨ 5 ︶ 安 保 国 際 ∧ 国 連 と の 関 係 、 地 域 安 保 な ど ∨ ( 政 治 改 革 か ら 政 権 公 約 民 主 党 ニ ュ ー ス ・ 政 権 公 約 ︵ マ ニ フ ェ ス ト と 参 議 院 に つ い て そ れ ぞ れ 小 委 員 会 を 設 け て 検 討 作 業 に 入 る こ と を 決 め た 。 ﹂ ( 参 議 院 議 員 選 挙 の あ り 方 に 関 す る 我 々 の 見 解 年 内 新 公 の し 明 憲 い 党 法 日 ﹃ 提 本 デ 案 を イ 策 つ リ 定 く ー を る ニ 確 国 ュ 認 民 ー ﹂ 会 ス 二 議 ﹄ 〇 ︵ 二 〇 二 〇 四 一 〇 年 世 四 二 紀 年 月 臨 一 四 調 月 日 ︶ 二 。 メ 九 ッ 日 セ 。 ー 神 ジ 崎 ﹁ 代 政 表 治 発 改 言 革 。 一 〇 年 に よ せ て ( 中 央 公 論 ﹄ 二 〇 〇 四 年 五 月 へ ﹂ 二 〇 〇 四 年 一 月 二 九 日 、 同 ) 。 後 者 の 論 文 に お い て 、 五 月 一 二 日 に ﹁ 第 一 回 政 権 公 約 ︵ マ ニ フ ェ ス ト ︶ 検 議 員 選 挙 の 位 置 づ け ﹂ 二 〇 〇 四 年 四 月 七 日 、 同 ﹁ 今 こ そ 政 権 公 約 の 達 成 度 を 見 極 め よ ﹂ 「 ︶ で 見 る こ と が で き る 。 号 一 〇 五 頁 [ 一 〇 五 頁 、 一 〇 九 頁 以 下 ] 証 大 会 ﹂ を 開 催 す る こ と を 公 表 し て い た ︵ 一 一 三 頁 ︶ は 、 同 大 会 は H P ︵ http://www.secj.jp/ さ ら な な お 、 ﹁ 衆 参 両 院 制 度 の 見 直 し ﹂ が ﹁ 憲 法 改 正 に 向 け て 真 剣 に 議 論 さ れ る べ き 重 要 事 項 の 一 つ で あ る ﹂ と も 言 う ︵ 一 ( ) ) 。 こ れ に つ い て は 、 ﹃ 月 ﹄ 二 〇 〇 四 年 三 月 一 五 日 。 一 二 経 頁 済 。 同 友 会 ﹁ 政 治 の 将 来 ビ ジ ョ ン を 考 え る 委 員 会 ﹂ 意 見 書 ﹃ 政 治 の 将 来 ビ ジ ョ ン を 考 え る 委 員 会 意 見 書 ( ) ( ( ) 二 〇 〇 四 年 六 月 ) ) 同 年 同 月 一 七 ﹄ ( 、 公 明 党 憲 法 調 査 会 ﹃ 論 点 整 理 ﹄ る 政 自 日 治 民 本 改 党 商 革 ﹃ 工 の 憲 会 推 法 議 進 改 所 を 正 ﹁ の 会 ポ 議 マ イ 所 ニ ン ニ フ ト ュ ェ ー ス ス ト 憲 ﹂ ・ 法 二 サ 改 〇 イ 正 〇 ク に 四 ル 向 年 を け 七 根 て 月 付 の 七 か 主 日 せ な 。 る た 論 め 点 に ) ︵ 同 年 同 月 二 二 日 刊 憲 自 法 民 運 党 動 政 ﹄ 務 三 調 三 査 三 会 号 ・ ︵ 憲 二 法 〇 調 〇 査 四 会 年 ・ 八 憲 月 法 号 改 ︶ 正 二 プ 五 ロ 頁 ジ 以 ェ 下 ク を ト 参 チ 照 ー の ム こ ﹃ と 論 。 点 整 理 ︵ 二 〇 〇 四 年 六 月 一 〇 日 、 民 主 党 憲 ( 中 間 報 告 ( 前 衛 ﹄ 七 八 一 号 法 調 査 会 ﹃ 創 憲 に 向 け て 、 憲 法 提 言 ( ) 自 公 民 の 改 憲 ︵ 案 ︶ を 読 む ﹂ 日 ︶ と そ の 批 判 に つ い て は 、 ﹃ 月 刊 憲 法 運 動 ﹄ 三 三 三 号 ︵ 二 〇 〇 四 年 八 月 号 ︶ に お け る 塚 田 哲 之 、 吉 田 健 一 、 植 松 健 ) 一 の 各 論 文 、 愛 敬 浩 二 ﹁ 平 和 主 義 ・ 立 憲 主 義 か ら 遠 ざ か る 改 憲 案 第35巻第2号 の 五 つ の テ ー マ 42 憲法調査会と政党の対応 ( ) ( ) ( ) ︵ 二 日 ﹃ 民 民 自 〇 経 公 主 主 民 〇 調 明 党 党 党 四 は 新 憲 ニ 政 年 、 聞 法 ュ 務 九 そ ﹄ 調 ー 調 月 の 二 査 ス 査 号 H 〇 会 ・ 会 ︶ P 〇 ・ ト ほ 七 に 四 前 ピ か 八 よ 年 掲 ッ ・ 頁 る 六 注 ク 前 以 と 月 ス 掲 下 ﹁ 注 、 、 一 ﹁ 七 。 党 を 日 日 憲 参 本 、 法 。 照 経 同 の 調 済 年 こ 査 の 同 と 会 発 月 。 、 ﹁ 展 一 中 に 八 間 寄 日 報 与 、 告 す 同 ﹂ る 年 ま こ 同 と と 月 め を 一 る 主 九 ﹂ 目 日 二 的 。 〇 に 〇 、 四 内 年 外 六 の 月 経 二 済 二 ・ 日 政 。 治 ・ 社 会 ・ 文 化 ・ ( ) 教 育 ・ 技 術 な ら び に 企 業 経 営 を は じ め と す る 中 長 期 の 基 本 問 題 を 幅 広 い 視 野 に 立 っ て 調 査 研 究 す る 機 関 と し て 、 一 九 ( ) ) 六 二 年 三 月 一 三 日 、 経 済 団 体 連 合 会 、 日 本 商 工 会 議 所 、 経 済 同 友 会 、 日 本 貿 易 会 の 経 済 界 四 団 体 の 協 賛 を 得 て 任 意 団 ( ) ( 体 と 日 し 本 て 経 設 済 立 調 さ 査 れ 協 ま 議 し 会 た ︵ ︵ 日 一 経 九 調 六 ︶ 七 調 年 査 八 専 月 門 三 委 一 員 日 会 に ﹁ 社 葛 団 西 法 委 人 員 格 会 を ﹂ 取 提 得 言 ﹃ 。 ﹂ 憲 法 問 題 を 解 く ﹄ 二 〇 〇 四 年 七 月 二 九 日 ︶ ) 戦 闘 終 了 後 の 新 た な 安 全 確 保 ・ 人 道 復 興 支 援 体 制 の 三 〇 経 頁 済 。 同 友 会 イ ラ ク 問 題 研 究 会 ﹃ イ ラ ク 問 題 研 究 会 意 見 書 ( ( ) 構 築 日 に 本 向 ・ け 東 て 京 商 工 恒 会 久 議 法 所 の ﹁ 制 憲 定 法 と 問 ﹁ 題 日 に 本 関 型 す C る I 懇 M 談 I 会 C ﹂ ﹂ の 憲 創 法 設 改 ﹄ 正 二 に 〇 つ 〇 い 四 て 年 の 一 意 一 見 月 = 二 中 四 間 日 と 。 り ま と め ﹄ 二 〇 〇 四 年 一 ( ) 」 43 (351) 二 月 ﹁ 一 日 七 本 日 人 。 は 何 事 も ﹃ ト ウ ー ・ レ ー ト ﹄ だ 。 変 化 へ の 対 応 が 遅 す ぎ る 。 ﹁ 現 在 イ ラ ク に 自 衛 隊 を 派 遣 す る か 否 か で ) 」 文 藝 春 秋 ﹄ 二 〇 〇 四 年 一 月 号 揉 め て い る が 、 こ れ は 典 型 的 な 例 で あ る 。 憲 法 改 正 問 題 も 同 様 だ 。 大 事 な 問 題 を 先 送 り し て い る う ち に 、 に っ ち も さ ( ]) こ れ か ら の 日 本 を 展 望 し て ﹄ 二 〇 〇 五 年 一 月 一 八 日 。 っ ち も 行 か な い よ う な 状 況 に 見 舞 わ れ る 。 ︵ 奥 田 碩 ﹁ 緊 急 提 言 ・ こ の 国 を 変 え る ! ﹂ ( ) ( ) 九 四 日 頁 本 [ 経 一 団 〇 連 〇 ﹃ − わ 一 が 〇 国 一 の 頁 基 本 。 問 題 を 考 え る 神戸学院法学 ﹁ 己 も 他 も し あ わ せ ﹂ に な る た め の ﹁ 共 生 憲 法 ﹂ を 目 指 し て ﹄ 二 〇 二 〇 安 〇 全 五 保 年 障 四 と 月 防 七 衛 日 力 も に 参 関 照 す の る こ 懇 と 談 。 会 ﹃ 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 す る 懇 談 会 報 告 書 未 来 へ の 安 全 保 障 ・ 防 衛 力 ビ ジ 五 年 四 月 七 日 。 民 主 党 ニ ュ ー ス ・ ト ピ ッ ク ス ﹁ 民 主 党 ﹃ 次 の 内 閣 ﹄ と 経 団 連 幹 部 が 、 ﹃ 政 策 を 語 る 会 ﹄ で 一 同 に 会 す ﹂ 二 日 日 。 本 経 団 連 ﹃ 自 由 民 主 党 と 政 策 を 語 る 会 ﹄ 二 〇 〇 五 年 三 月 二 九 日 、 日 本 経 団 連 ﹃ 民 主 党 と 政 策 を 語 る 会 ﹄ 二 〇 〇 (352) ( ) ョ ン 自 ﹄ 民 二 党 〇 ﹃ 〇 憲 四 法 年 改 一 正 〇 草 月 案 四 大 日 綱 。 ︵ た た き 台 ( ) ﹃ 月 刊 憲 法 運 動 ﹄ 三 三 七 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 一 月 号 ︶ 一 二 頁 以 下 、 自 民 党 ・ 憲 法 改 正 草 案 大 綱 ﹄ は 何 を 狙 う か ﹂ 前 衛 ﹄ 七 八 七 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 二 月 号 ︶ 五 二 頁 以 下 、 隅 野 隆 徳 〇 四 年 一 一 月 一 七 日 。 ﹃ 月 刊 憲 法 運 動 ﹄ 三 三 七 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 一 月 号 ︶ 一 九 頁 以 下 も 参 照 。 こ れ へ の 批 判 に つ い て は 、 ( ) 下 渡 辺 治 ﹁ ) ﹁ 自 民 党 ﹃ 憲 法 改 正 草 案 大 綱 ﹄ の 危 険 性 ︵ 上 ︶ )」 ( 三 三 八 号 ︵ 同 年 二 月 号 ︶ 二 頁 以 下 、 小 沢 隆 一 ﹁ 自 民 党 ・ 憲 法 改 正 草 案 大 綱 ︵ た た き 台 ︶ を 叩 く ﹂ 九 条 の 会 ﹃ 自 民 党 改 ( ) 憲 案 ﹁ 第 ﹃ の 草 七 北 検 案 一 日 討 策 回 本 定 自 新 九 に 民 聞 条 向 党 ﹄ と け 大 二 ﹁ て 会 〇 戦 始 ﹃ 〇 争 動 平 四 す 成 年 る 新 一 一 国 憲 七 二 ﹂ 法 年 月 起 党 五 九 草 運 日 条 委 動 。 の 会 員 方 憲 会 針 法 が 学 初 習 会 立 会 合 党 講 ﹂ 五 演 デ 〇 記 イ 年 録 リ ﹄ 新 ー 自 た 二 民 な 〇 ﹄ 挑 〇 戦 二 五 が 〇 年 始 〇 ︶ ま 五 四 年 る 頁 以 一 月 下 ﹄ 二 を 二 四 参 〇 照 日 〇 、 。 ﹃ 五 共 年 同 一 通 月 信 一 ﹄ 八 二 日 。 ( ) ( ) ( ) ) 〇 〇 ﹃ ﹃ 五 新 自 年 憲 民 一 法 党 月 起 新 二 草 憲 四 委 法 日 員 起 。 会 草 各 委 小 員 委 会 員 中 会 間 要 報 綱 告 ﹄ ︵ は 未 独 定 自 稿 に ﹄ 入 二 手 〇 済 〇 み 五 で 年 あ 三 る 月 。 。 そ こ の れ 要 に 旨 つ に い つ て い は て 独 は 自 、 に ﹃ 朝 入 日 手 新 済 聞 み ﹄ 。 二 〇 〇 五 年 ( ) ( ) ( 四 月 五 日 。 第35巻第2号 民 主 党 ニ ュ ー ス ・ ト ピ ッ ク ﹁ 民 主 党 は ﹃ 政 権 準 備 政 党 ﹄ 岡 田 代 表 、 会 見 で ﹃ 脱 ・ 野 党 宣 言 ﹂ 二 〇 〇 五 年 二 月 二 44 憲法調査会と政党の対応 ( ) ( ) ( ) 月 二 衆 四 議 日 院 。 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 ( ( ) ) ( 報 告 書 、 参 議 院 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 ) 憲 法 に 定 め る 改 正 の 手 続 を 法 整 備 直 ち に 憲 法 改 正 で は な い ﹂ 続 き 検 討 す る こ と に な っ た よ う で あ る 。 参 照 、 ﹁ 与 党 合 意 し た ﹃ 憲 法 改 正 国 民 投 票 法 案 ﹄ 骨 子 ︶ 白 浜 一 良 ・ 党 憲 法 調 ( 報 告 書 。 こ れ を 批 判 的 に 検 討 し た も の と 査 会 副 座 長 に 聞 く 公 明 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 四 年 一 二 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ) 公 明 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 五 年 ( 国 民 へ の 論 点 提 示 に 意 義 ﹃ 憲 法 と は 何 か ﹄ の 議 論 が 不 可 欠 ﹂ ( ) し て ﹁ ﹁ ﹁ ﹁ 参 衆 、 ﹃ 衆 ま ま ま 議 議 月 参 え え え 院 院 刊 調 が が が 憲 憲 憲 査 き き き 法 法 法 会 ﹂ ﹂ ﹂ 調 調 運 が 衆 衆 衆 査 査 動 最 議 議 議 会 会 ﹄ 終 院 院 院 ・ ・ 三 報 憲 憲 憲 前 前 四 告 法 法 法 掲 掲 〇 調 調 調 注 注 号 未 査 査 査 ︵ 来 会 会 会 二 志 ・ ・ ・ 報 報 〇 向 前 前 前 告 告 〇 の 掲 掲 掲 書 書 五 憲 注 注 注 、 、 年 法 二 二 五 二 三 論 月 議 報 報 報 五 四 特 を 告 告 告 − 頁 別 書 書 書 二 、 号 等 、 、 、 三 二 ︶ 三 四 憲 を 法 頁 頁 九 参 頁 頁 、 。 頁 調 、 照 査 。 、 三 。 頁 会 〇 、 頁 三 太 、 頁 田 。 頁 昭 四 、 宏 頁 四 座 。 五 長 頁 に も 聞 参 く 照 ﹂ 。 公 明 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 五 ) ( 年 五 ﹁ 月 主 二 張 日 ・ 。 ﹃ 憲 法 ﹄ 報 告 書 ) 45 (353) ) ( ) 一 覧 、 一 。 ( − 二 〇 二 頁 、 参 議 院 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 − 五 四 頁 。 四 月 衆 中 二 議 曽 六 院 根 日 憲 康 。 法 弘 調 ・ 査 宮 会 沢 ・ 喜 前 一 掲 ﹃ 注 憲 法 大 報 論 告 争 書 、 改 二 憲 九 vs 七 護 二 憲 九 ﹄ 九 朝 頁 日 。 新 聞 社 ︵ 二 〇 〇 〇 年 ( ) − 一 覧 、 五 三 ( ) ( ) ( ) 報 告 書 、 一 二 二 頁 、 二 〇 一 ( ) ( ) ( ) 二 頁 。 衆 参 議 議 院 院 憲 憲 法 法 調 調 査 査 会 会 ・ ・ 前 前 掲 掲 注 注 た だ し 、 具 体 的 な 成 立 時 期 は 合 意 文 書 に 明 記 さ れ ず 、 ま た 、 憲 法 改 正 案 を 審 議 す る 委 員 会 の 設 置 に つ い て は 引 き 神戸学院法学 日 本 経 済 調 査 協 議 会 ︵ 日 経 調 ︶ 調 査 専 門 委 員 会 ﹁ 葛 西 委 員 会 ﹂ 提 言 ﹃ 憲 法 問 題 を 解 く ﹄ 二 〇 〇 四 年 七 月 二 九 日 ︶ ﹁ 憲 法 記 念 日 ﹃ 不 磨 の 大 典 ﹄ に 風 穴 を ﹁ 社 説 ・ 改 憲 論 議 を 考 え る 参 議 院 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 (354) 報 告 書 、 二 三 一 − ま ず 九 条 と 改 正 条 件 の 緩 和 ﹂ 産 経 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 五 年 五 月 三 日 。 世 直 し 気 分 と 歴 史 の 重 さ ﹂ 朝 日 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 五 年 五 月 三 日 。 ( ) 四 七 読 日 頁 売 本 [ 新 経 補 聞 団 論 の 連 。 第 ﹃ 一 わ 次 が 憲 国 法 の 改 日 正 本 試 問 案 題 を ︵ 考 一 え 九 る 九 四 年 こ 五 れ 月 か 三 ら 日 の ︶ 日 及 本 び を 第 展 三 望 次 し 憲 て 法 ﹄ 改 二 正 〇 試 〇 案 五 ︵ 年 二 一 〇 月 〇 一 四 八 年 日 五 。 月 三 日 ︶ は 、 ( ) ﹁ 各 議 院 の 在 籍 議 員 の 三 分 の 二 以 上 の 出 席 に よ り 、 出 席 議 員 の 過 半 数 の 賛 成 で 議 決 ﹂ し た 場 合 に は 、 こ の 国 会 の 発 議 ( ) ) は 、 次 の よ に 対 し て 国 民 投 票 で ﹁ 有 効 投 票 の 過 半 数 の 賛 成 ﹂ で 改 憲 が 成 立 し 、 ﹁ 各 議 院 の 在 籍 議 員 の 三 分 の 二 以 上 の 出 席 で 、 出 ( ( 席 議 員 の 三 分 の 二 以 上 の 賛 成 ﹂ で 改 憲 が 成 立 す る と し て い る 。 ま た 、 自 民 党 政 務 調 査 会 ほ か ・ 前 掲 注 ( ) 」 う に 考 え て い る 。 ﹁ 現 憲 法 の 改 正 要 件 は 、 比 較 憲 法 的 に 見 て も か な り 厳 格 で あ り 、 こ れ が 、 時 代 の 趨 勢 に あ っ た 憲 法 ( ) ) 改 正 を 妨 げ る 一 因 に な っ て い る と 思 わ れ る 。 し た が っ て 、 例 え ば 、 憲 法 改 正 の 発 議 の 要 件 で あ る ﹃ 各 議 院 の 総 議 員 の ] ) ( 」 三 分 の 二 以 上 の 賛 成 ﹄ を ﹃ 各 議 院 の 総 議 員 の 過 半 数 ﹄ と し 、 あ る い は 各 議 院 に お い て 総 議 員 の 三 分 の 二 以 上 の 賛 成 が ( ) ( 」 」 は 、 次 の よ う に 考 え て い る 。 ﹁ 硬 性 憲 法 の 実 質 を 維 持 し つ つ も 、 よ り 柔 軟 な 改 正 得 ら れ た 場 合 に は 、 国 民 投 票 を 要 し な い も の と す る 等 の 緩 和 策 を 講 ず る ︵ そ の よ う な 憲 法 改 正 を 行 う ︶ べ き で は な い ) か 。 ﹂ 民 主 党 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 ) 」 を 可 能 と す る た め に 、 改 正 事 項 に よ っ て は 、 各 議 院 の 3 分 の 2 以 上 の 賛 成 が あ れ ば 、 国 民 投 票 を 経 ず と も 憲 法 改 正 を ( ( 」 皇 の 可 制 賛 能 、 成 と 第 を す 三 条 る 章 件 、 ﹁ と た 基 す だ 本 る し 的 、 、 な な 主 権 ど 権 利 改 の ・ 正 移 自 手 譲 由 続 な 及 き ど び を 重 責 見 要 務 直 な す 改 、 。 正 第 。 案 四 ま 件 章 た に ﹁ 、 限 平 自 定 和 民 し 主 党 て 義 ・ 国 及 前 民 び 掲 投 国 注 票 際 を 協 義 調 は 務 、 、 付 第 第 け 五 一 、 章 章 そ ﹁ ﹁ の 統 総 場 治 則 合 の 、 、 基 第 有 本 二 効 機 章 投 構 ﹁ 票 の 、 象 過 第 徴 半 六 天 数 第35巻第2号 二 三 三 頁 。 46 憲法調査会と政党の対応 ( ﹁ 憲 法 改 正 に 関 す る 現 行 第 九 六 条 の 条 件 に つ い て ﹂ 「 第 九 章 の 規 定 の 改 正 の 場 合 に は 、 ﹁ 各 議 院 の 総 議 員 の 過 半 数 の 賛 成 ﹂ で ﹁ 国 会 が 憲 法 改 正 案 を 可 決 し 」 し 、 そ の ﹁ 有 効 投 票 総 数 の 過 半 数 に よ る 承 認 ﹂ を 経 れ ば 、 憲 法 改 正 が 成 立 す る が 、 そ れ ら 以 外 の 章 ︵ 第 五 章 か ら 第 八 、 国 民 投 票 に 付 章 ﹁ 財 政 、 第 七 章 ﹁ 地 方 自 治 、 第 八 章 ﹁ 国 家 緊 急 事 態 及 び 自 衛 軍 」 」 改 正 発 議 要 件 を ︵ 総 議 員 三 分 の 二 か ら 過 半 数 の 賛 成 に ︶ 緩 和 す 章 ︶ 日 の 本 規 商 定 工 は 会 、 ﹁ 議 各 所 議 ﹃ 院 憲 の 法 総 問 議 題 員 に の 関 三 す 分 る の 懇 二 談 以 会 上 報 の 告 賛 書 成 ﹂ で 憲 ﹁ 法 憲 改 法 正 改 に 正 つ 案 い を て 可 の 決 意 す 見 る ﹄ 。 二 〇 〇 五 年 六 月 一 六 日 ︶ は 、 ( べ き で あ る 。 ﹂ と 提 言 し 、 自 民 党 新 憲 法 起 草 委 員 会 ﹃ 新 憲 法 起 草 委 員 会 ・ 要 綱 第 一 次 素 案 ﹄ 二 〇 〇 五 年 七 月 七 日 ︶ は 、 ( ﹁ 国 会 に よ る 発 議 の 要 件 に つ い て は 、 ﹃ 各 議 院 の 総 議 員 の 過 半 数 の 賛 成 ﹄ に 緩 和 す る 。 ﹁ 現 行 上 、 憲 法 改 正 に は 必 ず 」 国 民 投 票 を 行 わ な け れ ば な ら な い と さ れ て い る 点 ︵ 強 制 的 国 民 投 票 制 ︶ に つ い て は 、 こ れ を 維 持 す る 。 ﹂ と 考 え て お 」 ) り 、 そ れ を 条 文 化 し た 自 民 党 ﹁ 新 憲 法 第 一 次 案 ﹂ 二 〇 〇 五 年 八 月 一 日 ︶ は 、 ﹁ こ の 憲 法 の 改 正 は 、 衆 議 院 又 は 参 議 院 」 ( − の 議 員 の 発 議 に 基 づ き 、 各 議 院 の 総 議 員 の 過 半 数 の 賛 成 で 国 会 が 議 決 し 、 国 民 に 提 案 し て そ の 承 認 を 経 な け れ ば な ら ) ) ( ) な い 経 。 済 こ 同 の 友 承 会 認 憲 に 法 は 問 、 題 特 調 別 査 の 会 国 ・ 民 前 投 掲 票 注 に お い 意 て 見 、 書 そ は の 、 過 ﹁ 半 現 数 在 の の 賛 憲 成 法 を 改 必 正 要 手 と 続 す を る 見 。 直 ﹂ し と 、 規 必 定 要 し に よ 応 う じ と て し 緩 て 和 い す る る 。 こ と 、 ( ( ( ) ( ) 47 (355) ) 一 定 ﹁ 参 衆 の 公 議 議 条 明 院 院 件 党 憲 憲 の が 法 法 下 憲 調 調 、 法 査 査 国 記 会 会 民 念 ・ ・ の 日 前 前 側 ア 掲 掲 か ピ 注 注 ら ー の 改 ル 報 報 正 未 告 告 の 来 書 書 発 志 、 、 議 向 七 二 を で 六 三 認 、 頁 三 め る 国 、 民 二 二 こ と 三 三 と 共 一 四 等 に 頁 頁 の 真 。 、 改 三 革 摯 〇 を で 八 進 堅 頁 め 実 。 る な こ 憲 と 法 が 論 必 議 要 を だ ﹂ ろ 公 う 明 。 ﹂ 新 と 聞 提 ﹄ 言 二 し 〇 て 〇 い 五 た 年 。 五 公 明 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 五 年 ( ) ( 月 三 ﹁ 日 主 。 張 ・ 憲 法 記 念 日 ﹃ 変 わ る 世 界 ﹄ 視 野 に 議 論 を ﹃ 加 憲 ﹄ で 幅 広 い 国 民 合 意 め ざ そ う ﹂ ) ( 五 月 三 日 。 、 第 九 章 ﹁ 改 正 ﹂ と し 、 第 一 章 か ら 第 四 章 及 び 神戸学院法学 第35巻第2号 民 主 党 ﹃ 創 憲 に 向 け て 、 憲 法 提 言 衆 議 院 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 参 議 院 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 中 間 報 告 ﹄ 二 〇 〇 四 年 六 月 二 三 日 ︶ は 次 の よ う に 言 う 。 ﹁ 新 し い タ イ プ の 憲 報 告 書 、 二 三 〇 頁 。 報 告 書 、 五 三 − 法 は 、 何 よ り も ま ず 、 日 本 国 民 の 意 思 を 表 明 し 、 世 界 に 対 し て 国 の あ り 方 を 示 す 一 種 の ﹁ 宣 言 ﹂ と し て の 意 味 合 い を ( ) 強 く 持 つ も の で な け れ ば な ら な い 。 そ の こ と を 通 じ て 、 こ れ を 国 民 と 国 家 の 強 い 規 範 と し て 、 国 民 一 人 ひ と り が ど の ( ) よ う な 価 値 を 基 本 に 行 動 を と る べ き な の か を 示 す も の で あ る こ と が 望 ま し い と 考 え る 。 ﹂ そ れ ゆ え 、 民 主 党 の 憲 法 観 ( ) 新 し い 日 本 と 二 一 世 紀 の 日 米 関 係 ﹂ 二 〇 〇 四 年 七 月 二 九 日 。 も っ と に も 憲 法 が 国 民 の 行 為 規 範 で も あ る と い う 考 え が 反 映 し て い る が 、 そ れ は 、 自 民 党 の も の に 比 べ る と 、 ま だ 抽 象 的 な ( ) ) 民 主 党 安 全 保 障 基 本 政 策 ﹂ 一 九 九 九 年 六 月 二 四 日 、 こ の 発 言 は 、 も の 岡 に 田 と 克 ど 也 ま ︵ っ 米 て 国 い ワ る シ 。 ン ト ン に お け る 講 演 ︶ ( ( ) ] 第 五 条 ︶ と い う 範 囲 内 で 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 を も 、 民 主 党 は 日 米 安 保 条 約 廃 棄 の 立 場 に な い の で ︵ 「 − 少 な く と も 同 条 約 が 認 め て い る ﹁ 日 本 国 の 施 政 の 下 に あ る 領 域 ﹂ 「 ) 。 そ の ほ ぼ 一 ヶ 月 後 の 八 月 末 に 同 党 代 表 に 無 投 票 再 選 さ れ た と き の ﹁ 公 約 ﹂ で も 、 ﹁ 狭 く ﹂ 認 め る 立 場 で あ る と 理 解 さ れ る ︵ な お 、 民 主 党 憲 法 調 査 会 会 長 枝 野 幸 男 ﹁ 独 自 主 張 で は 進 ま ぬ ﹂ 毎 日 新 聞 ﹄ ) 二 〇 〇 五 年 五 月 三 日 も 参 照 の こ と ) ( ) ( ) ( ) ( 岡 田 代 表 は 、 一 〇 年 後 の 日 本 の 近 未 来 を 、 国 連 決 議 の 下 で 自 衛 隊 を 多 国 籍 軍 に 派 遣 し 武 力 行 使 し て い る と 描 い て い た ( ) ( ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ︵ 岡 ﹁ 参 衆 衆 枝 田 ま 議 議 議 野 克 え 院 院 院 幸 也 が 憲 憲 憲 男 ﹁ き 法 法 法 ﹁ 二 ﹂ 調 調 調 自 〇 衆 査 査 査 民 一 議 会 会 会 党 五 院 ・ ・ ・ こ 年 憲 前 前 前 そ 、 法 掲 掲 掲 究 日 調 注 注 注 極 本 査 の 復 会 護 活 ・ 報 報 報 憲 ビ 前 告 告 告 政 ジ 掲 書 書 書 党 ョ 注 、 、 、 だ ン 二 四 一 ﹂ ﹂ 二 六 三 二 〇 報 〇 七 一 論 座 〇 告 頁 頁 ﹄ 書 。 。 一 二 四 年 三 、 二 〇 八 〇 月 頁 頁 五 二 、 年 四 四 日 頁 月 、 号 。 一 〇 頁 六 、 頁 [ 一 頁 〇 。 七 頁 。 五 四 頁 。 (356) 48 憲法調査会と政党の対応 ( ) 憲 法 ﹁ 改 正 ﹂ の た め に 与 党 が 目 論 ん で い る 国 民 投 票 法 案 に つ い て は 、 ﹁ 資 料 ・ 憲 法 ﹃ 改 正 ﹄ 国 民 投 票 法 案 ﹂ 憲 法 参 議 院 憲 法 調 査 会 ﹃ 日 本 国 憲 法 に 関 す る 調 査 報 告 書 ﹄ 二 〇 〇 五 年 四 月 二 〇 日 ︶ 二 二 一 頁 。 ﹁ ま え が き ﹂ 衆 議 院 憲 法 調 査 会 ・ 前 掲 注 ( 報 告 書 、 頁 、 頁 。 ) ( ) ﹄ 二 〇 〇 五 年 四 月 二 五 日 民 主 党 憲 法 調 査 会 運 動 ﹄ 三 三 九 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 三 月 号 ︶ 二 四 頁 以 下 、 ﹁ 自 民 ・ 公 明 両 党 憲 法 改 正 国 民 投 票 法 案 骨 子 ﹂ し ん ぶ ん 赤 旗 ﹄ 二 ( ) 〇 〇 ﹃ 五 憲 年 法 三 改 月 正 二 国 七 民 日 投 を 票 参 法 照 制 の に こ 係 と る 。 論 点 取 り ま と め 案 ︵ 党 憲 調 役 員 会 案 ) 総 会 提 出 資 料 。 こ れ は 独 自 に 入 手 済 み で あ る 。 な お 、 民 主 党 の 国 民 投 票 法 案 に は 比 較 的 民 主 的 な ﹁ 提 案 ﹂ に 加 え て 、 ( ) ( ( ) ( ) ( ) 与 党 憲 ﹁ ﹁ ﹃ 案 法 常 社 日 に 改 任 説 本 近 正 委 ・ 経 い の 移 [ 済 ﹁ た 行 国 新 他 め 案 民 聞 に の に 投 ﹄ 選 国 反 票 二 択 民 対 法 〇 し 投 確 案 〇 う 票 認 ] 五 る 国 年 案 法 案 民 会 五 ﹂ な 主 は 月 が ど 、 ま 三 あ 法 ポ だ 日 り 整 ス 不 。 、 民 備 ト 作 主 に 憲 為 党 対 法 を が す 調 続 与 る 査 け 党 批 会 る 案 判 で の に に ﹂ か 妥 つ 共 ﹂ 協 い 同 読 す て 通 売 る は 信 新 余 、 ﹄ 聞 ﹁ 地 二 ﹄ 特 を 〇 二 集 内 〇 〇 ・ 包 五 〇 改 し 年 五 憲 て の 六 年 い 月 六 た る 二 月 め 。 八 二 の 日 七 ﹃ 国 。 日 。 民 投 票 法 案 ﹄ に ) 反 対 経 ﹂ 済 法 同 と 友 民 会 主 二 主 〇 義 〇 ﹄ 四 三 年 九 度 九 政 号 治 ︵ の 二 将 〇 来 〇 ビ 五 ジ 年 ョ 六 ン 月 を 号 考 ︶ え に る お 委 け 員 る 会 小 ﹃ 沢 わ 隆 が 一 国 、 ﹃ 瀬 二 野 院 俊 制 之 ﹄ 、 の 三 改 輪 革 隆 の 憲 各 論 法 文 改 を 正 参 に 照 よ 。 る 立 法 ( 49 (357) ( ) 府 の 民 民 民 日 構 主 主 主 本 造 党 党 党 商 改 ニ ニ 憲 工 革 ュ ュ 法 会 を ー ー 調 議 ﹄ ス ス 査 所 二 ・ ・ 会 ・ 〇 ト ト ﹃ 前 〇 ピ ピ 民 掲 五 ッ ッ 主 注 年 ク ク 党 五 ス ス ﹁ 月 ﹁ ﹁ 憲 報 二 人 談 法 告 〇 権 話 提 書 日 保 ・ 言 。 。 障 憲 ﹂ 小 法 の 委 記 策 員 念 定 会 日 に 報 に 向 告 あ け を た て 受 っ ﹄ け て 二 意 ﹂ 〇 見 二 〇 交 〇 五 換 〇 年 、 五 四 党 年 月 憲 五 二 法 月 五 調 三 日 査 日 。 会 。 総 会 を 開 く ﹂ 二 〇 〇 五 年 六 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 月 七 日 、 同 ﹁ 当 の 憲 法 調 査 会 総 会 に て 、 統 治 機 構 と 地 方 分 権 を 討 議 ﹂ 同 年 同 月 一 四 日 。 な お 、 民 主 党 の 岡 田 克 也 代 表 神戸学院法学 は ﹃ 予 算 の 無 駄 遣 い ﹄ 示 し て い る の に 対 し 、 小 沢 一 郎 副 代 表 ら は 現 行 憲 法 下 で ﹃ 国 連 待 機 部 隊 ﹄ を 創 設 し て 参 加 す る こ と を 提 唱 。 前 原 氏 は の 平 和 活 動 へ の 参 加 を め ぐ っ て は 、 岡 田 克 也 代 表 が 憲 法 改 正 に よ り 国 連 決 議 が あ る 場 合 に 自 衛 隊 参 加 を 認 め る 考 え を な ど に 参 加 す る 構 想 を ま と め た 。 前 原 氏 は 党 総 合 安 全 保 障 調 査 会 の 役 員 会 に 論 議 の た た き 台 と し て 提 示 し た 。 / 国 連 自 衛 隊 と は 別 組 織 の ﹃ 国 際 協 力 部 隊 ﹄ を 内 閣 府 の 国 際 平 和 協 力 本 部 の 下 に 新 た に 常 設 し 、 国 連 決 議 に 基 づ く 多 国 籍 軍 長 官 ︵ 当 時 ︶ は 新 常 設 部 隊 で の 多 国 籍 軍 参 加 を 構 想 し て い る 。 ﹁ 民 主 党 の 前 原 誠 司 ﹃ 次 の 内 閣 ﹄ 防 衛 庁 長 官 は 一 五 日 、 ア ピ ー ル し な が ら 、 自 民 党 と の 違 い を 鮮 明 に さ せ よ う と し て い る 。 ち な み に 、 民 主 党 の 前 原 誠 司 ﹃ 次 の 内 閣 ﹄ 防 衛 庁 表 そ れ 記 は 者 ﹁ 会 党 見 の で 外 、 交 外 安 交 全 安 保 全 障 保 に 障 関 ビ す ジ る ョ 岡 ン 田 を ビ 発 ジ 表 ョ ﹂ ン 二 と 〇 も 〇 い 五 う 年 べ 五 き 月 も 一 の 八 ﹂ 日 で あ 。 っ あ た る ︵ 意 民 味 主 で 党 、 ニ 民 ュ 主 ー 党 ス は ・ 、 ト 政 ピ 権 ッ 担 ク 当 ﹁ 能 岡 力 田 を 代 (358) は 、 今 年 五 月 一 八 日 に ﹃ 「 ) 新 常 設 部 隊 で 多 国 籍 軍 参 加 出 向 自 衛 官 で 編 成 す る 部 隊 と い う 現 実 的 な 構 想 を 示 し 、 党 内 議 論 の 集 約 を 図 る 狙 い が あ る 。 / し か し 、 別 組 織 新 設 に ) 各 国 に 自 衛 隊 隠 し と 受 け 取 ら れ る ﹄ な ど の 指 摘 も 出 て い る 。 ﹂ (「 − 民 主 憲 自 ・ 法 民 前 第 党 原 九 新 氏 条 憲 が を 法 構 ﹁ 起 想 改 草 ﹂ 正 委 共 ﹂ 員 同 し 会 通 、 ・ 信 自 前 ﹄ 衛 掲 二 軍 注 〇 の 〇 保 五 持 素 年 を 案 七 明 。 月 記 一 し 六 、 日 か ︶ つ 、 集 団 的 自 衛 権 に つ い て の 明 文 は な い も の の 、 そ の 行 使 ( ) ) を 許 容 し よ う と し て い る か ら ﹁ 専 守 防 衛 ﹂ の 枠 さ え も 超 え る の で 、 現 行 憲 法 と の 同 一 性 ・ 継 続 性 は な く な る 。 そ れ ゆ ( ) ( え 、 自 こ 民 れ 党 は ﹃ 明 新 ら 憲 か 法 に 第 憲 一 法 次 改 案 正 ﹄ の 二 限 〇 界 〇 を 五 超 年 え 八 る 月 も 一 の 日 で 。 あ 同 る 年 ︵ 同 上 月 脇 二 ・ 日 前 付 掲 ﹃ 注 朝 2 日 新 論 聞 文 ﹄ 、 で 一 も 七 全 七 文 頁 が [ 紹 二 介 〇 さ 二 れ て 二 い 〇 る 四 。 頁 も 。 ち ( ) ( ) ( ) ( ) ろ ん 自 自 、 民 民 こ 党 党 こ ﹃ ﹃ で 新 新 は 憲 憲 憲 法 法 法 草 第 第 案 二 九 ﹄ 次 条 二 案 ﹁ 〇 ﹄ 改 〇 二 正 五 〇 ﹂ 年 〇 が 一 五 盛 〇 年 り 月 一 込 二 〇 ま 八 月 れ 日 一 て 。 二 い 日 る 。 。 第35巻第2号 開 か れ た 国 益 ﹂ を め ざ し て ア ジ ア 、 そ し て 世 界 と と も に 生 き る ﹄ を 発 表 し た が 、 50 憲法調査会と政党の対応 ( ) 民 主 党 ニ ュ ー ス ・ ト ピ ッ ク ス ﹁ 憲 法 提 言 ﹄ を 了 承 ( ) ﹁ 改 憲 の 方 向 ﹄ 賛 成 派 六 一 % ( ) ( ) ) ) に つ き ﹁ 改 正 の 必 要 が あ る と は 思 わ な い ﹂ が 四 一 ・ 三 % 、 ﹁ ど ち ら と も い え な い ﹂ は 二 四 ・ 三 % で あ っ た と い う 。 ま ( ) ) ) た 、 ﹁ 憲 憲 法 法 改 調 正 査 の 会 方 報 向 告 性 ﹃ に 知 賛 ら 成 な し い た ﹄ 人 八 の 割 う = ち 七 、 割 憲 が 法 論 第 議 九 継 条 続 改 求 正 め に る も 賛 時 成 事 し 世 た 論 人 調 は 査 四 ﹂ 五 ・ 時 七 事 % 通 に 信 と ﹄ ど 二 ま 〇 っ 〇 た 五 と 年 い 七 う 月 。 一 七 ) ) 日 。 著 名 人 九 名 が 二 〇 〇 四 年 六 月 に 立 ち 上 げ た 組 織 。 そ の 九 名 と は 、 井 上 ひ さ し ︵ 作 家 、 梅 原 猛 ︵ 哲 学 者 、 大 江 健 ( ) 、 51 (359) ( ) 三 郎 ︵ 作 家 、 奥 平 康 弘 ︵ 憲 法 研 究 者 、 小 田 実 ︵ 作 家 、 加 藤 周 一 ︵ 評 論 家 、 澤 地 久 枝 ︵ 作 家 、 鶴 見 俊 輔 ︵ 哲 学 者 ) 三 木 衆 日 社 睦 議 本 会 子 院 共 民 ︵ 議 産 主 国 員 党 党 連 の 第 全 婦 小 三 国 人 選 回 連 会 挙 中 合 ︶ 区 央 常 で 本 委 任 あ 位 員 幹 る の 会 事 。 選 総 会 挙 会 ﹃ 制 ︵ 憲 と 二 法 そ 〇 を れ 〇 め に 五 ぐ よ 年 る る 四 議 今 月 論 年 六 に 九 日 つ 月 ∼ い の 七 て 総 日 の 選 ︶ 論 挙 志 点 の 位 整 問 委 理 題 員 ﹄ に 長 二 つ の 〇 い 幹 〇 て 部 五 は 会 年 、 報 三 上 告 月 脇 。 一 博 〇 之 日 ﹁ 。 こ れ は ほ ん と ) 世 界 ﹄ 七 四 五 号 ︵ 二 〇 〇 五 年 一 一 月 号 ︶ 一 〇 六 頁 以 下 ( ) 小 選 挙 区 制 が も た ら し た 自 民 圧 勝 ﹂ ( ) う に ﹃ 民 意 ﹄ な の か ( ) を 参 照 。 民 主 党 憲 法 調 査 会 ﹃ 憲 法 提 言 ﹄ 二 九 〇 条 〇 維 五 持 年 が 一 改 〇 正 月 上 三 回 る 民 一 ﹂ 主 日 。 共 党 憲 同 通 法 信 調 ﹄ 査 二 会 〇 総 〇 会 五 ﹂ 年 二 四 〇 月 〇 二 五 七 年 日 一 。 〇 な 月 お 三 、 一 憲 日 法 。 第 九 条 朝 日 新 聞 ﹄ 二 〇 〇 五 年 一 〇 月 二 九 日 。 民 主 党 ニ ュ ー ス ・ ト ピ ッ ク ス ﹁ 新 代 表 に 前 原 誠 司 候 補 を 選 出 両 院 議 員 総 会 の 選 挙 で ﹂ 二 〇 〇 五 年 九 月 一 七 日 。
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