発行人:堤 九十生 発行所:環境社会新聞社〒621-0262 京都府亀岡市畑野町広野平井3-17☎0771-28-5041 定価:1部:324円(税込) 年3,888円/個人、10,800円/法人、1,296円/PDF ご購読申込:お名前、ご住所を FAX0771-28-5042。 支援金1口10,000円~10口以内、口座:三井住友銀行・天満橋支店(普)1464019 ゆうちょ銀行00960-4-298566 メール: [email protected] URL:http://www.kankyousyakai.com 新しい未来へ 日イスラム国が、拘束中の後藤健二さん(ジ 地 方 創 生 の是 非 が日 本 の未来を決めると、官も民 も取組んでいる。 メデ ィアの責 任 は重 い。 「アイ アム ケンジ」を称 え、未来の子供たちに愛 と恵みを・・・・、そして新 しい未来へ 繋ごう。 と、資金 は充て られた が 知恵が不 足の官 との情 報 の共有にずれがある。 全知全 能を駆 使し戦 略 的な周知 をして 民間の 現 場の叡智 を資源 にしな け ればこの 地方創 生活動 は 成功しない。 今の まま では 総理 への 報告は体 裁だけ 、国債 は 益々増えるだろう。 持続可能な社会はあるのか? 報復は最善の処置か 月 ヨルダ ン国 は自 国 のパ イロットの殺 害 が明 らか にな り直 ち に報 復 を 開 始した。報復が最善の処 置 か、ジャー ナリストと デ ャーナリスト) を、殺害した報道に衝撃が走った。 1 総理は 担当大 臣をも 任 命して発 信した が、現 地 で空回り してい ること に 気付く。 閉塞地 の活性 化 運動は全 国で展 開され て いるが知 恵と経 験はあ れ ども資金が不足の民間 目次 新清流 持続可能な開発・発 展・社会という考え方 は 、一 九 八 〇年 に 国 際自 然 保護 連 合 と国 連 環 境計 画 がま と め た「 世 界 保全 戦略」ではじめて現れる。 「 環境 」 と 「開 発 」 の共 存 を提 言 し てい る 。 ここ で いう 環 境 は自 然 の こと で あり 、 開 発は 資 本 主義 に おけ る 経 済開 発 の こと である。 結論 か ら いう と 自 然と 経 済開 発 は 相反 す る 。人 間 以外 の 生 き物 は 自 然に 沿 い、 自 然 を利 用 す るだ け だが 、 人 間は 自 然 の資 源 を採 り 尽 くし 、 自 然を 破壊する。 自然の資源は有限だ が 、経 済 開 発で は 自 然の 資 源を 無 限 だと 前 提 して い る。 こ の 前提 が 無 限の 成 長思 考 へ つな が り 、自 然 破壊 に 歯 止め が か から なくなっている。 もう ひ と つ、 経 済 開発 の 前提 が あ る。 そ れ は自 然 は管 理 可 能だ と い う前 提 であ る 。 元々 「 環 境」 と いう 概 念 は管 理 可 能な ものを指して使われる。 自然を環境ということ ば に置 き 換 える の は ここ か らき て い る。 自 然 は人 間 に管 理 で きる よ う なも のではない。 自然 を 管 理し て 、 持続 可 能な 開 発 を行 い 、 持続 可能な発展を促すこと は 、経 済 開 発が 「 成 長」 を 基準 に し てい る 限 り不 可 能で あ る 。自 然 は 質量 一 定( 例 え ば、 地 球 の空 気 や水 は 一 定で あ る )で 循 環し て い る。 人 間 が為 すべきことは自然に沿 い 、自 然 の 循環 を 断 絶し な いこ と で ある 。 経 済開 発 はど れ だ け制 御 し よう と して も 自 然の 質 量 を変 え、循環を断ち切る。 縄 文太 ★代理店募集 (ニュース受付中:読者、支援団体企業は無料) ★環境社会新聞「新しい未来へ」は御購読と支援金のみで運営します。ご購読、ご支援をお願いしています。 安心・秘密厳守!よろず相談OK!FAX :0771-28-5042 2 民間主導で地方創生を アイ アム ケンジ ②新年特集(続) ③全ての出会いに感謝 ④いざ、地方再生へ 体験記① ⑤遺伝子組み換え事情① ⑥自然循環社会の幕開け(67) ⑦自然エネルギーを優先 ⑧石門心学 ⑨代理店・推薦、廃棄物情報 ⑩推薦書・企業他 ⑪いきいきつながる会 ⑫廃棄物情報 ⑬北方領土・隊友会 ⑭道路族 ⑮直観塾・植物との対話 ⑯中村天風に学ぶ(2)・ふなあん ⑰緊急警鐘病気をつくる病院 ⑱ニッセイ財団,足温ネット ⑲生物多様性 ⑳有明海の実態(26)・羽生結弦4コマ漫画 ※フ―テンの虎(休み) 阿保農法 弱者優先 食糧危機 循環社会の構築 原発ゼロ 温暖化ストップ 平成27年2月16日(毎月16日発行) 昭和52年12月7日認可) (第三種郵便物 第467号 (1) ◆新年特集(続) 環境配慮型 石綿対策工事を実践する年 新年 あけましてお めでとうご ざい ます。 本 年 、平 成 年 1月 日 は「阪 神 淡 路大震災から 年の節目」と成ります。 私が在住する兵庫県は、アスベストとの 関 係 が非 常 に深 い地 域 が多 いと ころで す 。まず 、アスベスト製 品 の原 料 が輸 入 ・ 陸上 二十二世紀に向けた成功体験を 新年 あけましてお めでとうご ざい ます。 そして 年前、日本国民の誰もがアス ベストの存 在 を知 るきっかけと成 った「ク ボタショック」の工場が兵庫県尼崎市に有 ります 。そのクボタの工 場 に一 番 近 い場 所にある中 学校「小田 南 中学 校」に昭和 年代に約8ヶ月 間通 学 していた私 は、 この「アスベスト」と言 われる物 質 に興 味 を持ちクボタショックの翌年、当時は唯一 の石 綿 含 有 建 材 の調 査 資 格 で有 った「ア スベスト診 断 士 」を取 得 して建築 物 の「石 綿の有無ま 京オリンピックが開催された時代と は、人々の心のありどころが、明らか に異なっているように感じます。 確かに少子高齢化の社会の中で、輝 かしい未来を考えることは難しいこと なのかも知れません。しかし、だから こそ、海外に向けて自分自身の未来を 切り拓いていくことが重要なのではな いでしょうか。 そのためには、まず自分自身に「自 信」を持つことが大切です。どのよう な環境変化があっても、自信を持って 生きていけるという心を持つことが重 要です。 綿の有無の事前調 査」を行うことと成り ました。 その後、神戸市内での解体工事に伴 う 「アスベスト問 題 」に市 民 の立 場 からさ ま ざ ま な 活 動 を 行 い、行 政 ・業 界 と は 「対 立 」の構 図 に成 ることが多 々 ありま したが、この「アスベスト問 題 」は業 界 ・被 害 者 ・行 政 ・国 民 の全 てで知 恵 を出 し合 い対応する以外に解決できる問題では無 いとの結論に至りました。 その目 的 を達 成 す るため、関 西 2府 4 県のアスベスト診断士 に呼 びかけ「関西 ア スベスト診 断 士 協 会 」を設 立 して市 民 相 談 や 行 政 との連 携 を拡 充 す ることと成 りました。東 日 本 大 震 災 では、当 時 、私 が会 長 をしていた日 本 アスベスト調 査 診 断協会に厚生労働省化学物質対策課及 び環 境 省 大 気 課 の両 課 長 より依 頼 が有 り「被 災 地 のアスベスト対 策 」に協 力 す る 陸 上 げ さ れた量 が一 番 多 いのが神 戸 港 です 。また、 年 前 の阪 神 淡 路 大 震 災 が「災 害 時 のアスベスト問 題 の深 刻 さ 」を 我々に突き付けており、当時の被災地で ある阪神間を中心にこれから「石綿疾病 の深 刻 さ 」が様 々 な形 で現 れて来 ること でしょう。 世紀の1/5が経過する20 20年に開催される東京オリンピッ クに向けて、日本も大きく変わろう としてい ます。 ますます加速する経済のグローバ ル化に対応するため、大学入試改革 が計画されるなど、来たるべき社会 で、国際的に活躍するための人材育 成の準備は着々と進んでいるようで す。しかし、一方で現在の学生さん の多くは内向き指向だといわれてい ます。海外留学生の減少や公務員就 職志望者の増大がそれを裏付けてい ます。 り「被 災 地 のアスベスト対 策 」に協 力 す る ことと成りました。 国との連携をはかりつつ、私が注力した のが平 成 年 に知 事 認 可 を受 けて「解 体 ・改 修 時 の石 綿 飛 散 防 止 及 び石 綿 ば く露対策」 を重点的に研修、実践する目 的 で活 動 を 始 めた「神 戸 市 環 境 建 設 事 業 協 同 組 合 理( 事 長 :渡 邉 健 司 氏 」で ) す。 本年は、この組合が市民及び行政と連 携 して神 戸 市 内 及 び阪 神 地 区 で建 設 業 界のモデルと成る「環境 配慮 型石綿 対策 工 事 」を実 践 す る年 とするため、より一 層の精進を重ねて行く所存です。 平成 年1月吉日 環境社会新聞社 論説委員:松村正光 自信を持つためには、幼少期からの 小さなチャレンジと達成する喜びを体 験することです。挫折を乗り越えてチ ャレンジし続ける精神を涵養すること によって、大きな壁にでも挑んでいけ る「人」を創っていけるのです。 教育は「一〇〇年の計」と言うよう に、一朝一夕に成し得るものではあり ません。即ち次世代である 世紀に向 けた「ひと創り」は既に始まっている のです。 「成功体験」の積み重ねによって、 輝かしい日本の未来が実現できると信 じています。 22 10 23 27 論説委員 松村 正光 氏 17 株式会社オーク 代表取締役 大久保 浩 氏 40 21 20 27 輝かし い一 年の始 まりを 謹んで お祝 いを申し 上げま す。 世紀 の 華々 し い 幕開 け から 早く 余年が 経過し ました 。 も 10 21 平成 27 年 2 月 16 日(毎月 16 日発行) 昭和 52 年 12 月 7 日認可) (第三種郵便物 第 467 号 (2) 20 24 18 9 (故)東 信雄 氏 3 個人 24 26 御購読のお申込みくださいますと 毎月 16 日に配信又は配送致します。 11 ★PDF 版がお得です。 カラー・拡大してお読みいただけますヨ!。 166頁~ 共通的生命の歓喜のために働け 「「 魂 」 の は い ら な い 仕 事 は ど こ か に 隙が出来る。 ・・・・ 古代の日本人は「魂の人間」であっ て、利害で働く人間ではなかった。 彼は何よりも魂を尊ぶ人間であった。 何事を愛するにも「魂の愛」のゆえ にそれらを愛したのであった。されば 書を書いては書道となり、花を活けて は華道となり、茶を淹れては茶道とな った。医者は病める者を見ては利益を 絶して救う事を喜びとしていた。それ ゆえに医は仁術であり、医道であっ た。刀工が刀を鍛えても値段をもって 売るために鍛えたのではなかった。彼 は刃にあらわれる「魂の匂い」を愛す るために三尺の秋水を鍛えたのであ った。名工の打った日本刀はただ見る だけでもわれわれの魂が清まるので ある。それは実にその仕事に生命が籠 められているからである。 昔の築城師が城を築くのは今の建 築家が家を造る比ではなかった。 ・ゆうちょ銀行00960-4-298566 彼は城を築けば、城の構図の秘密を 知る唯一の人として生命を召される ことを知りながら城を築いて、工事が 出来上がると同時に(註)従容(しょ うよう)として切腹したのであった。 これこそ文字どおり命を賭けた仕事 であった。」 (註)従容:ゆったりと落ち着いて いるさま。(デジタル大辞泉) URL:http://www.kankyousyakai.com (脱原発と生命の実相) お読みくださりありがとうございます。 ・PDF 版は 1 回 100 円 10 年間 1,200 円+消費税=1,29640 円 料金 ・紙ベースは 1 部 300 円 年間 3,600 円+消費税=3,888 円 「拝読感動した箇所を随時御紹介し て参ります。」 信 者 の 方 お 願 い 間: 違 い が あ れ ば 御 指摘下さいますようお願い申し上げま す。 受付 FAX 0771 2-8 5-042 メール [email protected] メール: [email protected] (右) 法人 年間 10,000 円 消費税込み=10,800 円 ご購読申込方法 お名前、ご住所を FAX0771-28-5042 振込口座 ・三井住友銀行・天満橋支店(普)1464019 ・平成 年5月、取材の途上で「生長 の家」の信者の国領正俊さんに出会い、 「宗 教者 が 脱“ 原 発 を” 決 めた 理由 『世 代への決断』谷口雅宣著」を贈呈して 頂き拝読し、これにも共感し、感銘を 受けまし た。 ・平成 年1 月、「 直観 塾」 の取 材で 「我が 東 信雄 氏(写真右)に出会い、 人生に悔いなし」を御寄稿頂きました。 「生命の実相」第7巻104頁~105 この御寄稿文中に、東様の人生を決定 頁より づけたと記載の「生命の実相」 巻を 御預かりして拝読し、これまた感激し わが心の王国を支配せよ ています。東様は同年 月 日逝去な され、御寄稿文は私の「至宝」として 「・・・毎日の新聞の三面記事を見よ。 大切に保管していますが、この哲学書 い っ た ん の 激 情 が ど ん な に 自 分 の 生 命 転機 「生命の実相」は現社会への指導書と を傷つけたか。どんなに他人の生命を傷 弊紙 は 平成 年 に 弊紙 を 継承 して 実感し、 「石門心学」同様、広くお薦め つけたか。どんなに自分の現在と将来と 以来、取 材の 折々に 素晴ら しい方 々と し た く 推 薦 書 と さ せ て い た だ き ま し の生活を傷つけたか。生長せんとする者 出会いま す。 全ての 方に感 謝申し 上げ た。 に怒りは禁物である。怒るなかれ、猛る ます。 今、企業も社会も誰もが正しく強い なかれ。吼えるなかれ。態度の優美を失 (心優先) 道徳の覚醒が不可欠と感じています。 うなかれ。これが「生長の家」の金言で ・平成 年3月 日の東日本 大震災 そうした視点で、今後も共鳴する考え、 あ る のだ。 で、被災 され た方々 の犠牲 を無駄 にし 活動の様子をその都度御紹介して参り 言葉は「創造者」であるとともにこれ てはなら ないと 、 多 くを学 んで猛 省し 、 社主 堤 九十生 を逆用すれば、恐るべき「破壊者」とな ます。 報道の姿 勢を 「経済 優先」 から「 心優 るのだ。 先」に転 換を 誓い、 本店を 亀岡に 移転 「生命の実相」7巻/全40巻 われわれは自然に腹が立たなくな る しました 。 より紹介 ということをもって、理想的境地とする (失われた日本の至宝) のであって、その境地に達する方法は後 に説くが、その境地に達しないものは腹 が立つたときに、その腹立ちを言葉にあ らわしてはならない。手紙に書いてはな らない。行為にあらわしてはならない。 言葉にあらわしては最後の宣告に等 し い。 ・・・・」 23 ・平成 年 月、世界的な日本の倫理 学者の石田梅岩先生の精神「石門心学」 と当地で 出会 いまし た。一 流の企 業経 営者はこの「石門心学」他「中村天風」 「生命の 実相 」等を 経営精 神にし てい ると知り 、深く 感激し ていま す。 支援金 1 口 10,000 円~10 口以内 全ての出会いに感謝! 平成 27 年 2 月 16 日(毎月 16 日発行) 昭和 52 年 12 月 7 日認可) (第三種郵便物 第 467 号 (3)
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