2 平成27年4月1日付け組織・定数について(PDF:235KB)

平成 27 年4月1日付け組織・定数改正について
企画財政部
改革推進課
平成 27 年度組織・定数改正では、「安心・成長・自立自尊の埼玉」を実現する組
織づくりを進めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げる「最小・最強の県
庁」の実現に向けて定数を重点的に配置します。
組織改正では、スポーツによる地域振興を推進するため教育委員会から県民生活
部に「スポーツ振興課」を移管します。また、超少子高齢社会を迎え、地域包括ケ
アシステム構築に向けた市町村支援を強化するため「地域包括ケア課」を新設しま
す。
定数改正では、スポーツ振興課移管分(25 人)を除くと増員と減員は同数(117
人増、117 人減)となり、増員分は「超少子高齢社会への対応」や「スポーツによる
地域振興」などの施策に重点配置します。
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組織改正の概要
○ スポーツ振興課を教育委員会から県民生活部へ移管、スポーツ局長を新設
・東京オリンピック・パラリンピック、国際女子マラソン大会などの開催に向
けて、知事のもとにスポーツ振興体制を一元化
・スポーツを通じた地域振興、埼玉の魅力発信を強化
○ 地域包括ケア課を新設
・超少子高齢社会を迎え、医療・介護・生活支援などを一体的に提供する地域
包括ケアシステム構築に向けた市町村支援を強化
○ 産業拠点整備課を廃止
・西部地域振興ふれあい拠点施設の整備完了
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定数改正の概要
【知事部局】
※
【病 院 局】
※
6,705 人
→
6,730 人(+25 人)
スポーツ振興課移管分(25 人)を増員
2,147 人
→
2,222 人(+75 人)
小児医療センター新病院のオープンに向けた看護師の増員など
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■重点政策分野、特定課題への主な定数配分
超少子高齢社会への対応や通商産業政策の地方分権化などの重点政策、安心し
て暮らせる社会の実現や組織力の強化などの特定課題について、定数を重点的に
配置
○
超少子高齢社会への対応(5人)
・
保育士確保に向けて、県内保育所へ就職した保育士試験合格者の受験費用
等を補助するため少子政策課に1人増員(福祉部)
・ 子供を産み育てやすい環境の整備に向けて、多子世帯(18 歳未満の子が3
人以上)が中古住宅取得や既存住宅のリフォームに要する経費の一部を助成
するため住宅課に1人増員(都市整備部)
・
医療・介護・生活支援などを一体的に提供する地域包括ケアシステム構築
に向けて、市町村支援を強化するため地域包括ケア課に1人増員(福祉部)
など
○
通商産業政策の地方分権化(5人)
・
次世代エネルギー社会の実現に向けて、燃料電池自動車の購入助成や県有
施設での燃料電池の活用調査など、水素エネルギーの活用可能性を広げる取
組を実施するため環境政策課に1人増員(環境部)
・
ナノカーボンやロボットなどの実用化・製品化開発及び先端産業等の県内
集積など先端産業創造プロジェクトの一層の推進を図るため産業支援課に2
人増員(産業労働部)
・
東京オリンピック・パラリンピックを契機に、アニメキャラを活用した強
力なPRの実施や、外国人受入体制について在日外国人から助言をいただく
サポーター制度の創設等のため、観光課に1人増員(産業労働部)
○
など
スポーツによる地域振興(8人)
・
スポーツによる地域振興の推進に向けて、国際女子マラソン大会に併せた
イベントブースの開設などを実施するためスポーツ振興課に4人増員(県民
生活部)
・
東京オリンピック・パラリンピックの開催準備の拡充のため、オリンピッ
ク・パラリンピック課(国際スポーツ課が改称)に3人増員(県民生活部)
・
スポーツ振興課とオリンピック・パラリンピック課を所掌するスポーツ局
長を新設(県民生活部)
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○
安心して暮らせる社会の実現(13 人)
・
災害対応体制の強化に向けて、地域機関や市町村と連携したより実践的な
災害対応訓練などを実施するため消防防災課に2人増員(危機管理防災部)
・ 土砂災害の危険性がある区域について、土砂災害警戒区域等の早期指定を
進めるため秩父県土整備事務所に1人増員(県土整備部)
○
など
組織力の強化(5人)
・ 各児童相談所の機能強化に向けて、児童虐待における困難ケースに関する
研修などを実施するため中央児童相談所に1人増員(福祉部)
・ 若手職員の育成や技術の継承に向けて、技術系職員の技術研修を体系的に
企画・実施するため設備課に1人増員(都市整備部)
など
■ 簡素で効率的な組織の整備
事務事業や執行体制の見直しなどによる簡素で効率的な組織の整備
○
市町村への権限移譲
・ 越谷市の中核市移行による保健所業務の権限移譲(保健医療部)
○
民間開放
・ 川越県税事務所の窓口業務の民間委託(総務部)
○
など
など
事務事業の見直し
・ 農業大学校の移転業務の完了(農林部)
・ 中央高等技術専門校建築デザイン科の廃止(産業労働部)
など
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