経営管理部 統計調査課 担当:経済動態係 News Release 老田、廣澤 電話:(直通)076-444-3191 (内線)2554 平成 27 年 2 月 10 日 平 成 24 年 度 富 山 県 民 経 済 計 算 に つ い て 平成 24 年度富山県民経済計算の推計結果をとりまとめましたので、公表します。 平成 24 年度の本県の経済成長率(県内総生産の対前年度増加率)は、名目で 1.5%減、 実質も 1.5%減と、名目、実質ともに3年ぶりに減少となりました。 また、1 人当たり県民所得は、3,077 千円(対前年度 1.1%減)となりました。 県民経済計算は、国の国民経済計算に準じて推計したもので、本県の1年間の経済 活動の結果を、生産・分配・支出の三面から総合的・体系的にとらえ、県経済の規模 や成長率、さらには産業構造などを明らかにしたものです。 1 県内総生産、経済成長率及び1人当たり県民所得 年度 富山県 国 県(国)内総生産(億円) 名目 実質 経済成長率(%) 名目 実質 1人当たり県(国)民所得 金額(千円) 伸び率(%) 23 年度 44,489 47,751 2.0 3.5 3,112 3.0 24 年度 43,840 47,016 ▲1.5 ▲1.5 3,077 ▲1.1 24 年度 4,725,965 5,174,992 ▲0.2 0.7 2,754 0.8 (注)国値は、内閣府『平成 24 年度 国民経済計算年報』による。 2 平成 24 年度の経済概況等 平成 24 年度の日本経済は、東日本大震災からの復興需要や政策効果の発現などに より、夏場にかけて景気回復に向けた動きが見られたが、年中央以降、円高の進行 や欧州政府債務危機の再燃による世界経済の減速、エコカー補助金の終了などによ り輸出や生産が減少し景気は弱い動きとなり、底割れが懸念される状況となった。 その後、年末に新政権が発足し、政府の経済政策への期待感を背景に円安・株高 が進行し、25 年に入って景気は持ち直しに転じた。また、雇用情勢も緩やかな改善 の動きが見られた。 富山県経済では、第3次産業が2年連続で増加したものの、主力産業である製造 業において、円高傾向が続くもとでの企業の国際競争力の低下や海外経済の減速な どの影響を受け、電気機械、一般機械、金属製品、非鉄金属、鉄鋼などで生産額が 減少した。この結果、1 人当たり県民所得も減少した。 【経済成長率の推移】 ( % 8 6 4 2 0 -2 -4 -6 -8 -10 0.7 -0.2 -1.5 -1.5 -1.5 県(名目) 県(実質) 国(名目) 国(実質) 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 ※富山県で公表している各種統計調査の結果の概要については、ホームページ「とやま統計 ワールド」でご覧になれます。http://www.pref.toyama.jp/sections/1015/index2.html 平成 24 年度 県民経済計算の概要 県民経済計算とは、本県の1年間(年度)の経済活動の結果を、生産・分配・支出 の三面から総合的・体系的にとらえ、県経済の規模や成長率、さらには産業構造など を明らかにしたものである。 1 日本経済の概況 平成 24 年度の日本経済は、東日本大震災からの復興需要や政策効果の発現により、夏場にか けて景気回復に向けた動きが見られたが、年中央以降、円高の進行や欧州政府債務危機の再燃に よる世界経済の減速、エコカー補助金の終了などにより輸出や生産が減少し、景気は弱い動きと なり、底割れが懸念される状況となった。その後、年末に新政権が発足し、政府の経済政策への 期待感を背景に円安・株高が進行し、25 年に入って景気は持ち直しに転じた。また、雇用情勢も 緩やかな改善の動きが見られた。 この結果、平成 24 年度の国内総生産は、名目で 472 兆 5,965 億円、実質で 517 兆 4,992 億円 となり、対前年度経済成長率は、名目で 0.2%減、実質で 0.7%増となった。 2 富山県経済の概況 平成 24 年度の県内総生産は、名目で4兆 3,840 億円、実質で4兆 7,016 億円となり、対前年 度経済成長率は、名目で 1.5%減(前年度 2.0%増)、実質で 1.5%減(同 3.5%増)と、名目、 実質ともに3年ぶりの減少となった。 これは、総生産の7割弱を占める第3次産業が2年連続で増加したものの、主力産業である製 造業において、円高傾向が続くもとでの企業の国際競争力の低下や海外経済の減速などの影響を 受け、電気機械、一般機械、金属製品、非鉄金属、鉄鋼などが減少となったことなどによる。 また、県民雇用者報酬、財産所得及び企業所得を合算した県民所得は、3兆 3,307 億円(前年 度比 1.6%減)となり、1 人当たり県民所得は、3,077 千円(同 1.1%減)となった。 図1 ( 経済成長率の推移 % 8 6 4 2 0 -2 -4 -6 -8 -10 0.7 -0.2 -1.5 -1.5 県(実質) 国(名目) 国(実質) 14 表1 県(名目) 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 富山県及び国の状況 富山県 23年度 24年度 44,489 43,840 47,751 47,016 2.0 ▲ 1.5 3.5 ▲ 1.5 33,846 33,307 2.5 ▲ 1.6 3,112 3,077 3.0 ▲ 1.1 1,087,745 1,082,457 項 目 県(国)内総生産 (億円) 経済成長率 (%) 名 目 実 質 名 目 実 質 県(国)民所得 (億円) 対前年度増加率 1人当たり県(国)民所得 (千円) 対前年度増加率 人口(県:10月1日現在 単位 人、国:月初人口の平均 単位 千人) (注) 国値は内閣府『平成24年度 国民経済計算年報』に、県人口は総務省『人口推計』による。 1 国 23年度 24年度 4,736,691 4,725,965 5,140,221 5,174,992 ▲ 1.4 ▲ 0.2 0.3 0.7 3,490,563 3,511,139 ▲ 1.0 0.6 2,733 2,754 ▲ 0.8 0.8 127,742 127,496 3 県内総生産(生産側)(名目、実質) 【 製造業 名目 4.0%減(実質 4.7%減)、サービス業 名目 1.8%増(実質 1.5%増)、卸売・ 小売業 名目 1.5%減(実質 0.6%減)、県全体で 名目 1.5%減(実質 1.5%減)】 県(国)内総生産 一定期間における県(国)内での財・サービスの生産活動により新たに生み出された価値(付 加価値)の総額であり、次の式により求める。 県(国)内総生産=産出額(売上総額)-中間投入額(原材料費、燃料費など) 名目値と実質値 市場で実際に取引されている価格で計算した総生産を「名目県(国)内総生産」といい、そ の増加率を名目経済成長率という。また、物価変動の影響を排除した総生産を「実質県(国) 内総生産」といい、その増加率を実質経済成長率という。 経済成長率は、通常、対前年(度)比、あるいは対前期(四半期)比で示される。 表2 経済活動別県内総生産(名目) 金額(百万円) 23年度 24年度 (11) サービス業 ① 公共サービス業 ② 対事業所サービス業 ③ 対個人サービス業 2 政府サービス生産者 (1) 電気・ガス・水道業 (2) サービス業 (3) 公 務 3 対家計民間非営利サービス生産者 (1) サービス業 4 小計(1+2+3) 5 輸入品に課される税・関税 6 (控除)総資本形成に係る消費税 3,925,092 49,853 42,161 1,799 5,893 8,559 1,133,175 36,554 9,093 29,580 213,053 1,652 28,641 64,226 68,881 119,528 182,056 180,479 38,499 2,360 158,572 308,613 157,153 113,451 43,702 496,671 208,169 288,502 171,552 640,262 612,123 28,139 162,183 134,418 64,290 12,015 58,113 662,653 240,816 209,173 212,665 419,476 31,180 126,467 261,830 78,773 78,773 4,423,341 52,351 26,796 3,854,435 52,764 44,864 1,777 6,124 7,739 1,087,966 58,490 19,224 27,299 232,666 1,608 24,076 50,030 59,548 117,684 139,825 160,579 44,987 2,003 149,946 282,606 154,143 111,754 42,390 489,061 210,542 278,519 164,563 645,967 618,924 27,043 167,358 127,971 61,449 11,847 54,675 674,297 248,941 210,437 214,918 413,146 30,560 125,196 257,390 89,944 89,944 4,357,525 52,718 26,253 7 県内総生産(4+5-6) 4,448,895 (参考) 第1次産業(1の (1)) 49,853 1,450,347 2,923,141 1 産 業 (1) 農林水産業 ① 農業 ② 林業 ③ 水産業 (2) 鉱 業 (3) 製 造 業 ① 食料品 ② 繊維 ③ パルプ・紙 ④ 化学 ⑤ 石油・石炭製品 ⑥ 窯業・土石製品 ⑦ 鉄鋼 ⑧ 非鉄金属 ⑨ 金属製品 ⑩ 一般機械 ⑪ 電気機械 ⑫ 輸送用機械 ⑬ 精密機械 ⑭ その他の製造業 (4) 建 設 業 (5) 電気・ガス・水道業 ① 電気業 ② ガス・水道・熱供給業 (6) 卸売・小売業 ① 卸売業 ② 小売業 (7) 金融・保険業 (8) 不 動 産 業 ① 住宅賃貸業 ② その他の不動産業 (9) 運 輸 業 (10) 情報通信業 ① 通信業 ② 放送業 ③ 情報サービス、映像・文字情報制作業 第2次産業(1の(2)+(3)+(4)) 第3次産業(1の(5)~(11)+2+3) 増加率(%) 23年度 24年度 2.1 ▲ 0.9 ▲ 0.1 3.6 ▲ 7.4 56.8 2.6 ▲ 32.8 ▲ 37.2 ▲ 27.4 11.3 19.0 8.8 24.1 33.1 8.6 30.1 ▲ 16.1 10.6 ▲ 3.0 ▲ 6.9 7.2 4.2 3.9 5.0 6.7 7.0 6.5 ▲ 3.1 1.4 1.2 6.4 0.7 6.0 3.2 3.6 9.7 ▲ 3.3 ▲ 0.9 ▲ 5.6 ▲ 3.5 0.4 ▲ 1.3 0.5 0.5 構成比(%) 23年度 24年度 1.0 1.9 19.1 7.5 ▲ 1.8 5.8 6.4 ▲ 1.2 3.9 ▲ 9.6 ▲ 4.0 60.0 111.4 ▲ 7.7 9.2 ▲ 2.7 ▲ 15.9 ▲ 22.1 ▲ 13.5 ▲ 1.5 ▲ 23.2 ▲ 11.0 16.9 ▲ 15.1 ▲ 5.4 ▲ 8.4 ▲ 1.9 ▲ 1.5 ▲ 3.0 ▲ 1.5 1.1 ▲ 3.5 ▲ 4.1 0.9 1.1 ▲ 3.9 3.2 ▲ 4.8 ▲ 4.4 ▲ 1.4 ▲ 5.9 1.8 3.4 0.6 1.1 ▲ 1.5 ▲ 2.0 ▲ 1.0 ▲ 1.7 14.2 14.2 ▲ 1.5 0.7 ▲ 2.0 88.2 1.1 0.9 0.0 0.1 0.2 25.5 0.8 0.2 0.7 4.8 0.0 0.6 1.4 1.5 2.7 4.1 4.1 0.9 0.1 3.6 6.9 3.5 2.6 1.0 11.2 4.7 6.5 3.9 14.4 13.8 0.6 3.6 3.0 1.4 0.3 1.3 14.9 5.4 4.7 4.8 9.4 0.7 2.8 5.9 1.8 1.8 99.4 1.2 0.6 87.9 1.2 1.0 0.0 0.1 0.2 24.8 1.3 0.4 0.6 5.3 0.0 0.5 1.1 1.4 2.7 3.2 3.7 1.0 0.0 3.4 6.4 3.5 2.5 1.0 11.2 4.8 6.4 3.8 14.7 14.1 0.6 3.8 2.9 1.4 0.3 1.2 15.4 5.7 4.8 4.9 9.4 0.7 2.9 5.9 2.1 2.1 99.4 1.2 0.6 4,383,990 2.0 ▲ 1.5 100.0 52,764 1,378,311 2,926,450 ▲ 0.9 3.7 1.0 5.8 ▲ 5.0 0.1 1.1 32.6 65.7 1.0 (注) 1. 単位未満を四捨五入したため、内訳と合計が一致しない場合がある。 2. 平成23年度推計値については、最新のデータを使用して遡って改定している。 2 寄与度(%) 23年度 24年度 1.8 ▲ 0.0 ▲ 0.0 0.0 ▲ 0.0 0.1 0.6 ▲ 0.4 ▲ 0.1 ▲ 0.3 0.5 0.0 0.1 0.3 0.4 0.2 1.0 ▲ 0.8 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.3 0.5 0.1 0.1 0.0 0.7 0.3 0.4 ▲ 0.1 0.2 0.2 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.1 ▲ 0.5 ▲ 0.1 ▲ 0.3 ▲ 0.2 0.0 ▲ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.9 0.2 0.0 ▲ 1.6 0.1 0.1 ▲ 0.0 0.0 ▲ 0.0 ▲ 1.0 0.5 0.2 ▲ 0.1 0.4 ▲ 0.0 ▲ 0.1 ▲ 0.3 ▲ 0.2 ▲ 0.0 ▲ 0.9 ▲ 0.4 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.2 ▲ 0.6 ▲ 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.2 0.1 ▲ 0.2 ▲ 0.2 0.1 0.2 ▲ 0.0 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.1 0.3 0.2 0.0 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.1 0.3 0.3 ▲ 1.5 0.0 ▲ 0.0 100.0 2.0 ▲ 1.5 1.2 31.4 66.8 ▲ 0.0 1.2 0.7 0.1 ▲ 1.6 0.1 固定基準年方式と連鎖方式 固定基準年方式とは、実質県(国)内総生産を計算する場合、基準年を固定し、その年の価 格をベースに計算する方式のこと。 この方式では、基準年から離れるにつれ、経済の実態と乖離するデメリットがある。 これに対し、連鎖方式とは、基準年を常に前年において計算する方式で、この計算方式によ り乖離を小さくすることができる。 県民経済計算では、従来、県内総生産の支出側のみ固定基準年方式により実質化していたが、 平成 16 年度推計から県内総生産の生産側も連鎖方式により実質化している。 なお、連鎖方式では加法整合性が成立しない(各項目の集計と合計が一致しない)ため、「開 差」欄を設けて差額を表示している。 表3 経済活動別県内総生産(実質:連鎖方式) 金額(百万円) 23年度 24年度 増加率(%) 23年度 24年度 (11) サービス業 ① 公共サービス業 ② 対事業所サービス業 ③ 対個人サービス業 2 政府サービス生産者 (1) 電気・ガス・水道業 (2) サービス業 (3) 公 務 3 対家計民間非営利サービス生産者 (1) サービス業 4 小計 5 輸入品に課される税・関税 6 (控除)総資本形成に係る消費税 4,232,107 55,615 48,475 1,774 5,560 4,146 1,335,929 34,993 8,691 28,640 207,663 3,020 29,610 64,193 36,859 127,728 206,149 353,912 44,730 2,746 168,797 304,973 161,813 122,679 39,147 495,046 199,023 298,019 206,749 664,266 635,070 28,973 166,281 152,018 79,329 12,937 60,136 665,370 228,534 220,409 214,740 438,039 30,715 135,073 272,330 84,602 84,602 4,756,545 45,866 27,488 4,143,872 56,083 47,841 1,739 6,509 3,865 1,273,586 56,867 18,677 25,485 231,238 3,416 25,253 53,431 26,572 113,343 150,195 337,493 50,245 2,216 162,241 275,998 146,372 108,836 37,180 492,304 203,578 290,255 206,972 674,406 645,533 28,652 169,910 145,850 76,367 12,791 57,116 675,644 234,006 223,779 216,018 439,521 30,386 136,343 272,916 97,855 97,855 4,683,342 45,307 27,283 3.8 2.3 4.4 17.0 ▲ 15.3 56.0 7.1 ▲ 31.9 ▲ 40.4 ▲ 23.8 10.4 22.6 19.7 19.6 40.5 14.1 36.4 ▲ 6.2 16.3 2.0 ▲ 2.3 8.8 4.4 5.0 2.9 6.2 4.8 7.2 ▲ 1.1 2.5 2.0 12.1 2.0 7.7 5.7 1.0 11.5 ▲ 3.4 ▲ 1.0 ▲ 5.9 ▲ 3.3 0.5 ▲ 1.9 0.8 0.6 2.0 2.0 3.5 9.8 7.8 ▲ 2.1 0.8 ▲ 1.3 ▲ 2.0 17.1 ▲ 6.8 ▲ 4.7 62.5 114.9 ▲ 11.0 11.4 13.1 ▲ 14.7 ▲ 16.8 ▲ 27.9 ▲ 11.3 ▲ 27.1 ▲ 4.6 12.3 ▲ 19.3 ▲ 3.9 ▲ 9.5 ▲ 9.5 ▲ 11.3 ▲ 5.0 ▲ 0.6 2.3 ▲ 2.6 0.1 1.5 1.6 ▲ 1.1 2.2 ▲ 4.1 ▲ 3.7 ▲ 1.1 ▲ 5.0 1.5 2.4 1.5 0.6 0.3 ▲ 1.1 0.9 0.2 15.7 15.7 ▲ 1.5 ▲ 1.2 ▲ 0.7 7 県内総生産 4,775,115 4,701,578 3.5 開 差 (7 - 1 - 2 - 3 - 5 + 6) (参考) 第1次産業 第2次産業 第3次産業 1,989 55,615 1,658,263 3,035,380 2,306 56,083 1,563,614 3,050,215 2.3 7.7 1.5 1 産 業 (1) 農林水産業 ① 農業 ② 林業 ③ 水産業 (2) 鉱 業 (3) 製 造 業 ① 食料品 ② 繊維 ③ パルプ・紙 ④ 化学 ⑤ 石油・石炭製品 ⑥ 窯業・土石製品 ⑦ 鉄鋼 ⑧ 非鉄金属 ⑨ 金属製品 ⑩ 一般機械 ⑪ 電気機械 ⑫ 輸送用機械 ⑬ 精密機械 ⑭ その他の製造業 (4) 建 設 業 (5) 電気・ガス・水道業 ① 電気業 ② ガス・水道・熱供給業 (6) 卸売・小売業 ① 卸売業 ② 小売業 (7) 金融・保険業 (8) 不 動 産 業 ① 住宅賃貸業 ② その他の不動産業 (9) 運 輸 業 (10) 情報通信業 ① 通信業 ② 放送業 ③ 情報サービス、映像・文字情報制作業 (注) 連鎖方式の場合、各項目の計と合計が一致しない。(差額は開差欄に表示) 3 寄与度(%) 23年度 24年度 3.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.9 0.4 0.1 0.2 0.4 0.0 0.1 0.2 0.2 0.3 1.2 0.5 0.1 0.0 0.1 0.5 0.1 0.1 0.0 0.6 0.2 0.4 0.0 0.3 0.3 0.1 0.1 0.2 0.1 0.0 0.1 0.5 0.1 0.3 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.5 0.1 0.0 ▲ 1.8 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.0 0.0 ▲ 0.0 ▲ 1.3 0.5 0.2 ▲ 0.1 0.5 0.0 ▲ 0.1 ▲ 0.2 ▲ 0.2 ▲ 0.3 ▲ 1.2 ▲ 0.3 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.1 ▲ 0.6 ▲ 0.3 ▲ 0.3 ▲ 0.0 ▲ 0.1 0.1 ▲ 0.2 0.0 0.2 0.2 ▲ 0.0 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.1 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 ▲ 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3 ▲ 1.5 ▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 1.5 3.5 ▲ 1.5 0.8 ▲ 5.7 0.5 0.0 2.6 1.0 0.0 ▲ 2.0 0.3 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 図2 経済成長率の産業別寄与度(名目) (%) 15 その他 10.0% 10 5 対 前 年 度 増 加 率 製造業(その他) 7.4% 化学 9.2% 金属製品 ▲1.5% 一般機械 ▲23.2% 電気・ガス 建設業 ・水道業 ▲8.4% ▲1.9% 不動産業 0.9% 卸売・小売業 ▲1.5% 運輸業 3.2% 政府サービス生産者 ▲1.5% 0 -5 農林水産業 5.8% サービス業 1.8% 金融・保険業 ▲4.1% 情報通信業 ▲4.8% -10 -15 鉄鋼 ▲22.1% 電気機械 ▲11.0% -20 -25 非鉄金属 ▲13.5% 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (%) 前 年 度 構 成 比 (注) 1.製造業(その他)・・・食料品、繊維、パルプ・紙、石油・石炭製品、窯業・土石製品、輸送用機械、精密機械、その他の製造業 2.その他・・・・・・・・鉱業、対家計民間非営利サービス生産者、輸入品に課される税・関税、(控除)総資本形成に係る消費税 寄与度 寄与度とは、各項目の増減が全体の増減にどれだけの影響を与えているかを示す指標の ことで、各項目の寄与度は次の式により求められる。 なお、各項目の寄与度の合計は、全体の伸び率と一致する。 寄与度(%) = 当該項目値の対前期増加率 × 前期の当該項目値 前期の全体値 (1)第1次産業 名目総生産 528 億円(5.8%増)【23 年度 名目総生産 499 億円(0.9%減)】 <農 業(6.4%増)> 農業の総生産額の約6割を占める基幹作物である米の作況指数が前年度の「やや良」から「平年 並み」となって収穫量が減少したものの、米価の上昇などにより生産額が増加したことなどから、 農業全体では 6.4%の増加となった。 <林 業(1.2%減)> 林業の総生産額の約5割を占める育林業は増加したものの、約4割を占める栽培きのこ類、木材 生産が減少したことなどから、林業全体では 1.2%の減少となった。 <水産業(3.9%増)> 水産業の総生産額の大部分を占める海面漁業において、ぶり類などの漁獲量が減少したものの、 えび類、いか類などの単価が上昇したことなどから、水産業全体では 3.9%の増加となった。 (2)第2次産業 名目総生産1兆 3,783 億円(5.0%減)【23 年度 名目総生産1兆 4,503 億円(3.7%増)】 <鉱 業(9.6%減)> 採石業の大部分を占める陸砂利、山土砂採取数量が減少したことなどから、鉱業全体では 9.6% の減少となった。 4 <製造業(4.0%減)> 化学は、医薬品の受託製造や後発医薬品の増加などにより9.2%増加し、県内総生産に占める割合 が5.3%と、製造業の中では最も大きかった。電気機械は、電子部品の減少などにより11.0%減少し た。一般機械は、海外向け工作機械、自動車部品関連の需要減などにより23.2%減少した。金属製 品は、建築用金属製品の減少などにより1.5%減少した。非鉄金属は、アルミニウム再生地金やアル ミニウム合金の減少などにより13.5%減少した。鉄鋼は、工作機械や自動車向けの減少などにより 22.1%減少した。 これらのことから、製造業全体では4.0%の減少となった。 図3 製造業の中分類別総生産額の推移(名目) 億円 3,000 2,500 化学 2,000 電気機械 その他製造業 一般機械 1,500 金属製品 1,000 非鉄金属 500 鉄鋼 0 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 食料品 繊維 パルプ・紙 化学 石油・石炭製品 窯業・土石製品 鉄鋼 非鉄金属 金属製品 一般機械 電気機械 輸送用機械 その他の製造業 <建設業(8.4%減)> 建設業の総生産額の約3割を占める民間建築工事が増加したものの、建設業の総生産額の約4割 を占める公共土木工事の治山治水工事、鉄道軌道工事がともに大きく減少したことなどから、建設 業全体では 8.4%の減少となった。 (3)第3次産業 名目総生産2兆 9,265 億円(0.1%増)【23 年度 名目総生産2兆 9,231 億円(1.0%増)】 <電気・ガス・水道業(1.9%減)> 電気・ガス・水道業の総生産額の約7割を占める電気事業において、県内水力発電量が減少した ことや、県内火力発電量が増加したものの、燃料費が前年度に引き続き大きく増加したことなどか ら、電気・ガス・水道業全体では 1.9%の減少となった。 5 <卸売・小売業(1.5%減)> 卸売業は、機械器具などの販売額が減少し、全体の販売額は減少したものの、卸売業全体のマー ジン率が上昇したことから 1.1%の増加となった。小売業は、飲食料品などの販売額が増加し、全 体の販売額は増加したものの、小売業全体のマージン率が下降したことから 3.5%の減少となった。 これらのことから、卸売・小売業全体では 1.5%の減少となった。 <金融・保険業(4.1%減)> 金融業は、受取手数料が増加したものの、低金利の影響などにより 8.0%の減少となった。保険 業は、民間生命保険などが減少したものの、損害保険が増加したことから、0.6%の増加となった。 これらのことから、金融・保険業全体では 4.1%の減少となった。 <不動産業(0.9%増)> 不動産業の総生産額の大部分を占める住宅賃貸業(持ち家の帰属家賃を含む。)において、住宅 床面積が増加したことなどから、不動産業全体では 0.9%の増加となった。 帰属家賃 持ち家について、借家や貸間と同様のサービスが生産されるものと仮定し、それを市場 家賃で評価したもの。 <運輸業(3.2%増)> 運輸業の総生産額の約6割を占める道路貨物業が増加したことなどから、運輸業全体では 3.2% の増加となった。 <情報通信業(4.8%減)> 通信業は、情報通信業の総生産額の約4割を占める電信・電話業の減少により 4.4%の減少とな った。情報サービス・映像文字情報制作業は、情報通信業の総生産額の約3割を占める情報サービ ス業の減少などから 5.9%の減少となった。 これらのことから、情報通信業全体では 4.8%の減少となった。 <サービス業(1.8%増)> 公共サービス業は、医療・保健、介護が増加したことから 3.4%の増加となった。対事業所サー ビス業は、広告業が増加したことなどから 0.6%の増加となった。また、対個人サービス業は、旅 館・その他の宿泊所、娯楽業が増加したことなどから 1.1%の増加となった。 これらのことから、サービス業全体では 1.8%の増加となった。 図4 サービス業の総生産額の推移(名目) 億円 4,000 3,500 3,000 2,500 公共サービス 2,000 対個人サービス 2,149億円 対事業所サービス 2,104億円 1,500 2,489億円 対事業所サービス 1,000 対個人サービス 500 公共サービス 0 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 〇公共サービス:教育 研究 医療・保健 介護 その他の公共サービス 〇対事業所サービス:広告業 業務用物品賃貸業 自動車・機械修理業 その他の対事業所サービス業 〇対個人サービス:娯楽業 飲食店 旅館・その他の宿泊所 洗濯・理容・美容・浴場業 その他の対個人サービス業 6 4 県民所得(分配)(名目) 【県民雇用者報酬 0.5%減、財産所得 0.6%増、企業所得 4.1%減、全体で 1.6%減 1人当たり県民所得は 3,077 千円、1.1%減】 平成 24 年度の県民所得は、1.6%減の3兆 3,307 億円となった。 これは、主力産業である製造業における生産活動水準の下降の動きを受けて、県民雇用者報酬が 0.5%減少、企業所得が 4.1%減少したことによる。 この結果、県民所得(名目)を県人口で割った1人当たり県民所得は、1.1%減の 3,077 千円と なった。 表4 県民所得(分配:名目) 金額(百万円) 23年度 1.県民雇用者報酬 (1) 賃金・俸給 (2) 雇主の社会負担 a 雇主の現実社会負担 b 雇主の帰属社会負担 2.財産所得(非企業部門) a 受 取 b 支 払 (1) 一般政府 a 受 取 b 支 払 (2) 家 計 ① 利 子 a 受 取 b 支 払 ② 配当(受取) ③ 保険契約者に帰属する財産所得 ④ 賃貸料(受取) (3) 対家計民間非営利団体 a 受 取 b 支 払 3.企業所得(法人企業の分配所得受払後) (1) 民間法人企業 a 非金融法人企業 b 金融機関 (2) 公的企業 a 非金融法人企業 b 金融機関 (3) 個人企業 a 農林水産業 b その他の産業(非農林水・非金融) c 持ち家 4.県民所得(1+2+3) 2,046,112 1,690,460 355,653 290,119 65,534 237,790 329,899 92,109 ▲ 34,888 51,251 86,139 270,280 110,504 116,012 5,508 43,788 96,351 19,637 2,398 2,860 462 1,100,724 663,521 626,938 36,583 7,512 5,855 1,657 429,691 6,862 75,964 346,865 3,384,626 24年度 2,036,051 1,679,105 356,946 294,539 62,407 239,117 333,498 94,381 ▲ 37,714 48,569 86,283 274,058 112,801 120,573 7,772 45,240 95,472 20,545 2,773 3,099 326 1,055,534 609,281 545,710 63,570 9,035 8,672 363 437,218 11,251 71,178 354,790 3,330,702 増加率(%) 23年度 24年度 ▲ 0.7 ▲ 1.6 3.3 3.5 2.5 3.1 2.8 2.1 ▲ 9.7 ▲ 2.5 2.1 4.5 ▲ 0.3 ▲ 0.1 2.8 14.1 5.0 10.6 ▲ 34.9 ▲ 32.5 ▲ 16.3 8.9 16.3 17.2 3.4 49.0 128.4 ▲ 33.1 ▲ 1.2 ▲ 27.5 ▲ 8.9 1.3 2.5 ▲ 0.5 ▲ 0.7 0.4 1.5 ▲ 4.8 0.6 1.1 2.5 ▲ 8.1 ▲ 5.2 0.2 1.4 2.1 3.9 41.1 3.3 ▲ 0.9 4.6 15.6 8.4 ▲ 29.4 ▲ 4.1 ▲ 8.2 ▲ 13.0 73.8 20.3 48.1 ▲ 78.1 1.8 64.0 ▲ 6.3 2.3 ▲ 1.6 構成比(%) 23年度 60.5 49.9 10.5 8.6 1.9 7.0 9.7 2.7 ▲ 1.0 1.5 2.5 8.0 3.3 3.4 0.2 1.3 2.8 0.6 0.1 0.1 0.0 32.5 19.6 18.5 1.1 0.2 0.2 0.0 12.7 0.2 2.2 10.2 100.0 (注) 1.単位未満を四捨五入したため、内訳が合計と一致しない場合がある。 2.マイナス幅が拡大(縮小)した場合の増加率はマイナス(プラス)で表示してある。 3.雇主の現実社会負担とは、健康保険、厚生年金、厚生年金基金などの雇主の負担分をいう。 4.雇主の帰属社会負担とは、退職一時金、業務災害補償などの雇主負担をいう。 7 24年度 61.1 50.4 10.7 8.8 1.9 7.2 10.0 2.8 ▲ 1.1 1.5 2.6 8.2 3.4 3.6 0.2 1.4 2.9 0.6 0.1 0.1 0.0 31.7 18.3 16.4 1.9 0.3 0.3 0.0 13.1 0.3 2.1 10.7 100.0 寄与度(%) 23年度 ▲ 0.5 ▲ 0.8 0.3 0.3 0.0 0.2 0.3 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.0 0.1 0.3 ▲ 0.0 ▲ 0.0 0.0 0.2 0.1 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.0 2.7 2.8 2.8 0.0 0.1 0.1 ▲ 0.0 ▲ 0.2 ▲ 0.1 ▲ 0.2 0.1 2.5 24年度 ▲ 0.3 ▲ 0.3 0.0 0.1 ▲ 0.1 0.0 0.1 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.1 0.0 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 ▲ 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 0.0 ▲ 1.3 ▲ 1.6 ▲ 2.4 0.8 0.0 0.1 ▲ 0.0 0.2 0.1 ▲ 0.1 0.2 ▲ 1.6 表5 1 人当たり県(国)民所得の推移 年度 1人当たり県民所得(千円) 1人当たり国民所得(千円) 増加率(%) 増加率(%) 13 3,210 - 2,883 - 14 3,242 1.0 2,855 ▲ 1.0 15 3,391 4.6 2,883 1.0 16 3,397 0.2 2,897 0.5 17 3,363 ▲ 1.0 2,928 1.1 18 3,318 ▲ 1.4 2,957 1.0 19 3,295 ▲ 0.7 2,978 0.7 20 3,028 ▲ 8.1 2,773 ▲ 6.9 21 2,803 ▲ 7.4 2,690 ▲ 3.0 22 3,021 7.8 2,755 2.4 23 3,112 3.0 2,733 ▲ 0.8 24 3,077 ▲ 1.1 2,754 0.8 (注) 1人当たり国民所得は、内閣府『平成24年度 国民経済計算年報』による。 格 差 国=100 111.3 113.6 117.6 117.3 114.9 112.2 110.6 109.2 104.2 109.7 113.9 111.7 1 人当たり県民所得 県民所得を総人口で割って求める。県民所得には企業所得も含まれるため、必ずしも個 人の賃金・生活水準を示すものではない。 図5 県民所得金額(名目)の推移 兆円 4.0 3.78 3.60 3.79 3.63 3.74 3.68 3.65 3.5 3.0 3.34 0.98 1.25 1.08 1.30 1.19 1.12 3.30 0.87 0.21 0.20 0.20 0.20 0.26 0.30 0.30 3.33 総額 企業所得 3.08 1.10 1.01 1.10 1.06 0.22 0.23 0.24 0.24 財産所得 2.05 2.06 2.05 2.04 県民雇用者報酬 21 22 23 24 0.81 2.5 3.38 0.24 2.0 1.5 2.41 2.35 2.34 2.29 2.29 2.27 2.25 2.24 16 17 18 19 20 1.0 0.5 0.0 13 14 15 年度 図6 県民所得伸び率(名目)の推移 県民所得合計 % 50 県民雇用者報酬 40 30 財産所得 20 企業所得 企業所得 -4.1% 10 財産所得 0.6% 県民所得合計 -1.6% 0 県民雇用者報酬 -0.5% -10 -20 -30 -40 -50 (1)県民雇用者報酬 14 15 16 17 0.6%増(22 年度 0.6%増) 18 19 20 21 8 22 23 24 年度 (1)県民雇用者報酬 0.5%減(23 年度 0.7%減) 県民雇用者報酬のうち全体の約8割を占める賃金・俸給は、最も大きな割合を占める製造業が 給与の増加により 4.4%増加したものの、その他の産業では賃金の低下や雇用者数の減少などに より、サービス業が 5.4%の減少、卸売・小売業が 6.8%の減少、政府サービスが 2.1%の減少、 建設業が 8.6%の減少となり、全体で 0.7%の減少となった。また、雇主の社会負担は、健康保 険、年金などの増加により 0.4%の増加となった。 これらのことから、県民雇用者報酬全体では 0.5%の減少となった。 (2)財産所得 0.6%増(23 年度 3.1%増) 家計部門で個人預金残高の増加により、受取利子、受取配当が増加したことなどから、財産所 得全体では 0.6%の増加となった。 (3)企業所得 4.1%減(23 年度 8.9%増) 民間非金融法人企業で主力産業である製造業などの企業所得が減少したことなどから、企業所 得全体では 4.1%の減少となった。 5 県内総生産(支出側)(名目) 【民間最終消費支出 0.7%増、政府最終消費支出 0.9%減、総資本形成 0.0%増、全体で 1.5%減】 平成 24 年度の県内総生産(支出側)は、4兆 3,840 億円となった。 表6 県内総生産(支出側:名目) 金額(百万円) 増加率(%) 構成比(%) 寄与度(%) 23年度 2,458,232 2,406,712 295,041 55,025 72,595 813,079 81,783 75,982 205,996 66,963 216,431 71,066 140,830 311,922 51,520 24年度 2,476,065 2,414,461 297,214 55,426 72,178 820,306 78,608 75,482 208,910 67,039 215,841 69,689 141,903 311,864 61,605 23年度 0.3 0.2 2.1 ▲ 2.3 4.6 1.0 3.8 ▲ 1.8 2.3 0.2 ▲ 5.1 4.4 ▲ 0.4 ▲ 2.4 1.3 863,215 51,409 218,253 227,038 366,516 967,049 920,210 634,485 285,725 46,839 44,781 2,058 855,238 47,930 211,704 222,592 373,012 967,049 974,284 704,290 269,994 ▲ 7,235 ▲ 5,229 ▲ 2,006 1.6 ▲ 0.5 0.1 1.3 3.1 4.6 0.7 2.5 ▲ 3.1 355.9 529.6 ▲ 34.9 160,399 85,638 - - 3.6 2.0 - - 78,616 81,783 39,696 45,942 29.3 - ▲ 49.5 - 1.8 1.8 0.9 1.0 0.4 - ▲ 0.9 - 県内総生産(支出側) (1+2+3+4) 4,448,895 4,383,990 2.0 ▲ 1.5 100.0 100.0 2.0 ▲ 1.5 (参考)県外からの所得(純) 県民総所得(市場価格) 182,196 4,631,091 199,495 4,583,486 2.2 2.0 9.5 ▲ 1.0 4.1 104.1 4.6 104.6 0.1 2.1 0.4 ▲ 1.1 1 民間最終消費支出 (1)家計最終消費支出 a.食料・非アルコール飲料 b.アルコール飲料・たばこ c.被服・履物 d.住居・電気・ガス・水道 e.家具・家庭用機器・家事サービス f.保健・医療 g.交通 h.通信 i .娯楽・レジャー・文化 j .教育 k.外食・宿泊 l .その他 (2)対家計民間非営利最終消費支出 2 政府最終消費支出 (1)国出先機関 (2)県 (3)市町村 (4)社会保障基金 3.県内総資本形成 (1)総固定資本形成 a 民 間 b 公 的 (2)在庫品増加 a 民間企業 b 公的(公的企業・一般政府) 4. 財貨サービスの移出入(純)・統計上の不 突合 (1)財貨・サービスの移出入(純) (2)統計上の不突合 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度 0.7 55.3 56.5 0.1 0.4 0.3 54.1 55.1 0.1 0.2 0.7 6.6 6.8 0.1 0.0 0.7 1.2 1.3 ▲ 0.0 0.0 ▲ 0.6 1.6 1.6 0.1 ▲ 0.0 0.9 18.3 18.7 0.2 0.2 ▲ 3.9 1.8 1.8 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.7 1.7 1.7 ▲ 0.0 ▲ 0.0 1.4 4.6 4.8 0.1 0.1 0.1 1.5 1.5 0.0 0.0 ▲ 0.3 4.9 4.9 ▲ 0.3 ▲ 0.0 ▲ 1.9 1.6 1.6 0.1 ▲ 0.0 0.8 3.2 3.2 ▲ 0.0 0.0 ▲ 0.0 7.0 7.1 ▲ 0.2 ▲ 0.0 19.6 1.2 1.4 0.0 0.2 ▲ 0.9 19.4 19.5 0.3 ▲ 0.2 ▲ 6.8 1.2 1.1 ▲ 0.0 ▲ 0.1 ▲ 3.0 4.9 4.8 0.0 ▲ 0.1 ▲ 2.0 5.1 5.1 0.1 ▲ 0.1 1.8 8.2 8.5 0.3 0.1 0.0 21.7 22.1 1.0 0.0 5.9 20.7 22.2 0.1 1.2 11.0 14.3 16.1 0.3 1.6 ▲ 5.5 6.4 6.2 ▲ 0.2 ▲ 0.4 ▲ 115.4 1.1 ▲ 0.2 0.8 ▲ 1.2 ▲ 111.7 1.0 ▲ 0.1 0.9 ▲ 1.1 ▲ 197.5 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.1 (注) 1.単位未満を四捨五入したため内訳が合計と一致しない場合がある。 2.マイナス幅が拡大(縮小)した場合の増加率はマイナス(プラス)で表示してある。 3.住居・電気・ガス・水道には持ち家の帰属家賃を含む。 9 図7 県内総生産(支出側、名目)の推移 兆円 4.76 4.77 4.87 4.88 4.83 4.77 4.76 0.26 0.39 0.51 0.43 0.41 0.30 0.28 5.0 4.5 4.51 4.16 4.38 総額 0.09 移出入(純) +統計上の不突合 4.36 4.45 0.14 0.16 0.80 0.92 0.97 0.97 0.15 0.01 4.0 1.17 1.04 1.02 1.03 1.01 1.03 0.85 0.85 0.85 0.85 0.85 0.84 0.84 0.83 0.84 0.85 0.86 0.86 2.49 2.50 2.51 2.56 2.58 2.59 2.61 2.57 2.51 2.45 2.46 2.48 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 0.98 0.96 県内総資本形成 3.5 3.0 政府最終消費支出 2.5 2.0 1.5 民間最終消費支出 1.0 0.5 0.0 図8 年度 県内総生産(支出側、名目)の増加率の推移 % 県内総生産(支出側)計 15.0 民間最終消費支出 政府最終消費支出 10.0 総資本形成 5.0 民間最終消費支出 0.7% 0.0 県内総資本形成 0.0% 政府最終消費支出 -0.9% 県内総生産(支出側)計 -1.5% -5.0 -10.0 -15.0 -20.0 14 15 16 (1)民間最終消費支出 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 名目 0.7%増(23 年度 0.3%増) 民間最終消費支出は、0.7%増の2兆 4,760 億円となった。これは、民間最終消費支出の大部 分を占める家計最終消費支出において、娯楽・レジャー・文化、家具・家庭用機器・家事サービス、 教育などが減少したものの、約3割を占める住居・電気・ガス・水道や食料・非アルコール飲料、 交通などが増加したことによる。 (2)政府最終消費支出 名目 0.9%減(23 年度 1.6%増) 政府最終消費支出は、0.9%減の 8,552 億円となった。 10 (3)総資本形成 名目 0.0%増(23 年度 4.6%増) 総資本形成は、9,670 億円となり、前年度とほぼ同額(0.0%増)となった。これは、民間住宅 が減少したものの、民間企業の設備投資が増加したことによる。 (4)財貨・サービスの移出入 (純) 財貨・サービスの移出入(純)は、397 億円の移出超過となり、49.5%の減少となった。 11 県民経済計算の概念と相互関連図 次の図は、平成24年度県民経済計算推計結果によって県民経済計算の概念とその相互関連を表したものです。 ※ 端数処理のため、合計と内訳が一致しない場合があります。 1 県内産出額 県内産出額(市場価格表示) 8兆2178億円 県内総生産(生産側) 4兆3840億円 (市場価格表示) 8兆2178億円 2 県内総生産(生産側) (市場価格表示) 4兆3840億円 中間投入 3兆8339億円 固定資本 減耗 県内純生産(市場価格表示) 3兆4292億円 9547億円 3 県内純生産 (市場価格表示) 3兆4292億円 生 産 面 生産・輸 入品に課 される税 (控除) 補 助金 県内純生産(要素費用表示) 3兆1312億円 ↑ 2980億円 4 県内純生産 (要素費用表示) 3兆1312億円 県内雇用者報酬 2兆321億円 営業余剰・混合所得 1兆991億円 5 県民純生産 (要素費用表示) 県内純生産(要素費用表示) 3兆3307億円 3兆1312億円 県外からの所得(純) 1995億円 6 県民所得(分配) 【=県民純生産】 (要素費用表示) 財 産 企業所得 所 1兆555億円 得 ↑ 2391億円 県民雇用者報酬 2兆361億円 3兆3307億円 7 県内総生産(支出側) 【=県内総生産(生産側)】 (市場価格表示) 4兆3840億円 県内総生産(支出側)=県内総生産(生産側) 4兆3840億円 政府最終消費支出 県内総資本形成 民間最終消費支出 9670億円 2兆4761億円 8552億円 8 県民総所得 【=県民総生産】 (市場価格表示) 県内総生産(市場価格表示) 4兆3840億円 4兆5835億円 県外からの所得(純) 1995億円 12 分 配 面 ← 財貨・サービスの移出入(純) 397億円 +統計上の不突合 459億円 支 出 面
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