仕様書(PDF:122.7KB)

レントゲンフィルム等配送業務委託仕様書
1 業務の概要
(1) 業務の名称
レントゲンフィルム等配送業務委託
(2) 業務の概要
委託者大津市(以下「甲」という。
)から依頼されたレントゲンフィルム・電磁的記録物・
検診票・受診者一覧表(以下「レントゲンフィルム等」という。
)の入った配送袋について、
受託者(以下「乙」という。
)が、健康推進課と各医療機関との間において集荷し、配送す
る業務。
(3) 委託契約期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで。
ただし、委託期間の満了する日から起算して90日前までに甲者及び乙のいずれからも更新
しない旨の申出がないときは、さらに1年間、更新するものとする。その更新は、2回まで行
うことができる。
(4) 配達物の規格等
レントゲンフィルム等の入った配送袋を入れた配送箱最大6箱。箱のサイズは縦50cm横
80cm高さ50cm程度。
(5) 入札価格
入札書に記載する入札金額は、1週あたりの単価(消費税及び地方消費税を含まない)に
1年間の業務の実施週数を乗じたものの合計金額を記載することとする。
(6) 業務に必要な資格等
ア 地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しない者であること。
イ 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てをしている者
(更生手続開始の決定を受けている者を除く。)又は民事再生法(平成11年法律第22
5号)に基づく再生手続開始の申立てをしている者(再生手続開始の決定を受けている者
を除く。)でないこと。
ウ 破産法(平成16年法律第75号)に基づく破産手続開始の申立てをしている者又は会
社法(平成17年法律第86号)に基づく特別清算開始の申立てをしている者でないこと。
エ 大津市物品供給等指名停止基準に基づく指名停止を受けていないこと。
オ 本入札に参加する他の入札参加者との間に次に掲げる資本関係又は人的関係がない者
であること。ただし、①にあっては、子会社(会社法第2条第3号の規定による子会社
をいう。以下同じ。)又は子会社の一方が会社更生法第2条第7項に規定する更生会社
(以下「更生会社」という。)又は民事再生法第2条第4号に規定する再生手続が存続
中の会社である場合を除き、②(ア)にあっては、会社の一方が更生会社又は民事再生
法第2条第4号に規定する再生手続が存続中の会社である場合を除く。
① 資本関係
(ア)親会社(会社法第2条第4号の規定による親会社をいう。以下同じ。)と子会社
の関係にある場合
(イ)親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合
② 人的関係
-1-
(ア)一方の会社の役員が他方の会社の役員を現に兼ねている場合
(イ)一方の会社の役員が他方の会社の会社更生法第67条第1項又は民事再生法第6
4条第2項の規定により選任された管財人を現に兼ねている場合
カ 次の①から⑥までのいずれの場合にも該当しないこと。
① 役員等(個人である場合にはその者を、法人である場合にはその全ての役員をいう。
以下同じ。)が暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3
年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であると認
められるとき。
② 暴力団(法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営
に実質的に関与していると認められるとき。
③ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を与え
る目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。
④ 役員等が暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど、直
接的又は積極的に、暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与していると認められる
とき。
⑤ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認めら
れるとき。
⑥ 営業活動に係る必要な契約の締結に当たり、その相手方がアからオまでのいずれかに
該当することを知りながら、当該相手方と契約を締結したと認められるとき。
キ
乙は、民間事業者による信書の送達に関する法律(平成14年法律第99号)第29
条の規定に基づく特定信書便事業の許可を受けていること。
(7) 損害賠償責任
ア 乙は、集荷したレントゲンフィルム等の配送袋を滅失又は毀損したときは、遅滞なくそ
の旨を甲に連絡しなければならない。
イ 乙は、自己が当該レントゲンフィルム等の受取、引渡、保管及び運送に関し注意を怠ら
なかったことを証明しない限り、乙が定める規定に基づき当該レントゲンフィルム等の配
送袋の滅失、毀損又は遅延について損害賠償の責任を負うものとする。
(8) 業務に係る委託料について
乙は、契約した1週あたりの単価(消費税及び地方消費税を含む)に実施週数を乗じて算
出した金額を月ごとにまとめ、速やかに甲に請求するものとし、甲は請求書を受理した日か
ら30日以内に費用を乙に支払うものとする。
(9)
契約の解除
甲は乙が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することがきる。
ア この契約を履行しないとき、又はこの契約に違反し契約の目的を達成することができな
いと認められるとき。
イ 資力の低下等によりこの契約を履行できないおそれがあると認められるとき。
(10) 秘密保持
乙は、業務の遂行に当たって知り得た業務の内容を外部へ漏らし、又は他の目的に使用し
てはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(11) その他
-2-
ア 仕様の細部及び仕様書に定めのない事項等については、甲の指示に従うこととする。
イ 総務省許可信書便約款を遵守すること。
ウ 当該業務を実施するに当たり自動車を使用する場合は、アイドリング・ストップを励行
するとともに、経済速度での運転等環境にやさしい運転に努めること。
エ 入札書内訳に記載している実施週数は、年間実施予定週数であり、これを保証するもの
ではないので留意すること。
2 業務の内容
毎週月曜日(祝日にあたる場合は、前の週の金曜日)の午後3時から午後5時に、健康推進課よ
り別紙「レントゲンフィルム等配送業務取扱一覧」に示す医療機関への配送袋の入った配送箱を受
け取り、毎週火曜日及び水曜日(祝日にあたる場合は、甲が指定する日)の午前中に医療機関を巡
回し、レントゲンフィルム等の入った配送袋の集配を行う。
業務の実施にあたっては、乙は、当該業務に必要な人員、車両、その他必要な物品等について自
己の責任と負担で準備し、調達しなければならない。また、当該業務を適切な管理のもとで行うこ
とができるよう、業務責任者を設け、健康推進課へ届け出ること。
(1)配送に使用する車両
乙は、当該業務に使用する車両(以下「配送車」という。)及び冬用タイヤその他消耗品の
調達、法定点検、給油、整備及び修理、並びに事故処理等の対応を含む車両の管理全体を行い、
その費用を負担しなければならない。
(2)配送を行う文書等の形態
レントゲンフィルム等の入った配送袋を配送箱に入れ、送達する。
(3)配送に使用する箱
配送に使用する箱は甲が準備するものとする。
(4)配送箱の引き渡し
乙は甲が指定する場所にて配送袋の個数等を確認したのち、配送箱及び引き渡し簿を受け取
り、配送車への積載を行う。
(5)配送箱の引き渡し場所
大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津2階
大津市役所健康保険部保健所健康推進課電算室
(6)配送箱の保管
健康推進課から配送箱を受け取った後配送日までは、施錠のかかる屋内にて厳重に保管する
こと。配送車への積み込みは配送日の朝に行い、積み込み時は複数で確認の上、当日の午前中
に配送すること。問題があると思われる事項は、健康推進課に報告すること。
(7)医療機関における配送袋の受け渡し及び確認
各医療機関に到着後、配送箱より配送袋を取り出し、医療機関担当者に引き渡すとともに、
医療機関より健康推進課宛の配送袋を受け取る。なお、配送袋の受け渡しの際には、受領印を
得ることとする。不在で受け渡しできない場合は、健康推進課に速やかに報告すること。
(8)遅配等の対応
交通渋滞その他業務乙の責めに帰すべき事由の有無にかかわらず、各医療機関へ予定どおり
に業務を実施できない事態が生じた場合は、直ちに業務責任者に連絡し、業務責任者の指示を
-3-
受けなければならない。業務責任者は、この連絡を受けたときは、健康推進課に対し報告する
とともに、このことにより影響を及ぼす配送先に対し連絡をすることとする。
(9)交通事故等配送時の対応及び報告
レントゲンフィルム等配送業務中に業務従事者が交通事故を起こした場合は、その業務従事
者の責任の程度にかかわらず、乙は次に掲げる措置を行わなければならない。
ア 交通事故現場における対応及び状況報告
イ 車両に積載している配送袋の確認及び保全
ウ 配送袋の滅失及び既存状況の報告
なお、事故発生地点以降の当日のレントゲンフィルム等配送業務の継続に支障が生じる場合
は、事故発生直後直ちに業務責任者は健康推進課と協議しなければならない。
(10)災害時等におけるレントゲンフィルム等配送業務
地震、台風、降雪等の天災地変その他やむを得ない事由によりレントゲンフィルム等配送業
務の遂行が困難になったとき又はその恐れがあると認めるときは、乙は、その当日のレントゲ
ンフィルム等配送業務の継続について健康推進課と協議しなければならない。
(11)業務の実施に係る留意点
乙は、配送業務を実施するに当たり、次の点に留意すること。
ア 委託業務実施に当たっては、汚損、破損、滅失等を防止するよう努め、誠実に委託業務を
履行しなければならない。
イ 業務遂行中に生じたレントゲンフィルム等の汚損、破損、滅失、その他一切の損害は、乙
の約款に基づき乙がその損害を賠償しなければならない。ただし天災その他乙の責めに帰す
ることができない場合はこの限りではない。
(12)報告等
乙は、当月分の配達業務が終了したときは、翌月15日までに甲に報告しなければならない。
報告の様式及び手段については協議のうえ定める。
(13)その他
本業務施行にあたって本仕様書に記載されていないものについては、別途協議により決定す
るものとする。
-4-