Modeling Guide by SparxSystems Japan Enterprise Architect モデリング操作ガイド 「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編 (2015/02/12 更新) モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 1 はじめに ............................................................................................................................................4 2 書籍「UML モデリングのエッセンス第 3 版」について ..................................................................4 3 このドキュメントについて ...............................................................................................................4 4 操作方法の説明 .................................................................................................................................5 4.1 15 ページ 略式画面フロー図 .....................................................................................................5 4.2 36 ページ クラス図の作成.........................................................................................................6 4.3 37 ページ 属性の詳細情報.........................................................................................................6 4.4 39 ページ 関連端の制約 ............................................................................................................7 4.5 40 ページ 属性のプロパティ操作 ..............................................................................................7 4.6 42 ページ 双方向の関連 ............................................................................................................7 4.7 42 ページ 関連名の黒矢印.........................................................................................................8 4.8 44 ページ 問い合わせ操作.........................................................................................................8 4.9 45 ページ プロパティ操作のステレオタイプ ............................................................................8 4.10 48 ページ ステレオタイプの設定 ..............................................................................................8 4.11 49 ページ ソースコード読み込み時の依存関係の作成 ..............................................................9 4.12 55 ページ 見出されたメッセージ ..............................................................................................9 4.13 57 ページ ライフラインの×マーク ........................................................................................10 4.14 58 ページ 相互作用フレーム ................................................................................................... 11 4.15 59 ページ 疑似メッセージ....................................................................................................... 11 4.16 60 ページ sd の相互作用フレーム ...........................................................................................12 4.17 61 ページ 頭が半分しかない矢印 ............................................................................................13 4.18 66 ページ 要素の責務 ..............................................................................................................13 4.19 67 ページ 静的な属性 ..............................................................................................................13 4.20 69 ページ 派生属性 .................................................................................................................13 4.21 71 ページ ロリポップ ..............................................................................................................14 4.22 75 ページ 限定子 .....................................................................................................................14 4.23 78 ページ 汎化セット ..............................................................................................................14 4.24 78 ページ 関連クラス ..............................................................................................................16 4.25 81 ページ テンプレートクラス ...............................................................................................16 4.26 83 ページ 列挙 ........................................................................................................................17 4.27 83 ページ アクティブクラス ...................................................................................................17 4.28 85 ページ やりとりを表現したクラス図 .................................................................................18 4.29 112 ページ 並行直交状態 ........................................................................................................18 4.30 121 ページ くま手 ...................................................................................................................19 4.31 123 ページ タイムシグナル.....................................................................................................19 4.32 124 ページ コネクタ ...............................................................................................................19 4.33 128 ページ ジョイン仕様 ........................................................................................................20 4.34 136 ページ 要素の多重度 ........................................................................................................21 4.35 148 ページ 相互作用概要図.....................................................................................................21 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 2 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 3 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 1 はじめに このドキュメントでは、書籍「UML モデリングのエッセンス第 3 版」の書籍にある UML のダイア グラムを、Enterprise Architect でどのように操作すれば作成できるかを説明しています。 このドキュメントはスパークスシステムズ ジャパン株式会社が独自に作成したものであり、このド キュメントの内容の一切は書籍「UML モデリングのエッセンス第 3 版」の著者・出版社とは関係あり ません。 2 書籍「UMLモデリングのエッセンス第3版」について 書籍「UML モデリングのエッセンス第 3 版」は翔泳社から 2005 年 6 月に出版された UML2.0 の仕 様の中で実際によく利用されるものを中心に説明し、実践的な解説を追加した書籍です。 ISBN: 4-7981-0795-6 価格: 2400 円+税 この書籍は、大きく分けると「UML の概要」(第 1 章)・「開発プロセス」(第 2 章)・個別の UML 記 法の解説(第 3 章以降)の 3 部構成になっています。 「UML の概要」では筆者ならではの UML の解説や 基本的な知識を紹介しています。 「開発プロセス」では、UML とは切り離すことのできないプロセスに ついての基本的な情報や主なプロセスを紹介しています。 内容は UML2.0 がベースとなっています(仕様の確定と同時期に出版されたようであり、現在の仕様 とは異なる記述が少しあります)。この書籍の「第 2 版」では UML1.4 がベースになっています。 3 このドキュメントについて このドキュメントでは、主に個別の UML の記法の説明(第 3 章以降)に出てくるダイアグラムについ て、Enterprise Architect を利用する場合の操作方法を説明しています。また、この書籍では UML の 標準から外れる「非標準」の書き方の紹介もありますので、この書き方についても Enterprise Architect で対応できる部分があればご紹介します。 利用している Enterprise Architect は日本語版バージョン 12.0 ビルド 1207 です。評価版や英語版・ 過去のバージョンを利用している方は、画像の内容などを見ながら対応するコマンドを確認して下さい。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 4 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4 操作方法の説明 4.1 15ページ 略式画面フロー図 このページでは「略式画面フロー図」として非標準の書き方を説明しています。Enterprise Architect では、標準で「Web モデリング」(MDGTechnology for Web Modeling) 拡張プロファイルが利用でき ます。このプロファイルを利用すると、以下のようなアイコンがクラスに表示され、わかりやすい表現 を行うことができます。 このプロファイルを利用するには、 「設定」→「MDG テクノロジー」を実行すると表示される画面で 「Web モデリング」を有効にした上で、ダイアグラムとして「Web モデリング」図を選択してくださ い。ツールバーの内容が Web モデリング専用の内容になります。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 5 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.2 36ページ クラス図の作成 36 ページのダイアグラムを作成するまでの手順は、Web サイトで動画デモとして公開しています。ぜ ひご覧ください。 http://www.sparxsystems.jp/swf/sample_class_diagram.htm 4.3 37ページ 属性の詳細情報 属性に{ordered}の情報を表示するには、属性のプロパティ画面左下の一覧にある「多重度」の欄に表示 される参照(...)ボタンから設定できます。多重度の設定画面で、 「多重度に順序指定」の項目にチェック を入れてください。[0..1]の情報を表示するには、同じく多重度の設定画面の「下限値」に 0 を、「上限 値」に 1 をいれてください。[*]の場合には両方に*を入れてください。 Enterprise Architect では[1]のようには表示することはできません。(下限・上限にともに 1 を指定した Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 6 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 場合には、多重度の表示は省略されます。) 4.4 39ページ 関連端の制約 関連端に制約を追加する場合には、プロパティ画面の一覧から設定します。この書籍に掲載されている 内容としては、以下の項目があります。 ・ 「Ordered」を True に設定: {ordered}を表示 ・ 「重複を許可」を True に設定: {bag}を表示 ・ 「Ordered」と「重複を許可」を True に設定:{sequence}を表示 ・ 「派生 Union」を True に設定:{union}を表示 ・ 「変更可能性」を設定:{addOnly}や{frozen}を表示 ・ それ以外の内容を表示する場合:「制約」の欄に記入する 4.5 40ページ 属性のプロパティ操作 Enterprise Architect では、属性のプロパティ操作を追加する場合には、 「プロパティ」にチェックを入 れると簡単に作成することができます。 4.6 42ページ 双方向の関連 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 7 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 双方向関連を作成する場合には(作成済みの関連の向きを設定する場合には)、関連のプロパティダイア ログの「全般」タブにある「方向」を変更してください。 4.7 42ページ 関連名の黒矢印 関連名に矢印を追加するには、名前を示すラベルを右クリックして「方向」→「ソースへ」あるいは「タ ーゲットへ」を選択してください。 4.8 44ページ 問い合わせ操作 問い合わせを示す操作の場合には、操作のプロパティダイアログで「問い合わせ」にチェックを入れて ください。{query}が表示されます。 4.9 45ページ プロパティ操作のステレオタイプ Enterprise Architect では、属性からプロパティ操作を自動生成した場合には、Get メソッドおよび Set メソッドは、ステレオタイプ<<property get>>および<<property set>>で明示されます。このステ レオタイプを手動で追加した場合にも活用するとわかりやすいです。 4.10 48ページ ステレオタイプの設定 Enterprise Architect では既定の状態でいくつかのステレオタイプが利用できます。それ以外のステ レオタイプを利用したい場合には、直接入力してください。選択肢に自動的に追加され、次からは一覧 から選ぶことができます。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 8 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.11 49ページ ソースコード読み込み時の依存関係の作成 既存のソースコードを読み込む際に、属性・操作の戻り値や引数などに別のクラスが利用されている場 合に「依存」の関係を追加することもできます。ユーザーのオプションダイアログの「ソースコードの 生成と読み込み」グループにある「戻り値や引数にクラスが利用されている場合には、読み込み時に依 存関係を作成」にチェックを入れてください。 4.12 55ページ 見出されたメッセージ 「見出されたメッセージ」を作成するためには、「メッセージ終了点」をダイアグラムに配置し、そこ からメッセージをライフラインに向けて作成してください。メッセージを作成後は、メッセージ終了点 のみを移動することはできません。メッセージを縦方向に移動させると、自動的にメッセージ終了点も 移動します。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 9 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) なお、上記のようにメッセージ名の後ろにある括弧を非表示にしたい場合には、ダイアグラムのプロパ ティダイアログの「属性・操作」タブにある「引数のない操作には括弧を表示しない」にチェックを入 れてください。 4.13 57ページ ライフラインの×マーク Enterprise Architect では、 「生成」メッセージを作成すると、自動的にライフラインの末尾に「×」マ ークが表示されます。明示的に「消滅」メッセージを作成した場合にも「×」が表示されます。 「生成メッセージ」「消滅メッセージ」の指定は、メッセージのプロパティダイアログ下部の「ライフ サイクル」のドロップダウンリストから選択してください。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 10 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) なお、ユーザーのオプションダイアログの「シーケンス図」グループにある「オブジェクトを最後に削 除」のチェックを外すと、明示的に「消滅メッセージ」を出さない限り「×」は表示されません。 生成メッセージは、書籍では実線の矢印になっていますが、UML2.4.1 の仕様では点線の矢印です。 4.14 58ページ 相互作用フレーム 「相互作用フレーム」を配置するには、ツールボックスの「複合フラグメント」を配置してください。 ダブルクリックすると表示されるプロパティ画面で、左上の文字列(loop や alt など)を変更できます。 「ガ ード」の条件と点線もこのプロパティ画面で設定します。 複合フラグメントを移動させると、中のメッセージもあわせて移動します。もし、複合フラグメント のみを移動したい場合には、複合フラグメントを選択した際に右側に表示されるアイコンの一番下にあ る、モード変更アイコンをクリックしてください。 4.15 59ページ 疑似メッセージ Enterprise Architect では、 「疑似メッセージ」 「代替方法」 「データのおたまじゃくし」は表現できませ ん。「疑似メッセージ」については、メッセージの色を灰色などにするとよいかもしれません。 「ガード」は、メッセージのプロパティダイアログの「条件」の欄に記入してください。「反復マーカ ー」は、プロパティダイアログの「反復」にチェックを入れてください。「非同期メッセージ」は、プ ロパティダイアログの「同期」のドロップダウンリストで「非同期」を選択してください。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 11 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.16 60ページ sdの相互作用フレーム Enterprise Architect で「sd」の相互作用フレームは作成できません。代わりに、UML2.4.1 で定義さ れる「ref」を利用します。ref のフレームを作成する場合には、プロジェクトブラウザのシーケンス図 を、別のシーケンス図内にドロップしてください。表示されるダイアログで、「相互作用の利用」を選 択してください。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 12 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.17 61ページ 頭が半分しかない矢印 Enterprise Architect では、「頭が半分しかない矢印」を作成することはできません。 4.18 66ページ 要素の責務 要素の「責務」を設定・表示するには、要素のプロパティダイアログの「要求」欄に内容を入力後、対 象の要素を右クリックして「属性・操作・インターフェース」→「属性・操作と区画の表示設定」を実 行します。表示されるダイアログの「区画の表示」で「要求(責務)」にチェックを入れてください。 (ダイアグラム全体に対して設定することもできます。) 4.19 67ページ 静的な属性 クラスの属性を「静的」にするためには、属性のプロパティダイアログの左下の一覧にある「Static」 を True に設定してください。属性情報に下線が表示されます。 4.20 69ページ 派生属性 クラスの属性を「派生属性」にするためには、属性のプロパティダイアログの左下の一覧にある「派生」 を True に設定してください。属性の名前の前に斜線が表示されます。 また、属性の制約を定義する場合、属性のプロパティダイアログの「制約」タブに情報を記入すること もできます。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 13 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.21 71ページ ロリポップ Enterprise Architect では、インターフェイス要素を右クリックして、 「追加設定」→「小円形(ロリポ ップ)で表示する」を実行すると、インターフェイス要素をロリポップで表示することができます。この とき、同時に「実現」の関係は実線で表示されるように自動的に変更・更新されます。 変更前: 変更後: 4.22 75ページ 限定子 限定子を表示するには、関連のプロパティ画面の役割(関連端)タブ内の一覧にある「限定子」の欄に情 報を入力してください。 4.23 78ページ 汎化セット Enterprise Architect で 78 ページにあるような汎化セットを定義する場合には、対象となる汎化のう ちの 1 つを右クリックし、「追加設定」→「汎化セット」→「新規」を選択します。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 14 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 表示されるダイアログで、汎化セット名と対象の汎化の関係を選択して下さい。 なお、汎化などの接続を木構造で表現するには、右クリックして「スタイルの設定」→「ツリー(垂直)」 あるいは「ツリー(水平)」を選択します。ただし、この場合でも、汎化セット名はそれぞれの汎化に表 示されてしまいます。いずれかの汎化セット名を右クリックして非表示に設定して下さい。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 15 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.24 78ページ 関連クラス 関連クラスを作成する手順は以下のようになります。 まず、対象となるクラスを作成・配置します。 授業科目 学生 氏名 0..25 0..6 科目名 受講する 出席数 成績 ここで、関連型にしたいクラスを右クリックし、「追加設定」→「クラスを関連に接続」を実行しま す。接続する対象の関連を選択すると、関連型として設定・表示されます。 学生 氏名 授業科目 0..25 0..6 科目名 受講する 出席数 成績 4.25 81ページ テンプレートクラス Enterprise Architect でテンプレートクラスを作成するには、クラスのプロパティダイアログの「テン プレート」グループで設定します。 テンプレートクラスを作成するには、「追加」ボタンを押して「パラメータ」に(この例であれば)「T」 を入力します。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 16 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.26 83ページ 列挙 「列挙」を利用する場合には、ツールボックスの列挙要素を利用します。 4.27 83ページ アクティブクラス クラスをアクティブクラスに設定するには、クラスのプロパティダイアログの「詳細」グループにある 「Is Active」にチェックを入れてください。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 17 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 4.28 85ページ やりとりを表現したクラス図 図 5.22 は非標準の図ですが、Enterprise Architect の機能をいくつか利用することで実現することもで きます。下の図が Enterprise Architect で実現した例です。 作成方法のポイントは以下の通りです。 ・ クラス図の内容をコミュニケーション図にコピーする ・ 関連にメッセージを追加する ・ 依存には追加できないので、種類を一度「関連」に変更してメッセージを追加し、依存に戻すか、 別の関連についてメッセージを追加後、ソースとターゲットの要素を変更する ・ 書籍と同じメッセージの形にするため、「非同期」メッセージにする 4.29 112ページ 並行直交状態 並行直交状態を表現するためには、対象の状態要素を右クリックし、「追加設定」→「領域の定義」を Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 18 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 実行します。図 10.5 のような無名の領域を作成するためには、 「<名前なし>」の領域を追加してくださ い。下の図は図 10.5 の作成イメージです。 4.30 121ページ くま手 Enterprise Architect では、サブアクティビティがある場合には、 「くま手」ではなく「∞」のようなマ ークが右下に表示されます。振る舞い呼び出し(callBehavior)のアクションに「くま手」が表示されま す。 4.31 123ページ タイムシグナル 「タイムシグナル」を作成する場合には、 「イベント受信」イベントを右クリックし、 「追加設定」→「時 間イベント」を選択してください。 4.32 124ページ コネクタ Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 19 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) コネクタを作成する手順は次の通りです。 まず、コネクタの作成位置に通常のフローを作成します。フローの名前には、コネクタの中に表示さ れる文字列を設定します。フローには頂点(折れ曲がる点)を 2 箇所作成して下さい。 この状態で、フローの 2 つの頂点の間を右クリックし「区画を非表示」を選択します。 これにより、コネクタが作成されます。なお、Enterprise Architect の場合にはコネクタの移動先を 削除することはできません。必要に応じて見えない場所に移動して下さい。コネクタの端点に表示され る文字は、接続の名前です。(下の例では、接続の名前に「A」と入れている) 4.33 128ページ ジョイン仕様 Enterprise Architect で「ジョイン仕様」を記述するには、対象のジョイン要素のプロパティ画面の「追 加属性」グループにある「joinSpec」の項目に内容を記入してください。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 20 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 表示内容: 4.34 136ページ 要素の多重度 要素に多重度を設定する場合には、対象の要素を右クリックし「追加設定」→「多重度の設定」を選択 してください。 :Generator 1 4.35 148ページ 相互作用概要図 相互作用概要図で別の図を利用する場合には、プロジェクトブラウザから対象の図を相互作用概要図に ドロップしてください。ドロップ時に表示されるダイアログで「ダイアグラムフレーム」を選択してく ださい。ref のフレームを作成する場合には、プロジェクトブラウザからシーケンス図をドロップし、 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 21 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) 表示されるダイアログで「相互作用の利用」を選択してください。 以下の内容は、この図 16.1 を Enterprise Architect で作成したものです。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 22 モデリング操作ガイド(「UML モデリングのエッセンス第 3 版」編) ○変更履歴: 2009/01/08 初版 2009/08/31 ドキュメントのタイトルを変更 2010/04/16 Enterprise Architect8.0 のリリースに伴い、内容を更新。 2011/05/18 Enterprise Architect9.0 のリリースに伴い、内容を更新。 2011/11/30 Enterprise Architect9.2 のリリースに伴い、内容を更新。 2012/12/14 Enterprise Architect10.0 のリリースに伴い、内容を更新。 2014/04/22 Enterprise Architect11.0 のリリースに伴い、内容を更新。 2015/02/12 Enterprise Architect12.0 のリリースに伴い、内容を更新。 Copyright (c) 2009-2015 SparxSystems Japan 23
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