素晴らしいグローバルスポーツ としてさらに多く人々を魅了するため、 力を合わせて共に進みましょう 2 ICCクリケット・ワールドカップはクリケット界の最も重要な大会であり、世界で3番 目に大きなスポーツ・イベントです。4年に一度開かれるこの大会は10億人の人々を テレビの前に釘づけにし、 スタジアムには100万以上の観客が詰めかけ、世界中に 熱狂的な興奮の渦を巻き起こします。 オーストラリア及びニュージーランドは、2015年ワールドカップの共同主催国として この大会が両国のクリケット界に素晴らしいレガシーを刻むものとなるよう全力を 挙げて準備に取り組んでまいりました。前回ワールドカップを主催したのは1992年 のことですから、 この一世代に一度の機会を最大限に活かさねばなりません。 クリケットは世界中で多くの人々を魅了するスポーツですが、我々は、伝統的にクリ ケットが盛んな地域以外にもこの素晴らしいスポーツが発展するよう努力を続けて きました。 だからこそ、2015年ICCクリケット・ワールドカップが東アジア太平洋地域 の他の国々におけるクリケットの更なる発展に貢献するものとなるよう心から望んで います。 今大会の主催国であるオーストラリア、 ニュージーランド両国のクリケット協会及び ICCは、東アジア太平洋地域でICCに加盟する9か国を対象とするクリケット場整備 基金を設立し、大会の収益から総額400,000アメリカドルを寄付することに同意しま した。 この基金の目的は、 「試合用及び練習用の人工芝ピッチを新設することでクリケット の競技者人口増加を実現する事」 です。 今後、基金にご参加していただけるパートナーの募集をしてまいります。対象となる9 ヶ国に関係する団体・個人などにご参加いただき、 より大きな基金とし、 より多くのク リケット場及び練習施設の整備を実現しましょう。大小に関わらず、是非、 クリケット 場整備基金に御協力をお願いいたします。 クリケットが、素晴らしいグローバルスポ ーツとしてさらに多く人々を魅了するため、力を合わせて共に進みましょう。 ジェームズ サザーランド CEO クリケット・オーストラリア デビッド ホワイト CEO ニュージーランド・クリケット 3 世界最大級のスポーツの祭典 に参加し、次の世代に素晴らし いレガシーを残しましょう!クリケ ット・オーストラリア及びニュー ジーランド・クリケットによる原 資は、対象となるすべてのクリケ ット関連施設整備プロジェクト に対して、 経費の50%を上限とし て資金提供します。是非、皆様に もご協力をお願いします。パート ナーとして基金に寄付すること は、次のようなレガシーに貢献し ます。 4 1 地域社会に貢献します。新し いクリケット関連施設の整備に よって: • より多くの人々が健康的な ライフスタイルを送ります。 • コミュニティの絆を強化し、 青少年を健全に育成します。 • 後年に残る大きなレガシー を築きます。 2 公式発表、 施設の除幕式、 そ の他各クリケット協会が提供 できる報道機会や認知機会 によって、 基金への寄付が広 報されます。 3 クリケット・オーストラリア及 びニュージーランド・クリケッ トのCEOのサイン入り 「公認 基金パートナー」 の額入り証 明書が贈られます。 10,000ド ル以上の寄付をしたパート ナーには、 その貢献を感謝 し、 2015年ICCクリケット・ワ ールドカップのオーストラリ ア及びニュージーランド両チ ームのキャプテンのサイン入 りバットが贈られます。 5 東アジア太平洋地域ではクリケットの人気が 高まっている―現在300,000以上の人々がク リケット活動に参加し、2011年以来、毎年20 %成長している。 クリケットはだれでも気軽に楽しめるスポー ツである―競技者の46%が女性であり、女子 クリケットは大きな将来性を持つ。 クリケットの更なる発展のためには、 クリケッ ト関連施設の不足が最大の障壁である。 人工芝ピッチを整備するためのコストは平均 で約10,000ドルである。基金は、地域全体で 100のピッチの新設を可能にする。 6 クックではクリケットは最も国民的なスポーツで、現在もその人気 は上昇を続けています。伝統を厳格に護るもの、 ルールを簡略化し たもの、両方併せて6,500人の競技参加者がいます。 これは総人口 の約30%にあたります。 さらにここ数年でジュニア、女子のプレイヤ ーの数が著しく増加しています。 クリケット協会のスタッフとボラン ティアは、進取の気概と情熱をもって普及活動に取り組んでいま す。 クリケット関連施設の整備によって、 クリケットの発展が大きく 進むことは間違いありません。 www.cookislandscricket.com 7 フィジーには長く、誇るべきクリケットの歴史があり、ICCへの加盟 は1965年にさかのぼります。 クリケットは学校や地域社会にしっか りと根を張り、全国で25,000を超える人々が学校のプログラムや、 大会に参加しています。 クリケット・フィジーは国内での活動の規模 をさらに広げるとともに、 国際ランキングを上げるため全力を尽くし ています。全国に新しいピッチを作ることは目標達成に向け重要な ポイントとなります。 www.cricketfiji.com.fj 8 インドネシアのクリケットは西チモールの東部州で始まりました。 以来他の地域にも広まり続け、特にジャカルタとバリでは盛んで す。バリでは現在10,000近い人々がプレイしており、国全体ではそ の2倍近くの競技参加者がいます。最近の政府のサポートにより、 伝統ある地域以外にも地域のクリケット協会が設立され、普及活 動が組織化されています。競技の普及と新たなプレイヤーの需要 に対応するため、 クリケット関連施設の整備は急務となっていま す。総人口世界第4位のインドネシアには大きなポテンシャルがあ り、今後の競技の発展が非常に楽しみです。 www.facebook.com/pages/Cricket-Indonesia/162897953749249 9 日本クリケットは過去10年間で地道な努力を続け、いくつかの地 域社会にしっかりとした基盤を築き始めています。 成人の大会も年 々チームが増加し、 ジュニア育成も充実させつつあります。 今後の 更なる発展は競技施設の充実にかかっています。 日本では、 毎年 16,000以上の人がクリケットに参加しています。 一方で、 全国でピッ チが整備されている競技場は13しかありません。 日本クリケット協 会にとって施設整備が最優先事項なのです。 www.cricket.or.jp 10 クリケットはパプアニューギニアのスポーツ界の主流となり、 その 足場は確かなものとなって来ています。 そして、国全体を活気づけ る強いポテンシャルを持っています。10の州で180,000以上の子供 達がジュニアへの普及活動に参加し、 国内大会が充実し、 代表チー ムも世界レベルで活躍しており、競技が著しく発展しています。パプ アニューギニアの大きなチャレンジは高まっているクリケットへの 関心を生かして、大会に参加するチームを増加させることです。 そ のためには各地域に新しいクリケット関連施設を作ることが何より も重要なのです。 www.cricketpng.com 11 フィリピンクリケット協会は競技の普及に懸命に努めてきました。 ター ゲットは主にマニラ地区です。 男子全国大会はその規模が拡大を続 けており、 7,000人を超える子供達にクリケットを教える育成プログラ ムはこのスポーツに輝く未来があることを示しています。 今のところ、 フィリピンには常設のピッチが二つしかありません。 クリケットへの関 心が高まっている今こそ、 施設の充実が必要なのです。 www.facebook.com/pages/Philippines-Cricket-AssociationPCA/345753922127938 12 サモアで独自に発展した“kilikiti”として知られるクリケットの形態 への情熱は、伝統的なクリケットの形態に向けられ、熱い流れとな っています。16,000以上の人がクリケット活動に参加し、優れた才 能が発揮されています。二つの島のそれぞれの村々、学校では熱 気あふれるゲームが盛んに繰り広げられ、首相もクリケット競技の 将来性に大きな希望を持っています。 クリケットの発展を支えるに は、新たなクリケット関連施設の整備が最重要課題です。 www.facebook.com/samoainternationalcricketassociation 13 韓国のクリケットは2014年に活性化しました。仁川市で開催され た2014年アジア競技大会に男子代表チーム及び女子代表チーム が揃って出場したことが競技の認知を飛躍的に向上させました。 こ の事は関係機関から強い関心を集め、野球が盛んな韓国でもクリ ケット普及への機運が高まっています。 アジア大会のレガシーとし て新たな国際競技場が出来ましたが、 クリケット活動への参加者を 増加するには、地域レベルでの施設整備が益々必要となっていま す。 www.twitter.com/CricketKorea 14 ヴァヌアツは国際大会で確実にその存在感を増し続けています。 少ない競技施設のフィールドの多くが、 カニの穴に覆われていると いうハンデをものともせず、19,000人を超える人々がクリケット活 動に参加し、東アジア太平洋地域で最も優れたジュニア育成プロ グラムを行っている国の一つとなっています。国全体でクリケットへ の関心が強まっている現在、学校やジュニアチームの数も増え続 け、新しい施設や既存の施設の改善はヴァヌアツにとって計り知 れない恩恵となるでしょう。 www.facebook.com/pages/Vanuatu-Cricket/158299684259857 15
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