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支担官第453号
平成27年 2月 6日
支出負担行為担当官
防衛省経理装備局会計課
会計管理官 中村 伸一朗
公
告
下記により入札を実施するので参加されたい。
なお、本入札に係る落札及び契約締結は、当該業務に係る平成27年度本予算が成立し、予算示達がなされることを条件とするも
のである。
記
1.入札方式
一般競争入札
2.入札日時
平成27年 3月13日(金)10:45
3.入札場所
防衛省市ヶ谷庁舎E2棟3階入札室
4.参加資格 (1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であっ
て、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2)予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。
(3)平成 25・26・27 年度防衛省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」のD等級以上に格付けされ、関東
・甲信越地域の競争参加資格を有するもの。
(4)防衛省から「装備品等及び役務の調達に係る指名停止等の要領」に基づく指名停止の措置を受けている期間中の
者でないこと。
(5)前号により、現に指名停止を受けている者と資本関係又は人的関係のある者であって、当該者と同種の物品の売
買又は製造若しくは役務請負について防衛省と契約を行おうとする者でないこと。
(6)労働保険、厚生年金保険等の適用を受けている場合、保険料等の滞納がないこと。
(7)適合条件を満たすことを証明する書類を期日までに提出し承認を得たものであること。
(別紙参照)
5.入札方法
落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額を加算した金額(当該金額に1円未
満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てるものとする。)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税
等に係る課税事業者であるか免税業者であるかを問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を
入札書に記載すること。
6.入札保証金及び契約保証金
7.入札の無効
免 除
4の参加資格のない者のした入札または入札に関する条件に反した入札は無効とする。
8.契約書作成の要否
9.適用する契約条項
要
役務等契約条項
談合等の不正行為に関する特約条項
暴力団排除に関する特約条項
10.入札に付する事項
調達番号
I-001、
広-G-001、
広-B-001
件
名
内容
「平成27年版 日本の防衛」及び「平成27年
版 日本の防衛パンフレット」の和文英訳及 仕様書のとおり
び印刷製本等業務
履行場所
履行期限
防衛省市ヶ谷庁舎
27.6.30及び
27.9.30
摘 要
11.そ
の
他
(1)仕様書受領の際、資格審査結果通知書(全省庁統一資格)の写しを提示すること。
(2)この一般競争に参加を希望するものは、適合条件を満たすことを証明する書類を平成27年2月23日(月)12:00
までに提出しなければならない。
(3)契約締結日までに平成27年度の予算(暫定予算を含む。)が成立しなかった場合は、契約締結日は予算が成立した日以降
とする。また、暫定予算になった場合、全体の契約期間に対する暫定予算の期間分のみの契約とする場合がある。
(4)入札案内(仕様書)の交付場所、契約条項を示す場所及び問合せ先
〒162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1 (庁舎A棟 10 階)
防衛省経理装備局会計課契約係 藤野 千晶
電話 03-3268-3111 内線 20814
別紙
適合条件
1 条件
本業務では、以下の条件を満たすこと。
(1) 本事業に従事するに相応しいと判断される翻訳者(外交・安全保障分野におけ
る翻訳実績を有する者)がネイティブスピーカーを含む3名以上確保されてい
る。
(2) 翻訳の進捗など作業全般を管理する体制(翻訳の進捗など作業全般の管理が翻
訳者任せではなく、訳者以外の者が従事)を整えている。
(3) 翻訳の品質をチェックする体制(訳文をチェックし、訳漏れや表記の揺れを統
一するため、チェッカー(外交・安全保障分野における翻訳チェック実績を有
する者)を置いている)を整えている。
(4) 休日や時間外、緊急時(閣議直前の修正等)における対応が可能な作業実施体
制を整えている。
(5) 日本語文の内容を的確に理解し、正しい文法及び適切なキーワードの選択、特
に、防衛関連用語、法律、行政の専門用語の翻訳に精通し熟知した上で、読み
やすさを考慮した翻訳能力を有している。
2 提出書類
① 本事業に関する業務体制(スタッフ)の概要:1部
○ 翻訳実施担当者(複数名。ネイティブを含む。)すべての実名・経歴
・契約上実名を示せない場合は、その旨記載した上でイニシャルでも可。
・各個人について、外交・安全保障分野における翻訳実績を含む翻訳経験及び
公的資格(その種類及び級)の有無を記載。
○ 業務体制を示したフローチャート
・本業務の実施にあたり、作業全体の進捗を管理する体制、翻訳の品質を管理
する体制・作業人数等がわかるもの。
○ ネイティブチェック実施担当者すべての実名・経歴
・契約上実名を示せない場合は、その旨記載した上でイニシャルでも可。
・各個人について、外交・安全保障分野における翻訳チェック実績を含む翻訳
経験等を記載。
○ 休日や時間外における作業実施体制及び緊急時の対処方針
・休日や時間外に作業の必要が生じた場合の作業実施体制。
・閣議直前の修正等の緊急時における対処方針。
②
翻訳課題回答(英語訳2問)
社名・翻訳者署名入り :1部
社名・翻訳者署名なし :1部
※ 実際に作業を行うスタッフが翻訳課題を翻訳する。
※ 2人以上の翻訳担当者が1問ずつ回答する。
※ 回答は、課題1問につきA4用紙1枚にまとめる。
③
会社概要:1部
3 提出期限
平成27年2月23日(月)12時00分まで
4 その他
(1)虚偽がないものとする。
(2)書類提出後、官側から細部補足資料を求める場合がある。
(3)提出書類に関する問い合わせは、提出期限の前日の18時15分までとする。
(4)細部については、仕様書の内容を確認すること。
以
上
課題1
次の文章を全て英語に翻訳してください。
※本紙は、あくまでも翻訳課題であり、防衛省の何らかの見解を示すものではありません。
武力の行使の新三要件とホルムズ海峡における機雷掃海
石油が日本に入ってこないというだけで新三要件に合致するのか、その判断基準で
ある我が国が直接攻撃を受けたときと同等な被害がある状況と言えるのかなどの指
摘がなされたが、安倍総理は、「国の存立の基盤は経済であり、この基盤自体が脅か
されるかどうかという判断をする対象にはなるだろう」、
「国際的な原油、ガスの供給
状況、その時の経済状況と、日本経済に与える打撃、結果として、多くの中小企業等
も相当の被害を受ける、多くの倒産も起こっていき、多くの人たちが職を失うという
状況にもつながるかもしれない」と述べ、それらを勘案しながら総合的に判断をして
いくと答弁した。
また、機雷の掃海は、海外における武力行使であり、海外派兵であるとの指摘に対
して、岸田外務大臣は、機雷掃海の活動の実態は、戦闘の当事者にならない我が国あ
るいは他の国の民間の船舶を機雷や外部からの攻撃の脅威から防護し、安全な航行を
確保する目的で行う受動的かつ限定的な行為であるとし、「新三要件を満たす場合に
は、他国の領海内における武力行使に当たる機雷掃海であっても許容される」との見
解を示した。安倍総理も、機雷掃海は、限定的、受動的な対応であって、イラク戦争
や湾岸戦争のような戦闘を武力行使を目的として行うこと、例えば、地上に上がって
都市を攻撃・占領したり、他国の軍隊と交戦をしたり、空爆を行ったりすることとは
性格が異なるとの認識を示し、さらに、「掃海艇は脆弱であり、事実上、戦闘行為が
まさに行われている状況のところに派遣して掃海を行うことは我々も考えていない」
と説明した。
(出典:参議院事務局「立法と調査」2014.9
No.356
P.36-P.37 より抜粋)
課題2
次の文章を全て英語に翻訳してください。
※本紙は、あくまでも翻訳課題であり、防衛省の何らかの見解を示すものではありません。
南西地域の島嶼防衛をめぐる問題の諸側面
第一の点は、島嶼防衛を考える場合に、島嶼そのものを防衛し、あるいは侵攻され
た島嶼を奪還するといった側面だけに限って考えるのは一面的であり、島嶼が存在す
る海空域全般の防衛という、より大きなコンテクストを見失ってはならないというこ
とである。作戦レベルにおいては島嶼周辺における海上優勢および航空優勢をめぐる
戦いは、島嶼自体の防衛の成否を左右するし、逆に島嶼を保有しているか否かは、周
辺海空域での作戦の成否に大きな影響を及ぼすということに着目すべきである。また、
戦略的に重要な地域であれば、そこに所在する島嶼を防衛することが、海空域全体の
防衛に寄与するという点も重要である。特に、南西諸島は東シナ海と太平洋の境界と
なる列島線を形成していることから、南西諸島周辺の海空域を防衛することは、わが
国の安全保障戦略上も大きな意味を持つ。
作戦レベルでの問題に着目すれば、島嶼の防衛と島嶼周辺における海上・航空優勢
確保のための作戦は、相互に支援する関係にあり、それぞれが的確に機能することに
よって他方の能力を補完しその成果を増幅する相乗効果がある。新「防衛大綱」は、
海上優勢および航空優勢を維持することについて「島嶼部への攻撃に対して実効的に
対応するための前提となる」としてその重要性を指摘している。海上優勢および航空
優勢を確保することによって、島嶼を防衛し、あるいは侵攻された島嶼を奪還するた
めの作戦に必要な行動の自由が得られるからである。
(出典:平和安全保障研究所「アジアの安全保障2014-2015
高まる東、南シナ海 H26.7 P.45-P.46 より抜粋)
再起する日本
緊張