(羽黒地域) (PDF:7023KB)

カルテ①:羽黒地域における現況とニーズの整理
人口動態
地域内の人の動き
○人口は緩やかな減少傾向である。
○一方、高齢化率は増加傾向である。
○人口の約72%を占める65歳未満のうち、頻度の高い外出目的は、「通勤・通学」が
最も多く24.2%を占めている。
◆人口3区分
及び高齢化率
の推移
(人)
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
6
9,614
2,237
9,323
2,538
28.3
5,586
25
20
5,416
15
1,490
1,264
H7
H12
H17
◆頻度の高い
外出目的の割合
4.0%
66.7%
1.0%
2.8
公費負担計
(資料:国勢調査)
4.0%
3
0
0
24.2%
3
3.5
1
5
通勤・通学
買い物
通院
娯楽
その他
不明
3.3
2
10
1,757
9
8
7
6(人)
5
4
3
2
1
0
補助算定乗車密度
3
65
30
運行回数
5.4
4
4
歳以上
15歳~64歳
15歳未満
高齢比率
35
8.3
5
(回)
40
2,643
26.3
22.3
6,002
45
2,000
0
○「羽黒山頂(荒沢寺)月山山頂」は交付負担なしの黒字路線であり、「上川代・小増川」
「今野」は羽黒地域市営バスである。
○「鶴岡(ゆぽか)羽黒」の収支比率が62.9%と低い。
(%)
50
9,996
バス運行路線図
5000
4000
3000
2000
1000
0
-1000
-2000
-3000
-4000
-5000
公費負担額込みの損益
0.82
1397
0
小増川
庁舎
ゆぽか
川代山
0
1097
1
0.5
0
0
-0.5
-1
-1.5
-4629
(千円)
石
の
館
サ
ン
ロー
ド
羽黒センター
羽黒山頂
休暇村羽黒
今野橋
1.5
1
1
1363
0.62
301
-4752
鶴岡駅
荘内病院
市役所
天満宮前
公費負担込みの収支比率
3942
1.38
○路線バスは6路線あり、市街地から放射線状に運行されている。
○スクールバスは、概ね路線バスに重複する形で運行されている。
上川代
凡例
路線バス(庄内交通)
羽黒山頂~月山線
鶴岡~羽黒・羽黒山頂線
路線バス(市営)
上川代・小増川線
今野線
スクールバス
羽黒中学校
羽黒第一、第二、第三、第四小学校
季節運行
7/1~8/31
の間、9月
の休日
羽黒地域市営バス
N=99
(資料:H22市民意向調査(65歳未満))
主な目的施設と公共交通空白区域図
○現状の路線バスの路線網は主な施設を通るように運行されている。
○公共交通空白域は路線の変更により減少している。
地域内の人の動き
住民ニーズ(市民アンケート調査結果)
○路線バスに対する不満点は、「利用したい行先や時間帯にバスが運行していない」が28.8%となっている。
○一方、「バスを利用しないのでわからない」が55.5%と最も多く、路線バスの利用率は低い。
○今後のあり方について、65歳未満と65歳以上で「現状なみの負担で、現在の公共交通を維持する」が最も多く
なっている。
○通勤・通学、買い物、通院において、鶴岡地域が主な行先となっている。
≪通勤・通学≫
8%
◆路線バスに対する不満点
鶴岡
不明
市外
8%
0.0%
59%
市内
84%
不明
櫛引
4%
4%
羽黒
17%
≪買い物≫
N=24
羽黒 櫛引
市内
25%
25%
100%
鶴岡
≪通院≫
50%
鶴岡
100%
100%
N=1
図面:平成22年度時)
(
(資料:H22市民意向調査(65歳未満))
32
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
◆路線バスの今後のあり方について
100.0%
11.1%
(%)
28.8%
6.8%
14.1%
5.1%
市の負担を増やしてでも、公
共交通を今以上に充実する
現状なみの負担で、現在の
公共交通を維持する
公共交通の縮小もやむを得
ない
その他
不明
13.7%
6.2%
4.8%
17.8%
30.3%
6.2%
39.4%
0.0%
MA=211
4.8%
◆路線バスに対する改善要望
運行ルートの見直し(分かりやすく、行きた
いと思うところを通るなど)
外出する時間帯の便数の増加
バス停の改善(位置の変更・箇所の増加、
ベンチ設置など)
バスの乗り継ぎを良くする
JRやバスとの乗り継ぎ割引など、お得で
簡単な運賃設定
事前予約制による、路線や時間を気にせ
ず利用できるデマンド型運行の導入
高齢者向けの車両の導入(乗り降りしやす
い床の低いバスの導入など)
その他
路線バスについて詳しく知らないので、分
からない
路線バスは利用しない
20.0%
40.0%
60.0%
N=99
N=146
55.5%
0.0%
N=4
市内
利用したい行き先や時間帯にバスが運行
していない
路線や運賃がわかりにくい
自宅からバス停が遠い
別のバスやJRとの乗り継ぎがむずかしい
(乗り換えるバスがわからないなど)
時間通りに来ない
運賃が高い
バス停に椅子や日よけがない
バス停を利用するときに交通安全上の危
険を感じる
その他
バスを利用しないのでわからない
80.0%
(資料:H22市民意向調査(65歳未満))
100.0%
6.8%
(%)
10.3%
22.6%
12.3%
4.8%
7.5%
3.4%
37.7%
6.8%
6.2%
11.6%
0.0%
MA=173
19.9%
42.5%
(資料:H22市民意向調査(65歳以上))
N=146
26.0%
市の負担を増やしてでも、公
共交通を今以上に充実する
現状なみの負担で、現在の
公共交通を維持する
公共交通の縮小もやむを得
ない
その他
不明
N=146
(資料:H22市民意向調査(65歳以上))
カルテ②:羽黒地域における課題の解決に向けた方針と対策
問題点・課題
【問題点】既存のバス路線、車両が分かりにくく、利用したい行先や時間帯に運行しているバスが無い地域があ
る。
↓
【課 題】現在運行している様々な”バス”の運行形態や行き先を再整理し、効率的な運行形態に変える必要があ
る。また、地域住民や観光目的の来訪者が、利用したい(できる)バス路線の再編や、円滑に利用できるよう案内
する。
• 羽黒地域内へのバスは主に鶴岡駅が起終点となっているが、各バスの案内の統一性がない。
• 地域には、著名な観光拠点が複数存在するが、公共交通で周遊できず、利用できても案内や運賃が不統一
な状況にある。
対策メニュー(案)
■既存路線の見直し・車両の見直し
○メニュー1: 住民・観光目的利用者が多い「鶴岡-羽黒」線の幹線バス化と枝線運行の連携向上。
○メニュー2: 観光目的利用や地域住民等の利用者ニーズに合った運行経路や運行時間帯見直し、バス車両や乗り場の案内を分か
りやすくする。
○メニュー3: 観光・商業施設等の送迎交通との連携による効率的な運行。
■地域とのタイアップ・バス利用促進に向けたPR
○メニュー4: 地域住民、学校、観光施設、地元商店街などとの連携による、地域一帯となったバス利用の促進。
○メニュー5: 通勤・通学、通院、買い物等の住民需要、羽黒山、手向宿坊街、映画ロケオープンセット、月山高原ハーモニーパーク周
辺、松ヶ岡、玉川寺、ゆぽか等の観光需要のバス利用促進、需要の掘りおこし。
○メニュー6: 地域住民、観光目的来訪者のバス利用を促す、モビリティ・マネジメント(MM)の実施。
【問題点】地域の人口減少に伴い、バス利用者の確保が困難な状況となっている。
観光客や住民等、利用者が比較的多い鶴岡
駅~羽黒山頂路線を幹線ルート化し、利便性
を向上させ、利用促進を図る。
↓
【課 題】バス運行を効率化し、利便性を高め、地域住民の日常生活および地域内外の観光目的によるアクセ
スにおいてバスを利用しやすい環境をつくる必要がある。
バス運行を希望している地域があり、バス運行経路の見直しなどが必要とされている。
• 羽黒地域内の人口は、市内他地域と同様、年々減少傾向となっており、高齢化が進んでいる。観光入り込
み客数は減少傾向であるが年間
万人以上となっている。
• 地域住民の日常生活における目的地と観光客の目的地の方向が一致している箇所もあり、活用の可能性
がある。
110
【問題点】 地域住民は、マイカーへ依存をしている状況にある。
↓
【課 題】 公共交通空白域が少なく、バス停が最寄りにあるにも係わらず、「利用したことがない、利用の仕方
を知らない」 等の住民が多いため、公共交通の を強化し、公共交通の利用促進を図る必要がある。
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• 地域内は、比較的路線バス網が整備されているにも係わらず、マイカー利用が多く、公共交通が未活用な
状況にある。
• 住民の中には、最寄りにバス停が設置され、バスが利用可能にも係わらずバス利用率が低いため、認知度
をより高める必要がある。
手向宿坊
観光拠点
(ゆぽか)
利用者の多い温泉施設「ゆぽ
か」を羽黒山頂線と市営バス
の乗り継ぎ拠点としている。
乗り継ぎの利便性の向上と利
用促進を図る。
玉川
観光拠点
(松ヶ岡)
鶴岡~松ヶ岡方面について、観光
客が利用しやすい時刻で羽黒山
頂路線と市営バスの乗り継ぎを可
能にするなど、効率的で利用者
ニーズに見合った運行を検討する。
対策方針(案)
方針① 既存の公共交通体系の見直し
■ 既存路線の見直し
・現在、地域内で運行している、民営バス、市営バス、その他施設の目的バスなどを、地域の公共交通とし
て
総合的に捉え、効率的で利便性の高まる運行形態に見直しを図る。
■ 車両の見直し
観光拠点
(映画ロケオー
今後スクールバス
路線との連携や活
用が可能か検討す
る。
・現在、運行している、各方面・各目的のバスについて、目的地をイメージできるような案内や広告などを
掲載し利用者が迷わずに乗りたいバスに乗車できる環境を整備する。
方針② まちづくりとバスの連携
■ 地域とのタイアップ
・地域住民の日常的なバス利用のほか、地域の観光拠点や商業施設などを訪れる地域内外の来訪者が
バスを活用できるような、地域内での仕組みを構築する。
方針③ 公共交通利用に対する市民意識の醸成
■ バス利用促進に向けたPR
・地域住民が、毎日の通勤・通学や買い物、通院など、様々な目的で利用可能なバスを選択できるような、
(羽黒山)
月山高原
ハーモニー
映画ロケオープンセットの
送迎バス運行と公共交通
との連携を検討する。
スクールバスの対応
観光拠点
観光拠点
(月山)
凡例
路線バス(庄内交通)
羽黒山頂~月山線
幹線バス
鶴岡~羽黒・羽黒山頂線
枝線バス
路線バス(市営)
上川代・小増川線
主な目的バス
33