「平成27年度ふくしまの子・ふるさとの商店街プロデュース事業」 実施候補地の募集要項 事業の円滑な実施のため、平成27年度当初予算の成立を前提として予め事業の実施候補地 を募集するものであり、当該予算の状況等により事業を中止又は変更する場合があります。 1 事業の目的と概要 ~子ども達のアイディアを、子ども達が中心となって実現~ 県内の商店街は、大型店の郊外への立地や店主の高齢化等に加え、東日本大震災及び 原子力災害の影響による事業の休止等により、深刻な賑わい不足に陥っています。 他方、県内の子ども達は、大型店での買い物スタイルの浸透等に加え、東日本大震災 及び原子力災害の影響による避難生活や商店街における事業の休止等により、ふるさ との顔である商店街に足を運ぶ機会が減少し、ひいてはまちづくりについて考える機 会が減少していることが危惧されます。 このような課題に対応するため、県内3地域(今回候補地を募集)において、子ども 達が商店街やまちづくりについて学びながら商店街の賑わい創出に向けた取組を検 討・実践する機会を提供し、「子ども達のアイディアによる商店街の賑わい創出」と 「子ども達のまちづくりへの理解・参画(まちへの愛着心の醸成)の促進」を図りま す。 今回候補地を募集 ど こ で 実施地域(商店街) 主役 主役 ふくしまの子・ ふるさとの商店街プロデュース事業 主体的に 参画 事業の舞台を提供しつつ、主体的に事業に参画。 ア イ デ ィ ア を 地域と団体をセットで選考(県内3地域) 別途団体を募集(企画コンペ) 誰 が ( 委 託 先 ) 実施団体(まちづくり団体) 裏方役 商店街と子ども達の意向を優先しつつ、 人材やまちづくりのノウハウを活用して 事業をサポート。 ※商店街が自ら団体に応募することも可能。 1 子どもワークショップ〔1地域当たり900千円程度〕 小学生等が商店街やまちづくりについて学び、 商店街の賑わい創出のために必要な取組を検討。 ・商店街探検ツアーや宝探しゲーム等 ・子ども商店街事業実施内容の検討 2 子ども商店街事業〔1地域当たり5,000千円程度〕 委託先として 運営支援 実 現 ワークショップで検討した取組を小学生等が 中心となって実践。 〔想定される取組〕 子ども達による商品販売、子ども新聞の発行、 キャラクターの考案、イベントの開催 など 今回の募集は、「子どもワークショップ」及び「子ども商店街事業」を「どこで、誰が行 うのか。」のうち、「どこで」に当たる実施地域の候補地を募集するものです。 1 2 実施候補地の募集 ※今回の募集対象 商店街組織から単独又は共同で応募があった地域を全て実施候補地とします。 (最終 的には、別途募集する実施団体と併せて実施地域を決定します。) (参考:実施団体募集との関係) 今回応募した商店街組織自らが別途募集する実施団体に応募することも可能です が、当該実施候補地に応募があった他団体の企画提案内容の方が優れている場合や他 の実施候補地における企画提案内容の方が優れている場合など、必ず事業を実施でき るとは限りません。(本要項4ページ「実施団体の募集」参照) また、別途募集する実施団体の選考の結果、実施候補地に応募した商店街組織とは 異なる団体が選考された場合であっても、業務委託の内容は「子どもワークショップ」 の運営及び「子ども商店街事業」の実施に関するサポートが中心であり、事業の進め方 や商店街内部の連絡調整などにおいて、商店街組織が実施団体や子ども達との話し合 いを重ねながら主体的に事業を進めていく必要があります。 なお、実施団体の選考に当たっては、応募のあった他団体の企画提案内容等を実施候 補地の商店街組織に提供し、当該企画提案内容等に関する意見をいただく予定です。 (1)応募資格 他団体への委託の有無にかかわらず本事業に主体的に参画し、事業終了後も地域の 子ども達や若者を巻き込むなどして商店街の賑わい創出に向けた取組を継続する意欲 のある、次のアからウまでのいずれかに該当する単独又は複数の商店街組織。 ア 商店街振興組合 イ 商店街振興組合連合会 ウ その他の商店街組織(法人格の有無を問いません。) (2)提出書類 次のアからエまでの書類を1部郵送又は持参により提出してください。 ア 【 様 式 】実施候補地申込書 ※記載例あり イ 【任意様式】商店街(ごと)の位置図 ウ 【任意様式】商店街組織(ごと)の定款、規約等 エ 【任意様式】商店街組織(ごと)の役員及び構成員が分かる資料 ※ アの様式並びにア及びイの記載例は、福島県商業まちづくり課のホームページ ※記載例あり からダウンロード可能です。 (3)提出先 〒960-8670 福島市杉妻町2-16(県庁西庁舎10階) 福島県商工労働部商業まちづくり課 2 (4)募集期間 平成27年2月10日(火)から平成27年2月24日(火)まで (郵送・持参にかかわらず最終日の17時必着) (5)留意事項 ア 1商店街組織につき、単独での応募と共同での応募の両方を行うことはできま せん。 イ 提出書類は返却しません。(写しを保管してください。) ウ 申込書の記載内容のうち、実施団体の募集のために必要な情報は公表します。 なお、公表する情報は申込書の様式中に示しております。 エ 最終的に決定した実施地域(3地域)及び実施団体は、実施候補地及び別途行 う実施団体に応募があった全ての団体にお知らせします。 オ 範囲の一部又は全部が同一である若しくは近接すると考えられる地域に対し て、2以上の異なる商店街組織からそれぞれ応募があった場合は、共同での応募 等について調整をお願いする場合があります。 A商店街振興組合 A商店街振興組合 近接 同一 B商店会 問い合わせ先 福島県商工労働部商業まちづくり課 電 B商店会 B商店会 同一 3 A商店街振興組合 (担当:渡部) 話 024-521-7126 FAX 024-521-8886 メール [email protected] 3 参 考 実施候補地への応募に際して参考となるよう、別途行う実施団体の募集の概要について、 現時点における想定として予めお示しするものです。 実施団体の募集 ※以下全て想定であり、募集開始までに変更の可能性があります。 全ての実施候補地を公表した後、いずれか又は複数の実施候補地における「子どもワ ークショップ」及び「子ども商店街事業」の業務受託を希望する団体を募集します。 (参考1:実施地域及び実施団体の決定方法) 応募があった団体の企画書等による書面審査を行い、各実施候補地において最も優 れた企画内容を決定した後、当該企画内容を比較し、優れた方から3番目までの実施候 補地及び団体をそれぞれ事業の実施地域及び実施団体とします。 実施団体の募集(別途) 実施候補地を全て公表したうえで、いずれか又は複数の実施候補地において事業の受託を希望する団体を募集。 団 体 の 応 募 例 候 補 地:A商店街振興組合 応募団体:応募なし 候補地:B商店会 応募団体:①NPO法人● 90点 ②NPO法人■ 80点 候補地:C商店街振興組合 応募団体:③まちづくり会社★ 70点 ④NPO法人▲ 65点 候補地:D商店街振興組合 応募団体:➄D商店街振興組合 80点 ➅ 大学生グループ▼ 95点 候補地:E商店会 応募団体:➆E商店会 40点 候補地:F商店会連合会 応募団体:➇F商店会連合会 95点 ①NPO法人● 90点 【選考方法(上記応募例の場合)】 ・【候補地】B商店会から【候補地】F商店会連合会までの5つの候補地に①~➇の8団体から応募があった場合、企画提案 内容等を審査し、5つの候補地ごとの1位を決定。 ・5つの候補地の1位同士を比較し、優れた方から3地域(及び団体)を選考。 【上記応募例の解説】 ・【応募団体】①NPO法人●は、90点と高い得点であるにもかかわらず、【候補地】F商店会連合会内の1位ではないが、 同時に応募していた【候補地】B商店会内の1位となり、かつ【候補地】B商店会が5地域中3位以内であったため、【候 補地】B商店会での実施団体として選考されている。 ・【候補地】D商店街振興組合に自ら応募した【応募団体】➄D商店街振興組合は、【候補地】D商店街振興組合内の1位で はないため、実施団体として選考されていない。ただし、同じ【候補地】D商店街振興組合に応募があった【応募団体】➅ 大学生グループ▼の企画提案内容等の点数が5地域中3位以内であったため、【候補地】D商店街振興組合での実施団体と して【応募団体】➅大学生グループ▼が選考されている。(この場合、事業は【応募団体】➅大学生グループ▼に委託する が、同団体はあくまでもサポート役であり【応募団体】 ➄D商店街振興組合も主体的に事業に参画しなければならない。) (参考2:委託契約の方法) 実施団体は、「子どもワークショップ」又は「子ども商店街事業」のいずれか一方の みを受託することはできず、両事業の契約内容を履行できることが前提となります。 なお、両事業の契約は別に締結することとし、先に契約を締結する「子どもワークシ ョップ」により子ども達が企画した「子ども商店街事業」の内容を実現するための業務 の仕様を決定した後、改めて見積を徴取した上で「子ども商店街事業」の契約を締結す ることとします。 4 (参考3:委託料の積算対象、委託料の目安及び契約期間) 【子どもワークショップ】 ■委託料の積算対象 (本事業の実施に係る経費のうち) 講師等謝礼、講師等旅費、内部又は外部のスタッフに係る人件費、会場使用料、 資料代、昼食代、茶菓代、その他事業実施に必要と認められる経費 ■委託料の目安 1地域当たり900千円程度 ■契約期間 契約締結の日から平成28年3月31日(木)まで 【子ども商店街事業】 ■委託料の積算対象 (本事業の実施に係る経費のうち) 専門家等謝礼、専門家等旅費、内部又は外部のスタッフに係る人件費、 ポスター・チラシの印刷費、会場使用料、参加小学生への記念品代、 イベント等に係る資材代、昼食代、茶菓代、イベント保険料、 その他事業実施に必要と認められる経費 ■委託料の目安 1地域当たり5,000千円程度 ■契約期間 契約締結の日から平成28年3月31日(木)まで (1)応募資格 ア 自らが業務受託を希望する商店街組織 イ 本事業の主役である商店街組織及び子ども達を参画させることはもとより、商店 街組織及び子ども達の意向を優先しつつ、保有する人材やまちづくりのノウハウを 生かしながらサポート役として事業を進めることのできる次の①から④までのいず れかに該当する団体。 ① 商工団体 ② 特定非営利活動法人(NPO法人) ③ 民間企業(まちづくり会社を含む。) ④ 任意団体(大学生等のグループを含む。) (2)その他 委託業務の仕様(案)ほか詳細は実施団体の募集時に案内します。 5
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