継続 - 結城市

平成 26 年度
担
第5次結城市総合計画実施計画策定及び行政評価シート 当
部
署
1.事業の概要
(1) 事業種別
継続
[新規又は継続]
① 事業の区分 主要事業
② 施策コード
35202
部 局 名 産業経済部
課
名 産業振興課
係
名 商工振興係
記入者
218
(3) 事業の
優先度
電話(内線)
(2) 事務事業 きものday結城の開催
の名称
(4) 総合計画での位置づけ
99
(総合計画掲載ページ
ページ)
基本目標(政策) 3 歴史と自然を育む活力あるまちづくり(産業)
(6) 事業主体
(7) 予算・ 事業の性質
財源等 会計区分
の種別 財源区分
一般事業費(ソフト事業)
一般会計
市単独
5 つちかわれた技術を継承する伝統産業の振興(伝統産業)
施策
伝統産業の振興
款7
項1
予算書上の 観光振興事業
施策内容
本場結城紬のPR
事業名称
開始 平成
終了
21
予算科目
(8)事務分類
年
月から
年
月まで(
カ年)
A
団体
基本施策
(5) 事業期間
85
№
目5
(予算書 131 ページに掲載)
自治事務
根拠法令 単年度補助金交付要項(観光協会補助金の一部)
2.事業の目的及び内容
(1) 対象(だれに対して・何に対して行うのか)
(3) めざす姿(意図・どのような状態になるのか)
結城市内外のきもの愛好者や結城市への観光客を含む一
般市民
(2) 手段(事業内容・どのようなことを行うのか)
きものを着る機会の提供と,本場結城紬きものの着心地の良さや魅力
を体験してもらうことを目的にイベントを開催し,和装文化のすばらしさ
を感じてもらう。結城ならではの目玉イベントとして認知されることで,市
外に向けての結城の観光PRの主軸となることを目指す。同時に,観光
誘客により,中心市街地の賑わいを創出し,結城紬産業に限らず地元
産業の振興につなげる。
きものを着て結城の街並みを散策するイベント「きものday結
城」を開催する結城市観光協会に対して事業費の一部を補
助する。本場結城紬きもののレンタル,街なかの散策,空店
舗を活用したワークショップや人力車,お茶席などのおもて (4) 事業開始のきっかけや他市の状況など
なしを実施。
(※ 1-(8)事務分類が法定受託の場合は記入の必要なし)
きもの文化の衰退により,地場産業である結城紬の生産規模も最盛期の1/10以下にまで
減少(H21)しており,地場産業の再生及び会場となる北部中心市街地の活性化を同時に
図るため実施。全国の和装産地でも,本市同様産業自体が縮小しており,きもの文化の
発信のための施策を実施。近年では同じ結城紬の産地として小山市が結城紬ユネスコ登
録記念として同時期にイベントを実施。
(5) 事業をとりまく環境の変化(社会環境,市民ニーズ等)や市民・議会の要望,意見等とそれに対する対応
結城紬の生産反数は近年減少する一方。平成22年11月の結城紬ユネスコ登録を機に,伝統文化の継承を目的とした技術保持研修事業
等を強化しているものの,産業規模の縮小には歯止めがかからない状況。その中において,本イベントは事業開始時から安定して参加
者や認知度も増加・向上しており,関係団体や市民,観光客等からの期待値は大きい。市としては産業の振興と結城のPRに向けて,継
続して事業運営を支援するとともに,広報宣伝に活用している。
3.事業コスト
行政評価
実績内容の評価
実施計画
● 予算内訳
実績額(千円)
事業内容
25
年度
検討・改善
検討・改善内容を反映
当初予算額(千円)
計画額・見込額(千円)
26
年度
きものday結城 開催補助
2,000
2,000
合計
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
(
事
業
1 費
)
事
務
事
業
費
の
コ
ス
ト 財
源
国庫支出金
(千円)
県支出金
(千円)
地方債
(千円)
その他特定財源 (千円)
一般財源
合計
(千円)
(千円)
補助・起債制度名
27
年度
28
年度
29
年度
4.指標の検証(活動指標・成果指標)
指標の名称
単位
25 年度
26 年度
27 年度
28 年度
29 年度
8
8
8
8
500
500
500
500
500
500
500
500
500
100.0 %
100.0 %
10
10
10
10
8
10
10
10
10
80.0 %
100.0 %
(1) 活動指標(実施した事業の内容)
目標値
指 実行委員会の開催
標
名
実績(見込)値
回
8
8
目標値
実績(見込)値
(2) 成果指標(事業実施によるめざす姿の達成度)
目標値
きもの着用での参加者
実績(見込)値
指
標
名
人
達成率
目標値
ワークショップの数
実績(見込)値
達成率
店
5.事業評価
(1)平成25年度の行政評価結果をうけて,平成25年度に取り組んだ改革改善点があれば記載してください。
より多くの人に参加してもらえるよう,参加料を徴収しないこととした。また,商店街や個人のワークショップへの参加を促すた
め,広報紙で広く出店者を募集した。
(2) 項目別評価
評価項目・客観的評価
理由
事業の必要性
A
必要性は高い
結城を代表するイベントの一つになっており,結城紬の振興及び本市のPR,また,
中心市街地の活性化のため,今後も継続・拡充していく必要性が高い。
実施主体の
妥当性
B
どちらとも言えない
事業主体は観光協会であり,市は事業補助を行うとともに事務局を担当している。運営は実
行委員会形式で,結城紬関係団体や商店関係者等がメンバーに含まれているが,事務局主
導となっているのが現状で,委員の積極的な活動に乏しい。
手段の妥当性
A
妥当である
実行委員会組織が未成熟なため,現状ではこの方法が妥当である。今後
の委員編成の改革に期待。
効率性
コスト効率
人員効率
B
どちらとも言えない
事務局・実行委員会ともに少ない運営スタッフで効果を引き出しているが,
事務局と特定の委員に負担が大きく偏っている。
公平性
受益者の偏り
B
どちらとも言えない
きもの愛好家や結城紬関係団体をメインターゲットとしているが,多くの市
民・観光客が参加できるイベントである。
有効性
成果の向上
B
どちらとも言えない
年々イベントの知名度は向上,参加者も増加しており,結城市と結城紬の魅力の発
信に貢献しているが,結城紬産業の活性化に直接結びつかないのが現状である。
進捗度
事業の進捗
A
順調である
年々イベントの知名度向上・参加者増加に加え,着付ボランティアなどの協力者や
ワークショップの出展者も徐々に増えてきている。
必要性
妥当性
(3)総合評価 上記評価を踏まえて事業全体について評価し,問題点・課題等を指摘してください。
事業主体や市の関わり方については,検討の余地もあるが,イベント自体の重要性・将来性は大きく,今後も内容を充実させ,
広報周知やPRを積極的に行っていく必要がある。特に,きもの愛好家だけでなく一般市民が気軽に楽しめるイベントとするた
め,北部市街地の積極的な参加・協力が求められる。
(4)対応策・提言等 この事業を今後どのように改善・改革をしていきますか?
・商店街団体との情報交換を深め,日頃からイベント時の積極的な連携を呼びかけていく。
・実行委員会のメンバーを拡充し,運営スタッフを増やす。
・観光キャンペーンや結城紬大使等を活用し,広く広報活動を行う。
6.事業の方向性判断
評価主体
評価理由・根拠
26年度以降の事業の方向性
改善・改革しながら継続(成
(1)記入者評価 果向上・コスト維持又はコスト削
記入者が評価を行う 減,成果維持・コスト維持又はコス 注)記入者は「5.事業評価」を記載するため,この欄は未記入で結構です。
ト削減)
(2)一次評価
改善・改革しながら継続(成 きものを着て街を散策するだけでなく,ワークショップの拡充や地元商店街の協力
を得ながら,より多くの人が楽しめるイベントとして継続していく。
果向上・コスト維持又はコスト削
担当課長が評価を行う 減,成果維持・コスト維持又はコス
ト削減)
(3)最終評価
企画調整会議において
評価を行う
上記評価のとおり。