国際フェアトレード認証のしくみ ５つのポイント 1. フェアトレード認証製品の サプライチェーン 生産者から販売者に至るすべての 国際フェアトレード認証製品取扱 組織は、取引開始前に認証機関の 事前許可を得なければいけません。 2．フェアトレード最低価格・プレミアムの支払 市場価格がどんなに暴落しても、輸入業者は生産者組合に対し フェアトレード最低価格を保証しなければいけません。プレミ アム（奨励金）も輸入業者から生産者組合へ直接支払われます。 3．監査 国際フェアトレード認証製品取扱組織は、定期的に認証機関の 監査を受けることが義務付けられています。監査では、 国際フェ アトレード基準を遵守した生産、貿易、製造、販売が行われて いるかをチェックします。 4．報告 国際フェアトレード認証製品取扱組織は、四半期毎に仕入、製 造、販売量の報告を認証機関に行います。日本の認証機関であ るフェアトレード・ラベル・ジャパンは国内に流通するフェア トレード認証製品の種類と量をモニタリングしています。 5．ライセンス料 販売者（ライセンシー）は、ライセンス料と呼ばれるラベル使 用料をフェアトレード・ラベル・ジャパンに支払います。ライ センス料は、日本国内のフェアトレード普及活動のほか、各国 のラベル認証機関を束ねる Fairtrade International によって 生産者支援にも役立てられています。
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