プレスリリース 平成27年2月3日 農林水産部水産振興課 報 道 機 関 各 位 やまがた庄内浜の魚応援店を対象とした「メジカ試食会」の開催について 標記交流会を下記のとおり開催しますので、お知らせします。 記 1 開催目的 遊佐町の月光川などから放流され、北海道のオホーツク海で漁獲され、食味の良 さと希少性から高値で取り引きされるブランドサケの「メジカ」について、「やま がた庄内浜の魚応援店」の料理人から、良さを知って今後活用いただくことにより、 県民へのメジカPRや魚食普及を図るため、メジカ試食会を開催する。 2 主催 遊佐町めじか地域振興協議会、山形県 3 日時 平成27年2月9日(月) 4 14:00~16:00 場所 宝来寿司(山形市香澄町 1-9-5 TEL023-622-6507) 5 内容 ○メジカの紹介 ○北海道とのメジカ交流の取組みの紹介 ○メジカ料理の試食、意見交換 等 6 参集範囲 やまがた庄内浜の魚応援店、遊佐町めじか地域振興協議会、山形県 7 その他 メジカについては、裏面を御参照願います。 ≪お問い合わせ先≫ 農林水産部水産振興課 課長補佐(技術) 笠原 裕 TEL 023-630-3330 [報道監] 農林水産部次長 武田 一夫 TEL 023-630-2411 メジカ(目近) 北海道オホーツク海沿岸の枝幸、雄武の周辺地区で、10月下旬から11月上 旬に掛けて、普通の秋サケに混じり千尾に1本の割合で漁獲される希少な秋サ ケ(シロザケ)。 普通の秋サケより脂が乗り美味しいこと、数が揚がらないので希少価値がある こと等により、サケの中でも高級魚として流通。ブランド化されている。 なぜ、 「メジカ(目近)」と呼ばれるかは、目から鼻の先までの長さが短い(近 い)から。 サケは成熟が進むに従い吻(鼻先)が長くなることから、メジカは成熟の進ん でいない未成熟のサケである証。 そのため、卵や精巣がまだ小さく、それを成熟させる栄養がまだ筋肉中に蓄えら れた状態であることから、普通のサケより脂が乗っている。 標識放流調査の結果から、メジカの起源は、本州日本海側の河川(特に山形県 から新潟県北部に掛けての川)に12月上旬にそ上するサケ(いわゆる後期 群)であることが判っている。 つまり、成熟するまでにまだ1ヶ月以上掛かるサケを、母川に回帰する途中で、 オホーツク沿岸に接岸する際に漁獲していることになる。 今回、このメジカを増やすために、北海道の漁業者と山形県のふ化事業者が連 携しようとの話が進められている。
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