河端茂氏の実践活動の概要

第4回知の市場協議会 議題8・資料 8-3
河端茂氏の実践活動の概要
1. 活動実績調査(2006 年度-2010 年度)
2008 年度のリスク学特論の開講機関である製品評価技術基盤機構と主婦連合会から、奨励賞規定第 5 条に基づき奨励賞の
受賞候補者の推薦があり、関連資料の提出を求めるとともに、2010 年 11 月 5 日に所属組織を往訪し河端茂氏および関係者
から事情の聴取を行うなど情報の確認を行った結果は、以下のとおりである。
年度
月
個人としての活動
所属組織
2006
10
関連講座「製品の安全学」(リバティ・アカデミー)受講
11
業界団体にて R-Map を紹介
6
リスクアセスメント標準化 WG に参画
8
コンプライアンス研修テキスト(PL 法編)作成
10
関連講座「製品の安全学入門」(リバティ・アカデミー)受講
4
サッシ協会リスクアセスメントガイドライン検討開始
5
関連講座「安全学概論2」(リバティ・アカデミー)受講
8
共催講座「リスク学特論」受講
社内に R-Map(リスク評価ツール)を紹介
2007
2008
○
□
○□
□
□
(回覧資料3)
YKK AP 製品安全セミナー開催
講師:松本先生(R-Map)、福田先生(長岡技術科学大)
○
サッシ製品安全セミナー開催
講師:松本先生(R-Map)
○
○
10
サッシ製品安全セミナー開催
講師:長田先生(NITE)
○
○
11
サッシ製品安全セミナー開催
講師:長田先生(NITE)
○
○
9
□
YKK AP 製品安全基本方針策定
4
(回覧資料1)
関連講座「安全学概論1・2」(リバティ・アカデミー)受講
YKK AP ホームページに消費者への注意喚起情報掲載
2010
社会
○
サッシ協会製品安全自主行動計画策定
2009
業界
□
(回覧資料2)
□
5
サッシ協会リコールガイドライン改訂版発行
6
サッシ協会リスクアセスメント導入ガイドライン発行
9
住宅建材事業部にてリスクアセスメント説明
○
YKK ファスニング事業部にて R-Map 説明会開催
○
(回覧資料4)
□
(回覧資料5)
11
第33回製品安全点検日センター@富山(経産省主催)にて
サッシ協会製品安全活動について講演(消費者及び事業者向け)
7
サッシ協会ホームページに消費者への注意喚起情報掲載
製品安全対策優良企業表彰1次審査用アンケートまとめ
○
8
建材本部品質保証担当者に R-Map 講義
○
○
(回覧資料7)
□
(回覧資料6)
9
製品安全対策優良企業表彰2次審査プレゼン
○
10
製品安全対策優良企業表彰最終審査ヒアリング
○
11
製品安全総点検セミナー(経産省主催)大臣賞受賞講演
○
(回覧資料8)
学習成果を普及する活動⇒○ 学習成果を活用した活動⇒□
(注) 回覧資料は評価委員会当日に用意する。
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2. 活動の要点
活動実績調査の結果を要約すれば、以下のとおりである。
2006年度より複数の関連講座を受講しつつ、2008年度に知の市場の共催講座である「リスク
個人としての活動
学特論」などを受講し、優れた成績評価(A)を得た。これらで得られた学習成果を社会の各段階
において活かすべく、普及啓蒙、規範の策定そして情報開示などの活動を行っている。
所属組織(YKK AP(株)および YKK グループ)においてセミナーなど知の市場を受講して得られた
学習成果を広く伝える活動を行うとともに、所属組織のリスク標準化ワーキンググループに参画
所属組織に対する活動
し、コンプライアンス研修テキストの作成や製品安全基本方針の策定、消費者への注意喚起情報
の所属組織のホームページへの掲載などを推進した。
業界団体(サッシ協会)においてセミナーなどを通じて知の市場を受講して得られた学習成果を業
界内に広く伝える活動を行うとともに、業界団体の製品安全自主行動計画、リコールガイドライン
産業界に対する活動
改訂版、リスクアセスメントガイドラインの策定や消費者への注意喚起情報の業界団体のホーム
ページへの掲載などを推進した。
消費者や事業者など社会の広範な人々を対象としたセミナー等での講演において、知の市場を
受講して得られた学習成果とこれを活用した上記の取り組みについて、広く伝える活動を行って
社会に対する活動
いる。また、所属組織と業界団体のホームページを介して、広く社会に事故情報の提供を行って
いる。
3.その他
河端茂氏は事故情報をより広く社会に提供するべく活動を強化することを目指しており、知の市場としても知の市場
の成果がより広く社会に展開することを支援する観点からこの活動に協力してゆくこととし、今後、所属組織や業界
団体の河端茂氏の活動にかかるホームページとの相互リンクなどの実現を図っていく。
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