平成27年度度原子力関連産業人材育成支援事業(PDF

平成27年度「原子力関連産業人材育成事業」 に係る企画競争募集要領
経済産業省委託事業「原子力関連産業人材育成事業」の実施にあたり、受託者である実
施機関を以下の要領で公募します。つきましては、受託を希望し応募する場合には、事業
の目的・内容をご理解いただいた上で、事業の実施計画の企画提案を作成・提出願いま
す。
なお、本委託事業は、平成27年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前にお
いては、採択予定者の決定となり、予算の成立等を持って採択者とすることとします。
1.委託事業の目的
経済産業省は、2007年にウズベキスタン、カザフスタンとの間で合意した、原子力分野
を中心としたエネルギーのサポーティングインダストリー分野の協力強化等に基づき、これ
まで、相手国の原子力関連産業の育成等に対して協力してきたところである。
特にカザフスタンは、「原子力部門発展プログラム」を採択する等、政府として国内の原
子力関連産業の発展に注力しており、産業育成に向けた協力の必要性は高まっている。
経済産業省としては、資源確保及び国際産業協力等の観点から、引き続き、相手国にお
ける原子力分野の円滑な発展を支援することが重要であるとの考えの下、特に同分野を支
える人材の育成に対し、我が国として貢献する取組を実施するため、カザフスタン等の中
央アジア地域において、現地への専門家派遣及び相手国関係者の招聘研修等を通じ、原
子力分野のサポーティングインダストリー育成に携わる相手国政策担当者等の人材育成を
行う。
2.事業内容
(1)専門家派遣事業
カザフスタン等の中央アジア諸国では、原子力関連産業の育成に対する関心は高いもの
の、国内において技術的な蓄積がなく、サポーティングインダストリーを含めた原子力関連
産業の育成に係る政策策定等が大きな課題となっている。
本事業においては、相手国における原子力関係省庁や原子力分野のサポーティングイ
ンダストリー育成に関わる省庁・政府機関の政策担当者等の政策策定能力の向上を、現
地において支援するため、日本から当該分野に知見を有する学識経験者等の専門家を派
遣し、セミナー、講義等を実施することで、我が国の知識・経験・ノウハウの提供による人材
育成を実施する。
(2)政策担当者招聘研修・協議開催事業
本事業においては、カザフスタン等の中央アジア諸国の原子力関係省庁や原子力分野
のサポーティングインダストリー育成に関わる省庁・政府機関の政策担当者等を日本に招
聘し、日本人専門家によるセミナー、講義等を行うとともに、日本の政策担当者等との協議、
情報交換、原子力関連施設等の見学からなる実地研修等を通じて、我が国の知識・経験・
ノウハウの提供による人材育成を実施する。
(3)国内作業関連事業
上記(1)及び(2)の事業を円滑に実施するために必要な国内作業や、事業成果等を幅
広く広報するためのロシア語等、現地使用言語によるウェブサイトの管理、情報提供を行
う。
3.委託事業のスケジュール
(1)契約までのスケジュール
○公募期間:平成27年2月9日(月)~平成27年3月4日(水)
○公募説明会:平成27年2月13日(金)15:00(※)
○委託先決定(予定):公募終了後、第三者委員会によって審査を実施し、受託者を決
定する。その後、受託者と経済産業大臣との間で委託契約を締結する。
※参加をご希望の場合には、以下の問い合わせ先の担当者宛てメールにてご連絡くだ
さい。入館番号、場所等をお知らせいたします。なお、説明会には、本応募要領をお
持ち下さい。
(2)事業スケジュール
委託契約締結日~平成28年3月31日
4.応募資格
○ 日本国内の法人であること。
○ 中央アジア地域等で類似の活動実績があり、現地政府関係機関等とも密接な協力関
係を有すること。
○ 中央アジア地域等を始めとする海外の原子力関連産業に関する調査、研究等を実施
した経験を有するなど、本事業の遂行にあたり十分な能力を有すること。
○ 事業を円滑に実施するために十分な人員体制、経営基盤を有し、法令遵守、金銭管
理の面で適切な管理能力を有すること。
○ 経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成1
5・01・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれ
にも該当しないこと。
5.委託先選定審査の基準
提出書類を基に以下の審査基準により本事業の採択者の選定を行います。
○ 本調査事業を遂行するために必要な能力、知識、経験を有しているか。
○ 提案内容は、本事業の目的達成のため、上記2.事業内容に沿って提案されている
か。また提案内容は、具体的かつ適切な方法により明確な成果が導かれる記載とな
っているか。
○ 指定された納期までに、確実に業務を完了できる受託体制となっているか。スケジュ
ール設定が妥当か。また、法令遵守、秘密保持等において問題はないか。
○ 事業内容と費用積算の対応がとれており、過大・過小になっていないか。また、見積
内容が明確かつ合理的か。その他、見積書の内容が妥当か。
6.委託金額の上限
委託金額の上限を18,000千円(消費税込み)とする。
7.応募方法
(1)提出書類等
○ 公募申請書 (様式1)
1部
○ 事業提案書 (様式2)
1部
(提案書には、提案者の企業概要等、必要に応じて参考資料を添付してください。
(任意))
○ 申請受理票 (様式3)
1部
(申請者欄に法人名・代表者職氏名を記入してください。申請書受理後、当室より返
送します。)
○ 80円切手
2枚
(申請書受理通知時、及び選定審査結果通知時に、文書送付するため使用しま
す。)
(2)応募受付期間
平成27年2月9日(月)~平成27年3月4日(水) 17時(必着)
(3)提出方法
提出書類に必要事項を記載し、下記提出先あての郵便または持ち込みにて受け付けま
す。(持ち込みの場合は、10時から17時まで受付。ただし祝祭日は除く。)
上記受付期間中に必着となりますので、早めのご提出をお願いします。
応募資格を有しない者の提案書、又は提出された提案書類に不備がある提案書、応募
受付期間を過ぎた提案書は受理できません。
(4)提出先
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 通商政策局 ロシア・中央アジア・コーカサス室 六沢、榎本
(5)留意事項
○ 提出書類は、選定審査結果の如何に関わらず返却できませんので、ご承知置きくだ
さい。また、委託先として選定された場合は、行政機関の保有する情報の公開に関す
る法律に基づき、提出書類は公開の対象となります(不開示情報は除く)。
○ 委託業務をさらに他社へ再委託及び外注することは、原則禁止としておりますが、相
応の理由を踏まえたうえで経済産業省が再委託及び外注を認めた場合に限り、例外
的に認めています。なお、契約額全体の50%以上を再委託することはできませんの
で、予めご承知置きください。
○ 本事業は国の委託事業であるため、事業実施に伴う賞金、賞品またはそれに類する
ものの授与は行えません。ただし委員への謝金・交通費、その他経済産業省が認め
るものは除きます。
○ 見積もりに関する詳細は、事業提案書(様式2)の別紙資料を参考としてください。各
提出書類は、楷書で記載して下さい。
○ 採択された提案については、採択後に内容・金額について経済産業省と調整のうえ、
変更が生じることがあります。
8.お問い合わせ先
経済産業省 通商政策局 ロシア・中央アジア・コーカサス室 六沢、榎本
E-mail: [email protected]
[email protected]
※E-mailによるお問い合わせの場合は、必ず上記2名宛てにご連絡下さい。