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プレス発表資料
平成27年2月6日
独立行政法人 防災科学技術研究所
第5回防災コンテスト受賞団体の決定および
地域コミュニティ向け公開シンポジウム開催のお知らせ
独立行政法人防災科学技術研究所(理事長:岡田義光)が主催する「第5回防災
コンテスト」の受賞グループが下記の通り決定いたしました。
◆e 防災マップ(参加グループ数:77)
最優秀賞 『金栄校区地震・浸水避難経路防災マップ』
新居浜市金栄校区(愛媛県新居浜市) (ほか、優秀賞等 10 グループ)
◆防災ラジオドラマ(参加グル―プ数:36)
最優秀賞 『障がい者が避難所にきたら』
豊橋市障害者福祉会館(愛知県豊橋市) (ほか、優秀賞等 10 グループ)
これを記念し、2015 年 3 月 14 日(土)、TKP ガーデンシティ仙台勾当台(ホール
6)にて、地域コミュニティ向け公開シンポジウム「地域協働で実践する防災活動
を学び、つなぐ」を開催いたします。
本シンポジウムでは、全国のさまざまなコミュニティによる実践事例を紹介し、
1.防災活動の過程で得られた教訓や知恵などについて活発な意見交換を行います。
地域コミュニティの防災活動についてご関心がある方々のご来場をお待ちして
おります。参加を希望される方は、下記の特設サイトよりお申込みください。
◆公開シンポジウム特設サイト http://risk.ecom-plat.jp/hp/150314sympo
1.内容:別紙資料による。
2.本件配布先:文部科学記者会、科学記者会、筑波研究学園都市記者会
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別紙資料
第5回防災コンテスト受賞団体の決定および
地域コミュニティ向け公開シンポジウム開催のお知らせ
1.「第5回防災コンテスト」の受賞グループ決定のお知らせ
独立行政法人防災科学技術研究所(理事長:岡田義光)は、地域防災力を高めるた
めの取り組みとして「第5回防災コンテスト(e 防災マップコンテスト、防災ラジオ
ドラマコンテスト)」を開催いたしました。このたび厳正な審査の結果、参加いただ
いた全国の 113 グループ(e 防災マップ:77 グループ、防災ラジオドラマ:36 グル
ープ)のうち、下記の受賞グループが決定いたしました。なお、コンテストの詳細に
ついては、「補足資料」をご覧ください。
●e 防災マップ
・最優秀賞
『金栄校区地震・浸水避難経路防災マップ』
新居浜市金栄校区(愛媛県新居浜市)
・優秀賞
『星崎学区防災マップ』
星崎学区連絡協議会(愛知県名古屋市)
『“気仙沼”震災伝承マップ』
大阪大学 現代社会学(大阪府豊中市)
『子供たちと住民が一緒に考えた、常磐東学区の防災』
岡崎市常磐東小学校 6 年生(愛知県岡崎市)
『「古和浦親子防災の会」防災マップ』
古和浦親子防災の会(三重県南伊勢町)
『観光・防災幸せます MAP(防府駅から天満宮編)』
水の自遊人しんすいせんたいアカザ隊 (山口県防府市)
『豊中国際救援マップ(Toyonaka Disaster Prevention Map)』
大阪大学人間科学研究科社会環境学講座(大阪府豊中市)
『ゆり起そう区民全員の防災・減災に対する心』
五ヶ丘第四自治区防災グループ(愛知県豊田市)
『浜松市役所周辺地区の防災マップ』
静岡県土地家屋調査士会西遠支部(静岡県浜松市)
・奨励賞
『水害から10年目の恐怖』のマップ化
NPO 法人キズナの森(新潟県長岡市)
『原上地区における街歩き土砂災害マップ』
福岡工業大学社会環境学部森山ゼミ防災グループ
(福岡県福岡市)
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●防災ラジオドラマ
<脚本>
・最優秀賞
『障がい者が避難所にきたら』
豊橋市障害者福祉会館-さくらピア-(愛知県豊橋市)
・優秀賞
『避難どきと避難ルート』
下富岡地区(新潟県長岡市)
『地域と公民館の防災訓練』
久喜市中央公民館(埼玉県久喜市)
・奨励賞
<音声>
・優秀賞
・奨励賞
『地図に載せる気持ち』
水の自遊人しんすいせんたいアカザ隊 (山口県防府市)
『富士山のふもとで暮らすということ』
防災パートナーの会(静岡県富士市)
『帰宅困難者対策(名鉄 藤川駅)』
愛知産業大学三河高等学校放送部(愛知県岡崎市)
『情報の活かし方』
崇城大学 SCB 放送局(熊本県熊本市)
『高田地震から学ぶ地域の絆』
保坂先生と愉快な仲間達(新潟県上越市)
『ラジオのある夜』
江戸川女子中学校放送部(東京都江戸川区)
『熊と生きる町』
富山県立南砺福野高等学校放送局(富山県南砺市)
『伝えられていない教訓』
江戸川大学隈本ゼミ津波グループ (千葉県流山市)
なお、受賞グループの作品および審査委員の講評などにつきましては、下記のサイ
トより公開いたします(2015 年 2 月下旬予定)。
「防災コンテスト公式サイト」
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http://bosai-contest.jp
2.地域コミュニティ向け公開シンポジウムの開催
本防災コンテストを記念し、2015 年 3 月 14 日(土)、TKP ガーデンシティ仙台勾当
台(ホール 6)にて、地域コミュニティ向け公開シンポジウム「地域協働で実践する
防災活動を学び、つなぐ」を、
「第3回国連防災世界会議※」の関連事業として開催い
たします。
当研究所では、地域コミュニティを対象とした防災活動の実践手法とそれを支援す
るツールに関する研究開発を行っております。本シンポジウムでは、研究成果の紹介
をはじめ、全国各地のさまざまなコミュニティによる実践事例の紹介、防災活動の過
程で得られた教訓や知恵などについて、参加者間で活発な意見交換と今後の活動に向
けた交流を行います。
地域コミュニティの防災活動についてご関心がある方々、防災活動を実践したい
方々、地域防災活動への支援を行いたい方々のご来場をお待ちしております。
※「国連防災世界会議」とはグローバルな防災戦略について議論する国連主催の会議です。
(「第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会公式サイト」 http://www.bosai-sendai.jp/)
(1)開催概要
【名称】 地域コミュニティ向け公開シンポジウム
「地域協働で実践する防災活動を学び、つなぐ」
【主催】 独立行政法人防災科学技術研究所
【後援】 内閣府、文部科学省、国連防災世界会議防災教育日本連絡会、
一般社団法人防災教育普及協会
【日時】 2015 年 3 月 14 日(土)10:00~17:00(予定)
(10:00~11:30「第5回防災コンテスト」表彰式)
【会場】 TKP ガーデンシティ仙台勾当台 ホール 6
(仙台市青葉区国分町 3-6-1 仙台パークビル 3F)
【参加費】無料
【対象】 地域コミュニティの防災活動についてご関心がある方々、防災活動を
実践したい方々、地域防災活動への支援を行いたい方々
【定員】 100 名(申し込み先着順)
【参加申し込み】:地域コミュニティ向け公開シンポジウム特設サイト
(http://risk.ecom-plat.jp/hp/150314sympo)
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(2)プログラム
10:00-11:30 「第5回防災コンテスト」表彰式
審査委員及び受賞者、一般の方々にご参加いただき、各受賞グループを表彰し、
第5回防災コンテストの全体講評を行います。
10:00-10:10 主催者あいさつ
(独立行政法人防災科学技術研究所理事長 岡田義光)
10:10-11:10 表彰式典
11:10-11:30
全体講評
(審査委員長
平田直)
12:30-17:00 公開シンポジウム
防災活動の実践手法とツールを利活用した地域のさまざまなコミュニティによ
る実践事例の紹介をはじめ、防災活動の過程で得られた教訓や知恵などについて
活発な意見交換と今後の活動に向けた交流を行います。
12:30-12:50
開会の挨拶・プロジェクトの紹介
(プロジェクトディレクター
臼田裕一郎)
12:50-15:00 【第1部】 地域防災活動の実践事例の紹介
地域防災活動のテーマごとに、それぞれ活動に取り組んでいる方々や活動
を支援する方々から日頃行っている防災活動の課題、過程や成果などを紹介
した後、会場全体での意見交換を行います。
【テーマ1:地域防災】
町内の危険箇所や防災資源の確認、それを基にした防災訓練の実施な
ど、身近な地域の防災活動について
【テーマ2:学校防災】
災害時の避難や登下校時の安全をはじめとする児童・生徒への防災教
育など、学校の防災活動について
【テーマ3:福祉防災】
高齢者や障がい者、外国人など災害時に弱者となりうる方々への支援
をはじめ、福祉関係の防災活動について
15:00-16:50 【第2部】 防災活動に関する意見交換・交流会
地域防災活動のテーマ別に、第1部で事例を紹介いただいた発表者に、一
般参加者も交えながら、地域コミュニティにおける防災活動の課題や防災活
動の過程で得られた教訓や知恵、今後の方針などについて、交流・意見交換
会を行います。
16:50-17:00
閉会の挨拶
(社会防災システム領域長
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藤原広行)
(3)会場へのアクセス
TKP ガーデンシティ仙台勾当台 ホール 6
所在地:仙台市青葉区国分町 3-6-1 仙台パークビル 3F
アクセス:市営地下鉄南北線 勾当台公園駅より徒歩 1 分
公式ウェブサイト: http://tkpsendai.net/koutoudai/access.shtml
※TKP ガーデンシティ仙台勾当台 HP より引用
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補足資料
「第5回防災コンテスト」
独立行政法人防災科学技術研究所では、地域コミュニティが協力した防災活動を支援する
取り組みとして「第5回防災コンテスト(e 防災マップ・防災ラジオドラマ)」(後援:内閣
府、文部科学省)を開催しています。
「防災コンテスト」は、地域の防災に役立つ「e 防災マップ」と「防災ラジオドラマ」の
制作と活用を通じた災害時に役に立つ地域の協力体制づくりを目指した取り組みです。また、
地域のさまざまな関係者が協働して「絆」を形成しつつ、地域固有の災害特性を理解・共有
しながら、災害時における地域の課題とその対策を検討することを目指しています。
■主催(独)防災科学技術研究所
■後援 内閣府、文部科学省
■協賛 NTT 空間情報株式会社
■e 防災マップ
e 防災マップとは、インターネットを使ったマップ作成システム(e コミマップ)を利用し、
地域の防災資源や危険個所、災害時の対応や日頃の防災活動などを地図に表したものです。
■防災ラジオドラマ
防災ラジオドラマとは、地域の防災に関する課題や災害時に起こりうる事態と、その改善
につながる対策のアイデアなどを、時間の流れに沿って物語形式に整理したものです。
■審査の視点
a. 地域の災害特性や防災対策の現状、地域課題について調査し理解していること。
b. 地域のさまざまな関係者と協力しながら作品をつくっていること。
c. 作品を活用し、地域の様々な関係者とコミュニケーションを図っていること。
d. 地域防災上の新たな課題や改善につながるアイディアが含まれていること。
e. 地域防災上の現状を見直し、新たな防災取り組みの提案となっていること。
f. 作品として優れたもので、作品に含まれているメッセージが地域に伝わること。
■審査委員会メンバー(敬省略)
・審査委員長
平田 直
東京大学地震研究所
地震予知研究センター
センター長
・審査委員(50音順)
臼田 裕一郎
大窪 健之
防災科学技術研究所災害リスク研究ユニット
立命館大学 歴史都市防災研究所 所長
鍵屋 一
世田谷区区役所 議会事務局 局長
千野 秀和
NHK高知放送局 放送部アナウンサー
早川 典夫
星崎学区連絡協議会 防災部長
丸山 秀明
文部科学省研究開発局 地震・防災研究課 防災科学技術推進室長
四日市 正俊
内閣府政策統括官(防災担当)付 参事官(普及啓発・連携担当)
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プロジェクトディレクター
参考:2014 年募集用パンフレット
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