ブロッコリーの「幸せになるための勉強法」 第三十六話 ①「頭の中の

ブロッコリーの「幸せになるための勉強法」 第三十六話 ①「頭の中の大掃除」で、頭の中の消極的な考え方を徹底して排除した。②「積極的思考の養成」で、
積極的な考え方ができる習慣を身につけた。ても、それだけでは不十分です。外部からの消極的な刺
激が、心に入らないようにしなければなりません。どんなにきれいに掃除をしても、掃除をするはし
から、ごみをまき散らかしていては、意味がありません。
今回は、③「心の防御、消極的思考への反応調整」のお話です。君たちの周りは、君たちを消極的に
するもので、あふれています。悲惨なニュース、心無い人のちょっとした一言、思うようにならない
現実。しかも、もともとダメージを受けやすい心は、何でもないことでも過敏に反応します。5か1
0のことでも、100にも200にも感じられます。まともに受け入れていたのでは、心が破壊され
てしまいます。受け入れてはなりません。受け入れるとしても、正しく受け入れなければなりません。
効果的なやり方は、次の2つのです。
(1) 潜在意識に、積極的な言葉を刻み込むことを習慣化する。人間は同時に二つのことを考え
ることはできません。それを利用して、
「自分がやるべきこと」と「やってはならぬこと」を、潜
在意識に宣言します。
ブロッコリーは、毎朝、家の近所のお地蔵様にお参りしています。その時に、以下のような
言葉を、自分自身に対して、誓と戒めとして唱えています。
1 困ったことは起こらない。嫌なことはすぐに忘れます。心配いたしません。
2 365 日、24 時間いつも笑顔でいます。 3 積極的な言葉しかしゃべりません。意味のないことは、言いません。やりません。
4 うなずきます。
5 相手のことを、ほめてほめてほめまくります。
以上、5つのことを守り、私ブロッコリーは、プロ中のプロとして、今日も人の心に灯りを
ともします。
毎朝、お参りの時だけじゃなく、心が暗くなりそうになった時にも、すかさず唱えています。
邪悪なものが去っていくまで、ひたすら唱え続けます。唱えている間は、他のものが入ってき
ませんから、消極的なものは、心の中に入ってきません。
毎日唱えて習慣化し、潜在意識に刻み込まれてくると、消極的なことを言ったりやったり
しそうになると、頭の中で警鐘が鳴ります。昔に比べると、対人的なトラブルや、後悔するこ
とが、かなり減ってきた気がします。
(2)神経反射の調整(ヨガの秘法・クンバハカ)
「クンバハカ」は、
「最も神聖なる状態」という意味です。
「神経反射の調整」を瞬間に完全に行
うことができます。感情のとりこになりそうになったら、肛門を締め、肩を出来るだけ緩め、お
ヘソの周りのお腹に、ぐっと力を込める。その瞬間、息を止める。それを息の出し入れの間に行
う。消極的な気分が静まるまで、出す息と引く息の間で、クンバハカの体勢をとり続ける。
ヨガの秘法ですから、なかなか難しい。インドのヨガの行者でも完璧にできる人は少ないら
しい。しかし、肛門をキュツとしめ、肩の力を抜き、お腹に力を入れ、ゆっくりと深呼吸するだ
けでも、かなりの効果があります。