平成26年度市内公共交通の 運⾏⽅針(案)について ―本編― 1. 運⾏⽅針(案)の中で取り扱う路線について 市内に起終点を持つ以下の路線を対象とする。 • • • • • • • 路線バス 的場線 路線バス 合場線 乗合マイクロバス ⽮の浦線 乗合マイクロバス 広⽥線 乗合タクシー 福伏-マイヤアップルロード店線 乗合タクシー マイヤアップルロード店-マイヤ滝の⾥店線 デマンド交通(予約型乗合タクシー) 気仙地区及び⼩友・広⽥地区 以下の路線については別途検討とする。 • • JR⼤船渡線BRT、⼤船渡仙台線、けせんライナー、⼀関⼤船渡線、細浦経由⾼⽥線、陸前⾼⽥住⽥ 線については、複数市町村をまたぐ路線であるため、市単独ではなく、国や県、他市町村との調整 が必要となることから、本⽅針内では検討対象とせず、別途検討する。 ただし、市内路線とこれらの地域間路線とのつながりについては、本⽅針内でも検討の対象とする。 本⽅針は平成26年4⽉からの実施を予定している。 • • 本⽅針で記載した内容は基本的に平成26年4⽉からの実施を予定している。 ただし、復興事業の動向等に応じて変更・⾒直しの可能性がある。 |1 1. 運⾏⽅針(案)の中で取り扱う路線について 的場線 陸前⾼⽥住⽥線 (的場-⽶崎⼩) 1⽇6便 運⾏:岩⼿県交通 (住⽥⾼-⽶崎⼩) 1⽇8便 運⾏:岩⼿県交通 ⼀関⼤船渡線 (⼀関駅前-⽴根) 1⽇8便 運⾏:岩⼿県交通 細浦経由⾼⽥線 合場線 (合場-⽶崎⼩) 1⽇6便 運⾏:岩⼿県交通 (鳴⽯団地-⽴根・ ⼤船渡病院) 1⽇11便 運⾏:岩⼿県交通 マイヤAP-滝の⾥店線 (マイヤAP-滝の⾥) 1⽇4便 運⾏:⾼⽥タクシー、 気仙タクシー JR⼤船渡線BRT (気仙沼-盛) 1⽇63便 運⾏:JR東⽇本 福伏-マイヤAP店線 (福伏-マイヤAP) 1⽇4便 運⾏:⾼⽥タクシー、 気仙タクシー 図内⻘吹出し路線=市内公共交通路線(市で⽅針を検討する路線) • 路線バス 的場線 • 路線バス 合場線 • 乗合マイクロバス ⽮の浦線 • 乗合マイクロバス 広⽥線 • 乗合タクシー 福伏-マイヤアップルロード店線 • 乗合タクシー マイヤアップルロード店―マイヤ滝の⾥店線 • デマンド交通(気仙町・⼩友町・広⽥町) ⽮の浦線 (⽮の浦-⽶崎⼩) 1⽇4便 運⾏:碁⽯観光企画 広⽥線 (広⽥⼩-⽶崎⼩) 1⽇4便 運⾏:碁⽯観光企画 |2 2. ⽅針検討にあたっての基本的な考え⽅ 現⾏の運⾏内容を基本とする。 • • • 現在の市内路線の運⾏内容は利⽤者の利便性と事業者の持続可能性を両⽴させるべく設定されている。 ⼤幅な運⾏内容の変更は、現在の交通事業者の経営環境を踏まえると困難であり、復興事業が徐々に進んでいく中で 利⽤者の⽣活環境の変化に合わせて、⼤きな混乱が無いよう少しずつ変更していく必要がある。 そのため、当⾯は現⾏の運⾏内容を基本として維持・確保を⾏う。 公共交通の主要な利⽤者の活動状況を踏まえた運⾏内容の改善を⾏う。 • • 市内公共交通の主要な利⽤者は⾼齢者や⾼校⽣などの交通弱者。(⾼校⽣は幹線系統・スクールバスの利⽤が多い) 主要利⽤者の通院、買物などの⽇常⽣活に考慮した交通体系の構築が必要。市内路線については特に利⽤が多い通院 ⽬的の利⽤者の活動状況に留意して運⾏内容の改善を検討する。 幹線系統との接続性を向上させる。 • 地域間を結ぶ幹線系統については、本⽅針内で経路変更等の⼤幅な変更に関する検討は⾏わないが、市内路線との接 続性の向上策については、本⽅針内で検討するものとする。 運⾏予定者の各種制約を踏まえる。 • • バス事業者(岩⼿県交通)は、⼈員が慢性的に不⾜しており、現状以上の運⾏内容の改善が難しい状況。 乗合タクシー、デマンド交通の運⾏事業者であるタクシー3者はいずれも被災しており、現状以上の⼈員・⾞両の⼿ 配が困難。市⺠にとっても、タクシーは地域の重要な⾜であるため、本業のタクシー事業への負の影響をできるだけ 抑えた運⾏計画を⽴てる必要がある。 今後の復興事業の進捗に合わせて適宜⾒直しを⾏う。 • • 今後まちの姿が年々変化する段階に⼊り、それぞれの成⻑段階に適した交通体系が必要とされる。 なお、本計画はあくまで現時点のまちの姿をもとにした計画であり、これからの復興の進捗状況に応じて適宜⾒直し を⾏う必要がある。 |3 3. 運⾏⽅針内で検討する項⽬ 陸前⾼⽥市における市⺠の実態・課題 交通事業者等の持続性 平成26年度の⽅針 (以下の項⽬を⽅針内で検討する) 運⾏態様 運⾏予定者・⾞両 運⾏経路・停留所 便数・時刻表 ⽅針案の分類 A(オレンジ⾊)=変更に向け検討・ 調整 利⽤者の需要や交通事業者の事情を踏まえ、次年 度の変更に向けて検討・調整を進めている事項を 表しています。 B(⻘⾊)=現状維持 現⾏の内容から変更しない事項、もしくは諸事情 により当⾯は変更が難しい事項を表しています。 運賃 |4 4. ⽅⾯別運⾏⽅針 ⽮作⽅⾯ (的場線・合場線) 横⽥⽅⾯ (※陸前⾼⽥住⽥線) 市内中⼼部 【⽵駒・⾼⽥・⽶崎】 (マイヤAP-滝の⾥線、 ※細浦経由⾼⽥線) 気仙⽅⾯ (福伏-マイヤAP線、 デマンド交通) 市内を5つの⽅⾯に分割し、⽅⾯別に今後の運⾏ ⽅針を検討する ⼩友・広⽥⽅⾯ (⽮の浦線、広⽥線、 デマンド交通) |5 4. ⽅⾯別運⾏⽅針(①⽮作⽅⾯) ⽮作⽅⾯:的場線・合場線を統合して「的場〜⼩⿊⼭経由〜⽶崎⼩学校」を結ぶ経路とし1⽇3往復で運⾏。 項⽬ • [B] 路線バスを維持 • 予約に対する抵抗や急な⽤事への対応のため予約不要の路線バスでの運⾏を継続。 運⾏予定者 ⾞両 • [B] • [B] 岩⼿県交通が対応 • 利⽤状況を踏まえると10名以上の⾞両での運⾏が望ましく、現⾏通り岩⼿県交通 (株)が対応し、25名乗りバス⾞両にて運⾏する。 運⾏経路 停留所 • [A] • 的場線・合場線の 運転⼿・⾞両の事情、運⾏経費等を踏まえ、⾞両1台・運転⼿1名で運⾏できる経路 に変更する。 具体的には、的場線・合場線を統合し、「的場〜⼩⿊⼭経由〜⽶崎⼩学校前」を結 ぶ経路に変更する。 便数 時刻表 • [A] 運賃 中平倉庫〜⼩⿊⼭ を経由(⼩⿊⼭で 折り返し) 設定理由 運⾏態様 :幹線交通との主な乗継拠点 起終点は 的場 ⽅針案 25名乗りバス⾞ 両で運⾏ 統合 統合路線は1⽇3 往復とする • [A] ⼀部値上げ、ただ し上限500円は継続 これまでそれぞれ1⽇3往復運⾏されて いた的場線・合場線を統合し、「的場 〜⼩⿊⼭経由〜⽶崎⼩学校前」を結ぶ 経路とし、1⽇3往復で運⾏する • • • • • 統合路線は的場〜⽶崎⼩学校間を1⽇3往復とする。ただし3往復のうち⼩⿊⼭を経 由する便は1⽇2往復とする(的場発第3便・⽶崎⼩発第1便は⼩⿊⼭を経由しない)。 時刻表設定にあたっては、乗継利⽤者の多い細浦経由⾼⽥線との乗継を考慮する。 平成26年4⽉の消費税増税に伴い、運賃が140〜410円の区間で10円の値上げを⾏ う。 ただし、的場線・合場線で現在実施されている上限運賃500円の設定は継続する。 最⼩ 運賃 140円 値上げ予定 最⼤ 上限500円 (変更なし) ⽅⾯ 運⾏便数 便数 的場⇒ ⽶崎⼩学校前 合計1⽇3便 ・⼩⿊⼭経由1⽇2便 ・的場→⽶崎⼩直通1⽇1便 ⽶崎⼩学校前⇒ 的場 合計1⽇3便 ・⼩⿊⼭経由1⽇2便 ・⽶崎⼩→的場直通1⽇1便 1⽇3往復 (⼩⿊⼭経 由は2往復) ⼩⿊⼭まで 延伸 主な乗継拠点での細浦経由 ⾼⽥線との接続改善 |6 4. ⽅⾯別運⾏⽅針(②横⽥⽅⾯) 横⽥⽅⾯:陸前⾼⽥住⽥線を現⾏通り運⾏。必要に応じて改善案を県などに提案。 項⽬ ⽅針案 運⾏ 態様 設定理由 • [B] • • • 陸前⾼⽥住 ⽥線で対応 [B] 新規路線整 備は⾏わない 陸前⾼⽥住⽥線と機能が競合する新規路線の 整備が困難であるため、現⾏通りとせざるを 得ない状況。 陸前⾼⽥住⽥線の運⾏内容改正(通院時間帯 増便)により、利便性は以前と⽐較すると向 上している。 運⾏ 予定者 ⾞両 • [B] 現⾏通り • • 岩⼿県交通(株)による運⾏継続。 ⾞両サイズは変更なし。 運⾏ 経路 停留所 • [B] 現⾏通り • 現在、運⾏経路に関する不満は少ないが、バ ス停までの徒歩での移動が難しい地域もある。 • 県⽴⾼⽥病院通院者の活動時間とバスの運⾏ 時間帯の不整合が利⽤者より指摘されてきた が、平成25年9⽉の増便により改善。 今後も他路線の動向を踏まえ、適宜改正を提 案 便数 時刻表 • [B] 基本的には 運賃 • [A] ⼀部値上げ 現⾏通り • • 平成26年4⽉の消費税増税に伴い、運賃が 140〜410円の区間で10円の値上げを⾏う。 運⾏便数 運賃 便数 最⼩ 最⼤ 住⽥⾼校前⇒ ⽶崎⼩学校前 1⽇5便 140円 値上げ予定 920円 ⽶崎⼩学校前⇒ 住⽥⾼校前 1⽇3便 ⽅⾯ :幹線交通との主な乗継拠点 当⾯は現⾏通りだが、他路 線の改正等に伴い適宜修正 を要望 消費税増税に伴い 410円までの運賃を 10円値上げ 新規路線整備に対する要望はあるが、陸前⾼⽥住⽥線と機能 が競合する路線を新設することができないため、同路線 の有効活⽤・利便性向上による対応とする |7 4. ⽅⾯別運⾏⽅針(③気仙⽅⾯) 気仙⽅⾯:乗合タクシーは停留所を追加。デマンド交通は現⾏通り運⾏。 項⽬ ⽅針案 運⾏態様 運⾏予定者 ⾞両 設定理由 • [B] • • 予約に対する抵抗や急な⽤事への対応のため予約不要の乗合タクシーを継続。 乗合タクシーで対応できない移動や停留所までの到達が困難な地域についてはデマンド交通で補完 する。 • [B] • • • 乗合タクシー、デマンド交通ともに利⽤状況を踏まえると10名以下の⾞両での運⾏が望ましく、 現⾏通りタクシー会社2者で対応し、10名乗りジャンボタクシーによる運⾏とする。 ただし両事業者とも⼈員不⾜のため、2者での分担による運⾏を今後も継続する。 現⾏通り乗合タクシーとデマンド 交通を運⾏ いずれも⾼⽥タクシー及び気仙タ クシーが対応 [B] いずれもジャンボタクシーで運⾏ • • 商業施設、医療施設等が集結しつつある⽶崎町松峰に停留所を設置する(時期未定)。 BRTとの接続を改善するためBRT⻑部駅(県交通上双六停留所)に(仮称)⻑部駅停留所を設置で きるかどうかを検討する。停留所設置できる場合、運⾏経路を⼀部変更する。 実証実験中はBRTと並⾏した路線を設定することができないため、⾼⽥・⽵駒⽅⾯への移動はBRT、 デマンド交通で補完する。 運⾏経路 停留所 • [A] • [A] • [A] 松峰停留所を追加 ⻑部駅設置に伴い経路を⾒直し • 便数 時刻表 • [A] BRTとの接続改善 • 便数は変更しない。今後、BRTの時刻表改正が⽣じる場合、県⽴⾼⽥病院におけるBRTとの接続を 適宜⾒直す。⻑部駅停留所を設置する場合は同停留所での接続も考慮する。 運賃 • [B] いずれも現⾏通り • 運賃に対する不満は少なく、いずれも当⾯は現⾏通りとする。 ⻑部駅停留所を追加 時刻表 路線 福伏-マイヤ AP店線 デマンド 交通 ⽅⾯ 便数 福伏⇒マイヤAP店 1⽇2便 マイヤAP店⇒福伏 1⽇2便 ⾃宅⇒停留所 1⽇4便(⼟⽇祝休) 停留所⇒⾃宅 1⽇4便(⼟⽇祝休) BRT等の時刻 表変更に合わ せて適宜改正 商業・医療施設が集中 する松峰に停留所新設 ・⽶崎郵便局 ・広⽥⻭科 ・岩崎整⾻院 ・薬王堂 ・イオン など 運賃 路線 中学⽣ 以上 ⼩学⽣ 介護⼈ 未就学児 ⾝障者 福伏-マイヤAP店線 200円 100円 無料 デマンド交通 300円 150円 無料 BRTとの接続利便性 向上のため⻑部駅停 留所設置を検討 :デマンド交通運行エリア :幹線交通との主な乗継拠点 |8 4. ⽅⾯別運⾏⽅針(④⼩友広⽥⽅⾯) ⼩友広⽥⽅⾯:乗合マイクロは⼩型化し県⽴⾼⽥病院まで延伸。デマンド交通は現⾏通り運⾏。 項⽬ ⽅針案 設定理由 • [B] 乗合マイクロ とデマンド交通を維 持 運⾏態 様 • [B] 運⾏ 予定者 ⾞両 • 乗合マイクロ は碁⽯観光企画、デ マンド交通は⾼⽥交 通が運⾏ [A] 乗合マイクロ の運⾏⾞両を⼩型化 運⾏経 路 停留所 • [A] 便数 時刻表 • [A] ⽮の浦線・広 ⽥線の県⽴⾼⽥病院 への乗り⼊れ BRT・路線バ スとの接続改善 • [B] 運賃 通り いずれも現⾏ 県⽴⾼⽥病院 乗り⼊れ 路線 ⽮の浦線 広⽥線 デマンド 交通 • • • • • • 予約に対する抵抗や急な⽤事への対応のため予約不要の 乗合マイクロを継続。 乗合マイクロで対応できない移動や停留所までの到達が 困難な地域についてはデマンド交通で補完する。 県⽴⾼⽥病院 まで延伸 BRT・バスと の接続改善を 検討 ⽮の浦線・広⽥線については利⽤状況を踏まえ、運⾏⾞ 両を⼩型化(28⼈乗り⇒14⼈乗り)することにより効 率化を図り、現⾏通り貸切事業者で対応する。 デマンド交通は10名以下の⾞両での運⾏が望ましく、現 ⾏通りタクシー会社がジャンボタクシーで対応する。 利⽤者からの要望が多い県⽴⾼⽥病院への乗り⼊れを⾏ う(14名乗り⾞両への変更により実現)。 その他の停留所位置については当⾯は現⾏通りとする。 ただし復興事業等の動向に応じて適宜⾒直す。 • 便数は変更しない。今後のBRT・路線バスの時刻表変更 に合わせて適宜改正する。 • 運賃に対する不満は少なく、いずれも現⾏通りとする。 運⾏便数 ⽅⾯ 便数 ⽮の浦⇒県⽴⾼⽥病院 1⽇2便 県⽴⾼⽥病院⇒⽮の浦 1⽇2便 広⽥⼩学校⇒県⽴⾼⽥病院 1⽇2便 県⽴⾼⽥病院⇒広⽥⼩学校 1⽇2便 柳沢・⼩友駅前・ 三⽇市での接続を 改善させる時刻表 の検討を進める :デマンド交通運行エリア :幹線交通との主な乗継拠点 運賃 路線 中学⽣ 以上 ⼩学⽣ 介護⼈ 未就学児 ⾝障者 ⾃宅⇒停留所 1⽇3便(⼟⽇祝休) ⽮の浦線・広⽥線 200円 100円 無料 停留所⇒⾃宅 1⽇4便(⼟⽇祝休) デマンド交通 300円 150円 無料 |9 4. ⽅⾯別運⾏⽅針(⑤市内中⼼部) 市内中⼼部:乗合タクシーを現⾏通り運⾏。 項⽬ 運⾏態様 運⾏予定者 ⾞両 ⽅針案 設定理由 • • 予約に対する抵抗や急な⽤事への対応のため予約不要の乗合タクシーを継続。 交通事業者の持続可能性の観点から、現⾏以上の運⾏区域の拡⼤が困難であるため、当⾯はデマンド交通 の導⼊は⾏わない。 • [B] • • • 利⽤状況を踏まえると10名以下の⾞両での運⾏が望ましく、現⾏通りタクシー会社で対応し、10名乗り ジャンボタクシーによる運⾏とする。 ただし両事業者とも⼈員不⾜のため、2者での分担による運⾏を今後も継続する。 • [B] 乗合タクシーを維持 ⾼⽥タクシー及び気仙タ クシーが対応 [B] ジャンボタクシーで運⾏ 運⾏経路 停留所 • [B] 現⾏通り • • 停留所位置に対する不満は少なく、当⾯は現⾏通りとする。 ただし復興事業等の動向に応じて適宜⾒直す。 便数 時刻表 • [A] BRT・路線バスとの接続 • • 需要の多い通院時間帯に運⾏されており、ダイヤ・便数に対する不満は少なく、当⾯は現⾏通り維持する。 ただし、今後の他路線の時刻表変更等に伴い、適宜時刻表の改正を⾏う。 運賃 • [B] 現⾏通り • 運賃に対する不満は少なく、当⾯は現⾏通りとする。 改善 運⾏便数 路線 マイヤAP店 -マイヤ滝 の⾥店線 :幹線交通との主な乗継拠点 ⽅⾯ 便数 マイヤAP店 ⇒マイヤ滝の⾥店 1⽇2便 マイヤ滝の⾥店 ⇒マイヤAP店 1⽇2便 当⾯は現⾏通りだが、他 路線の時刻表変更等に伴 い適宜修正 運賃 路線 中学⽣以上 ⼩学⽣ 介護⼈ 未就学児 ⾝障者 マイヤAP店-マイ ヤ滝の⾥店線 200円 100円 無料 利⽤者数が⽐較的安定しており、利 ⽤者からの不満も少ないため、基本 的には現⾏通りとする | 10 4. ⽅⾯別運⾏⽅針(総括) • • • 運⾏態様、運⾏予定者は基本的に現⾏通りとする。 気仙、⼩友広⽥、⽮作については運⾏経路・停留所の⾒直しを⾏い、それに伴い時刻表についても適宜改正する。 運賃は、路線バスのみ消費税増税と合わせて値上げする。均⼀運賃の路線については変更しない。 ⽅⾯別運⾏⽅針 項⽬ 運⾏態様 運⾏予定者 ⾞両 ⽮作 • [B] 路線バスを維 • [B] 岩⼿県交通が 持 対応 • [B] 25名乗りバス ⾞両で運⾏ 横⽥ • [B] 陸前⾼⽥住⽥ 線で対応 • [B] 新規路線整備 は⾏わない • [B] 現⾏通り 気仙 • [A] 的場線・合場 線の統合 • [B] • [B] • [B] • [B] • [B] • [A] • [B] いずれも⾼⽥ タクシー及び気仙タ クシーが対応 いずれもジャ ンボタクシーで運⾏ 運賃 • [A] 統合路線は1 ⽇3往復とする • [A] ⼀部値上げ、 ただし上限500円は 継続 乗合マイクロ とデマンド交通を維 持 乗合マイクロ は碁⽯観光企画、デ マンド交通は⾼⽥交 通が運⾏ 乗合マイクロ の運⾏⾞両を⼩型化 • [A] ⻑部駅停留所 を追加 • [A] • [A] ⽮の浦線・広 ⽥線の県⽴⾼⽥病院 への乗り⼊れ • [B] 基本的には現 • [A] BRTとの接続 • [A] • [A] ⼀部値上げ • [B] いずれも現⾏ • [B] ⾏通り 改善 通り 乗合タクシー を維持 ⾼⽥タクシー 及び気仙タクシーが 対応 ジャンボタク シーで運⾏ 松峰停留所を ⻑部駅設置に 伴いルートを⾒直し 便数 時刻表 市内中⼼部 • [B] 現⾏通り乗合 タクシーとデマンド 交通を運⾏ 追加 • [B] 現⾏通り ⼩友・広⽥ • [B] • [A] 運⾏経路 停留所 総括 BRT・路線バ スとの接続改善 通り いずれも現⾏ • [B] 現⾏通り • [A] BRT・路線バ スとの接続改善 • [B] 現⾏通り | 11 5. 運⾏内容変更によって解決する課題・残存する課題 ⽅⾯ ⽮作 ⽅⾯ 「A:変更に向け検討・調整」に位置づけた事項の実施により予想される変化 (◎:改善、○:既存交通機関を有効活⽤して対応可能、×:課題残存) 地域課題 鳴⽯団地前等の市内交通結節点での乗継 利便性の向上 ◎ 路線バス(特に細浦経由⾼⽥線)、BRTとの接続を考慮した時刻表設定を⾏う。 的場線・合場線の維持 ○ 両路線を⼀本化することで路線の維持が可能。 的場線・合場線の増便 × 交通事業者の実態を踏まえるとこれ以上の便数の設定は困難。 ○ 利⽤者からの要望に応じて、適宜、陸前⾼⽥住⽥線の運⾏内容改善を求めていく(県・岩 ⼿県交通)。 乗合タクシー、デマンド交通の新規導⼊ × 陸前⾼⽥住⽥線と競合する路線は新設できない。 BRT⻑部駅までの徒歩移動の負担軽減 ◎ BRT⻑部駅に隣接する乗合タクシー停留所の設置を検討する。 デマンド交通と乗合タクシー両⽅の維持 ◎ 当⾯は両⽅とも維持する。 ⾃宅から乗合タクシー停留所までの徒歩 移動の負担軽減 ○ 路線の新設は難しいが、既存路線沿線であれば停留所増設の可能性があるので、停留所設 置要望に関する調査を継続。沿線以外はデマンド交通により補完する。 ⾼⽥・⽵駒⽅⾯への移動⼿段確保 ○ BRT・デマンド交通の活⽤により⾼⽥・⽵駒⽅⾯への公共交通での移動⼿段を確保。 県⽴⾼⽥病院までの公共交通乗り⼊れ ◎ 乗合タクシーの県⽴⾼⽥病院への乗り⼊れにより改善。 柳沢等の市内交通結節点での乗継利便性 の向上 ◎ 路線バス(特に細浦経由⾼⽥線)、BRTとの接続を考慮した時刻表設定を検討。 デマンド交通と乗合タクシー両⽅の維持 ◎ 当⾯は両⽅とも維持する。 ⾃宅から乗合タクシー停留所までの徒歩 移動の負担軽減 ○ 路線の新設は難しいが、既存路線沿線であれば停留所増設の可能性があるので、停留所設 置要望に関する調査を継続。沿線以外はデマンド交通により補完する。 ⾼⽥・⽵駒⽅⾯への移動⼿段確保 ○ BRT・デマンド交通の活⽤により⾼⽥・⽵駒⽅⾯への公共交通での移動⼿段を確保。 乗合タクシーの増便 × 交通事業者の実態を踏まえるとこれ以上の便数の設定は困難。 BRT駅までの距離 ○ BRT駅までの公共交通網(⼆次交通)の利活⽤及び認知を広めるための広報を充実させる。 乗合タクシー、バス停留所までの徒歩移 動の負担軽減 ○ 路線の新設は難しいが、既存路線沿線であれば増設の可能性があるので、停留所設置要望 調査を継続。 デマンド交通の導⼊ × 交通事業者の実態を踏まえると、実験区域をこれ以上拡⼤することは困難。 BRT⽵駒駅までの公共交通の確保 横⽥ ⽅⾯ 気仙 ⽅⾯ ⼩友 広⽥ ⽅⾯ 市内 中⼼ 部 鳴⽯団地前等の市内交通結節点での乗継 利便性の向上 陸前⾼⽥住⽥線の増便 | 12
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