クレア 活 用 の ス ス メ ～情報発信の巻～ クレア発信情報をご活用ください （一財） 自治体国際化協会総務部企画調査課主事 髙坂 真理子（仙台市派遣） 自治体職員をはじめとし、国際・海外に関する業務を行う方々は国内外の施策や先進事例について知りた い、また、研修会や助成金についていち早く情報を得たい、というニーズを持ったことがあると思います。 その一方で、 情報収集のためのアンテナを張り続けることや、 知り得た情報（特に海外の現地情報）について、 それらが信頼できるものかどうかを判断することは大変です。クレアでは、皆さまに代わって情報を収集し、 分かりやすくまとめて提供しています。この記事では、機関誌「自治体国際化フォーラム」や「CLAIRメー ルマガジン」など、 本部企画調査課が担当しているものを中心とし、 クレアの情報発信についてお伝えします。 クレア発信情報 ３つのポイント （１）自治体目線の情報 クレアから発信する情報は、国内外の自治体の 取り組みや自治体に関係する施策、自治体を取り 巻く環境など、自治体に関係するものが中心に なっています。また、執筆者の多くが自治体職員 のため、事業実施やイベント出展などの報告の記 事では、自治体職員の目線で、工夫した点や今後 の課題などが書かれています。 （２）七つの海外事務所のネットワークを活用 媒体別クレア発信情報 （１）オールジャンルでじっくり読める・機関誌 「自治体国際化フォーラム」 ■特徴 ・海外・国際関係の記事をバランスよくまとめて おり、JETプログラムや多文化共生、国際協力 などのコーナーも充実している。 ・特集をはじめ、じっくり読める記事が多い。 ■発行時期 毎月15日 ■URL http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/index.html ※こちらからバックナンバーをご覧いただけます。 ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、 ソウル、シドニー、北京という七つの海外事務所 2014年10月 に300号を迎えた「自治体国際化 のネットワークを生かして情報を収集しています。 フォーラム」。毎月の特集では、海外事務所や自 いくつかの海外事務所では、事務所所在国以外で 治体に加え、関係する機関や団体からもご寄稿を も担当地域として活動支援や情報収集を行ってい いただき、テーマを詳しく掘り下げています。過 ますので、ドイツやタイ、インドネシア、ニュー 去１年間で人気を集めた特集テーマとしては、 「イ ジーランドなど、事務所所在国以外の情報も手に スラム市場を取り込め～東南アジアのイスラム市 入ります。 場における訪日観光客誘致と日本産食品の販路開 拓の可能性～」、「日本食品を海外に売り込め」な （３）さまざまな媒体で発信 どがありました。 機関誌やメールマガジン、ホームページなどさ 海外事務所からの報告が多いほかの媒体と違っ まざまな媒体で発信しています。媒体によって発 て、JETプログラムや国際交流、国際協力、経済 信される情報も異なり、それぞれ特徴があります。 交流、多文化共生などの情報についてもバランス 特徴については以下のとおりです。 よくお伝えしています。 28 自治体国際化フォーラム Feb．2015 （２）海外事務所からのレポートが満載 「CLAIRメールマガジン」 ■特徴 海外事務所からのレポートを中心に、クレア事業 （研修会や助成金、イベント）などに関する情報を タイムリーに配信。 ■発行時期 不定期（月数回発行） ■URL http://www.clair.or.jp/j/mailmagazine/index.html ※新規登録、バックナンバーの閲覧・検索ができます。 2014年７月より、株式会社時事通信社の行政情 報配信サービス「 i JAMP」の中に、「クレア海 外事務所フラッシュ」のコーナーができました。 海外事務所からの情報という点ではメールマガジ ンと同じですが、最大の特徴はコンパクトにまと まっていること。海外事務所からの情報を一目で 見ることができます。 より深く知りたい場合は… 「CLAIR刊行物」 ・ 「海外依頼調査」 七つの海外事務所から届くレポートを中心に掲 「自治体国際化フォーラム」やメールマガジン、 載している「CLAIRメールマガジン」。海外施策 海外事務所フラッシュなどをご覧になり、特定の や海外情報、自治体などの海外活動についての記 テーマや背景となる制度についてもっと知りたいと 事のほか、クレアが実施する研修会や助成金、イ 思った場合には「CLAIR刊行物」をご利用くださ ベント、そのほか関係団体などからの情報もいち い。自治体の関心の高いテーマを中心に海外事務 早く掲載しています。 所が独自に調査研究を行った結果をまとめた「ク メールマガジンでは、テーマを絞った特集号も レアレポート」、各国の地方自治についてまとめ 人気です。今年度は「アジアの旅行博」、「日本 た「各国の地方自治シリーズ」 、より専門的な「比 食」などの特集号に多くのアクセスがありました。 較地方自治シリーズ」などをご用意しています。 そのほかにも、「自転車政策」、「統合型リゾート また、既存のCLAIR刊行物で必要な情報が見 （I R）・カジノ」、「アジア物産・観光」など、さ 当たらない場合は「海外調査依頼」もご利用いた まざまなテーマを取り上げています。登録も簡単 だけます。日本の自治体が必要とする海外の諸制 ですので、まだ登録されていない方はこの機会に 度・施策・社会事情などについて、海外事務所が ぜひご登録ください。 調査を行います。 上記の情報の入り口となるのが、クレアホー （３）エッセンスをコンパクトに凝縮！ 「i JAMP『クレア海外事務所フラッシュ』」 ■特徴 コンパクトにまとめた海外事務所からの記事を 配信。 ■発行時期 毎月第２・第４水曜日 ■URL （ i JAMP）http://jamp.jiji.com/apps/c/ijamp/ list/topics/10.do?topicsId=395 （CLAIR）http://www.clair.or.jp/j/operation/ chousa/flashbacknumber.html ※i JAMPの購読には契約が必要です。 ※海外事務所フラッシュの記事は、i JAMP配信の２ 日後（毎月第２・第４金曜日）にクレアホームペー ジに掲載しています。 ムページです。多文化共生課やJETプログラムの Facebook、海外事務所のホームページやFacebook にもここからアクセスすることができます。 ・クレアホームページURL http://www.clair.or.jp/ ・クレア刊行物ホームページURL http://www.clair.or.jp/j/forum/pub/index.html さまざまな媒体・手段を使って、クレアでは情 報発信を行っています。今後ともぜひ積極的にご 活用いただければ幸いです。 「自治体国際化フォーラム」 、メールマガジンには、 自治体からの募集・お知らせ情報も載せることがで きます。お気軽に企画調査課までご相談ください。 （一財）自治体国際化協会総務部企画調査課 TEL：03−5213−1722 E-mail：[email protected] 自治体国際化フォーラム Feb．2015 29
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