別記様式(第2条関係) 会 議 結 果 報 告 書 平成26年12月14日 会議の名称 開催日時 開催場所 政策推進会議 平成26年10月16日(木) ①11時30分~12時00分 ②③13時00分~14時00分 庁議室 〔担当部課〕 ①中村企画部長、松永政策推進課長、外立政策推進課主幹、 星野政策推進課主任 ②吉岡健康福祉部長、村上福祉課長、志藤福祉課主幹 出席者職氏名 ③吉岡健康福祉部長、山崎病院事業室長 〔政策推進会議メンバー〕 香川市長、櫻井副市長、中村企画部長、丸山総務部長、豊島秘書 広報課長、尾﨑人事課長、田中財政課長、松永政策推進課長 〔関係課〕 ②都市計画課長 (計 ①10人、②12人、③10人) 欠席者職氏名 なし 説明員職氏名 (計 0人) ①松永政策推進課長、②村上福祉課長、志藤福祉課主幹、 ③山崎病院事業室長 (計 ①1人、②2人、③1人) ①志木市行政評価条例の廃止について 議 題 ②三ツ木保育園跡地への福祉作業所設置について ③TMG宗岡中央病院に貸付している市有地について ①行政評価条例は、意見公募手続を行ったうえで、廃止条例を平 成27年第1回定例会へ上程する。来年度から実施する新たな制 度については、意見を踏まえて実施する。 結 果 ②今後の障がい者の就業支援を図る観点から、旧三ツ木保育園跡 地に就労継続支援B型及び生活介護を行う福祉作業所の公募を行 うこととする。 ③武蔵野会の意向も踏まえ、新病院建設後については、有償によ る貸付とする。細部については、今後も検討する。 事務局職員職氏名 神田政策推進課主任 その他必要事項 会議内容の記録(会議経過、結論等) 1 開会 松永政策推進課長が開会を告げる。 2 審議事項 (政策推進会議メンバーはメンバーと表記する。) <①志木市行政評価条例の廃止について> ・松永政策推進課長から、志木市行政評価条例を廃止することについての趣旨説明と今後 のスケジュールについて審議を行った。 ○概要説明 松永政策推進課長:行政評価条例は、市民の視点による行政評価の結果を適切に反映させ、 効果的で効率的な市政を推進し、市民に対する説明責任を明らかにしていくことを目的 に制定されましたが、平成13年度にスタートして以来、11年が経過しており、平成 24年度、平成25年度の評価結果の公表内容に対し、市民からの意見が何もなかった 事などを考えると、市の政策に市民の意見が述べられる仕組みを再構築する必要があ る。 行政評価条例を平成26年度で廃止して、新たに志木市版事業仕分けとなる、 (仮称) 行政裁判員制度を導入する。また、条例廃止に伴う意見公募手続を行い、平成27年第 1回定例会に行政評価条例を廃止する条例を上程することを説明。 メンバー:条例廃止及び今後のスケジュールについては、これでよい。新たな市民参加の 仕組みである(仮称)行政裁判員制度は、どのような手法で行うのか。 担当課:行政評価のように事業内容のヒアリングと判定を全て行うのではなく、担当課と 仕分け人の討論を聞いたうえで市民の代表者が評価を行い、判定結果を市長に報告す る。市民は判定を考慮して予算に反映させる制度を考えている。対象事業は、毎年5事 業程度を選定する。この制度は、毎年継続して実施していく。 また、行政内部の予算ヒアリングと違い、説明はパワーポイントを使うなど市民にわ かりやすい工夫をしていきたい。 メンバー:市民から見ると「裁判員制度」という名称はきつい言葉ではないか。正否の議 論だけでなく、新しいものを生み出すことも考えるべき。 担当課:仕組みを説明するのに、裁判員制度を用いて説明するのがわかりやすいと考え、 この表現を使用している。判定の分類については、検討する。 また、見直し・廃止などの判定だけでなく、裁判員(市民)のコメントなどを加える ようにする。 メンバー:裁判長との相談がどのようにできるのかが大事なところであり、行政知識に明 るい方が望ましい。 また、被告(対象事業)について、市民は自分で選定したいと思っているかもしれな い。そういう仕組みを考えられないか。 担当課:裁判員が自分で興味があるものだけ行っても意味がない。検事(企画財政部門) が市民の判断が必要な事業を事前にチェックして起訴するシステムを考えている。 メンバー:検事(企画財政部門)にあらかじめ一般市民が被害届(対象事業案)を出せる システムはどうか。 担当課:検討する。 <②三ツ木保育園跡地への福祉の通所施設設置について> ・村上福祉課長から、三ツ木保育園跡地にプロポーザル方式による福祉の通所施設を設置 することについて、審議を行った。 ○概要説明 村上福祉課長:本市における福祉の通所施設の実態と今後の障がい者数などを勘案すると 大幅に不足することが見込まれる。障害者総合支援法により市は障害者の自立と社会経 済活動への参加を促進するための援助と必要な保護を実施する義務があることから、通 所施設を増設すること、並びに通所施設を設置・運営する民間事業者について、プロポ ーザル方式による公募を行うことについて説明。 メンバー:三ツ木保育園跡地に整備する施設は、就労継続支援B型か。 担当課:就労継続支援B型を基本とし、可能であれば、併設で生活介護も加えたい。 メンバー:どちらも、これからのニーズが高いのか。 担当課:別紙資料のとおり、今後12年間で100人程度の通所利用者を見込んでおかな ければならない。 メンバー:通所施設を増設しても、市外の方ばかりで市民が入所できないのでは、意味が ない。制限などは設けるのか。 担当課:市民のみ限定することはできないが、市民を優先して利用できるようにしたい。 メンバー:土地は無償貸与とするのか。 担当課:民間保育園を整備した時と同様に、20年間無償貸与としたい。 メンバー:通所施設は、地域福祉計画、障がい者計画及び障がい福祉計画に位置づけてい るのか。 担当課:就労継続支援B型は、不足している状況にあることから、第3期障がい福祉計画 と、現在策定中である第4期障がい福祉計画との整合性を図っていく。 メンバー:通所施設を建設することについて、建築基準法上の問題はないのか。 担当課:三ツ木保育園跡地は、第一種中高層住居専用地域となっており、建物の建築上の 制約があるが、就労継続支援B型で20人、生活介護で20人の障がい者の通所施設を 建設することは、問題ない。 メンバー:販売所は作らないといけないのか。 担当課:販売所は作っても作らなくてもよい。 メンバー:保育園があった頃と、今とでは、近隣の人は入れ替わっていないのか。 担当課:おそらく替わっていない。 メンバー:店舗は構えるのか。 担当課:店舗については、まず工場でパンやピザなどの生地が作られ、後は焼くだけの状 態であれば、事業所で焼いてお客様に提供することも可能である。 <③TMG宗岡中央病院に貸付している市有地について> ・山崎病院事業室長から、TMG宗岡中央病院に無償で貸付している市有地について、新 病院が完成し、診療を始めた後は、有償で貸与するか、売却するかについて審議を行っ た。 ○概要説明 山崎病院事業室長:現在、医療法人社団武蔵野会と締結している契約の内容及び売却した 場合と有償で貸付けた場合のメリット・デメリット並びに武蔵野会の意向について説 明。 メンバー:有償で貸付けた場合、定期借地権付きの契約とするのか。 担当課:借地借家法に基づく契約となり、普通借地権、一般定期借地権、事業用定期借地 権があり、事業用定期借地権が最良であると考えている。 メンバー:一般定期借地権と事業用定期借地権の違いは何か。 担当課:事業用定期借地権は、期限が10年から50年。一般定期借地権は30年となっ ている。 メンバー:契約はいつの予定か。 担当課:現在、契約を締結している無償貸付は、新病院が完成し、診療を開始するまでと なっていることから、新たな契約は来年の秋を予定している。 ○結論 ①行政評価条例については、意見公募制度を行ったうえで、廃止条例を平成27年第1 回定例会へ上程する。来年度から実施する新たな制度については、意見を踏まえて実 施する。 ②今後の障がい者の就業支援を図る観点から、旧三ツ木保育園跡地に就労継続支援B型 及び生活介護を行う福祉作業所の公募を行うこととする。 ③武蔵野会の意向も踏まえ、新病院建設後については、有償による貸付とする。 細部については、今後も検討する。 3 閉会 松永政策推進課長が閉会を告げる。 備考 会議内容の記録には、発言者の立場を明記するとともに、発言の趣旨が容 易に理解できるよう簡潔明瞭に記載すること。
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