仕様書 - 中小企業庁

平成26年度原材料・エネルギーコスト価格転嫁対策広報調査事業仕様書
1.目的
本事業は、円安などを背景とする原材料・エネルギーコストの増加が、親事業者に価格転
嫁できない中小企業・小規模事業者の経営を圧迫していることを踏まえ、原材料・エネルギ
ーコスト増で悩みを抱える中小企業・小規模事業者に中小企業庁の取り組みを広く周知し、
認知度を高めることを目的とする。
2.周知の方法
全国の中小企業・小規模事業者へ広く周知することを念頭に、全国紙3紙を用いて2月上
旬目途に1回掲載すること。内容・デザイン等は提案すること。詳細は中小企業庁と調整す
るものとする。
【新聞紙掲載の仕様】
朝刊、記事下5段
モノクロ
3.周知内容
経済産業省・中小企業庁が取り組む原材料・エネルギーコスト増加分の価格転嫁対策につ
いて広報する。デザインについては、中小企業庁と相談の上作成するものとし、作成したデ
ザインは、今後、中小企業庁が自由に使用するものとする。
※中小企業庁が平成 26 年 12 月 26 日に公表した【参考】を参照のこと。
少なくとも以下の情報を周知する。
・経済産業省中小企業庁が実施している取組であること。
・大企業への集中的な立入検査を実施していること。
・消費税転嫁Gメンによる監視・取締りを行っていること。
・下請かけこみ寺や商工会・商工会議所等において、原材料・エネルギーコスト増に関す
る相談を受け付けていることこと。
・政府系金融機関において、資金繰り支援を行っていること。
・経済産業省と中小企業庁のロゴ
・各機関の電話番号及びフリーダイヤルのロゴマーク
4.効果測定・課題抽出調査
広告掲載実施後、インターネットなどを用いて中小企業者に広告の浸透度等を調査する。
サンプル数は 2,000 以上とし、同一業種、同一地域に偏らないようにすること。数値で示し
た上で地域別、業種別等分析を行う。また、効果的な広報に向けての課題の抽出及び解決方
法等を提出する。
5.委託契約期間
委託契約締結日から平成 27 年3月 27 日までとする。
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6.納入物
成果報告書(掲載媒体・掲載時期等)
、広告電子媒体(CD-ROM) 一式
効果測定調査報告書 電子媒体(CD-ROM) 一式
7.納入場所
中小企業庁事業環境部取引課
8.実施体制
受託者にて作成。
9.実施スケジュール
受託者にて作成。
10.支出計画書
受託者にて作成。
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【参考】
政府は、大企業からの
一方的な値決めなどを
徹底的に取り締まっています。
Ⅰ、大企業への集中的な立入検査の実施
政府は、下請代金法に基づき、代表的な大企業約200社を
選定し、集中的な立入検査を実施しています。
Ⅱ、消費税転嫁Gメンによる監視・取締り
消費税転嫁Gメンも、消費税の転嫁状況とともに、原材料・
エネルギーコスト増加分が価格に適正に上乗せできている
か、
厳正に確認を行っています。
Ⅲ、相談体制の強化
全国の「下請かけこみ寺」や商工会・商工会議所等において、
原材料・エネルギーコスト増に関する相談を受け付けています。
※ 下請かけこみ寺は、大晦日まで相談を受け付けています。
Ⅳ、資金繰り支援
政府系金融機関において、原材料・エネルギーコスト増の影響
を受ける中小企業への貸付や、返済条件の緩和を行っていま
す。
お問い合わせ先
原材料・エネルギーコスト増が転嫁できない場合など
下請かけこみ寺
フリーダイヤル:0120-418-618(平日9:00~12:00/13:00~17:00)
年末特別窓口(12月27~31日)
03-5541-6655(9:00~12:00/13:00~17:00)
商工会・商工会議所
○全国商工会連合会:03-6268-0085
○日本商工会議所 :03-3283-7826
中小企業庁
○中小企業庁取引課:03-3501-1669
○北海道経済産業局:011-709-1783
○東北経済産業局 :022-221-4922
○関東経済産業局 :048-600-0321
○中部経済産業局 :052-951-2748
○近畿経済産業局 :06-6966-6037
○中国経済産業局 :082-224-5661
○四国経済産業局 :087-811-8529
○九州経済産業局 :092-482-5450
○沖縄総合事務局 :098-866-1755
資金繰りにお困りの場合
○日本政策金融公庫
:0120-154-505
○沖縄振興開発金融公庫:098-941-1740
○商工中金
:0120-079-366
12月30日まで
営業しています。
本リーフレットは、以下のHPからダウンロードできます。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/141226shitauke.pdf