PDFファイル:224KB - 日本能率協会コンサルティング

研究開発/技術開発 >> Strategy
Research
& Development
RD1-01
マスタープラン型技術開発
Background
企業が成長を続けるためには、顧客に対していかに新しい価値を提供し続けられるかがポイントにな
ります。
そのためには、将来のマクロ環境や顧客動向、競合動向を踏まえた顧客への価値提案を構想し、それ
を実現する商品を他社に先んじて市場に投入する必要があります。
これを実現するために、マスタープラン型技術開発では、将来の動向を踏まえた顧客への価値提案に
基づく商品展開計画、それを実現するための先行要素技術開発をどのように展開していくかを統合的
に捉え、プランを作成していきます。
Viewpoint
顧客起点の統合的技術開発プラン
マスタープラン型技術開発では、将来
のマクロ環境や顧客動向、競合動向を
踏まえた顧客への提供価値を起点に、
中期的な商品開発・技術開発・生産革
新のロードマップを描き、その効果的
な進め方を構想します。
また、自社開発のみならずアライアン
スも含めた総合的な開発・生産革新戦
略と、その実行計画もマスタープラン
の中に織込まれます。
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顧客への提供価値
顧客視点からの
商品化計画
プラットフォーム戦略
先行要素技術開発
基盤技術開発
事業計画
売上・利益・投資・回収
固定/変動計画
顧客要求に素早く対応するためには、
個別に商品企画・開発プランを作成し
たのでは間に合いません。
タイムリーに商品を市場投入するため
には、予め必要な技術開発を展開し技
術の引き出しを準備しておき、マス
タープランに対応したユニット、キー
パーツを開発して、その組合せで対応
することが重要です。
そこでマスタープランでは、商品郡の
ユニット、キーパーツの固定/変動計
画(共通化)を策定していきます。
商品群マスタープランによるプラットフォーム例
(固定/変動計画)
機種
ユニット
ユニット名
Aシリーズ
機種Aシリーズ
A1
A2
A3
Bシリーズ
Bシリーズ
B1
B2
B3
Aユニット
Bユニット
Cユニット
Dユニット
モノ作り革新も含めたプラットフォーム作りが必要
C
2013
研究開発/技術開発 >> Strategy
Research
& Development
RD1-01
マスタープラン型技術開発
Our Practice
A社
B社
背景:市場拡大による、競争激化
・成果:収益向上(売上拡大)
テーマ:マスタープラン構築
・成果:シェア拡大
背景:コア事業の成熟化に伴う、成長の鈍化
・成果:収益向上(売上拡大)
テーマ:将来製品構想とマスタープラン構築
・成果:新規分野の開拓
Consulting Step
実施期間 4~6ヶ月
Step 1 活動対象製品群の設定
対象商品シリーズの明確化
Step 2 ターゲット市場の確認
狙うべき市場の明確化
Step 3 商品ラインナップ計画作成
顧客課題の解決商品創出
・機能、性能ソリューション
・価格トレンド競争力
・顧客への仮説検証
・事業目標との整合性確認
Step 4 製品(生産)マスタープラン構築 商品ライナップ実現最適プラン
・製品構造、ユニット・キーパーツ
(生産、調達方針)
Step 5 技術マスタープラン構築
技術の引き出し準備
・先行技術開発テーマの設定
Step 6 技術開発スケジュール作成
確実な実行の為の計画作成
・実行体制/スケジュール
・運用方針
Publication, etc.
・「MOT経営入門」 RD&E(技術・開発革新事業部)著/PHP研究所 (2004年6月)
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