2015年 年頭所感-株式会社イーオン 代表取締役社長 三宅 義和氏

2015年1月1日
2015年
年頭所感
新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
2014年は、英語教育の現場にとって、まさに変革の年となりました。9月に発表された文部科学
省の有識者会議の報告書では、次期学習指導要領において、小学5年生から英語を教科化、ならび
に教科外の外国語活動の開始時期を小学3年生に引き下げることについて盛り込まれる方針が出さ
れました。さらに、文部科学省が進める「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」により、
高校ではすでに“英語で英語を教える”授業の実施が始まるなど、従来の文法・読解中心の教育か
ら、より使える英語としての“4技能の総合的育成”が進み、それに伴い、大学入試英語への外部
試験導入が議論されるなど、英語教育の現場は大きな転換点を迎えています。
また、近年急速に進むグローバル化に対応するために英語強化の動きが高まっているビジネ
スの現場のみならず、2014年は訪日外国人が過去最高を記録するなど、英語を通じたコミュニ
ケーションの必要性は今後も高まる一方にあります。
そんな中、当社におきましても、2014年1月にグループ内での組織変更により、地域子会社
を一つに集約、株式会社イーオンとして生まれ変わりました。これにより、会社の意思統一と
運営戦略を全国的に迅速に行う体制を整え、生徒様の多様化するニーズにより的確にお応えで
きるようになりました。また、同じく1月に、子供向け英語教育で大きな影響力を持つ株式会社
mpi松香フォニックスをグループ会社化したことで、クオリティの高い子供向け英語教育メソ
ッド・教材と、当社のもつ教育ノウハウの相乗効果により、今まで以上にレベルの高い英語教
育をご提供できるようになりました。
2015年は、イーオン全教室のシステム基盤を刷新し、4月からのテスト運用開始を予定して
います。今回の刷新により、生徒様の学習時間や学習内容、受講回数、試験結果など様々な要
素の数値化が可能となり、ひとりひとりに合わせた指導やカウンセリングが今まで以上により
きめ細かなものとなります。
また、教室における授業提供だけでなく、実践の場としての英語関連イベントもさらに充実
させることで、学習と実践の相乗効果により生徒の実力アップを図ってまいります。
国際語としての英語を学ぶことは、自己の視野を広げ、人生を豊かにすることにつながりま
す。国際社会で活躍し、世界に貢献できる日本人の育成のお手伝いができるよう今年も社員一
同全力を挙げて仕事に取り組みます。
本年もご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
株式会社イーオン
代表取締役社長
三宅
義和