No Action, No Change! 乳幼児期の アウトメディア 大切な子どもたちの 未来へ届けるメッセージ 保護者の皆さんへ 「アウトメディア」という言葉の意味には、「テレビやDVD、ゲーム、インターネットなどの電子 メディアに触れないで過ごす」ことを意味します。電子メディアと上手に付き合うことで、過度な接触 時間を減らし、自分自身の時間や家族との団らん、友達との交流の時間を有効に活用しましょう。 また、長時間テレビやゲームなどのメディアに接触していると、心身の発達過程にある子どもの影響 が懸念されており、日本小児科医師会から次のような提言がなされました。 1 2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。 2 授乳中、食事中はテレビ・ビデオ視聴は止めましょう。 3 すべてのメディアへの接触する総時間を制限することが重要です。 1日2時間までを目安と考えます。 テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。 4 子どもの部屋には、テレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。 5 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう。 一般社団法人 日本小児科医会「子どもとメディア」の問題に対する提言 http://jpa.umin.jp/media.html 乳幼児期の子どもの電子メディアへの早期接 触や長時間化は親子が顔を合わせ一緒に遊ぶ時 間を奪い、言葉や心の発達にも影響することに ついても提言しています。 乳幼児期の子どもは、身近な人との関わり合 いや遊びなどの実体験を重ねることによって、 人間関係を築き、心と体を成長させます。 子どもだけではなく、保護者も電子メディア に触れる時間を少なくし家族みんなで会話をし たり、本を読んだり、地域の行事に参加したり して、豊かな時間を過ごしてみませんか。 北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会
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