概要 - 公益社団法人 日本航空機操縦士協会

事 務 連 絡
平成 26 年 12 月 25 日
日本航空機操縦士協会
九州支部長 殿
大阪航空局
福岡空港事務所
先任航空管制官
福岡空港滑走路 34 直線進入実施時における留意点について(依頼)
平素より福岡空港における管制業務への御理解と御協力を賜り誠にありがとうございま
す。
さて、福岡空港においては、平成 26 年 12 月 11 日より RNAV 進入が導入され、ILS 進
入に代わり運用されています。RNAV 進入に適合していない航空機に関しては、ローカラ
イザー進入を実施しており、ステップダウンによる降下を行っている場合があります。ま
た、RNAV 進入に適合している航空機においても LNAV のみの適合機が存在しており、同
様の降下を行う可能性があります。
これまで滑走路 34ILS 進入運用時の管制圏外における VFR 機による最終進入コースの通
過に関しては、IFR 到着機の高度との垂直間隔をとりながら操縦士の判断により航行され
てきたところですが、今後は IFR 到着機がステップダウンを実施した場合、ILS 進入に比
べ低高度へ降下する可能性があるため IFR 機と VFR 機が接近することが懸念されます。
ついては、貴下協会員に対して、滑走路 34 直線進入運用時の最終進入コースの通過につ
いての注意喚起並びに TCA の積極的活用を呼びかけていただくようお願いします。