剤形を作る

PC-3-Ⅱ-03
剤形を作る
担
髙山
当
者
一般目標
(GIO)
到達目標
(SB Os )
受 講 心 得・
準備学習等
事 後 学 習・
復 習 等
オフィスアワー
各回の内容
第 3 学年
後期
必修
幸三
医薬品の用途に応じた適切な剤形を調製するために、製剤の種類、有効性、安全性、品質な
どに関する基本的知識と、調製を行う際の基本的技能を修得する。
【代表的な製剤】
1. 代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。
2. 代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
3. 代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。
4. 代表的な液状製剤の種類と性質について説明できる。
5. 代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。
6. エアゾール剤とその類似製剤について説明できる。
7. 代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
8. 代表的な製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
【製剤化】
1. 製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
2. 単位操作を組み合わせて代表的製剤の調製工程について説明できる。
3. 汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
【製剤試験法】
1. 日本薬局方の製剤に関連する試験法を列挙できる。
医薬品の剤形を理解するためには、
「製剤材料の性質」を習得しておくことが重要である。テキ
ストによる予習とともに、局方の製剤総則や一般試験法にも目と通しておくこと。
従来から使われている剤形とともに、最近上市された高機能の剤形についても解説するので、
テキスト以外の図書やインターネット棟を通じて関連知識を身につけておくことが望ましい。
原則として毎週金曜日 16:00~18:00。メールによる質問等は随時受け付ける。
回
項
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
日本薬局方
製剤各条1
製剤各条2
製剤各条3
製剤各条4
製剤化1
製剤化2
製剤化3
製剤化4
製剤に関する試験法1
製剤に関する試験法2
製剤に関する試験法3
目
講 義 内 容
通則と製剤総則
経口投与製剤、口腔内適用製剤、注射製剤
透析用製剤、気管支、肺適用製剤、目耳鼻粘膜適用製剤
直腸適用製剤、膣適用製剤、皮膚適用製剤、生薬関連製剤
医薬品添加物
製剤化の単位操作と製剤機械
粉砕、分級、混合、造粒、乾燥、製錠、コーティング、充填
製剤の調製
製剤の容器、包装
粉体物性測定法、生物学的、生化学的、微生物学的試験法
製剤試験法、容器・包装材料試験法
その他の試験法及び関連試験、局方参考情報
成績評価の
出席と定期試験及び授業中に行う小テストにより総合的に評価する。
方 法 ・基 準
教 科 書
寺田勝英、髙山幸三 編著「製剤化のサイエンス(改訂6版)」
(ネオメディカル)
参考書 など
1 単位
「第 16 改正日本薬局方解説書」(廣川書店)