【報告】田畑,山林原野等の合意書について東京電力に申し入れ 2015.1.7 12月24日付けニュース,12月26日付けニュースでお伝えした,東京電力が, 田畑や山林・原野・立木等の直接請求において,被害者に提出を求める「合意書」に, 直接請求での基準以上の金額を再度ADRや訴訟で請求できない効果を生じる可能性の ある下記条項(以下「本件条項」といいます。)を挿入していた問題で,当弁護団は, 東京電力に対し,申入書を提出しました。 〔本件条項〕 「・・・今回の算定額で合意するため,今後当該資産については,再度ご請求できないこと, 賠償金額は変更できないこと,および本賠償以外ですでに請求中の場合にはこれを取 り下げることについて合意します。」 前記申入書では,本件条項の問題点を指摘し,抗議した上で, ① 田畑,山林原野等の合意書から本件条項を削除する修正をすること ② 既に本件条項を含む合意書を提出している被害者に対しては,本件条項を削除した 合意書と差し替える(本件条項を含む合意書は被害者に返却し,新たに本件条項を削 除した合意書の提出を受ける)こと を申し入れ,申入書到達後2週間以内の書面での回答を求めました。 本件についての問い合せ先: 原発被災者弁護団 事務局次長 弁護士 秋山直人(03-3580-3269) -1-
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