地域主導型再生可能エネルギー導入支援事業補助金に係るFAQ 1 全般的な事項 Q1-1 「複数の事業所または住宅等で構成される地域において、エネルギーを有効利用す るシステム」とはどういうものですか。 エネルギーの有効活用システムの事例としては、以下の内容を想定しています。 ・地域内で電気を創出し、複数の企業(家庭)で利活用するシステム ・地域内で熱を創出し、複数の企業(家庭)で利用するシステム ・地域内の未利用熱を複数の企業(家庭)で利用するシステム ・スマートメーター等により地域単位でエネルギーを有効利用するシステム 等 なお、上記以外にもエネルギーの有効利用に資するシステムについても、補助事業 の対象となりますので、個別に相談してください。 Q1-2 国や他団体の補助金との併用が可能ですか。 併用は可能ですが、原則として国や他団体の補助金の対象経費以外を補助すること となります。 2 補助対象事業等 Q2-1 再生可能エネルギー固定価格買取制度による全量売電を想定した調査・実証も補助 対象となりますか。 地域内でエネルギーを有効利用するシステムへの補助金であるため、全量売電を想 定した調査・実証は対象になりません。 Q2-2 「学識経験者、関係企業、行政機関等で構成する事業推進組織が設置されているこ と(設置される見込みであること)」とありますが、これらの組織の関係者が必ず委 員として入っている必要がありますか。 事業化の確実性を確保するため、できる限り学識経験者、関係企業、行政機関から 委員を選任するようにしてください。 なお、企業、組合、団体が申請者となる場合は、必ず地元の行政機関が委員となっ ている必要がありますので注意してください。 また、申請時点で委員就任が決定していない場合は、「未定」と記載することでも 差し支えありません。 Q2-3 「事業化に向けた基礎調査等が十分に実施されていること」とあるが、どのような 状況のことですか。 太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入ポテンシャルの調査や工場排熱等の未利 用エネルギーの有無の確認、エネルギーを有効利用する方法の可能性について調査が 実施されている状況を想定しています。 当該補助金は、具体的な事業化を前提とした取組を支援する制度ですので、これか ら検討を開始するような取組は対象となりません。 3 補助事業者 Q3-1 単独企業や法人格を持たない団体でも補助事業者になることができますか。 できます。ただし、任意団体の場合は、補助金の交付先となる代表者名義の銀行口 座が必要になります。 4 申請書の記載内容 Q4-1 調査する項目に応じて担当者が異なる場合、実施計画書(第2号様式)の担当者連 絡先は、各担当者を記載することでいいですか。 担当者連絡先が、当該申請に係る総合的な連絡先となりますので、当該申請の主た る担当者(1名)を記載してください。 Q4-2 事業推進体制(別紙1)の事業実施体制には何を記載すればいいですか。 事業実施体制には、当該申請内容に係る調査・実証の実施、データ収集・解析等を 行う組織体制を記載してください。 なお、事業推進組織には、申請内容に係る計画の立案、事業進捗状況の確認、実施 結果のとりまとめ等を行う組織体制を記入してください。 5 交付の決定 Q5-1 補助金の交付の決定は、いつごろ決定しますか。 2月中に決定する予定です。 なお、交付の決定については、各申請者に書面にてお知らせします。 6 変更申請 Q6-1 要綱第6条の「軽微な変更」とはどのようなものですか。 軽微な変更の事例として、検討員会の開催回数の増加、事業計画に使用する測定機 器の変更、測定ポイントの変更、実施スケジュールの変更等を想定していますが、判 断が難しい場合は個別に相談してください。 7 報告書の提出・補助金の交付 Q7-1 調査・実証が年度内に終了しない場合は、翌年に継続することができますか。 翌年度への継続は認められません。必ず平成27年3月10日までに実績報告書を 提出する必要があります。 Q7-2 事業の実施に必要な経費として、補助金の一部を事前に交付申請することができま すか。 事前交付はできません。補助金は精算払いになりますので、調査・実証に係る資金 の運用には留意してください。
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