資料2 地域ストーリー作り研究会(第4回) 事務局説明資料 平成27年1月7日 地域経済産業グループ 地域ストーリーの具体的イメージ(修正版) Ⅰ オリジナルストーリー(地域づくりの基本的な方向性) 主人公:コウノトリが… ・エコ、 復活 → かつて環境破壊により絶滅したが、環境の再生が復活させた。 ・子宝、幸福 → 温泉に入って傷を癒やし、幸せ、子宝を運んでくる。 舞台:ストーリー世界(過去、現在、未来) 基本的なマーケティング分析、目標の設定 Ⅱ 経験可能なストーリーの造成・改善 マーケティング視点 (経験ストーリー) 経験を通じた消費者意識・行動からの共創 Ⅲ ストーリーの追体験(消費者の感じる地域像) 主人公:旅行者(ぼく、わたし、○○ちゃん etc.)が、 --- を訪れて、オリジナル・ストーリーを追体験(見る、聞く、知る、)して… ・幸せな気分で笑顔になる、感動して涙する、勇気をもらい、元気になる 舞台:現実世界(地域) 観光客によるストーリー追体験のイメージ →(主人公,ストーリー)=(観光客,周遊ルート) コウノトリ空港で コウノトリの銅像が 迎えてくれる コウノトリが 傷を癒やした温泉 鴻の湯につかる コウノトリが羽ばたく 姿を見る マザーズバッグを 買って、 特急コウノトリで帰る 起 承 転 結 1 ストーリー作りのプロセス(修正案) ・第3回研究会でいただいた委員各位のご意見を踏まえ、以下のようにストーリー作りのプロセスを再度 提案する。 ・ストーリー作りの初期段階から、有識者・クリエータ等の外部のアドバイス・チェックを活用することで、 ストーリーの品質を担保する。 ・①地域が如何にストーリーを自分ゴトとして制作できるか、②そのストーリーが本当に観光客に「刺さる」 ものとなっているか、外部の視点を活用してその品質を担保する仕組みがあるか、という2点が重要。 地域の観光 推進組織 ・修正案制作 ・オーソライズ ・草稿制作 ・オーソライズ (合意形成) 商品開発 開発支援 外部有識者 クリエータ A.制作準備 フェイズ 外部有識者・クリエータが草 稿制作など早い段階から地 域の取組にアクセスして、アド バイスやチェック、時には効 果的なストーリーを自ら提案 することによって、ストーリー の品質を担保 マーケティング 調査・分析 修正すべき ポイントを助言 B.制作・修正 フェイズ C.展開 フェイズ 2 ストーリーの活用 ・検証、修正プロセスを経てストーリーが決定すれば、そのストーリーを活用するプロセスとなる。 ・その活用に当たっては、消費者側からの視点を踏まえつつ、人々に認識させるストーリーの発信方法、ストーリーを 体験させる商品の開発手法、ストーリーを体験した旅行客が周囲の人々に紹介させるツールや、次のストーリーにつ なげる顧客情報の収集方法等について検討すべきである。 ・マーケティングミックス(4P分析)の観点からは、ストーリー制作自体はProduct(製品)の要素のみを充実させるも の。商品展開に当たっては、Price(価格), Place(流通・立地), Promotion(プロモーション)など他の要素についても 分析した上で、マーケティング戦略を立てる必要がある。 ストーリーを体験した旅行客の消費額等を調査・ 分析することで、新たなストーリーの創造や既存 のストーリーの修正を行うPDCAサイクルを回す 仕組みをつくる。 生産側 ストーリーを ターゲットに 届けるための 発信方法とは? 消費側 ①ストーリーを 知る ストーリーを体験した旅行客による周囲の人々への 紹介を促進するツールとは? ストーリーを 体験出来る 旅行商品とは? ②ストーリーを 感じる 自分ゴト化 みんなゴト化 ⑥商品展開 ③ストーリーを 伝える 3
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