第 76 号 2014 年 12 月 24 日 JET 通信 発行 学校法人 JET 日本語学校 JET 日本語学校後援会 〒114-0023 東京都北区滝野川 7-8-9 Merry Christmas & Happy New Year! タイ政府派遣留学生 8 名が入学 今年度で 4 期目となるタイ政府派遣留学生(ODOS)16 名が 12 月 22 日来日し、当校には 8 名が入学しました。24 日に入学式とオ リエンテーション、25 日にレベルチェックテストを行い、来年 1 月 6 日から授業がスタートします。 8 名は全員が理科系の大学進学希望。本来 10 月に入学して 1 年半の進学コースに入る予定でしたが、入学時期が遅れたため、 3 月の春休みと 8 月の夏休みはすべて返上し、土曜日も授業を行 いながら、2016 年 4 月の大学進学を目指します。 24 日の入学式の日には歓迎会も行われました。進学クラスの 現役生が用意した手作りの水餃子などを食べながら、ODOS の先 輩学生らも交え、これからの留学生活に期待を膨らませました。 TEL.03-3916-2101 FAX.03-3916-5333 E-mail : [email protected] http://jet.ac.jp 11 月 の日 本 留 学 試 験 (EJU)結 果 進学科平均 294.8 点 陳冠宇さん 362 点でトップ 11 月 9 日に世界 15 か国で実施された日本留学試験(EJU) の結果が、12 月 16 日発表されました。 進学クラスの受験者 16 名の「日本語」(400 点満点)の平均 は 294.8 点で、全世界の受験者の平均 231 点を 64 ポイント近 くも上回りました。また、6 月の EJU と比べると、校内進学 クラス平均は 15 ポイント余りアップしています。 校内トップは、すでに国立千葉大学と早稲田大学に合格を 決めている陳冠宇さん(台湾)の 362 点でした。陳さんは「日本 語」の「読解」部門で世界最高点となる 194 点でした。 日本語の「記述」問題では、陳冠宇さんと謝碧珊さん(香港) が満点(50 点)でした。 「日本語」以外の科目では、 「総合科目」で Pratana Andree さん(インドネシア)が 174 点で校内 1 位でした。 《日本留学試験「日本語」校内ベスト 5》 新入生 8 名(前 1～2 列)と、JET の先輩たち。(24 日の歓迎会) 大忘年会盛り上がる 12 月 19 日、JET 大忘年会が開催されました。3 限から各 クラスで料理の準備をはじめ、午後 1 時スタート。学生 128 名、日本人大学生 15 名、教師など総勢 159 名参加の大パーテ ィーとなりました。クラスの代表スタッフが考えたゲームな どで今年最後の日を大いに楽しみました。 美味しそうな料理も完成し、これからパーティーの始まり!! 順位 1 2 3 4 5 氏名 陳 冠宇 木ノ下秀樹 尹 珮庭 Beatrix Tanzil 陳 可淇 出身 台湾 マレーシア 台湾 インドネシア 香港 クラス A A A B A 点数 362 342 333 331 310 新入生 52 名迎え、10 月期スタート 10 月期は 10 月 1 日、台湾や香港、マレーシア、インドネシ アなどからの新入生 52 名を迎え、合計 148 名 9 クラスで始まり ました。出身地別の在籍者は、台湾 111 名、香港 11 名、インド ネシア 9 名、マレーシア 8 名、タイ 3 名、その他、韓国、フラ ンス、ノルウェーからです。 緊張の入学式を終え、歓迎パーティーでようやく笑顔の新入生たち 2014 年 12 月 24 日 J E T 通 祝 合 格 (12 月 24 日現在) 【大学院修士課程】 (台湾) 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 ☆廖得安(台湾) 早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 ☆Peerapat Pholpipattanaphong(タイ) 早稲田大学大学院 アジア太 平洋研究科 ☆許晋誠(台湾) 早稲田大学大学院 先進理工学研究科 ☆謝宜真(台湾) 明治大学専門職大学院 グローバルビジネス研究科 ☆許喬棻(台湾) 明治大学大学院 経営学研究科 ☆謝宜真(台湾) 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 (台湾) 桜美林大学大学院 老年学研究科 ☆Gisela Febrina Juwono(インドネシア・2013 卒) 文化ファッション大学 院大学 ファッションビジネス研究科 【大学】 ☆陳冠宇(台湾) 国立千葉大学 理学部 地球科学科 ☆Stanley Surya Winata Oey(インドネシア・2014 卒) 国立名古屋大学 理学部 化学科 ☆陳玉庭(台湾) 早稲田大学 国際教養学部 ☆陳冠宇(台湾) 早稲田大学 教育学部 理学科 地球科学専修 ☆呉佳臻(台湾) 拓殖大学 商学部 国際ビジネス学科 ☆Kenneth Samuel(インドネシア) 東海大学 工学部 土木工学科 ☆陳可淇(香港) 青山学院大学 法学部 法学科 ☆謝碧珊(香港) 関西学院大学 国際学部 国際学科 【専門学校】 ☆陳崇瑜(台湾) 東京製菓学校 第一部製菓専門課程 洋菓子本科 ☆蔡佩諭(台湾) 国際製菓専門学校 製菓総合専門士科 ☆黄奕銘(台湾) 服部栄養専門学校 調理ハイテクニカル経営学科 ☆朱怡璇(台湾) 服部栄養専門学校 調理ハイテクニカル経営学科 ☆李佩璇(台湾) 文化服装学院 ファッション工科基礎科 ☆Shirley Ong Sook Ling(マレーシア) ヒコ･みづのジュエリーカレッジ ファッション専門課程 バッグコース ☆謝采珊(台湾) 専門学校桑沢デザイン研究所 総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻 ☆Beatrix Tanzil(インドネシア) 東京デザイナー学院 アニメーション科 ☆謝佩婷(台湾) 専門学校 ICS カレッジオブアーツ インテリアデコレーション科 ☆呂明軒(台湾) 専門学校 ICS カレッジオブアーツ インテリアデザイン科 信(第 76 号) (2) 学 校 日 誌 ●10 月 20 日～31 日 学習院大学生 2 名が 2 週間の教育実習 ●10 月 30 日 井上校長による世界史の特別授業 ●10 月 31 日 日本語能力試験の模擬試験を実施 ●11 月 10 日 2015 年度進学科に進む学生を対象に英語の学 習法についてガイダンスとレベルチェックテスト ●11 月 10 日 2015 年度進学科に進む学生を対象に数学のレ ベルチェックテスト ●11 月 13 日 北区保健所による定期健康診断 ●11月17日 大学院進学を目指す進学クラスの学生による研 究計画発表会 ●11 月 18 日、25 日 専門学校進学希望者のための面接講座 ●11 月 19 日 進学クラスで日本語能力試験の模擬テスト ●11 月 20 日 デザイン、ファッション、製菓などの専門学校 による入学説明会(株式会社 QtoJAPON のコーディネート) ●11 月 21 日、12 月 11 日、12 日 北区防災センターで防災訓練 ●12 月 2 日、9 日、16 日 日本での就職希望者のための面接講 座(下の記事参照) ●12 月 9 日 レベル別漢字クラスの一斉進級テスト実施。今 回 6 名が見事 100 点で合格しました。7 級クラスの Caroline さん(インドネシア)、3 級クラスの LyeLieFoong さん(マレー シア)、梁婧盈さん(台湾)、2 級クラスの陳冠宇さん(台湾)、陳 可淇さん(香港)、廖英棋さん(台湾)です。翌週から飛び級とな りました。 ●12 月 10 日 国立劇場で、 10 名が文楽を鑑賞。演目は、 「二人三番叟」と「絵本太功 記」 。右の写真は文楽のマス コットキャラ「くろごちゃ ん」と記念写真の様子。 ●12 月 12 日 全校一斉避難訓練を実施。授業中に校舎から火 災が発生したという想定で、全員が北谷端公園に避難。その 後、3 階のベランダから避難器具(オリロー)を使って、地上に 降りる訓練も。 後期に開講する日本事情クラス日程 「安心 e メール」徳永先生 11 月 10 日～12 月 15 日 「まんがでニッポン①」岩崎先生 11 月 19 日～12 月 17 日 「まんがでニッポン②」岩崎先生 1 月 21 日～2 月 25 日 「なめらか日本語」 釼持先生 1 月 16 日～2 月 13 日 「歌えラララ」 荻原先生 1 月 21 日～2 月 25 日 「ネットでぐんぐん」 堀内先生 1 月 19 日～2 月 16 日 就職面接講座を開講 【新任教師紹介】 はやさか ま ゆ み 早坂真由美 先生 中学、 高校時代はソフトボールに打 ちこみ、 学習院大学では中南米研究会 に所属し、 サルサバンドでトロンボー ンを吹いていました。 趣味はバックパ ック一つで旅をすることで、 ワクワク することや新しいことが大好きです。 12 月 2 日、9 日、16 日の 3 日間にわたって、日本での就職 希望者のための面接講座を行い、約 20 名が参加しました。 1 日目は、尾山先生が日本での就職活動の概要を説明し、エ ントリーシートの書き方などを指導しました。2 日目と 3 日目 は、井上校長が面接官として加わり、一人ずつ模擬面接を行 いました。単に面接時の立ち居振る舞いを学ぶだけでなく、 本番を想定した厳しい質問を通して、自分が日本の会社で働 くことの意味を深く考えるきっかけとしました。 2014 年 12 月 24 日 J E T 通 私の就活体験記 Chua Chee Peng Mike(マレーシア・2014 卒) アルバイトしながら N2 合格 2013 年 4 月に来日し、JET 日本語学校に入学した。最初の三ヶ 月間は、日本の文化を体験しながら、日本語の勉強に集中した。 三ヶ月後、日本語がもっと上手になるようにアルバイトを始め た。学校では自分の母語や中国語を話してしまうので、アルバイ トをするべきだと思ったのだ。先生や周りの友達はすごく反対し た。その理由は、日本語能力試験に悪い影響があるかもしれない ということだった。でも、私がアルバイトをする目的は、日本語 の勉強だけではない。文化を体験したり、いろいろな人と話した り、日本の仕事のシステムを学んだり、本当に勉強になった。 学校の先生はいつもわかりやすい言葉で話してくれてすごく ありがたいが、外の人と交流するためには、やはり自分が頑張ら ないといけない。この年の 7 月から 11 月にかけて、いろいろな 交流会に参加したり、日本人の友達を作ったり、ホームスティに 参加したりした。どれも楽しかった。 12 月、 皆のおかげで日本語能力試験 N2 級に合格した。 この頃、 いろいろな就職説明会が開催されていたので、よく見に行った。 人材派遣会社に登録 インターネットで、外国人のための人材派遣会社を見つけた。 ここに登録するために、履歴書を送って、初めて面接を受けに行 った。私は面接の経験が一回もないので、結果は思った通り不合 格だった。学校に戻って先生の意見を聞いたら、落ちた理由はち ゃんと理解できた。そしてこの後何回もチャレンジした。 2014 年 1 月、 「リクルートナビ」にも登録した。面接の経験が 足りないので、別の人材派遣会社にも登録して、面接の経験を積 もうとしたのだ。今度はちゃんと流れを覚えていて、マナーに注 意して、見た目もきちんと整えた。今回は求人票をもらうことが できた。でも、希望の仕事ではなく、英語の先生の仕事ばかりだ った。 信(第 76 号) (3) 【合格体験記】 自分の道に進む時に欠かせないこと 廖得安(A クラス・台湾) 一番大事なことは「心態」なのです。つまり、心の持って行き 方です。 「心境」と「態度」のことです。宇宙飛行をたとえにし ましょう。この「心態」は、実に方位と同じように重要です。自 らの心態をコントロールできない場合には、宇宙船が方向を見失 ってしまいます。もし加えて時間が足りなかったら、また決着を つけるタイミングが悪いと、船中の人々は後がなく、窮地に立た されてしまいます。この道理は、迷っていた僕を後押ししてくれ ました。 実は 5 月ごろ、大学院入試準備中に、ある東京の会社の内定 をもらいました。ちょうどその時、研究計画は壁にぶつかって、 なかなか進まなかったころでした。とても動揺しました。そこで、 就職しようかと迷っていることを山口先生に相談することにし ました。先生は 15 分ほどの間ずっと静かに聞いて下さると、 「就 職は別に悪くないですが、しかしそれは自分が選んだのですか？ それとも、ただ逃げたいだけではないですか？」と優しく聞きま した。たしかに、その頃の僕は、劇場芸術分野出身の自分が研究 に向いていないと勝手に思い込んで、逃げたい気持ちが芽生えた ところでした。山口先生のおかげで、自分の心態を見直すチャン スをもらいました。それがきっかけで、自分がこの一度だけの人 生でやりたいことを見つけました。その後、二つ大学院試験に落 ちましたが動揺せずにすぐ立ち直りました。なぜなら、素直に現 状を受けとめる「心境」と、自らの足りない部分を積極的に補完 する「態度」との心構えができていたからです。 様々な場面で立てた目標に辿り着けるかどうかにおいては、数 えきれないほど障害があります。僕たちが本当にコントロールで きるのは、自分自身の「心態」です。あらゆる目標に追いつく途 中で、つねに僕たちを安心させたり、穏当にさせたりするのは自 らの心態です。したがって、僕はよく自分の心境と態度をかえり みて、必要ならば修正を加えます。なぜなら、目標を達成しない ことに比べると、心態の偏りはよほど恐ろしいからです。 パソナとの出会い 友達からの紹介で、パソナの就職イベントにソフトバンクが出 展するというので、行ってみた。ソフトバンクは広東語を話せる 人を探していて、しかも友達の紹介もあったので、ここで私は内 定をもらうことができた。 フェアが終わったところで、パソナのスタッフと話した。パソ ナはマレーシアのオフィスを立ち上げるので、マレーシアの人材 を募集しているとのこと。もし私にマレーシア帰国の予定があっ たら、ぜひ一回会ってほしいと言われた。その時、自分の計画は まだ決まっていなかったので、とりあえず一回会うだけなら経験 としてはいいだろうと、会いに行った。 パソナの課長との面談で、私の基本的な要求を伝えていたら、 課長はマレーシアの責任者を呼んできた。 2 回目の面談は長くて、 パソナの将来の計画について話し合った。私も仕事の内容に興味 があったので、いろいろ話しているうちに社長も出てきた。社長 と挨拶したら、内定をもらった。 母国マレーシアへ 2 月、パソナに入社した。JET をまだ卒業していないので、毎 日学校が終わってから出社した。本当に疲れたが、うれしかった。 研修は 6 月まで。勤務内容は、マレーシア支店の立ち上げのため、 資料の準備とか、お客様に挨拶しに行くとか、面談のやり方とか で、面白かった。 6 月、パソナマレーシアに転勤した。今の仕事は、営業や通訳 など。立ち上げたばかりの会社なので、全部がゼロからの出発で 大変だが、とてもやりがいがあって、毎日充実している。 ＊ ＊ ＊ 私が今までしてきた勉強 陳冠宇(A クラス・台湾) 今年四月から進学科に入って先生の指導を受け受験勉強をし、 なんとか早稲田大学と千葉大学に合格することができた。今まで してきた勉強について振り返ってみた。 進学クラスで毎日集中的に日本語を勉強し、ＥＪＵ前の一ヶ月 になると受験対策に入ってたくさん過去問をやった。その成果、 問題の形によく慣れて恐れずに受験することができた。勉強以外 では趣味でアニメを見たり、ゲームをやったり、ネットで記事な どを読んだりし、日本語に触れる機会を増やしている。最近は更 に読書の習慣を身に付けようと努力している。実は私は昔から本 を読む習慣がない。しかし、より多くの知識を知り、ついでに日 本語力を上げるというメリットがあるため、やはり読書の習慣を 身に付けたい。そう思いながら少しずつ自分に本を読ませている。 数学と理科の勉強については、だいたい授業を聞きプリントを やることで済ませた。私は高校時代に理系科目をきちんと勉強し ていなかったせいで、解けない問題は結構あった。わからない部 分は先生に聞いて教えてもらっていた。特にＥＪＵ前の数週間は ほぼ毎日夜遅くまで学校に残って先生に質問していた。先生にお 付き合いいただき本当に感謝している。 2014 年 12 月 24 日 J E T 通 信(第 76 号) (4) 桜川小学校で交流会 ●10 月 24 日、 F クラスで拓殖大学生との交流授業を行いました。 12 月 8 日、G クラス 17 名が板橋区立桜川 小学校を訪問し、小学 5 年生116名と交流を しました。子供たちが 一生懸命に準備して くれたおもてなしの 数々に心が暖まりま した。 学国際学生友好会)の「日本教室」(11 月 11 日まで開催)に森山 ●10 月 28 日、早稲田大学の国際交流サークル WIC(早稲田大 先生が引率、20 名が参加しました。 ●10 月 27 日、G クラスで拓殖大学生との交流授業を行いまし た。 ●10 月 31 日、拓殖大学で行われたハロウィーンパーティーに 3 名が参加しました。 ●11 月 13 日、H クラスに SNIE(国際交流大学連絡協議会)の 大学生 6 名を招き、交流授業を行いました。 ●12 月 11 日、 台湾のこと知ってる? C クラスと D クラ 秋の北区花火会 スが、拓殖大学の 10 月 11 日、荒川の河川敷で行われた北区花火会の指定席に、 国際交流会に招待 越野理事長が 10 月の新入生ら 40 名を招待しました。特等席で され、文京キャン 見上げる花火はさすがに迫力満点。秋風が少し肌寒かったですが、 パス(右写真)を訪 秋の夜空に繰り広げられる花火は格別の味わいがありました。ま 問しました。JET た、準備から当日までのボランティアとして、JET から 3 名が と拓大生が協同で 活躍しました。 制作した動画の上 映会も行いました。 フットサルとバスケットでヒーロー誕生 動画は JET のホームページ http://jet.ac.jp/で見られます。 10 月 19 日、昭和記念公園(立川)で行われた留学生スポーツ交 流協会主催のフットサル大会。JET の 5 人と日本人大学生ら助 っ人 3 人の合計 8 人でチームを編成して闘いました。洪健洋さん ぶどう狩りハイキング (台湾)の名アシストで、JET チームとして初めての準優勝に輝き 10 月 10 日、埼玉県 ました。 の芦ヶ久保でぶどう狩 11 月 23 日、同じく留学生スポーツ交流協会主催のバスケット りとハイキングの遠足 ボール大会では、陳崇瑜さん(台湾)ら 7 名の活躍で、初めて予選 を行いました。1 時間ほ リーグを通過するという好成績を収めました。 どの山登りをしてぶど う園に着きましたが、 日ごろの運動不足で息 を切らせている学生が インドネシアのユスティヌスさんには初めての体験 目立ちました。 ロータリークラブとの釜石ツアー実現 JET 史上最強のフットサルチーム(左)とバスケットチーム(右) JAZZ コンサートに招待 12 月 21 日、本校理事で東京都議会議員の高木啓さんから、北 区が主催するジャズコンサートの招待券をいただき、12 名が、 日本を代表する錚々たるアーティストたちの演奏を聴きました。 フルートコンサートに招待 フルート奏者で日本フルート協会会長の佐々木真さんから、12 月 23 日、銀座の王子ホールで開かれたリサイタルにご招待をい ただきました。10 名が優雅なフルートの調べに酔いしれました。 年末の風物詩「第九」に招待 12 月 30 日に開催されるベートーヴェンの交響曲第 9 番(通称 「第九」)の演奏会に、ビオラで出演する井上校長が、日本の年 末の風物詩を体験してもらおうと、学生約 20 名を招待しました。 大学生との交流 ●9 月 28 日、多摩川の河川敷で行われた、国際交流大学大学連 絡協議会(SNIE)主催のバーベキュー大会に 4 名が参加しました。 ―東日本大震災から 3 年半― ．．．．．．．．．．．．． 3 年半前、 「一日も早く自らの力で立ち上がるための支援を頼 みたい」と言った三塚浩之さんら釜石男児と、その意に即座に 応えてキッチンカーを寄贈した台北府門＆東京王子のロータ リアン（越野理事長ら） 。9 月 25 日～26 日、復興に向けて動き 始めた釜石で、 JET の学生(11 人)や日本人大学生(8 人)と共に、 彼らの頼もしい姿を目の当たりにしてきました。津波で失われ るもキッチンカー稼働を経て再開させた三塚さんのレストラ ン HAMAYUI では、釜石ブランド「桜牡蠣」をかこんでにぎ やかに会食。キッチンカー6 台が囲む大町ホホエムスクエアで は、釜石焼きホタテのパワフルなうまさに唸りました。 JET の学生は道中通 訳を務めましたが、特 に陳智恩さんと許乃芳 さんは野田釜石市長の 通訳や各視察場所で大 活躍。国や世代を超え て交流した充実の一泊 二日でした。 （得猪記） 総勢 40 名の釜石ツアー。(中尊寺にて)
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