資料4 真の地方創生を実現する「みやざきモデル」 宮崎県地方創生本部 地方創生「みやざきモデル」 ー 全国トップクラスの出生率をエンジンとする人口維持モデル ー 社会増対策 みやざきの「ポテンシャル」 高い出生率と恵まれた子育て環境 × ○合計特殊出生率1.72 (全国第2位、人口減少県 ではトップ、5年間で0.1ポイント上昇) ○温暖な気候、豊かな自然、低廉な生活費 ○地域で子育てを支える環境 自然増対策 ○産業振興による地域雇用創出 ○一極集中解消・移住促進 × (目標) 若年層社会減30%抑制 経済活動生産性10%向上 (目標) 合計特殊出生率2.07 社会 増 みやざきモデル推進の考え方 1 2 3 4 5 人の 流れを 都市から 地方へ 「興す」 経済の拡大と雇用の創出 「呼込む」 都市から地方への人の流れを創出 「叶える」 生み、育てる魅力にあふれる環境を創出 「磨く」 個性を発揮できる「まち」や「むら」を創出 「繋ぐ」 地域相互が連携し、協力する関係を創出 施策 1 「興す」 ○子育て支援、女性就労支援 ○産み、育てる魅力ある地域づくり 人口維持 活力増 高出 生率 自然増 【目標】2030年 県人口100万人超 強みを軸にした 対策の相乗効果 (参考) 創成会議推計97万人 社会増対策 地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする 農林水産業などを核に地域のハブ企業を育成し、外貨獲得と地域循環による経済の拡大と雇用を創出 ○ 農林水産業の生産性向上 ICT導入、次世代型施設園芸導入、大規模繁殖センター等畜産生産強化、 木質バイオマス資源の活用、優良苗木の増産など ○ 高付加価値化 食品製造業の技術力向上、6次産業化推進、高付加価値農産物の開発など ○ 販売・流通の強化 医・福・食・農の連携、農林水産物・加工品輸出拡大、生産地と消費地を結ぶ 物流コスト縮減、CLT導入促進など ○ 独自の強みを持った中核的な中小企業(ハブ企業)等の育成・支援 医療・福祉や再生可能エネルギー関連産業の育成・集積など ○ 観光産業の再生 食・自然・スポーツなど強みを生かした誘客推進など ○ 地域産業の資本・人材強化 行政、地元金融機関、県内外企業が連携した産業成長化ファンド設立、 企業の経営強化・改善のための専門人材派遣のシステムづくり ○ 地域の産業を支える人材育成 産業分野の枠を超えた総合的な産業人材育成、女性起業支援など ○ 地域の経済活動を支えるインフラ整備 九州中央自動車道、東九州新幹線、海上航路など都市部・海外と 地方を結ぶ交通ネットワーク整備 施策2 「呼込む」 地方への新しいひとの流れをつくる 社会増対策 地域の魅力を向上・発信し、都市から地方への人の流れを創出 ○ 大学定数の抜本的見直しと地域の魅力ある学びの場づくり(進学時) 定数配分見直しによる地方大学への進学者増や地方への大学移転促進、 産業と大学が連携した研究拠点整備や人材育成・就職支援体制の整備 ○ 東京一極集中の解消(就職時) 首都圏から地方への政府機関、企業の移転促進 ○ 地方への移住やUIJターンの促進(ライフスタイル充実・退職時) 移住・UIJターン情報提供・調整機能の充実、サポート体制づくり 農業後継者の育成と連動した移住推進、医療・介護保険制度改正、 サーフィン、炭焼き等特色ある移住情報の発信と生活支援 施策3 「叶える」 若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる 自然増対策 子育てや女性の就労支援を充実させ、生み、育てる魅力にあふれる環境を創出 ○ 女性が活躍できる社会づくり 子育て女性の雇用継続や再就職支援、男性育児休業取得促進など ○ 子育て支援の充実・強化 子ども保険制度の創設、多子家庭に対する経済支援の充実、 三世代同・近居の促進、子どもの安全確保など 施策4 「磨く」 時代にあった地域をつくり、安心なくらしをまもる 暮らしの維持・充実 地域の「宝」を磨き、暮らしを守り、将来にわたって個性を発揮できる「まち」や「むら」を創出 ○ 中山間地域の交流拡大と自立の仕組みづくり 地域の「宝」の情報発信と都市部との交流など 施策5 「繋ぐ」 ○ 交流基盤の整備 交通・情報通信ネットワーク整備、医師の地域偏在の解消など システムづくり 地域と地域を連携する 都市部と地方の連携・交流による理解と協力を深め、両者の互恵関係を創出 ○ 都市部や外国の自治体等との連携による産業・文化・教育の交流、都市部の企業と中山間地域市町村とのパートナーシップ協定の締結推進など 施策6 地方創生の取組を支える行財政基盤整の整備・充実 システムづくり ○「合計特殊出生率」等に着目した自由度の高い交付金制度創設や長期的な財政措置、都市部と地方の間の新たな財政調整の仕組みづくり -20-
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