資料2 J-STAGE新システム 運用上のおもな変更点 独立行政法人 科学技術振興機構 知識基盤情報部 電子ジャーナル担当 2011年10月 1 カスタマイズ範囲の拡張 システムの呼称: 現行の「制作支援システム」は「編集登載システ ム」という名称になります。 編集登載システムログイン権限の配布: メインのアドミニストレータ権限を1誌につき原 則1アカウント配布差し上げる形となります。こ の権限で、印刷会社や編集委員など、目的に応じ たロールを学協会様の権限で自由に設定いただけ ます。(ただし、セキュリティ等には十分ご配慮 願います。) セキュリティやデータの整合性を確保するため、 同一の学協会様がJ-STAGEで複数のタイトルを 登載されている場合であっても、ログイン権限・ 編集権限は各タイトルごととなります。(原則と して、1つのアカウントで複数のジャーナルを同 時に編集することはできません) 2 カスタマイズ範囲の拡張・発行機関情報 発行機関からのお知らせ画面イメージ 発行機関情報登録・変更画面イメージ 発行機関からのお知らせ、おすすめ記事等: 入力・表示できる箇所や種類が大幅に増 加しますが、システム側で初期表示する 内容以外の文言や情報は原則として学協 会様にてご用意いただきます(日英両方 のコンテンツをご用意されることをお奨 めいたします。また、システム仕様上、 現在表示されている内容の再登録をお願 いする場合もございます)。 発行機関基本情報: 主要データはJSTで移行を行いますが、一 部の情報について、システムから学協会 様に入力いただく項目があります。詳細 は準備ができ次第ご連絡いたします。 個人情報保護などのため、J-STAGEからお送りするご案内等も、原則 としてこの画面で登録いただいた先に送信いたします。 お手元で更新が可能となりますので、画面のご提供後、登録内容をご 確認いただき、いつも最新の状況としていただけますよう、お願い申し 上げます。(次のスライドもご参照ください) ※ジャーナル品質確保のため、メールアドレス等、読者・著者・図書館等 から連絡可能な宛先を必ず公開くださいますようお願いいたします。 3 ※画面は開発中のもので実際と異なる場合があります 一部、リリース後の機能拡張で対応する機能があります 発行機関連絡先情報 現行J-STAGE2の 発行機関連絡先情報表示画面 ※ジャーナル品質確保のため、メールアドレス等、読者・著者・図書館等 から連絡可能な宛先を必ず公開くださいますようお願いいたします。 連絡先メールアドレス: 基本情報登録画面からご登録ください(主 要データはJSTで移行いたします)。個人 情報保護の観点から、公開アドレス以外の 連絡先(複数登録可能)については、再登 録をお願いする場合がございます。 アクセス統計ご案内メール等送付先アドレス: アクセス統計等、現行ではサービスごと個 別に登録いただいているメールアドレスが 一元管理され、管理が大幅に簡略化されま す。(サービスごとに宛先の変更作業を行 う必要がなくなります。ただし、サービス ごとに異なるメールアドレスを登録されて いるような場合には、アドレスの統合等を お願いする場合がございます) 連絡先情報の更新: 現行の変更依頼書から、学協会様で更新で きる方式に変更となる予定です。 4 ページ表示のカスタマイズ 目次・書誌情報画面(例) 記事タイトルの中央揃え等が可能です。 (すべての項目を任意の位置に変更できるわけではありません。) スタイルは編集登載システムから容易に変更できますが、過去分 (移行データ)については反映されない場合があります。過去分 データについてもレイアウト変更を希望される場合は、専用の依頼 書をご提出ください(のちほどご案内いたします)。 category review and submission about this journal about the publisher 目次・書誌事項表示スタイル: 表示スタイル(タイトルやページの表示位置 等)は初期設定(J-STAGE3標準)で提供さ れますが、J-STAGEがご提供する基本パター ンの中から、学協会様でお好みのものをお選 びいただけます。選択・変更した内容は即時 反映が可能です。(ただし、システムおよび レイアウト・視認性の観点から、ページ番号 表示位置などに一定の制約を設けさせていた だく場合がございます) カラーリング: ナビメニュー部分のカラーリングは初期設定 (青)で提供されますが、学協会様において あらかじめ用意された他のカラーバリエー ションに変更いただけます。お好みで選択・ 変更した内容の即時反映が可能です。 ※カスタマイズ可能な項目は、初期リリース後の機能拡張 で順次拡充の予定です。 5 ※画面は開発中のもので実際と異なる場合があります 一部、リリース後の機能拡張で対応する機能があります データの登載運用 XML形式での登載: XML形式での登載が基本となります。ただし、 継続措置としてBIB+PDF、SGML+PDFでの登 載も可能です(J-STAGE3リリース後2年間を見 込み。なお、CIT形式での登載は終了の予定で す)。 記事の同定: 現行の「巻_開始ページ」で記事を同定する(早 期公開を利用しない通常公開の場合)運用から、 論文番号(記事ID)など複数の方途で記事を同 定するしくみを実装いたします。(eオンリー ジャーナル(冊子体を持たないジャーナル)な どでもより柔軟に記事を公開いただけるように なることが期待できます) UNICODE対応: XML形式で登載の場合、UNICODEでのデータ登 録に対応します。(ゲタ文字等で登載しなけれ ばならないケースの減少が期待できます) 記事リンク: 現行の記事リンク設定依頼書提出から、学協会 様で設定いただける方式に変更となる予定です。 6 ※画面は開発中のもので実際と異なる場合があります 一部、リリース後の機能拡張で対応する機能があります サービスの拡充・整理 J-STAGEの新規ご利用誌拡大方針について: 現在、新規利用ご希望誌についてはJ-STAGE登載の可否につき審査を実施しておりますが、これを 継続しつつ、引き続き良質なご利用誌の拡大に努めてまいります。なお、これまでと同様、サービ ス品質・信頼性向上のため、各ご利用誌の登載状況・データ仕様等につき調査をさせていただく場 合やアンケート等を実施する場合がございます。ご協力よろしくお願いいたします。 内外学術サイト・サービスとの連携について: 引き続き、国内・海外の有力学術情報検索サービス等との連携交渉を行い、J-STAGEご利用誌のプ レゼンス向上に努めてまいります。これまでと同様、一部を除き、連携にあたって必要な費用等は 原則としてJSTが負担いたします。 My J-STAGE: J-STAGE2のMy J-STAGEはサービスを終了いたします(セキュリティ上、機能拡張による認証情報 仕様を新システムに引き継げないため)。J-STAGE3で提供される、機能を大幅に強化したマイペー ジ機能に新たにご登録いただくことになります。(2010年10月以降J-STAGEサイトで案内予定) 「予稿集」カテゴリ: 現在、新規のご利用受付を停止しておりますが、新規受付を再開の予定です(準備が整い次第ご案 内いたします)。ご利用にあたってはその内容について審査が実施されます。 「報告書」カテゴリ: 本カテゴリ内の資料は”ジャーナル”または”予稿集・要旨集”いずれかのカテゴリへ発展的に吸収され ます。(一部、登載を終了されるタイトルもあります) 「NII学会発表DB」「JST報告書」カテゴリ: 適宜、J-STAGE外のJSTサイト掲載等を含めサービス内容を見直します。 大会演題登録システム: 運用を終了いたします。 7 その他のご留意点 サポート体制: J-STAGE新システム(J-STAGE3)リリース後も、現行J-STAGE2と同様、「J-STAGE センター」がデータ登載やオプションサービス利用のサポート、コンサルテーション等 を実施いたします(なお、新システム試行運用時には、専用のお問い合わせ・サポート 窓口を設置するほか、説明会等も順次開催いたします)。 定期・臨時メンテナンスやサービスの安定的運用: J-STAGE3では、ソフトウェア・ハードウェアのさらなる効率的運用等を徹底し、可能 な限りメンテナンス時間を縮減するとともに、安定的なリリース・運用に最大限努めて まいりますが、新システム運用上、特にリリース初期段階等においては、J-STAGE利用 規約に定められた範囲内でやむを得ず臨時メンテナンスやサービス・リリースの中断・ 延期等を行う場合があります。万一こうした事態が生じた場合にはすみやかにご案内を いたしますので、JSTからのご連絡に引き続きご注意ください。 機能拡張対応項目: ユーザコミュニティ機能の内蔵やサムネイル表示選択、マウスオーバーによる詳細書誌 情報表示等、高度に応用的な一部機能については、各学協会様からのご要望度合いに応 じて、今後の機能拡張での対応とさせていただくものもございます。あらかじめご了承 ください。 J-STAGE新システムの開発について(利用学協会のみなさまへ)[再掲] http://info.jstage.jst.go.jp/society/development/index.html 8
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