2014年12月22日 ✔ 外国為替市場 通貨 12月19日 12月12日 騰落率 主要国の為替レートの推移 120 祝日等で休場等の場合には、前営業日の数値を記載 主 要 国 新 興 国 米国・ドル ユーロ 英国・ポンド カナダ・ドル オーストラリア・ドル ニュージーランド・ドル ブラジル・レアル メキシコ・ペソ トルコ・リラ 南アフリカ・ランド インドネシア・ルピア※ 中国・人民元 119.50 146.15 186.62 102.96 97.15 92.54 44.936 8.182 51.632 10.311 0.956 19.214 118.75 147.99 186.67 102.55 97.96 92.36 44.760 8.044 51.664 10.246 0.953 19.196 +0.63% -1.24% -0.02% +0.41% -0.82% +0.19% +0.39% +1.71% -0.06% +0.64% +0.31% +0.09% 米国・ドル オーストラリア・ドル ニュージーランド・ドル 110 英国・ポンド 100 ユーロ カナダ・ドル ※出所Bloomberg ※100外貨あたりの対円レートを表示 90 先週の動き 週前半は、原油価格下落の世界経済に対する影響が懸念される中、投資家のリスク回 避姿勢が強まったことから、主要国通貨および新興国通貨は日本・円に対して下落。週 後半は、FRB議長の発言を受けて利上げ時期が視野に入りつつあるとの見方が広がり、 米国・ドルは日本・円に対して上昇したほか、スイス国立銀行(中央銀行)のマイナス金 利導入決定を受けて投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、他の通貨も小反発。 米国では鉱工業生産が市場予想を上回る伸びとなった。FOMCでは利上げ開始時期に 関して、声明文では「忍耐強く」待つ可能性を示し、FRB議長は少なくとも2回のFOMCを 開催した後であるとした。米国大統領はキューバとの国交正常化交渉の開始を表明し た。ユーロ圏の製造業PMIやドイツのZEW景況感指数はともに前月から上昇した。日本 では日銀短観の大企業製造業の業況判断指数が前回調査から小幅に悪化した。日銀 は現行の金融政策の据え置きを決定。中国では製造業PMI(民間調査)が前月から低 下した ○ ユーロはスイス国立銀行の決定を受けてECBによる追加金融緩和観測が改めて広 がったことから、オーストラリア・ドルは政府が財政赤字の拡大見通しを示したことか ら、ともに下落 ○ メキシコ・ペソは、政府が政府債務の減少計画を示したことなどから上昇 ○ トルコ・リラは、マスコミに対する強制捜査を巡る大統領発言が嫌気されて下落 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 2014年 8月 9月 10月 11月 12月 新興国の為替レートの推移 120 インドネシア・ルピア トルコ・リラ 110 南アフリカ・ランド 100 ブラジル・レアル メキシコ・ペソ 90 ※出所Bloomberg 80 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 2014年 8月 9月 10月 11月 12月 ※各為替レートの2013年末の終値を100として指数化しています。※週次データを用いています。 ●当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書 類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。●当資料は信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性 を保証するものではありません。●当資料の内容は作成日における当社の判断であり、将来の運用の成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。●投資に関 する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1 2014年12月22日 ✔ 株式市場 国 週間 騰落率 株価指数 2013年末比 騰落率 ※各株価指数を2013年末の終値を100として指数化しています。 ※週次データを用いています。 ※出所Bloomberg 祝日等で休場等の場合には、前営業日との比較を記載 日本 米国 北 米 主 カナダ 要 英国 国 欧 ドイツ 州 ほ フランス か イタリア オーストラリア 中国 ア 韓国 ジ 香港 ア 台湾 新 インド 興 ロシア 国 そ トルコ の ブラジル 他 メキシコ 南アフリカ 日経平均株価 東証株価指数(TOPIX) JASDAQ INDEX ダウ工業株30種平均 S&P500 ナスダック指数 S&Pトロント総合指数 FTSE100 DAX CAC40 FTSE MIB S&P/ASX200指数 上海総合指数 韓国総合株価指数 ハンセン指数 台湾加権指数 S&P BSE SENSEX RTS指数(ドル建て) ISEナショナル100指数 ボベスパ指数 ボルサ指数(IPC) FTSE/JSE 全株指数 1.44% 0.71% -0.57% 3.03% 3.41% 2.40% 5.37% 3.88% 2.00% 3.23% 2.06% 2.28% 5.80% 0.43% -0.57% -0.31% 0.08% -3.89% 0.42% 3.44% 1.95% 2.80% 8.16% 8.24% 0.71% 7.41% 12.03% 14.10% 6.22% -3.02% 2.46% -1.26% 0.08% -0.25% 46.91% -4.05% -0.81% 4.51% 29.29% -46.76% 23.26% -3.60% -0.46% 6.77% 主な株価指数の推移 140 トルコ (ISEナショナル100指数) 南アフリカ (FTSE/JSE全株指数) 120 日本 (TOPIX) ドイツ (DAX) メキシコ (ボルサ指数) 100 ブラジル (ボベスパ指数) 80 米国 (ダウ工業株30種平均) 60 ロシア (RTS指数(ドル建て)) 先週の動き 40 世界の株式相場は概ね上昇。週前半は原油価格の下落を受けて投資家のリスク回避 姿勢が広がったことから下落した。その後はFRB議長の発言を受けて米国の利上げ時 期を巡る不透明感がやや後退したことに加えて、スイス国立銀行がマイナス金利導入を 決定し投資家のリスク回避姿勢が後退したこともあり、反発 ○ 中国では、製造業PMIが前月から低下したものの、追加金融緩和に対する期待など から上昇幅を拡大 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 2014年 8月 9月 10月 11月 12月 日 経 平 均 株 価 、 東 証 株 価 指 数 、 JASDAQ INDEX 、 ダ ウ 工 業 株 30 種 平 均 、 S&P500 及 び S&P ト ロ ン ト 総 合 指 数 及 び S&P/ASX200指数、ナスダック指数、FTSE100及びFTSE MIB及びFTSE/JSE 全株指数、DAX、CAC40、上海総合指数、韓国 総合株価指数、ハンセン指数、台湾加権指数、S&P BSE SENSEX、RTS指数、ISEナショナル100指数、ボベスパ指数、ボル サ指数に関する著作権等の知的財産権、その他一切の権利はそれぞれ、日本経済新聞社、株式会社東京証券取引所、株 式会社大阪証券取引所、Dow Jones Indexes、スタンダード・アンド・プアーズファイナンシャル サービシーズエル エル シー、 The NASDAQ OMX Group, Inc.、FTSE社、ドイツ証券取引所、ユーロネクスト、上海証券取引所、韓国取引所、Hang Seng Indexes Company Limited、台湾証券取引所、ボンベイ証券取引所、ロシア取引システム、イスタンブール証券取引所、サン パウロ証券取引所、メキシコ取引所に帰属します。 ●当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書 類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。●当資料は信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性 を保証するものではありません。●当資料の内容は作成日における当社の判断であり、将来の運用の成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。●投資に関 する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。 2 2014年12月22日 ✔ 金利 国 12月19日 12月12日 主要国および新興国の金利の推移 差 祝日等で休場等の場合には、前営業日の数値を記載 主 要 国 新 興 国 日本 5 米国 年 物 ドイツ 国 英国 債 利 カナダ 回 オーストラリア り ニュージーランド ブラジル 政 メキシコ 策 トルコ 金 利 南アフリカ インドネシア 0.037% 1.648% 0.057% 1.255% 1.366% 2.445% 3.684% 11.75% 3.00% 8.25% 5.75% 7.75% 0.078% 1.512% 0.079% 1.214% 1.304% 2.440% 3.647% 11.75% 3.00% 8.25% 5.75% 7.75% -0.041% +0.136% -0.022% +0.041% +0.062% +0.005% +0.037% ±0.00% ±0.00% ±0.00% ±0.00% ±0.00% ✔ REIT、商品市況 REIT、商品市況 12月12日 東証REIT指数、S&P先進国REIT指数、WTI、トムソン・ロイター/ジェフリーズCRB指数に関する著作権等の知的財産権、その他 一切の権利はそれぞれ株式会社東京証券取引所、スタンダード・アンド・プアーズファイナンシャル サービシーズエル エル シー、 ニューヨーク商業取引所、Thomson Reuters、Jefferies Financial Products,LLCに帰属します。 先週の動き 主要国の金利は概ね小幅に上昇。原油価格の下落やECBによる金融緩和観測が低下 要因となった一方、FRB議長の発言を受けて政策金利の引き上げ時期を巡る不透明感 が後退したことが上昇要因となった。 ○ 日本では、良好な債券需要を背景に金利は低下。日銀は現行の金融政策の継続を 決定 ○ FOMCでは、現行の金融政策の継続を決定。声明文では利上げ開始に対して「忍耐 強く」待つ可能性を示した。参加者による2015年末政策金利見通しは前回から低下 12% トルコ(政策金利) 10% 4% オーストラリア(5年物国債) 8% インドネシア(政策金利) 3% 南アフリカ(政策金利) 英国(5年物国債) 6% 2% 4% カナダ(5年物国債) 米国(5年物国債) 騰落率 祝日等で休場等の場合には、前営業日の数値を記載 ○ REIT 1866.42 1864.47 +0.10% 東証REIT指数 252.24 +1.07% S&P先進国REIT指数(ドルベース) 254.94 ○ 商品 56.52 57.81 -2.23% WTI原油先物価格(期近物) 243.75 -1.42% トムソン・ロイター/ジェフリーズCRB指数 240.29 1196.00 1222.50 -2.17% ニューヨーク金先物(2月限月) ブラジル(政策金利) ※週末終値のデータを用いています。 ニュージーランド(5年物国債) 1% 12月19日 ※ 5% メキシコ(政策金利) 2% ドイツ(5年物国債) ※出所Bloomberg 日本(5年物国債) 0% 1月 2月3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月 2014年 130 REIT指数の 推移 REIT指数の推移 120 S&P先進国REIT指数 (ドルベース) 110 100 90 120 主な商品市況 ニューヨーク金先物 100 80 東証REIT指数 0% 1月2月3月4月 5月 6月 7月 8月9月10月11月12月 2014年 60 40 1月2月3月4月 5月6月 7月8月9月10月11月12月 2014年 ロイター・ジェフリーズ CRB指数 WTI原油先物価格 (期近物) 1月2月3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月 2014年 ※各指数は、2013年末の終値を100として指数化しています。※週次データを用いています。※出所Bloomberg ●当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書 類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。●当資料は信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性 を保証するものではありません。●当資料の内容は作成日における当社の判断であり、将来の運用の成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。●投資に関 する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。 3 2014年12月22日 ○ 大幅利上げに追い込まれたロシア 図表1 図表2 図表3 今月は2回、合計7.5%の大幅利上げに追い込まれた 外貨残高のデータは8月まで ※高金利通貨マンスリー・レポート(2014年11月号)ご参照 図表5 図表6-1 図表4 【現状】ロシア・ルーブルが急落している。ロシア政府・中央銀行は利上げを行い資本流出を食い止めようとしているが現在のところ効果は限定的となって いる(図表1)。かねてよりロシア経済の資源依存が不安視されていたが(10月20日号および27日号参照)、原油価格の大幅な下落とともに通貨ルーブルが 売られ、連動して下げている(図表1)。ロシア政府・通貨当局は急落する自国通貨の買い支えを行ってきたが止めることができず、完全な変動相場制への 移行を余儀なくされた(図表2)。資金フローも小規模ではあるが流出超が続いている(図表3)。貿易・投資等、海外との資金決済業務を行う金融機関の資 金の動きと資本流出入は統計上、概ね一致することとなる。これからみると外貨流出は続いていると思われ、外貨準備もまた同様に減少している(図表 3)。 ロシアでは経済成長率が0%近辺で推移しており、またエネルギー輸出も頭打ちとなっていた。ロシア経済発展省では2015年には景気後退期入りを予測し ている(図表4、5)。原油等エネルギー価格の低迷や欧米の対ロ経済制裁が長期化すれば経常黒字の縮小が予想され、資金フローへの影響が考えられ る。今後はロシアに対して多額の債権を有する欧州系とみられる投資ファンドや欧州銀行への影響が注視される(図表6-1、6-2) 【今後の展開】先行きの不透明感が払拭できない状況が続きそう ロシアの対外収支については不安な面もあるが、これまでは経常黒字(2014年4~6月期までは中銀統計で確認)を計上しており、投資資金の引き揚げに よって短期間で外貨不足に陥る可能性は低いと思われる。ただ経済制裁の長期化に加えエネルギー価格が急落しており、さらにはOPECの生産調整は早 期に実施されないとみられることから、原油価格の下落に歯止めがかかる水準、時期とも不透明な状況となっている。今後は欧州銀行がこの悪影響を受 けることも考えられる 図表6-2 ●当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書 類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。●当資料は信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性 を保証するものではありません。●当資料の内容は作成日における当社の判断であり、将来の運用の成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。●投資に関 する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。 4
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