おしぼり(異物)検出装置の研究

電子の目による異物検出
~おしぼり検出装置の研究~
東京理科大学基礎工学部電子応用工学科教授相川直幸氏は画像処理技術によりおしぼりへの異物を検出する技
術を開発した。現在の研究開発段階は試作段階である。
提案技術
提案技術は、図のように、おしぼりに紫外線光を当て、そ
れをディジタルラインセンサーカメラで撮影するものである。
おしぼりに付着した毛髪を撮影した画像から画像処理技術
により、髪の毛を検出することを可能とする。特に、白いお
しぼりと同色の白い毛髪を見つけることを可能とする。
毛髪の成分は、主にケラチンというタンパク質からできてい
る。(90パーセント以上)ケラチンを構成しているのは、18
種類のアミノ酸であり、毛髪の成分中に約14~16パーセン
ト含まれるシステインは絹や繊維などのタンパク質に含ま
れていない。したがって、この成分特有に藩王する吸収帯
をもつ波長をおしぼりに当てることで、おしぼりと毛髪の区
別がつくと考えられる。今回は380nmの紫外光をおしぼり
に当てている。波長に関しては、300nmから380nmあたり
が毛髪とおしぼりの区別がつきやすい。
撮影環境は?
・ライン照明の照射距離:約30mm
・ライン照明の照射角度:約30°
・ライン照明の光量:出力RANGE15~24V、0~255表示
範囲内において、光量値が約55
~100ぐらいが毛髪の検知できる
範囲である。 (環境により大きく
変わる可能性あり)現環境におい
て光量値が50以下だと光量が弱
すぎて白髪を観測することがで
きない。また、現環境において光
量値115以上にすると中心部が
白とびし、毛髪を観測することが
できない。
・ ワーキングディスタンス(WD:被写体とカメラの距離)
は以下の理論式より、
約580mmとする。
一般社団法人コラボ産学官
経済産業省シーズ発掘事業大学発シーズ事業化コンソーシアム事務局(四元、工藤、杉原)
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