『土と肥料のハンドブック』が好評

グリーンレポート547号 平成27年1月1日発行 第三種郵便物承認 定価200円(会員の購読料は手数料に含めて徴収しています)
発行人=久保省三 編集人=中西一泰 発行所=JA全農 営農販売企画部 全農ホームページアドレス http://www.zennoh.or.jp
〒100-6832 東京都千代田区大手町1−3−1 TEL.03-6271-8278 FAX.03-5218-2535 制作=(株)日本制作社
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インフォメーション
土づくり、
かしこい施肥のポイントを
現場の眼でわかりやすく解説
∼『土と肥料のハンドブック』
(土壌改良編/肥料・施肥編)
が好評∼
の方が利用可能なように全面的に改定し、
『土壌改良編』
「土づくり」
と
「施肥」
を支えるハンドブック
と『肥料・施肥編』の 2 分冊の書籍として一般社団法人
農山漁村文化協会から刊行した。
JAグループは、1970年から一貫して土づくり運動に
取り組んできた。その名称は「土づくり運動」から今日
現場の眼でわかりやすく解説
の「健康な土づくりと適正施肥に基づく施肥コスト抑制
運動」へと変わったが、運動は綿々として受け継がれて
『土壌改良編』は、
「土壌改良、土壌管理」
「土壌改良
いる。この運動の一環として技術資料「現場の土づく
資材の特性と使い方」
「法令関係」
「水質、環境」の 4 章、
り・施肥Q&A」を1991年に発刊した。同資料は関東土
『肥料・施肥編』は、
「肥料の特性と使い方」
「施肥法」
壌肥料専技会の専門技術員の皆さまが中心となり、各地
「作物栄養、生理障害」の 3 章から成る。
の研究成果と土づくりのエッセンスをわかりやすくまと
排水不良、連作障害、塩類集積、土壌病害など農業現
めたもので、1996年には改訂版を刊行した。
場における土のトラブルへの対応策、自分でできる土壌
今回、最近の技術の進歩や情勢の変化などを踏まえ、
診断と土壌改良の方法、各種の土壌改良資材の特性と使
改めて項目を整理・見直し、新たな技術資料として多く
い方、さまざまな肥料の特性と使い方、水稲・野菜・果
樹など栽培対象別の省力かつ効率的な施肥法、
作物の簡易な栄養診断法、主要な生理障害の
原因と対策を、それぞれ豊富な図表とイラス
トで平易かつ簡潔に解説したテーマごとの読
み切り形式となっている。また、巻末の索引
を使えば、関心のある土壌関連のキーワード、
資材や肥料の名前、土壌改良法や施肥法、障
害・病害虫の名前から簡単に検索できる。
★
刊行以来、本書の売れ行きは好調で、読者
カードを通じて、農家の方にとってもわかり
やすいとの評価をいただいている。農業現場
でのさまざまな課題を解決するための技術資
料として活用していただきたい。購入は直接
書店で。
【全農 肥料農薬部 技術対策課】
も
く
視点/JAグループ地域生産振興:JA全農みやぎ
じ
こちら営農・技術センター/外来雑草ゴウシュウアリタソウの生態と防除方法… 16
「仙台いちご」の復活、ブランド化に向けた生産振興 ……………………… 2
連載/産地直売所での売れる農産物づくり 第8回
栽培技術セミナー/やまのいもの収量・品質を向上させる
直売所向け野菜品種の紹介[はくさい・カリフラワー・ブロッコリー編]… 18
日射制御型拍動自動かん水装置………………………………… 6
インフォメーション/たまねぎ乾燥機の開発に向けて……………………………… 20
栽培技術セミナー/冬∼春の端境期供給をめざした
現地レポート/宮崎県 発
かぼちゃの安定生産技術………………………………………… 8
期待の大型殺虫剤「ベリマークSC」
施肥技術セミナー/短節間かぼちゃの省力施肥技術………………………………… 10
育苗センターでの普及をめざして…………………………………… 22
NARO研究トピックス/種を食べるかぼちゃの新品種「ストライプペポ」……… 12
がんばる担い手/山形県鶴岡市 五十嵐大介さん
防除技術セミナー/ねぎの難防除土壌病害
地域の仲間とともに営む“積極農業”…………………………… 23
ネギ黒腐菌核病の防除対策……………………………………… 14
インフォメーション/『土と肥料のハンドブック』が好評………………………… 24
植物油インキで印刷しています
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