ひび割れ考慮一次設計オプション - 解析ポータル|構造計画研究所

RESP-Bird ひび割れ考慮一次設計オプション
Building Refine Design System for 21st Century
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新 規 機 能
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◆新規機能
鉄筋コンクリート構造物では、極めて大きな地
震動を受けた場合と同様に、1次設計レベルの地
震動に対しても、ひび割れ発生による剛性変化が
生じることが予想されます。
従来の一貫設計プログラムでは、ひび割れの影
響はあまり重要視されておらず、剛性低減率とい
う形でしか対応できないものが一般的でした。
しかし近年、盛んに計画されている高層RC建
物など、耐震設計の信頼性が極めて重要な建築物
においては、ひび割れによる影響は重大で、手軽
に評価できるツールが期待されていました。
RESP-Birdでは、このような背景から、RESP-F3との連動をさらに強めるオプションを開
発いたしました。本オプションプログラムは、RESP-F3 の荷重増分解析中間応力結果を、
RESP-Birdの計算結果に上書きすることにより、Bird本体の計算結果と同様にひび割れ考慮
の応力・変形を扱うことができます。また上書きの指定は、Birdの中から行なえますので
スムーズに操作できます。
・下図の〇印柱に関して、弾性解析による設計用応力は左右で完全に一致していましたが、
図のようにRESP-F3のひび割れを考慮した応力を見ると、引張側は早期に剛性低下しせん
断力分担率が低下しています。
・Y3フレーム全体のせん断力分担率が低下し、柱梁モーメントも約2割程度低下し、他
の余裕があるフレームにせん断力が移行することが確認できました。
・ひび割れの影響を考慮することで、設計の信頼性が増すばかりでなく、コスト計画にも
大きな影響が生じるものと考えられます。
20階建 高層RC住宅の主要架構応力図の例(RESP-Birdにて出力)
本商品は平成15年6月末までに、RESP-Birdをご購入されたお客様に無償提供となります。
販売 株式会社 構造計画研究所
東京
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