基本調査票 基 本 調 査 票 本調査票は、貴事業所の基本的な概要について記載していただくものです。 本調査票の記入日: 設置・運営主体 平成 20 年 2 月 1 日 社会福祉法人 報徳至誠会 設置主体 経営主体 同上 事業所名 桑梓(そうし) (施設名) 種別 児童養護施設 〒 367−0216 埼玉県本庄市児玉町金屋143−2 所在地 電 話 0495728896 FAX 0495728886 Email URL 施設長氏名 持田 和正 調査対応担当者 落合 洋行 (所属、職名: 事務 利用定員 30 名 開設年 平成 ) 15 年 1 月 1 日 理念・基本方針 運営理念 「児童(利用者)、職員が相互に支え合い、地域社会と共に歩む施設を目指します。」に基づ き、小舎制(独立した生活棟)の利点を最大限に発揮し、豊かな自然環境の中で、次の点に配慮し 運営します。 ① 各棟が有機的な連携を行い、児童支援の向上に努める。 ② 児童に対し組織的・計画的、かつ、柔軟な支援を実施する。 ③ 児童の権利を擁護し自立支援を図る。 経営の基本方針 ①児童(利用者)本意の支援サービスの提供、②安心・安全な施設管理、③効果的、効率的な施設運 営、④継続的な改善と評価、⑤苦情解決システムの充実 開所時間 (通所施設のみ) 【利用者の状況に関する事項】 ○成人施設の場合(老人福祉サービスを除く) 18歳未満 18∼20歳未満 名 40∼45歳未満 名 名 45∼50歳未満 名 20∼25歳未満 名 50∼55歳未満 名 25∼30歳未満 名 55∼60歳未満 名 30∼35歳未満 35∼40歳未満 名 60∼65歳未満 名 65歳以上 名 名 合 計 名 基本調査票 ○老人福祉サービスの場合 60歳未満 60∼65歳未満 名 85∼90歳未満 65∼70歳未満 名 90∼95歳未満 名 70∼75歳未満 名 名 95歳以上 名 75∼80未満 80∼85歳未満 名 名 合 計 名 名 ○保育所の場合(通常保育) 定 員 利用児童数 クラス数 1クラスあたり 平均児童数 1クラスあたり 平均保育士数 − − 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 計 (注)1クラスあたり平均児童数は2クラス以上ある場合に記載。非常勤保育士等については常勤換算で 計算。異年齢児クラスはその区分ごとに記載。 ○乳児院の場合 (1)施設定員数 (2)施設措置人数 人 人 一時保護者数 人 ○児童養護施設の場合 (1)本体施設定員数 地域小規模児童養護施設設置 数 分園型自活訓練事業 30 人(分園型自活訓練事業を含む) (2)本体施設措置人数 29 人(うち、分園型自活訓練事業 か所 か所 一時保護者数 人 地域小規模児童養護施設 人 人) ○母子生活支援施設の場合 (1)施設定員世帯数 世帯 (2)施設入所世帯数 世帯 緊急一時保護世帯数 世帯 一時保護世帯数 世帯 基本調査票 ○障害等の状況(保育所、児童養護、乳児院、母子生活支援施設を除く) ・身体障害(障害者手帳を所持している利用者についてご記入ください。) 障害区分 1級 2級 3級 4級 5級 6級 7級 視覚障害 名 名 名 名 名 名 名 聴覚又は平衡機能の障害 名 名 名 名 名 名 名 音声・言語、そしゃく機能の障害 名 名 名 名 名 名 名 肢体不自由 名 名 名 名 名 名 名 内部障害(心臓・腎臓、ぼうこう他) 名 名 名 名 名 名 名 重複障害(別掲) 名 名 名 名 名 名 名 合 計 名 名 名 名 名 名 名 ※区分が異なる複数障害で等級の認定がなされている場合は「重複障害」に記入ください。 ・知的障害(療育手帳を所持している利用者についてご記入ください。) A ※ B 名 C 名 名 ※「A」には丸付きのAを含む。 ・精神障害(精神障害者保健福祉手帳を所持している利用者についてご記入ください。) 精神疾患の区分 1級 2級 3級 統合失調症 名 名 名 そううつ病 名 名 名 非定型精神病 名 名 名 てんかん 名 名 名 中毒精神病 名 名 名 器質精神病 名 名 名 その他の精神疾患 名 名 名 合 計 名 名 名 ○要介護区分の状況(介護保険対象サービス事業所のみご記入ください。) 自立・要支援 名 要介護1 要介護2 名 要介護3 名 要介護4 名 要介護5 名 名 基本調査票 ○サービス利用期間の状況(保育所、児童養護、乳児院、母子生活支援施設を除く) ∼6か月未満 6か月∼1年 名 名 5年∼6年 6年∼7年 名 1年∼2年 名 7年∼8年 名 11年∼12年 12年∼13年 名 18年∼19年 名 8年∼9年 13年∼14年 名 名 4年∼5年 名 名 9年∼10年 名 14年∼15年 19年∼20年 3年∼4年 名 名 名 17年∼18年 2年∼3年 10年∼11年 名 名 15年∼16年 名 16年∼17年 名 名 20年以上 名 名 (平均利用期間: ) 【職員の状況に関する事項】 ○成人施設の場合 総数 施設長 事務員 主任指導員 指導員 常勤 名 名 名 名 名 非常勤 名 名 名 名 名 主任介護職員 介護職員 保育士 看護師 OT、PT 常勤 名 名 名 名 名 非常勤 名 名 名 名 名 栄養士 介助員 調理員等 医師 その他 常勤 名 名 名 名 名 非常勤 名 名 名 名 名 社会福祉士 名 ( 名) 介護福祉士 名 ( 名) 保育士 名 ( 名) 名 ( 名) 名 ( 名) (非常勤職員の有資格者数は( )に記入) 基本調査票 ○保育所の場合 常勤職員数 人 保育士 うち 栄養士・調理 員 非常勤職員数 人 保健師・看護 師 人 その他( 人 (常勤換算 保育士 保健師・看護 うち 師 栄養士・調理 員 その他( ) 人 人 人) 人 (常勤換算 人) 人 (常勤換算 人) 人 (常勤換算 人) 人 (常勤換算 人) ) (注)常勤換算計算式 非常勤職員:それぞれの週あたりの勤務延時間数の総数÷当該保育所の 常勤職員が勤務すべき時間数。栄養士・調理員:調理業務を委託している場合には「委託」と記 載。 (2)前年度採用・退 職の状況 採用 常勤: 人 非常勤: 人 退職 常勤: 人 非常勤: 人 (3)常勤職員(うち保育士・保健師・看護師)の平均年齢 歳 ( 歳) (4)常勤職員(うち保育士・保健師・看護師)の平均在職年数 年 ( 年) (注)現在の保育所での在職年数。ただし、同一の運営主体(法人・自治体)内の児童福祉施設間の 異動は通算可(公営の場合には保育主管課在職期間も通算可)。小数点以下第二位を四捨五入。 ○乳児院の場合 常勤職員数 人 看護師・保育士・児童指導員(定数) うち 家庭支援専門相談員 栄養士 その他( ) 非常勤職員数 人 心理士 人 人 調理員等 人 人 人 人 看護師・保育士・児童指導員 うち 心理士 調理員等 (2)前年度採用・退 職の状況 人) 人 ( 人 人 栄養士 人 その他( ) 人 採用 常勤: 人 非常勤: 人 退職 常勤: 人 非常勤: 人 (3)常勤職員(うち看護師・保育士・児童相談員)の平均年齢 歳 ( 歳) (4)常勤職員(うち看護師・保育士・児童相談員)の平均在職年数 年 ( 年) (注)現在の施設での在職年数。ただし、同一法人内の児童福祉施設間の異動は通算可。 小数点以下第二位を四捨五入。 (5)勤務形態(該当にチェック) 住み込み 断続勤務制 住み込み・断続勤務 その他 ( ) 基本調査票 ○児童養護施設の場合 常勤職員数 17 人 児童指導員・保育士(定数) 11 人 ( 職業指導員 うち 看護師 栄養士 人 家庭支援専門相談員 1 人 人 心理士 1 人 1 人 調理員等 その他( 施設長、事務長、事務) 非常勤職員数 6 人) 3 人 人 4人 児童指導員・保育士 うち 心理士 調理員等 4 (2)前年度採用・退 職の状況 人 看護師 人 人 栄養士 人 人 その他( ) 人 採用 常勤: 3人 非常勤: 人 退職 常勤: 7人 非常勤: 人 (3)常勤職員(うち児童相談員・保育士)の平均年齢 (4)常勤職員(うち児童相談員・保育士)の平均在職年数 29.4 歳 ( 27.8 歳) 2.1 年 ( 1.9 年) (注)現在の施設での在職年数。ただし、同一法人内の児童福祉施設間の異動は通算可。 小数点以下第二位を四捨五入。 (5)勤務形態(該当にチェック) 住み込み 断続勤務制 住み込み・断続勤務 ( ) 人 ( 人) その他 ○母子生活支援施設の場合 常勤職員数 人 非常勤 職員数 人 母子指導員(定数) 少年指導員 人 保育士 心理士 人 事務員・調理員等 その他( ) 人 人 人 母子指導員 人 少年指導員 人 保育士 人 心理士 人 人 嘱託医 人 事務員・調理員等 その他( (2)前年度採用・退 職の状況 ) 人 採用 常勤: 人 非常勤: 人 退職 常勤: 人 非常勤: 人 (3)常勤職員(うち母子指導員・保育士・少年指導員)の平均年齢 歳 ( 歳) (4)常勤職員(うち母子指導員・保育士・少年指導員)の平均在職年数 年 ( 年) (注)現在の施設での在職年数。ただし、同一法人内の児童福祉施設間の異動は通算可。 小数点以下第二位を四捨五入。 (5)勤務形態(該当にチェック) 住み込み 断続勤務制 住み込み・断続勤務 その他 ( ) (6)夜間警備体制 機械警備有り(警備員配置有 機械警備有り(警備員配置無し) 宿直のみ その他 ( ) 基本調査票 【本来事業に併設して行っている事業】 (保育所を除く) (例)救護施設における通所事業(定員5名) (保育所の場合) 事業名 実施の有無 乳児保育 利用料 − 延長保育 休日保育 障害児保育 − 一時保育 地域子育て支援センター 乳幼児健康支援一時預かり事業(病後児保育) アレルギー等対応給食 − その他(事業名: ) (注)実施事業には有無欄に○を付し、利用料を記載する。自主事業も含む。 【ボランティア等の受け入れに関する事項】 ・平成 年度におけるボランティアの受け入れ数(延べ人数) 24 人 ・ボランティアの業務 子ども達と一緒に遊ぶ、子ども達と一緒に外出 【実習生の受け入れ】 ・平成 19 年度における実習生の受け入れ数(実数) 社会福祉士 1人 介護福祉士 人 その他 7人 基本調査票 【施設の状況に関する事項】 ※耐火・耐震構造は新耐震設計基準(昭和56年)に基づいて記入。 ○成人施設の場合 (1)建物面積 (2)耐火・耐震構造 ㎡ 入所(通所)者1人あたり ㎡(延べ床面積÷定員) 耐火 1.はい 2.いいえ 耐震 1.はい 2.いいえ (3)建築(含大改築)年 平成 年 ○保育所の場合 (1)建物面積 (保育所分) (2)園庭面積 ㎡ 児童1人あたり ㎡(計算式:建物延べ床面積合計÷定員) ㎡ 児童1人あたり ㎡(計算式:園庭面積合計÷定員) 耐火 1.はい 2.いいえ 耐震 1.はい 2.いいえ (3)耐火・耐震構造 (4)建築(含大改築)年 平成 年 ○乳児院の場合 (1)建物面積 (2)敷地面積 ㎡ 乳幼児1人あたり ㎡(計算式:建物延べ床面積合計÷定員) ㎡ 乳幼児1人あたり ㎡(計算式:敷地面積合計÷定員) 耐火 1.はい 2.いいえ 耐震 1.はい 2.いいえ (3)耐火・耐震構造 (4)建築(含大改築)年 平成 年 ○児童養護施設の場合 ・大舎制 (1)処遇制の種別(該当にチェック) (2)建物面積 (3)敷地面積 ・中舎制 997 ㎡ 児童1人あたり 32.23 ㎡(計算式:建物延べ床面積合計÷定員) 1858.86 ㎡ 児童1人あたり ㎡(計算式:敷地面積合計÷定員) 耐火 1.はい 2.いいえ 耐震 1.はい 2.いいえ (4)耐火・耐震構造 (5)建築(含大改築)年 ・小舎制 平成 14 年 基本調査票 ○母子生活支援施設の場合 (1)建物面積 居室平均面積 (2)敷地面積 ㎡ ㎡(計算式:建物延べ床面積合計÷定員世帯 数) ㎡(計算式:居室合計面積÷定員世帯数) 1世帯あたり 1世帯あたり ㎡ 1世帯あたり ㎡(計算式:敷地面積合計÷定員世帯数) 耐火 1.はい 2.いいえ 耐震 1.はい 2.いいえ (3)耐火・耐震構造 (4)建築(含大改築)年 平成 年 【サービス利用者からの意見等の聴取について】 貴施設(事業所)において、提供しているサービスに対する利用者からの意見を聞くためにどの ような取り組みをされていますか。具体的にご記入ください。 苦情対応規定に基づき、地域の方から第三者委員を選任している。 苦情解決担当者や責任者・第三者委員の名前を各児童居住棟入り口に貼り出して周知し、同時 に、入り口に意見箱を設置して、幅広く子どもに意見を言ってもらえるよう配慮している。 【その他特記事項】 福祉サービス第三者評価結果 評価結果概要 ①第三者評価機関名 特定非営利活動法人 地域福祉さぽーとさいたま ②事業者情報 名称: 社会福祉法人 報徳至誠会 「桑梓」(そうし) 種別: 代表者氏名: 持田 和正 定員(利用人数): 〒 所在地: 367−0216 埼玉県本庄市児玉町金屋143−2 児童養護施設 30 ℡ 名 0495 72 8896 ③総評 ◇特に評価の高い点 1 施設運営理念の確立と理念に基づく方針の具現化 「利用者(児童)、職員が相互に支えあい、地域社会と共に歩む施設を目指します。」という施 設の理念に基づく支援の基本方針の具現化が図られています。とりわけ、児童の権利擁護に関する 取り組み(意見表明の場としての子ども会議の開催、意見箱の設置、苦情解決制度の運用、個人情 報保護の取り組み等)に視点をあてており、利用者本位の支援が行われていました。 2 施設運営管理のシステム化 規程類の整備が図られ、施策の根拠を明確にしています。また、施設長や事務職員も参加した職 員全体会議を月2回開催する等、職員間の協業体制を重視した取り組みが行われています。 3 健全な経営 会計事務所の指導の下、健全な会計処理が図られています。また、財務諸表で確認する限り経営 状態はきわめて良好です。 4 児童とのかかわり 小舎制の特徴を活かした家庭的な雰囲気の中で、子どもとのコミュニケーションを心がけ、職員 間で情報を共有しながら、支援の質の向上を目指して、チームとして支援にあたっている様子がよ く分かりました。 ◇特にコメントを要する点 1 業務に必要な文書の職員への周知 規程類や業務マニュアル等の整備が図られ、必要な文書は事務所にて管理されておりましたが、 それらの文書についての周知が十分ではない様子が見受けられました。「文書一覧表」等を作成す ることで、職員全体で文書を共有・活用することができるようになると考えます。 2 目標管理のあり方について 施設においては、中・長期計画、事業計画、各職員の業務計画等に基づく運営が行われておりま したが、立てられた目標を管理していく点で不十分な様子が見受けられました。今後、PDCAサ イクル等の考え方を導入し、整備されていくことが望まれます。 3 運営理念に基づく方針の更なる具現化 基本理念に基づく小舎制での運営により、児童へのきめ細かい支援が行われていますが、職員資 質の更なる向上に向けて、組織的なスーパービジョン体制が構築されるよう期待いたします。 4 地域との連携 施設開所後5年を経過していますが、地域との交流が十分とはいえません。現在取り組んでいる 施設行事への招待やスポーツ少年団への参加に加え、地域行事への参加や地域のボランティアの受 け入れ等についても積極的に取り組まれることを期待します。 ④第三者評価結果に対する事業者のコメント コメント 開所後5年を経過した時点で今回受審しましたが、当施設の現状を適切に把握し、評価している と感じています。 評価の一環として自己評価も実施しましたが、取り分け利用者(保護者、児童)に調査票(アン ケート)を配布して意見等が、伺えたことは大変良かったと思っております。 今回の結果報告で、評価の低かった項目は、当施設でも今後の課題であると思っているところで もあります。今後とも職員が一体となり、組織的に課題の改善に努めたいと思います。 ⑤各評価項目にかかる第三者評価結果 別紙 評価結果詳細(児童養護) 評 価 細 目 の 第 三 者 評 価 結 果 評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 Ⅰ−1 理念・基本方針 第三者評価結果 コメント Ⅰ−1−(1) 理念、基本方針が確立されている。 Ⅰ−1−(1)−① 理念が明文化されている。 a Ⅰ−1−(1)−② 理念に基づく基本方針が明文 化されている。 a Ⅰ−1−(2) 理念、基本方針が周知されている。 Ⅰ−1−(2)−① 理念や基本方針が職員に周知 されている。 a Ⅰ−1−(2)−② 理念や基本方針が利用者等に 周知されている。 b Ⅰ−2 計画の策定 第三者評価結果 コメント Ⅰ−2−(1) 中・長期的なビジョンと計画が明確にされている。 Ⅰ−2−(1)−① 中・長期計画が策定されてい る。 a Ⅰ−2−(1)−② 中・長期計画を踏まえた事業 計画が策定されている。 c Ⅰ−2−(2) 計画が適切に策定されている。 Ⅰ−2−(2)−① 計画の策定が組織的に行われ ている。 c Ⅰ−2−(2)−② 計画が職員や利用者に周知さ れている。 a Ⅰ−3 管理者の責任とリーダーシップ 第三者評価結果 Ⅰ−3−(1) 管理者の責任が明確にされている。 Ⅰ−3−(1)−① 管理者自らの役割と責任を職 員に対して表明している。 a Ⅰ−3−(1)−② 遵守すべき法令等を正しく理 解するための取り組みを行っている。 a Ⅰ−3−(2) 管理者のリーダーシップが発揮されている。 Ⅰ−3−(2)−① 質の向上に意欲を持ちその取 り組みに指導力を発揮している。 a Ⅰ−3−(2)−② 経営や業務の効率化と改善に 向けた取り組みに指導力を発揮している。 a コメント 評価結果詳細(児童養護) 評価対象Ⅱ 組織の運営管理 Ⅱ−1 経営状況の把握 第三者評価結果 コメント Ⅱ−1−(1) 経営環境の変化等に適切に対応している。 Ⅱ−1−(1)−① 事業経営をとりまく環境が的 確に把握されている。 a Ⅱ−1−(1)−② 経営状況を分析して改善すべ き課題を発見する取り組みを行っている。 a Ⅱ−1−(1)−③ 外部監査が実施されている。 a Ⅱ−2 人材の確保・養成 第三者評価結果 コメント Ⅱ−2−(1) 人事管理の体制が整備されている。 Ⅱ−2−(1)−① 必要な人材に関する具体的な プランが確立している。 a Ⅱ−2−(1)−② 人事考課が客観的な基準に基 づいて行われている。 c Ⅱ−2−(2) 職員の就業状況に配慮がなされている。 Ⅱ−2−(2)−① 職員の就業状況や意向を把握 し必要があれば改善する仕組みが構築されている。 b Ⅱ−2−(2)−② 福利厚生事業に積極的に取り 組んでいる。 b Ⅱ−2−(3) 職員の質の向上に向けた体制が確立されている。 Ⅱ−2−(3)−① 職員の教育・研修に関する基 本姿勢が明示されている。 a Ⅱ−2−(3)−② 個別の職員に対して組織とし ての教育・研修計画が策定され計画に基づいて具体 的な取り組みが行われている。 b Ⅱ−2−(3)−③ 定期的に個別の教育・研修計 画の評価・見直しを行っている。 b Ⅱ−2−(4) 実習生の受け入れが適切に行われている。 Ⅱ−2−(4)−① 実習生の受け入れに対する基 本的な姿勢を明確にし体制を整備している。 a Ⅱ−2−(4)−② 実習生の育成について積極的 な取り組みを行っている。 c Ⅱ−3 安全管理 第三者評価結果 Ⅱ−3−(1) 利用者の安全を確保するための取り組みが行われている。 Ⅱ−3−(1)−① 緊急時(事故、感染症の発生 時など)の対応など、利用者の安全確保のための体 制が整備されている。 a Ⅱ−3−(1)−② 利用者の安全確保のためにリ スクを把握し、対策を実行している。 c コメント 評価結果詳細(児童養護) Ⅱ−4 地域との交流と連携 コメント 第三者評価結果 Ⅱ−4−(1) 地域との関係が適切に確保されている。 Ⅱ−4−(1)−① 利用者と地域とのかかわりを 大切にしている。 b Ⅱ−4−(1)−② 事業所が有する機能を地域に 還元している。 b Ⅱ−4−(1)−③ ボランティア受け入れに対す る基本姿勢を明確にし、体制を確立している。 b Ⅱ−4−(2) 関係機関との連携が確保されている。 Ⅱ−4−(2)−① 必要な社会資源を明確にして いる。 b Ⅱ−4−(2)−② 関係機関等との連携が適切に 行われている。 a Ⅱ−4−(3) 地域の福祉向上のための取り組みを行っている。 Ⅱ−4−(3)−① 地域の福祉ニーズを把握して いる。 b Ⅱ−4−(3)−② 地域の福祉ニーズに基づく事 業・活動が行われている。 c 評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施 Ⅲ−1 利用者本位の福祉サービス コメント 第三者評価結果 Ⅲ−1−(1) 利用者を尊重する姿勢が明示されている。 Ⅲ−1−(1)−① 利用者を尊重したサービス提 供について共通の理解をもつための取り組みを行っ ている。 a ガイドラインが策定され、職員に説明をしてい る。 Ⅲ−1−(1)−② 利用者のプライバシー保護に 関する規程・マニュアル等を整備している。 b マニュアルとしては未整備だが、日々の中で職 員を指導すると共に、職員会議等でも周知を 行っている。 Ⅲ−1−(2)−① 利用者満足の向上を意図した 仕組みを整備している。 a 今回の第三者評価におけるアンケートが書面調 査としては初めてである。利用者の会議におい ては意見表明の機会がある。 Ⅲ−1−(2)−② 利用者満足の向上に向けた取 り組みを行っている。 a 子ども会議(月2回)、苦情受付は行っている が、書面調査は今回が初めてである。子どもか らの声には適切に対応されている。 Ⅲ−1−(2) 利用者満足の向上に務めている。 Ⅲ−1−(3) 利用者が意見等を述べやすい体制が確保されている。 Ⅲ−1−(3)−① 利用者が相談や意見を述べや すい環境を整備している。 a Ⅲ−1−(3)−② 苦情解決の仕組みが確立され 十分に周知・機能している。 b Ⅲ−1−(3)−③ 利用者からの意見等に対して 迅速に対応している。 a 子ども会議で意見表明の機会が設定され、棟の 職員全員が出席することで情報を共有してい る。また、苦情受付箱が設置されている。 苦情受付箱が設置され、近隣住民が第三者委員 になっている。職員や利用者に対する要領等に ついての周知が十分に図られることを期待す る。 子ども会議(月2回)、苦情受付、日常の会話 の中で意見表明を受け付けている。 評価結果詳細(児童養護) Ⅲ−2 サービスの質の確保 コメント 第三者評価結果 Ⅲ−2−(1) 質の向上に向けた組織的な取り組みが組織的に行われている。 Ⅲ−2−(1)−① サービス内容について定期的 に評価を行う体制を整備している。 b 定期的な自己評価は行っていない。 今後、マニュアルの整備等を行い、定期的な実 施が望まれる。 Ⅲ−2−(1)−② 評価の結果に基づき組織とし て取り組むべき課題を明確にしている。 b 今回の第三者評価の結果の分析を予定してい る。 Ⅲ−2−(1)−③ 課題に対する改善策・改善計 画を立て実施している。 b 自己評価による課題分析はないが、日々の中か ら出てくる課題等については、適切に対応して いる。 Ⅲ−2−(2) 個々のサービスの標準的な実施方法が確立している。 Ⅲ−2−(2)−① 個々のサービスについて標準 的な実施方法が文書化されサービスが提供されてい る。 b 各種マニュアルを作成し、配布されているが、 周知が不十分である。また、どれが最新のもの なのか明確になっていないものがある。 Ⅲ−2−(2)−② 標準的な実施方法について見 直しをする仕組みが確立している。 c 必要に応じて見直しているが、少なくとも年に 1回は見直すことが必要である。また、古いも のの扱いについては明確になっていない。 Ⅲ−2−(3) サービス実施の記録が適切に行われている。 Ⅲ−2−(3)−① 利用者に関するサービス実施 状況の記録が適切に行われている。 a 台帳は管理棟で保管。居住棟で保管している一 か月分は鍵のかかる場所で管理。養育記録は1 0日ごとに施設長が確認している。 Ⅲ−2−(3)−② 利用者に関する記録の管理体 制が確立している。 a 規程はあるが、支援計画と養育記録が別々に管 理されているなど、実務上修正が必要な部分が ある。 Ⅲ−2−(3)−③ 利用者の状況等に関する情報 を職員間で共有化している。 a 棟日誌・養育記録を使って、朝会で報告・指示 されたものが共有されている。また、月2回の 職員会議で利用者の近況等が報告されている。 Ⅲ−3 サービスの開始・継続 コメント 第三者評価結果 Ⅲ−3−(1) サービス提供の開始が適切に行われている。 Ⅲ−3−(1)−① 利用希望者に対してサービス 選択に必要な情報を提供している。 a 広報の発行を始めた。 Ⅲ−3−(1)−② サービスの開始にあたり利用 者等に説明し同意を得ている。 b 施設長、棟責任者が利用者、家族に説明し、概 要を渡している。今後受入に係る担当や流れを 定め、わかりやすくすることが望まれる。 Ⅲ−3−(2) サービスの継続性に配慮した対応が行われている。 Ⅲ−3−(2)−① 事業所の変更や家庭への移行 などにあたりサービスの継続性に配慮した対応を 行っている。 a 引継ぎ書類を作成している。アフターケアにつ いては、増えていくことが予測できるため、要 領等を定めて明確にすることが必要である。 Ⅲ−4 サービス実施計画の策定 コメント 第三者評価結果 Ⅲ−4−(1) 利用者のアセスメントが行われている。 Ⅲ−4−(1)−① 定められた手順に従ってアセ スメントを行っている。 b 児童相談所からの資料や施設の様式で作成して いるが(入所後概ね一ヵ月後)、要領等で定め られていないため、今後整備する必要がある。 Ⅲ−4−(1)−② 利用者の課題を個別のサービ ス場面ごとに明示している。 a 児童相談所から資料やアセスメントの結果か ら、ニーズや課題を明らかにしている。 Ⅲ−4−(2) 利用者に対するサービス実施計画が策定されている。 Ⅲ−4−(2)−① サービス実施計画を適切に策 定している。 a 適切に作成されている。 Ⅲ−4−(2)−② 定期的にサービス実施計画の 評価・見直しを行っている。 b マニュアルは未整備だが、半年ごとに評価、見 直しを行っている。 評価結果詳細(児童養護) 評価対象Ⅳ 適切な処遇の確保 Ⅳ−1 権利擁護 第三者評価結果 コメント Ⅳ−1−(1) 権利擁護。 Ⅳ−1−(1)−① 施設長および職員は、児童の 権利擁護への取り組みを積極的に行っている。 a 児童養護施設協議会の綱領やガイドラインにつ いては職員に配布されている。また、職員が自 らの体験等を通して若い職員等に伝えている。 Ⅳ−1−(1)−② 体罰を伴わない指導を行って いる。 a 児童養護施設協議会の綱領やガイドラインを配 布し、指導されている。 Ⅳ−1−(1)−③ 言葉による暴力、心理的虐待 など不適切な関わりの防止と早期発見に取り組んで いる。 a 日常のOJTで「大きな声を出すことも暴力にあた る」等、職員間での指導や意識の向上を図って いる。 Ⅳ−1−(1)−④ 体罰等不適切な処遇が発生し た場合、組織としての対応を整備している。 b 不適切な指導等があった場合は施設長に報告す るようになっているが、手順等が明確になって いないものについては今後の整備が望まれる。 Ⅳ−1−(1)−⑤ ケア向上のため、定期的に職 員の自己評価を実施している。 c 職員個人は計画を立てて業務を行っているが、 目標管理は実施されていないため、今後PDCAサ イクル等の考え方を導入し、整備されることが 望ましい。 Ⅳ−1−(1)−⑥ 児童間の暴力やいじめが起き ないよう適切に指導している。 a 一人ひとりの生活をお互いが尊重するように指 導している。 Ⅳ−1−(1)−⑦ 施設生活全般について児童が 自由に意見を表明できる。 a 子ども会議で意見表明する機会がもたれてい る。また、苦情受付箱の設置で対応している。 Ⅳ−1−(1)−⑧ 児童の不満や苦情の訴えを受 け止めている。 a 苦情受付箱が設置してある。また、日常の中で 出された意見等については、共有するようにし ている。 Ⅳ−2 自立支援 第三者評価結果 コメント Ⅳ−2−(1) 自立支援。 Ⅳ−2−(1)−① 入所前の支援を適切に行って いる。 b 施設概要等を使って説明している。今後は入所 に係る事務の流れ等についても整備されること が望ましい。 Ⅳ−2−(1)−② 児童の協調性を養い、社会的 ルールを尊重する気持ちを育てている。 a 生活の場であるため、お互いが協力していくこ との大切さを伝えている。 地域の少年団等の活動に参加させている。 Ⅳ−2−(1)−③ 多くの生活体験を積ませる中 で、児童がその問題や事態の自主的な解決等を通し て、健全な自己の成長や問題解決力を形成できるよ うに支援している。 a 子ども会議の運営やテーマ設定等を通じて学ぶ 機会を設けている。またボランティア等の活用 により、施設内だけでは提供できない場面等も 提供するようにしている。 Ⅳ−2−(1)−④ 施設退所後、積極的に支援を 行っている。 b 退所後に支援が必要なケースはないが、必要に 応じた情報は共有している。 Ⅳ−2−(1)−⑤ 施設生活や自立支援計画の策 定等において、児童の意向を尊重している。 a 策定前に児童からの聞き取りを行っている。 Ⅳ−2−(1)−⑥ 金銭管理は、児童の年齢等に 応じた対応がなされている。 a 不必要な制限はしない等の年齢に応じた取り組 みを行っている。小遣い帳を記入(小学生以 上)。 Ⅳ−2−(1)−⑦ 児童の年齢に応じて、異性を 尊重し、性についての正しい知識を得る機会を設け ている。 b 職員は外部研修に参加している。また、自らの 体験等を通して伝えている。 Ⅳ−2−(1)−⑧ 学習塾や習い事などの児童の 希望に、適切に対応している。 b スポーツ少年団の活動に参加。 平成20年度から学習塾に通う予定。 a 児童相談所と密な連絡を取るようにしている。 a 特に定めたものはないが、積極的に行ってい る。 Ⅳ−2−(1)−⑨ 児童相談所等と連携し、児童 と家族との関係調整を図ったり、家族からの相談に 応じる体制づくりができている。 Ⅳ−2−(1)−⑩ 児童と家族の関係づくりのた めに面会、外出、一時帰省などを積極的に行ってい る。 評価結果詳細(児童養護) Ⅳ−3 日常生活支援 第三者評価結果 コメント Ⅳ−3−(1) 日常生活支援。 Ⅳ−3−(1)−① 施設長(管理者)は、入所児 童の状況を把握している。 a 10日ごとの養育記録の確認、支援計画、朝会 等で把握している。 Ⅳ−3−(1)−② 処遇困難な児童への対応は適 切に行っている。 a 子どもとのコミュニケーションを心がけ、情報 を共有し、チームとして支援している。 Ⅳ−3−(1)−③ 家庭復帰の可能性の低い児童 への対応を適切に行っている。 b 地域に里親が少なく、活用しにくい状況であ る。 Ⅳ−3−(1)−④ 児童の発達に応じて、本人の 出生や生い立ち、家族の状況等について、児童に適 切に知らせている。 a 知らせる必要があるケースは少ないが、心理担 当等を活用し、必要に応じた対応はしている。 Ⅳ−3−(1)−⑤ 休日等に児童が自由に過ごせ るよう配慮している。 a 遠出をする場合、また、問題行動につながるこ とが予測できる場合に外出先等を把握すること があるが、それ以外は自由に過ごせるように なっている。 Ⅳ−3−(1)−⑥ 幼稚園・学校との調整は適切 に行われている。 a 学期ごとの連絡会を行っている。 Ⅳ−3−(1)−⑦ 施設の活動内容、財務状況、 苦情解決の経過等を公表している。 b 広報を発行しているが、財務や苦情解決に係る ものは公表していない。また、今年度、情報公 開規程を策定した。 Ⅳ−4 危機管理 第三者評価結果 コメント Ⅳ−4−(1) 危機管理。 Ⅳ−4−(1)−① 危機管理の体制整備が図られ ている。 a 埼玉県が作成したものを参考に危機対応マニュ アルを整備している。 評価結果詳細(児童養護) 評価対象Ⅴ 独自項目 第三者評価結果 Ⅴ−1−(1) 顧客満足実現に向けたサービスの 提供にあたり、職員が共有できるものとして業務を 手順化している。 コメント b 各種マニュアルを作成し、配布されているが、 周知が不十分である。また、どれが最新のもの なのか、明確になっていないものがある。 Ⅴ−1−(2) サービスを提供するために必要な 文書が作成されており、管理している。 a 必要な文書は事務所に管理されているが、「文 書一覧表」等を作成することで、職員全体で文 書を共有・活用することができるようになると 考える。 Ⅴ−1−(3) サービスを提供するために必要な 記録を管理している。 a 管理方法については、しっかり区別されている が、実務上、使いやすいような工夫も必要であ る。 Ⅴ−2−(1) サービスの提供に当たり、サービ スに影響する業務に力量を有する職員を従事させて いる。 a 心理担当、栄養士を配置。また、調理員は利用 者の生活の場で調理しており、声が反映させや すくなっている。 Ⅴ−2−(2) 建物や設備は、適切に管理されて いる。 a 環境整備が実施され、点検簿も整備されてい る。 Ⅴ−2−(3) 建物や設備などは、安全や清潔が 適切に保持されている。 a 管理棟、居住棟を視察し、確認。 公営水道のため貯水槽はない。検便等も適切に 実施されている。 Ⅴ−3−(1) サービスに影響をあたえる購買品 及び取引業者は、適切に管理されている。 b 消防設備、夜間警備を委託。 業者の選定委員会はない。 Ⅴ−3−(2) サービスに影響をあたえる購買品 に関する情報を明確にしている。 a 物品購入伺いにより物品を購入している。必要 に応じて小口現金等の対応も行っている。 Ⅴ−3−(3) サービスに影響をあたえる購買品 は、検査を行って品質を保持している。 a 食品の検収記録を確認。適切に行われている。 Ⅴ−4−(1) サービスの提供に必要な機器は、 適正に管理されている。 a 食品保管庫、冷凍庫の温度管理を確認。 Ⅴ−5−(1) サービスを提供する過程で、適切 に支援が行われているかを確認している。 a 養育記録は10日ごとに施設長が確認。支援計 画については半年ごとの見直しを行っている。 Ⅴ−5−(2) サービスが適切に提供されている かを確認した結果を分析し、必要な改善を実施して いる。 a 半年に1回の見直しを行い、必要に応じてケー スカンファレンスを実施している。
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