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Openssl を利用した SSL サーバ証明書+中間証明書設定状況確認方法
1. お客様 PC ブラウザ上で、発行済証明書および中間証明書が正しく設定され
ているかを、openssl コマンドを利用して確認できます。
[コマンドの例]
openssl s_client -connect www.jcert.co.jp:443
[HTTPS 始めとする各種接続方式のポート番号]
HTTPS
443
POP over SSL
995
SMTP over SSL
465
IMAPS
993
(ア)
sha-2 証明書+sha-2 用中間証明書
① エンド(お客様証明書)を”0”に、sha-2 用中間証明書が”1”、sha-1
用クロス証明書が”2”、sha-1 用ルート証明書が”3”と、正しく設定
されていることが視認できれば OK です。
(MS/IIS 用中間証明書に
は”3” sha-1 用ルート証明書は Chain されておりません。)
② sha-2 用ルート証明書は、クライアント側に設定済であることを前
提としておりますので、sha-2 用ルート証明書は Chain されており
ません。
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(イ)
sha-1 証明書+sha-1 用中間証明書
① エンド(お客様証明書)を”0”に、sha-1 用中間証明書が”1”、1024bit
用クロス証明書が”2”、と、正しく設定されていることが視認できれ
ば OK です。
② 1024bit ルート証明書は 2013 年末を持って Discon となっており
ますので Chain されておりません。
(その意味では、”2”のクロス証
明書も本来は不要ですが含まれていても無害です)
③ sha-1 用ルート証明書は、クライアント側に設定済であることを前
提としておりますので、sha-2 用ルート証明書は Chain されており
ません。
2. なお、openssl を利用するには、以下のいずれかのサイトからソースを取得
し、PC クライアントにインストールしてください。
https://www.openssl.org/source/
http://slproweb.com/products/Win32OpenSSL.html
(ア)
PC の OS が 64bit であっても、32bit 用ソースをご利用くださ
い。
(イ)
インストール先ディレクトリは、インストーラでデフォルト設
定されている c:¥Openssl-Win32 にて保存してください。
(ウ)
コマンド入力前に、cd ¥Openssl-Win32¥bin と入力してく
ださい。
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