北越雪譜-越後の冬物語

新春特別企画
鈴木牧之『北越雪譜』の朗読と仕舞
新津美術館シーズン&アート 第 32 章
北越雪譜-越後の冬物語
季節に関連のある文学作品を題材に、朗読・解説とともに音楽や
芸能をお楽しみいただく新津美術館のシーズン&アート。
今回は、塩沢出身の鈴木牧之の郷土誌『北越雪譜』です。
鈴木牧之は 1770 年に塩沢に生まれ、家業を行いながら、江戸や京で活躍して
いた滝沢馬琴や十返舎一九、滝沢京伝らの文人たちと交流し、山東京山の協
力により 1837 年に『北越雪譜』を出版しました。
半年厳しい雪害に苦しむ越後の人々の暮らしぶり、雪崩の怖さや突然の吹雪に
巻き込まれた若い夫婦と幼子の話など、雪に風情を感じる京や江戸の人々には
想像もできない雪との闘いなどを記録した、貴重な書物です。
今回は、この越後の魂・北越雪譜の朗読の世界にあわせて、季節にあった能の
仕舞やお話により、日本の冬の世界をご紹介します。
1月10日
平成 27 年
開演
会場
小島丹漾《白炎浄土(北越雪譜-吹雪の章より)
》
(鈴木牧之記念館蔵)
(土)
午後1時30分~午後3時40分 (開場:午後0時45分)
りゅーとぴあ・新潟市民芸術文化会館 5階 能楽堂
(新潟市中央区一番堀通町 3-2 電話:025-224-5622)
料金
1,500円
朗読
要申込(定員:300名)
鈴木牧之 『北越雪譜』
*一部原文、一部現代語訳で朗読
仕舞
『高砂』、『葛城』
ほか
/ 仕舞:山階弥次
○出演者
解説
朗読
仕舞
若月忠信
髙山憲治
山階弥次
(文芸評論家)
(元 NHK アナウンサー、NHK 新潟文化センター講師)
北越雪譜
雪結晶図(鈴木牧之記念館蔵)
(観世流能楽師、重要無形文化財総合指定保持者)
地謡 津村聡子 (観世流能楽師)
申込方法
電話・FAX・メールのいずれかで「代表者の住所、氏名、電
話番号、参加人数」により、新潟市新津美術館「シーズン&
アート 北越雪譜係」までお申込みください。
お申込み先
◎参加特典
E-mail:[email protected]
シーズン&アート参加者の方には、新津美術館次回企画展「メタルズ!-変容
する金属の美-」(2015.1.24-3.8)の特別ご招待券を差し上げます。
古代の銅鐸から現代までの金属工芸により、金属の美を紹介します。
新潟市新津美術館
電話:0250-25-1300(8:30-17:00)
FAX:0250-25-1303
ただし 12 月 27 日~1 月 3 日は休館しています。
主催:新潟市新津美術館