社長年頭挨拶(2015/01/05)

社長年頭挨拶(2015/01/05)
皆さん、新年明けまして
おめでとうございます。
昨年暮から正月にかけて
の 9 日間のお休みで、皆
さんは十分に休養され、
リフレッシュされ、気分
も新たに、明るく元気に
新年を迎えられたことと
思います。また、管理本
部や流通グループ、そし
てロジスティクス・オペ
レーション・センターの
一部の方々には、例年のことではありますが、お休みの間も、会社に出社した
り、また得意先からの連絡に対応したり、いつもながら、本当にご苦労様でし
た。
さて、2015 年がいよいよスタート致しました。
今年 1 年間が、皆さんにとって、またわが社にとって、充実した1年間になる
ことを、先ずは心から祈念致します。
さて、わが国は、昨年末に衆議院選挙が行われ、現政権での第三次内閣が発足
しました。日本経済復活に向けた基本方針として既に実施されている『大胆な
金融政策』
『機動的な財政政策』に続き、本年は 3 本目の矢となる『民間投資を
喚起する成長戦略』が本格的に実行されることになると思われます。昨年は 4
月の消費税率引き上げ後景気回復が若干鈍化していましたが、今年は景気回復
が進むことを期待したいところです。
わが社を取り巻く環境については、今年も引き続き変化に富んだ年になると思
われます。
為替レートに関しては、1 年前1ドル 100 円でしたが昨年末には 1 ドル 120 円を
超える円安になり、今後も円安傾向が続きそうです。株価につきましても、1 年
前日経平均株価は 15,000 円前後でしたが、昨年末には 18,000 円を超えるレベ
ルになり、今後も株価の動きを注視する必要があります。そして、我々が取り
扱っている包装資材のコストに大きく影響する原油価格については、1 年前 1 バ
レルあたり 100 ドルでしたが、昨年末には 50 ドル台のレベルになっております。
わが社としては、このような環境の変化に対して、取引先や競合他社に後れを
取ることなく、迅速かつ柔軟に対応していかなくてはなりません。その為には、
社員皆さん夫々が自分の仕事に対する環境の変化の影響を考えるとともに、こ
れまで以上に社内のコミュニケーションを密にし、事業部間の連携を強くして、
変化に対する対応に取り組んで貰いたいと思っています。
さて、わが社は、昨年初めての試みである中期経営計画を策定・発表しました。
この中期経営計画達成に向けて、既存ビジネスの深堀、開発機能の充実、グロ
ーバル対応力の強化、事業基盤拡大に向けた戦略的投資、組織力の向上という
5つの基本戦略のもと、現在、それぞれの事業部・職能部門にて具体的なアク
ションプランを検討・実行中です。今年は中計 2016 の 2 年目の年であります。
今年いかに頑張って来年の目標達成に繋げる事が出来るか、大切な年になると
思っています。最後まで目標意識を強く持って緊張感を絶やさずに、全社一丸
となって頑張っていきましょう。
この中計の目標を達成する為に、今年も人材育成へ更に力を入れていきます。
わが社のような商社にとって、社員ひとり一人の能力アップがわが社全体の競
争力の源に繋がります。包装のスペシャリストとして取引先から頼られる存在
になるためには、包装に関する専門知識をしっかりと身に着ける必要がありま
す。また、取引先の動きに対応して、皆さんが国内だけでなくグローバルに活
躍出来るよう色々な施策を行っていきたいと思います。
わが社は人材育成のために様々な教育・研修制度を行っていきますので、ルー
ティン業務の中に引きこもらないで、色々な知識を貪欲にたくわえる機会とし
て、大いに活用して貰いたいと思います。
最後になりますが、今年も法令遵守、
コンプライアンス最優先でお願い
致します。
また、三菱商事グループ企業の一員
としての品位・品格のある行動、そ
してプライドも忘れないでくださ
い。
今年 1 年間が、わが社にとりまして、
また皆さんにとりまして、素晴らし
い 1 年となるように一緒に頑張って行きましょう!
年頭の挨拶とさせて頂きます。
以上を持ちまして、私の
以 上