大山山麓・ 大山山麓・名峰景観フォーラム 名峰景観フォーラム開催要項 フォーラム開催要項 火山国の日本には、富士山をはじめ、羊蹄山、岩手山、鳥海山、男体山、御岳山、浅間 山、岩木山、開聞岳などの美しい火山峰が多く見られ、これらの名峰は信仰の山、「ふるさ との山」として、古来より多くの人たちに崇められており、近くには、秘湯・名湯や滝、 渓谷、清流、湖沼、牧場などの景観資源も数多く見られ、その山麓には山に関係する自然 歴史遺産や、自然と共生する生活文化も多く残されている。そして何よりも麓の農村から 眺める雄大で美しい名峰の景観は、日本を代表する心の風景である。 大山は、中国地方の最高峰(海抜 1,729m)にして、烏ヶ山、皆ヶ山、蒜山三座と連なる 火山群を形成する主峰である。弥山とも呼ばれる大山主峰は、成層火山の上部に巨大な溶 岩ドームが噴出した火山峰でもある。 大山は、円錐状の山体をなし、西方から眺めると、伯耆大富士、出雲富士と呼ばれる美 しい富士山型の火山として望まれるが、北方、南方、東方から眺めると、激しい噴火活動 や侵食崩壊により形成された北壁、南壁、東壁の急峻な絶壁が大きく望まれ、眺める方角 によって、その山容は大きく異なって眺められる。 独立峰の要素の強い大山は、麓の水田農村や高原牧野はもちろん、周辺の市街地、中国 山地の山々稜線、日本海の海浜、中海・宍道湖などの湖沼からもよく眺められる。 このように広い範囲から、しかも、多様な環境から眺められる山岳は全国的にも少なく、 その秀麗かつ急峻な山容から、大山は古くから人々の信仰の山であり、地域が誇る第一級 の景観資源でもある。 本景観フォーラムは、大山の美しい山容や麓の風景に着目し、文化的景観や火山地形、 植生に詳しい学識経験者などを招いて、全国での景観保全の活動事例を学ぶとともに、大 山の景観や眺望の保全と活用について意見交流をはかる。 開催日: 平成27年 27年1月29日 29日(木曜) 開催日:平成27 会 場:伯耆町溝口公民館会議室 伯耆町溝口公民館会議室 13 時 00 分~13 時 15 分:会長および 会長および来賓挨拶 および来賓挨拶など 来賓挨拶など 13 時 15 分~14 時 15 分:講演1 講演1 講師1:中越信和 中越信和氏(広島大学大学院教授) 中越信和 テーマ:名峰大山と文化的景観・・・阿蘇の事例など 14 時 15 分~15 時 00 分:講演2 講演2 講師2:大木公彦 大木公彦氏(鹿児島大学名誉教授、桜島シオパーク研究会代表) 大木公彦 テーマ:日本の名峰(火山)の景観的な魅力 地学・地理を活かした名峰ツーリズム・・・桜島の事例など 15 時 00 分~15 時 10 分:休 憩 15 時 10 分~15 時 30 分:全国名峰紹介スライドショー 全国名峰紹介スライドショー 15 時 30 分~16 時 00 分:大山の 大山の景観紹介 紹介者:篠田光明 篠田光明氏(伯耆町文化財審議会) 篠田光明 テーマ:大山山麓の風景と文化財、風物詩 16 時 00 分~16 時 30 分:活動事例紹介 紹介者:牧野純二 牧野純二氏(NPO 法人しりべつリバーネット) 牧野純二 テーマ:蝦夷富士「羊蹄山」周辺での景観保全の取組み 16 時 30 分~17 時 00 分:自由意見交換 参加費: 参加費:無料 主 催:グラウンドワーク大山蒜山 グラウンドワーク大山蒜山、 大山蒜山、ふるさと真庭清流自然学校事業推進協議会 ふるさと真庭清流自然学校事業推進協議会、 真庭清流自然学校事業推進協議会、 全国名峰景観ツーリズムネットワーク 全国名峰景観ツーリズムネットワーク 共 催:大山環境会議 大山環境会議、 会議、大山道ロングトレイル事業協議会、奥大山古道保存協議会、 後 援:伯耆町、 伯耆町、大山町、江府町、米子市、琴浦町、倉敷市、その他・・・以上予定 申し込み・問合 グラウンドワーク大山蒜山 徳永、河井 み・問合せ 問合せ:グラウンドワーク大山蒜山 tel:0859-75-2327 fax:0859-27-2959 Email: [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc