2014年12月26日号

http://www.nochuri.co.jp
農林中金総合研究所
2014 年 12 月 26 日号
調査第二部
多田 忠義・趙 玉亮
≪来週のポイント≫
15 年明けは、米中のファンダメンタルズ確認から
来週はクリスマス休暇明けで、欧米市場では参加者が徐々に戻ってくる。年明け後は、中国「製造
業 PMI(12 月)」、「貿易収支(12 月)」や米「ISM 製造業・非製造業指数(12 月)」、米「雇用統計(12
月)」が発表される予定で、米中のファンダメンタルズの確認から 15 年はスタートとなる(詳細は後述)。
経済指標以外では、7 日に発表される「FOMC議事要旨(12/16、17 分)」も注目される。この会合で、
利上げ時期に関する記述が慎重に修正され、「(中略)the Committee judges that it can be patient in
beginning to normalize the stance of monetary policy.(金融政策に対するスタンスを正常化させるという
ことについて、開始段階で(利上げの多少の遅れや困難さに)辛抱強くなれる状態だとFOMCは判断
する)」という文言が追加された。こうした文言追加の経緯が明らかになるものとみられるが、メンバーが
利上げ時期と利上げ判断の根拠についてどのように言及していたか、注目される。
また、日本では、15 年度与党税制改正大綱を 30 日にも決定する予定であるほか、明日(27 日)にも
閣議決定が予定される経済対策を盛り込んだ 14 年度補正予算案の閣議決定が 9 日に予定されてい
る。法人税の実効税率の引き下げ幅の動向に特に注目が集まっている。
なお、これまで毎月第 1 週に開催されていた ECB 政策理事会は、15 年から年 8 回(約 6 週おき)の
開催へと変更しており、次回開催予定は 1 月 22 日である。
経済指標など
米国では、9 日に「雇用統計(11 月)」が発表される。コンセンサス中央値(Bloomberg とりまとめ、26
日現在)によれば、非農業部門雇用者数は 23.0 万人増と、11 月(32.1 万人増)から増加幅縮小、失業
率は 5.7%と、11 月(5.8%)から低下(改善)する予想である。11 月の結果が市場予想を大幅に上回る
結果となったが、基調でみれば 20 万人前半台の増加を続けているとみられ、労働市場の改善傾向は
継続しているとの認識は変わらないだろう。また、2 日に「ISM 製造業景況感指数(12 月)」が発表される
が、コンセンサス中央値は 57.5 と、11 月(58.7)から低下が予想されており、景気先行きに対する不安
感が意識されないか注意する必要があろう。
欧州では、7 日に「ユーロ圏消費者物価指数(12 月速報)」が発表される。コンセンサス中央値は前
年比 0.3%と、11 月から変わらずの予想である。
中国では、1 日に「製造業 PMI(12 月)」が発表される。コンセンサス中央値は 50.0 と、11 月(50.3)
からさらに低下する予想である。また 8 日(∼12 日までに発表)に「貿易統計(12 月)」が発表される。
来週のスケジュール(12/29∼1/3)
月 日
国内の予定
12 月 29 日(月)
12 月 30 日(火)
12 月 31 日(水)
大納会
与党、15 年度税制改正大綱発表
休場
1 月 1 日(木)
休場
改正相続税・贈与税制スタート
1 月 2 日(金)
休場
1 月 3 日(土)
海外の予定
ギリシャ 大統領選 3 回目投票
露 「GDP(7∼9 月期改定値、∼30 日までに発表)」
米 「消費者信頼感指数(12 月)」
独 休場
米 「新規失業保険申請件数(12 月 27 日週)」
米 「失業保険継続受給者数(12 月 20 日週)」
米 休場(ニューイヤーズデー)
英・独・仏・中など主要市場休場
リトアニア ユーロ導入
中 「製造業 PMI(12 月)」
米 「ISM 製造業景況指数(12 月)」
中 「非製造業 PMI(12 月)」
(à次ページに再来週のスケジュールを掲載)
農林中金総合研究所
無断転載を禁ず。本資料は、信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するも
のではありません。本資料は情報提供を目的に作成されたものであり、投資のご判断等はご自身でお願い致します。
1
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2014 年 12 月 26 日号
調査第二部
再来週のスケジュール(1/5∼1/9)
月 日
1 月 5 日(月)
1 月 6 日(火)
国内の予定
大発会、官庁仕事始め
「新車販売台数(12 月)」
10 年利付国債入札(2.4 兆円程度)
国庫短期証券(3M)入札(5.7 兆円程度)
「マネタリーベース(12 月)」
1 月 7 日(水)
1 月 8 日(木)
10 年物価連動国債入札(0.5 兆円程度)
国庫短期証券(3M)入札(5.7 兆円程度)
1 月 9 日(金)
国庫短期証券(6M)入札(3.5 兆円程度)
「景気動向指数(11 月速報)」(2p に予測掲載)
海外の予定
米 「非製造業 ISM 指数(12 月)」
米 「製造業受注(11 月)」
米
米
米
欧
欧
米
欧
欧
欧
米
米
米
中
FOMC 議事要旨(12/16,17 分)
「貿易収支(11 月)」
「ADP 雇用統計(12 月)」
「ユーロ圏消費者物価指数(12 月速報)」
「ユーロ圏失業率(11 月)」
「MBA 住宅ローン申請指数(1 月 2 日週)」
「ユーロ圏景況感指数(12 月)」
「ユーロ圏生産者物価指数(11 月)」
「ユーロ圏小売売上高(11 月)」
「新規失業保険申請件数(1 月 3 日週)」
「失業保険継続受給者数(12 月 27 日週)」
「雇用統計(12 月)」
「新規人民元建て融資(12 月)」、「マネーサプライ
(12 月)」(∼15 日までに発表)
中 「消費者物価指数(12 月)」、「生産者物価指数(12
月)」(∼13 日までに発表)
※本年もWeekly金融市場をご愛読いただき誠にありがとうございました。
次号は、
新年 1 月 9 日の発行予定です。
来年も、引き続きお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。
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無断転載を禁ず。本資料は、信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するも
のではありません。本資料は情報提供を目的に作成されたものであり、投資のご判断等はご自身でお願い致します。
2
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1.来週発表予定の経済指標予測
11 月の景気動向指数(速報)
【1 月 9 日(金)14:00】
<当社予測>一致 CI:前月差▲0.1pt(10 月:0.6pt)、先行 CI:同▲1.0pt(10 月:▲1.7pt)
一致 CI については、耐久消費財出荷指数、鉱工業生産などがマイナスに寄与することから、僅かで
はあるが低下が予想される。そのため、これに基づく景気の基調判断は「下方への局面変化」で据え置
かれることになる。また、先行 CI も、最終需要財在庫率指数、鉱工業生産財在庫率指数がマイナスの寄
与となるため、低下すると思われる。ちなみに、一致 DI は 81.8%と、判断基準とされる 50%を 3 ヶ月連
続で上回るが、先行 DI は 40.9%と逆に 3 ヶ月連続で 50%割れとなるだろう。(竹光)
(2010年=100)
景気動向指数の推移
120
115
110
105
100
95
90
景気後退局面
一致CI
先行CI
85
80
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
1999年
1998年
1997年
1996年
1995年
1994年
1993年
1992年
1991年
1990年
75
(資料)内閣府
農林中金総合研究所
3
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2.債券市場
寺林 暁良
◎相場概況 (12/22∼12/26 前場)
長期金利(新発 10 年国債利回り)は、史上最低水準まで低下した。
週初の長期金利は、22 日に日銀が国債買い入れオペを実施したこともあり、需給逼迫のなかで低
下。週央も、25 日の 2 年国債入札の平均落札利回りがマイナス(▲0.003%)になるなど好調な結果だっ
たことも好感されて低下を続け、同日には 0.310%と 13 年 4 月に日銀が量的・質的金融緩和(QQE)の
導入を決めた直後に記録した史上最低金利(0.315%)を更新した。さらに、26 日午前には一時 0.3%ち
ょうどを付けるなど、史上最低水準での推移が続いている。
イールドカーブは、長期・超長期で年初来最低水準となったほか、3 年以下のゾーンでマイナス金利
になるなど、フラット化が進行。26 日の 11:00 時点の新発 10 年国債(#336)は、0.305%(先週末比▲5.0
ベーシスポイント)。同 11:02 時点の 10 年国債先物(中心限月 3 月物)は、147 円 91 銭(先週末比+37
銭)。なお、10 年国債先物は 26 日に 147 円 95 銭と史上最高値を更新した。
◎来週以降の相場予想 (12/29∼1/9)
年末で薄商いとなるため、現状の低金利水準が継続すると予想する。ただし、年明け以降は金利低
下に対する警戒感も高まっていることに注意が必要である。6 日には 10 年国債入札、8 日には 10 年物
価連動国債入札が行われるため、まずはこれらで投資家の動きを見極める展開になるだろう。
(%)
(%)
日本国債のイールドカーブ
2.0
1.8
2014年12月25日
2014年12月19日 (先週末)
2014年11月25日 (1ヶ月前)
2014年9月25日 (3ヶ月前)
2014年6月25日 (6ヶ月前)
1.6
1.4
1.2
1.0
イールドスプレッド
1.0
0.8
0.6
5年−2年
10年−5年
20年−10年
0.4
0.2
0.8
0.6
0.0
7/25
0.4
0.2
8/25
(%)
0.0
▲ 0.2
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10 15 20 25 30 40
(年)
0.10
0.00
▲ 0.10
▲ 0.20
▲ 0.30
先週末差
1ヶ月前差
3ヶ月前差
2
5
8
▲ 0.40
1
3
4
6
7
9
10/25
11/25
12/25
新発10年物国債利回り
0.550
0.525
0.500
0.475
0.450
0.425
0.400
0.375
0.350
0.325
0.300
0.275
10 15 20 25 30 40
(年)
9/25
10/14
10/28
11/12
11/27
12/11
12/26
(資料)財務省「国債金利情報」より作成。新発 10 年国債利回りは Bloomberg より作成
◎国債入札結果
入札日
銘柄 ( 回号)
表面利率
発行予定額
12/25
2年利付国債 (#348)
0.1% (0.1%)
2.7兆円
応札倍率
テール
最低価格 最高利回
5.66倍 (5.86倍) 0.7銭 (0.9銭)
100.200円
0.000%
(資料)財務省ホームページより農中総研作成。表面利率及び応札倍率、テールの( )内数値は前回入札の値
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3.株式市場
趙 玉亮
◎相場概況 (12/22∼12/26 前場)
日経平均株価は、米 GDP 確定値(7∼9 月期)の大幅上方修正を受けた米株高や円安を背景に、大幅続
伸したものの、週末にかけて市場参加者の減少で小動き。
週明け 22 日は小幅続伸、材料が乏しい中、前週末の終値近辺での小動きに終始した。24 日は大幅続伸、
米GDP 確定値(7∼9 月期)の大幅上方修正を受けた米株高や円安を背景に、日経平均は買い優勢でスター
トしたが、後場は小動きで取引を終えた。25 日は小幅反落、米国や欧州など主要市場の休場で薄商いだっ
た。26 日前場は小幅続落、手掛かり材料難のなか、利益確定売り優勢の展開となった。
◎来週以降の相場予想 (12/29∼1/9)
海外では、中国の製造業 PMI(12 月)や米国の ISM 製造業景況指数(12 月)が発表される。また、FOMC
議事要旨(12/16,17 分)の公表に注目。来週は国内で大きな材料が乏しく、海外の動向をにらみながら、全体
として動意に乏しい展開を予想する。
<12/26前場終値>
日経平均: 17,779.18
(前週末比
日経平均株価の日足グラフ
(円)
25日移動平均線
50日移動平均線
+157.78
)
TOPIX: 1,422.83
株価等の指標騰落率
100日移動平均線
18,300
18,000
17,700
17,400
17,100
16,800
16,500
16,200
15,900
15,600
15,300
15,000
(同 +13.22 )
年度初来(14年3月末)比
前週(12/19)比
日経225
TOPIX
TOPIXコア30
JPX日経400
日経JASDAQ
東証REIT
11/10 11/14 11/20 11/27 12/3
(億株)
東証一部 出来高
出来高 株数
出来高 金額
(千億円)
40
40
35
35
30
30
25
25
20
20
15
15
10
10
11/7 11/13 11/19 11/26 12/2
0%
12/9 12/15 12/19 12/26
12/8 12/12 12/18 12/25
3%
6%
9% 12% 15% 18% 21% 24% 27% 30%
(兆円) 投資部門別株式売買状況(12年1月∼累積)
25
海外投資家
20
15
買越
10
信託銀行
5
0
-5
-10
売越
-15
個人
-20
12/10/5
●決算発表 注目銘柄 (変更になることがありますのでご注意ください)
13/3/15
13/8/23
14/1/31
14/7/11
14/12/19
(資料) Bloomberg より農中総研作成
(12/29) ヒマラヤ、ヤマザワ、アダストリアホールディングス
(1/6) イズミ、ファミリーマート、良品計画、スギホールディングス、サンエー
(1/7) エービーシー・マート、アークス
(1/8) イオンモール、ユニーグループ・ホールディングス、イオンディライト、キユーピー、ファーストリテイリング
(1/9) オンワードホールディングス、イオン、ローソン、セブン&アイ・ホールディングス、久光製薬、オーエスジー、島忠
など
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4.外国為替市場
竹光 大士
◎相場概況 (12/22∼12/26 前場)
ドル・円相場は再度 120 円台乗せ、一時 120 円 83 銭まで円安が進行
週初は 120 円の大台を意識した動きからドル買いが進んだ。週央にかけては、23 日に発表された米国
の 7∼9 月期 GDP 確定値が改定値から大幅に上方修正され、特に個人消費と設備投資の大幅上方修正
が先行き期待を高めたことから一時 120 円 83 銭まで円安になった。その後は海外休場のなか、120 円前
半で動意薄く、もみ合い推移。
ユーロ円は週初、ドル円につられ、147 円台まで円安が進行。その後も、147 円を挟んでもみ合いとなっ
た。
◎来週以降の相場予想 (12/29∼1/9)
1 日に中国製造業 PMI、9 日に米雇用統計が発表される。米中経済の先行き見通しに影響を与える可
能性があり注意が必要。また、海外投資家が市場に戻るなか、29 日のギリシャで大統領選出のための 3
回目の投票やロシア・ルーブルの動向は波乱要因であり、為替が乱高下する可能性がある。
(円/ドル)
(円/ユーロ)
円/ドル・レート
104
円
高
106
106 136
108
108 138
110
140
112
142
114
144
116
118 146
110
112
114
50日移
動平均
116
118
120
円
安
122
2014/10/03
25日移
動平均
2014/10/31
(ドル/ユーロ)
1.28
ロ
安
1.26
1.24
1.22
1.2
2014/10/03
ユ
1.32
ロ
高
1.3
ー
1.3
ー
50日移動
平均
ユ
1.28
1.26
25日
移動
平均
1.24
1.22
2014/10/31
2014/11/28
1.2
2014/12/26
134
138
140
142
25日移動
平均
122 150
2014/12/26 2014/10/03
ドル/ユーロ・レート
1.32
円
高
136
120 148
2014/11/28
円/ユーロ・レート
104 134
144
146
円
安
50日移
動平均
2014/10/31
148
2014/11/28
150
2014/12/26
シカゴIMM円ポジション(先物のみ) (円ドル)
(1万コントラ クト)
▲ 20
▲ 18
▲ 16
▲ 14
▲ 12
▲ 10
▲8
▲6
▲4
▲2
0
2
4
14/01 14/03
14/05
123
120
117
114
111
108
105
102
99
96
93
90
87
円ポジション(左軸)
84
81
円ドル(右軸)
78
75
14/07 14/09 14/10 14/12
(注) 1コントラクト=1250万円
(資料)Bloombergより農中総研作成
農林中金総合研究所
6
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5−1.海外市場(米国、欧州)
(米国)木村 俊文、
(欧州)山口 勝義
◎相場概況 (12/19∼12/24)
【米国】
米国の長期金利(10 年債利回り)は、原油価格やロシア通貨ルーブルが下げ止まったことで安心感が広が
るなか、7∼9 月期の米 GDP 確定値(23 日)が市場予想以上に上方修正されたことから景気回復への期待が
高まり、24 日には先週比 13bp 上昇の 2.26%となった。また、イールドカーブは、FRB による利上げが近づい
ているとの見方から 2 年債を中心とする中期ゾーンの利回りが上昇するなど、全般的に上方へシフトした。一
方、株式市場は先週後半からの買い戻しの動きが続き、堅調な展開となった。24 日のダウ工業株 30 種平均
は、先週比 673.3 ドル(3.9%)上昇の 18,030.21 ドルと、3 営業日連続で史上最高値を更新した。
【欧州】
週後半にクリスマス休暇を控え動意に乏しい週であったが、ECB による追加緩和期待を背景に国債市場で
は周辺国債を中心に利回りの低下が進んだ。一方、ギリシャ国債は週間では利回り低下となったものの、23 日
の第 2 回投票でも大統領の選出ができず、その後は政局混迷への懸念から利回りは上昇して推移した。ドイ
ツ 10 年国債は週を通じ 3bp の利回り低下。株式市場では、原油価格がひとまず下げ止まり、またルーブルが
反転上昇したことなどで、経済や市場にかかる先行きの不透明感がやや軽減されるなか、ストックス欧州 600
指数は週間で 1.4%の上昇、うち銀行セクターも 1.4%の上昇となった。
欧州の国債利回り(10年債)
(%)
米国債のイ-ルドカーブ
(%)
4.0
10
ギリシャ
9
3.5
3.0
2.5
2.0
14/06/26
8
14/09/24
7
14/12/24
6
ポルトガル
イタリア
5
1.5
4
1.0
3
スペイン
2
0.5
アイルランド
1
0.0
1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月
1年
2年
3年
5年
7年
10年
30年
ドイツ
0
14/6
14/7
0.20
0.10
14/9
14/10
14/11
14/12
ドイツ国債との利回りスプレッド(直近1週間の変動幅)(10年債)
(bp)
10
0.30
14/8
0
0.00
▲ 0.10
1週前差
▲ 0.20
▲ 10
1ヵ月前差
7年
10年
米国の株価指数
(ドル)
18,500
30年
(ポイント)
英国
欧州の株価指数
400
18,000
160
155
350
NYダウ工業株30種
150
300
17,500
140
135
200
16,500
125
100
14/6
14/7
14/8
14/9
14/10 14/11 14/12
うち銀行
セクター②
130
150
16,000
ストックス欧州
600指数①
145
250
17,000
(参考)日本
5年
(参考)米国
3年
ポルトガル
2年
アイルランド
1年
ギリシャ
1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月
スペイン
▲ 0.50
イタリア
▲ 20
3ヵ月前差
▲ 0.40
フランス
▲ 0.30
120
①−②
(右軸)
14/6 14/7 14/8 14/9 14/10 14/11 14/12
(資料)Bloomberg より農中総研作成
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7
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5−2.海外市場(中国、その他新興・資源国)
(中国)王 雷軒、
(その他新興・資源国)多田 忠義
◎相場概況 (12/19∼12/25)
【中国】
中国人民銀行(中央銀行)が中期貸出ファシリティー(MLF)などを用いて、個別銀行に流動性を供給した
との観測が浮上したことで、追加金融緩和を含めた経済対策への期待感が高まったため、週初 22 日の上海
総合指数は 4 年1ヶ月ぶりに 3,127 ポイントの高値を付けた。しかし、その後、期待された経済対策が打ち出
されておらず、市場参加者の心理が悪化したほか、高値警戒感もあったことで大きく下落した。ただし、25 日
は、国務院常務会議(24 日)で決定された中国企業の海外進出への支援策やシルクロード経済圏(一帯一
路)の推進策などを受けて大幅反発し、節目の 3,000 ポイントを回復した。
【その他新興・資源国】
ロシアでは 23 日、政府系の輸出関連企業に対して、外貨建て資産の保有高に上限を設定するなど、非公
式ながら資本規制といえる策を講じ、ルーブルは前週比 10%を超える上昇を記録した。原油価格(WTI 先物
期近物)は 1 バレル=55∼57 ドルのレンジ相場となっており、これまでの下落ペースは一旦落ち着いてい
る。こうした状況から、新興・資源国の株価、為替相場は、前週のボラタイルな状況から一転し、落ち着きを取
り戻しつつある。なお、MSCI EM指数の年初来騰落率(▲5.2%)の内訳は、EM アジア:+1.3%に対し、EM ラ
テンアメリカ:▲14.9%、EM ヨーロッパ:▲28.9%で、総じてみると新興・資源国株価は下落の年であった。
(ポイント)
上海総合指数
3,200
前週(12/19)比
3,000
トルコ・リラ
欧・中東・アフリカ
2,800
2,600
2,400
2,200
MSCI-EM
EMアジア
EMラテンアメリカ
EMヨーロッパ
ロシア・ルーブル
ポーランド・ズウォティ
ノルウェー・クローネ
カナダ・ドル
メキシコ・ペソ
自
国
通
貨
高
アルゼンチン・ペソ
コロンビア・ペソ
(
ラテンアメリカ
新興国株価指数(MSCI Index)
('14.01=100)
南アフリカ・ランド
エジプト・ポンド
14/12
14/11
14/10
14/09
14/08
14/07
14/06
2,000
ド
ル
安
チリ・ペソ
)
ブラジル・レアル
シンガポール・ドル
16
14
12
10
ロシア
インドネシア
インド
6
ニュージーランド
4
オーストラリア
0
14/06 14/07 14/08 14/09 14/10 14/11 14/12
タイ・バーツ
フィリピン・ペソ
ド
ル
高
マレーシア・リンギット
韓国・ウォン
ブラジル
8
2
アジア・オセアニア
14/12
14/11
14/10
14/09
14/08
政策金利の推移
オーストラリア・ドル
自
国
通
貨
安
)
(%)
18
14/07
14/06
ニュージーランド・ドル
(
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
65
60
前月(11/26)比
新興・資源国通貨:対米ドル騰落率
インドネシア・ルピア
インド・ルピー
中国元
▲15% ▲10% ▲5%
0%
5%
10%
15%
(注)一部通貨は前営業日終値、それ以外は本グラフ作成時点との比較
(資料)Bloombergより農中総研作成
農林中金総合研究所
8
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6.指標分析・注目点
南 武志
① 今週のレビュー
第 3 次安倍内閣が発足、アベノミクス推進に向けた動きが本格化している。27 日には 3.5 兆円規模の
経済対策を取りまとめるほか、30 日には 15 年度税制改正大綱を決定する予定となっている。税制改正の
目玉は法人税改革であるが、特別措置の見直しなどタックスベースを広げる努力に乏しく、実効税率の
引下げによる減収分を外形標準課税の拡充で相殺するといったアドホックな対応となっている。諸外国で
は成長阻害懸念から廃止される方向にあるとされる外形標準課税を強化することは、成長戦略を掲げる
安倍内閣の進むべき道だろうか。アベノミクスにおける税の取扱いはやや粗雑に見えてしまう。
以下、今週発表された主要な経済指標を確認していきたい。11 月の鉱工業生産は前月比▲0.6%と 3
か月ぶりの低下。製造工業生産予測指数(同 2.3%)や事前予想(同 0.8%程度)を大きく下振れたほか、
出荷減・在庫増といった動きは懸念されるが、夏場に底入れし、その後は極めて緩やかではあるが、持ち
直しているという姿は変わっていないとみる。なお、生産予測指数によれば、12 月、1 月と急上昇(前月比
でそれぞれ 3.2%、5.7%)し、1 月には直近ピークの 14 年 1 月分を上回る見通しとなっているが、下振れ
て推移する可能性は濃厚である。
11 月の雇用関連指標によれば、有効求人倍率は 1.12 倍と 2 か月連続で改善、92 年 5 月(1.13 倍)以
来の高水準となった。日銀短観などでは、企業の人員不足感が強い状況が見て取れるが、求人数も再び
増加してきた。また、失業率も 2 ヶ月連続で 3.5%と低水準を維持。ただし、男性については雇用者数が 2
ヶ月連続で減少、失業者も減少しているものの、非労働力人口が増加するなど、雇用情勢の改善が見ら
れているわけではない(逆に女性は雇用増と失業率低下が見られた)。一方、毎月勤労統計によれば、
現金給与総額は前年比▲0.5%と 15 ヶ月ぶりに減少するなど、ついに名目賃金もマイナスとなってしまっ
た。内容的には、所定内給与は同 0.1%と微増であったが、残業時間の減少(前年比▲0.9%と 20 ヶ月ぶ
りのマイナス)で所定外給与が同▲0.9%と減少に転じたほか、特別に支払われた給与も同▲27.0%であ
った。実質賃金は同▲4.3%と減少幅が大幅に拡大。総じてみれば、企業の人手不足感を背景に、雇用
はしっかりしているが、逼迫感があるのは一部の職種・
(2005年=100)
業種に限られており、全般的に賃上げ圧力が高まるま
110
家計調査:全世帯・実質消費支出(除く住居等)
商業販売統計:小売業販売額指数(実質化)
第三次産業活動指数:広義対個人向けサービス業
消費総合指数
全産業供給指数:民間消費
108
でには至っていない。
こうしたなか、11 月の消費関連指標は持ち直しの動
きもみられた。商業販売統計・小売業販売額を消費者
民間消費関連の指標
112
106
104
102
100
98
物価指数の財指数で実質化とすると、前月比で 0.4%
と 2 ヶ月ぶりの上昇。家計調査の全世帯実質消費支
96
94
92
出(除く住居等)も同 0.6%と 2 ヶ月連続の上昇。
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
(資料)内閣府、経済産業省、総務省の各統計より作成 (注)家計調査、商業販売統計は2010年=100
最後に、物価動向であるが、11 月の企業向けサービス価格は前年比 3.6%(消費税要因を除くと同
0.9%)と、しっかりした動きとなっている。一方、11 月の全国消費者物価(除く生鮮食品)は同 2.7%と、6
∼7 月(同 3.3%)をピークに鈍化傾向が続いている。石油製品などエネルギーの価格は当面は下落する
ものとみられ、物価上昇率は 0%近傍に向けて縮小していく可能性もある。原油安は景気刺激効果がある
とはいえ、15 年度内の物価 2%上昇を目指す日本銀行にとっては頭が痛い状況が続くだろう。
農林中金総合研究所
9
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7.今週の主なできごと
月 日
政治・財政
12 月 19 日(金)
・政府:日本政策投資銀行の完
全民営化を事実上棚上げし、当
面の間は少なくとも 2 分の 1 以上
の株式を保有する方針を固める
12 月 20 日(土)
・政府・与党:法人税実効税率に
ついて 3 年間で 20%台に引き下
げる案を検討
経済・金融
・宮沢経産相:再生可能エネルギ
ーの固定価格買い取り制度につ
いて、来年以降制度を抜本的に
見直す可能性に言及
・出光:昭和シェル石油の買収に
向け 5,000 億円規模の TOB の交
渉に入る
12 月 21 日(日)
12 月 22 日(月)
・政府:住宅を購入する中低所得
者向けに現金を配る「すまい給
付金」の期限を 17 年末から 1 年
半延長し、19 年 6 月末とする方
針を固める
12 月 23 日(火)
・江渡防衛相:第 3 次安倍内閣で
の再任を辞退
12 月 24 日(水)
・第 3 次安倍内閣発足
・安倍首相:「様々な課題に取り
組む基礎となる強い経済を取り
戻さなければならない」
・政府・与党:15 年度から「ふるさ
と納税」を拡充、減税が受けられ
る寄付額を 2 倍に増やす
12 月 25 日(木)
12 月 26 日(金)
・政府:全地方自治体の予算を見
積もる 2015 年度の地方財政計
画に地方創生のための歳出を 1
兆円規模で計上する方針
・日本郵政:株式上場計画案が
明らかになる、日本郵政と傘下
の金融 2 社(ゆうちょ銀行、かん
ぽ生命保険)が 15 年 9 月を目処
に同時上場する方針が明らかに
・米シティグループ:日本法人シ
ティバンク銀行の個人部門を 450
億円で三井住友銀行へ売却する
方針を固める
・日本原子力発電・関西電力・九
州電力・中国電力:経過年数約
40 年を過ぎた 5 基の老朽原発を
廃炉にする方針を固める
・ホンダ:14 年度の国内生産、計
画比 15%減の 90 万台
・家計貯蓄率:13 年度の家計貯
蓄率が▲1.3%となり、初のマイ
ナスとなる
・日本の新発 10 年債利回り:一
時 0.30%を付け、2 日連続で過去
最低を更新
海外・その他
・ロシア中銀:市場のルーブル流
動性のひっ迫に対し、外貨スワッ
プの規模を 20 億ドルから 100 億
ドルに引き上げると発表
・中国商務相:ロシアとの貿易決
済で人民元の利用を拡大すると
提案
・ヌアイミ・サウジアラビア石油鉱
物資源相:新規顧客の需要に応
じるためなら原油の増産と市場
シェア拡大に動く用意があると言
及
・ダウ工業株 30 種平均:初めて
節目の18,000 ドルを超え、過去
最高値を更新
・格付け会社 S&P:ロシアの国債
格付けを現在の投資適格のなか
で最低の「トリプル B マイナス」か
らさらに引き下げる方向で検討し
ていると発表
・ギリシャ大統領選:2 回目の投
票では与党擁立候補が当選に必
要な票数を獲得できず、最終投
票 29 日に
・ソニー・ピクチャーズエンタテイ
ンメント:北朝鮮の金正恩第1書
記の暗殺を題材にしたコメディー
映画「ザ・インタビュー」のインタ
ーネット配信を米国で開始、北朝
鮮はそれに反発
・ズロチェフスキー・ロシア穀物連
盟会長:同国の穀物輸出が政府
の事実上の規制によって停止し
たと明らかにした
農林中金総合研究所
10
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8.日米経済指標の動向(グラフ)
【日本】
(%)
(%) (%)
鉱工業生産指数(11月速報)
7.5
予測
前月比(左軸)
前年比(右軸)
5.0
18
12
12
9
2.5
6
0.0
0
▲ 2.5
▲6
▲ 5.0
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
商業販売統計:前年比(11月)
卸売業
小売業
6
3
0
▲3
▲ 12 ▲ 6
'14.11
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
'14.11
鉱工業生産指数(速報)は、前月比▲0.6%と3ヶ月ぶりに低 商業販売統計(速報)によると、小売業販売額は前年比
下した。製造工業生産予測指数の12月分は同3.2%と上昇、 0.4%と5ヶ月連続で増加した。卸売業販売額は同▲4.0
%と2ヶ月連続で減少した。
1月分も同5.7%と上昇を見込む。
(%)
(%)
家計調査 :実質・前年比(11月)
(倍)
失業率・有効求人倍率:季調済(11月)
9
3.4
1.20
6
3.6
1.10
3.8
1.00
4.0
0.90
3
0
▲3
▲6
4.2
全世帯消費支出
勤労者世帯消費支出
▲9
'12.11
'13.5
'13.11
4.4
'14.5
'14.11
0.80
有効求人倍率(右軸)
完全失業率(左軸・逆目盛)
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
0.70
'14.11
家計調査(2人以上の世帯)によると、全世帯質消費支出は
前年比▲2.5%と8ヶ月連続で減少した。勤労世帯消費支出
も同▲1.2%と8ヶ月連続で減少した。
失業率は、3.5%と前月から横ばいだった。有効求人倍率
は、1.12倍と前月から0.02ポイント上昇。
(%)
(%)
消費者物価指数(除生鮮食品):前年比
全産業活動指数:季調済前月比(10月)
2.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
▲ 0.5
▲ 1.0
全国(11月)
東京都区部(12月)
1.0
0.0
▲ 1.0
▲ 2.0
▲ 3.0
▲ 4.0
▲ 5.0
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
'14.11
生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)について、全国の
11月分は、前年比2.7%と前月(同2.9%)から低下した。同東
京都区部の12月分は、同2.3%。
(資料)Bloomberg より農中総研作成
'12.10
'13.4
'13.10
'14.4
'14.10
全産業活動指数は、前月比▲0.1%と2ヶ月ぶりのマイナスと
なった。
農林中金総合研究所
11
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【日本(続き)】
(%)
新設住宅着工戸数(11月)
(万戸)
20
110
10
100
0
90
▲ 10
80
▲ 20
70
着工戸数(季調済年率・右軸)
前年比(原数値・左軸)
▲ 30
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
60
'14.11
新設住宅着工戸数(季調済年率)は88.8万戸と4ヶ月ぶりに
減少した。前年比(原数値)では▲14.3%と9ヶ月連続の減
少。
(資料)Bloomberg より農中総研作成
農林中金総合研究所
12
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【米国】
中古住宅販売件数:季調済年率(11月) (万件) (%)
(%)
新築住宅販売件数:季調済年率(11月) (万件)
6
550
20
55.0
3
525
10
50.0
0
500
0
45.0
475 ▲ 10
40.0
▲3
▲6
450 ▲ 20
件数(右軸)
前月比(左軸)
▲9
'12.11
'13.5
425 ▲ 30
'13.11
'14.5
'14.11
35.0
件数(右軸)
前月比(左軸)
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
30.0
'14.11
中古住宅販売件数(年率)は、前月比▲6.1%の493万件と、
事前予測(520万件)を下回った。
新築住宅販売件数(年率)は、前月比▲1.6%の43.8万件と
事前予測(同46.0万件)を下回った。
(%)
(%)
耐久財受注:季調済前月比(11月)
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
製造業耐久財受注:季調済前月比(11月)
10.0
総合
7.5
輸送用機器を除く
5.0
2.5
0.0
▲ 2.5
製造業受注
製造業出荷
▲ 5.0
▲ 7.5
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
'12.11
'14.11
'13.5
'13.11
'14.5
'14.11
耐久財受注は、前月比▲0.7%と、事前予測(同3.0%)を下
回った。輸送用機器を除く耐久財も、同▲0.4%と事前予測
(同1.0%)を下回った。
製造業耐久財の航空機器を除く非国防資本財受注(コア資
本受注)は、前月比0.0%と事前予測(同1.0%)を下回った。
同出荷は、同0.2%
(%)
(%)
個人消費支出:季調済前月比(11月)
国内総生産(GDP)
:前期比年率(7∼9月期確定値)
4.0
2.0
0.0
▲ 2.0
▲ 4.0
個人消費支出
個人所得
▲ 6.0
'12.11
'13.5
'13.11
'14.5
'14.11
個人消費支出は、前月比0.6%と事前予測(同0.5%)を上
回った。個人所得は、同0.4%と事前予測どおりだった。
(資料)Bloomberg より農中総研作成
6
5
4
3
2
1
0
▲1
▲2
▲3
GDP成長率
コアPCE
'12.9
'13.3
'13.9
'14.3
'14.9
GDP成長率の確定値は、前期比年率5.0%と、改定値
(3.9%)から上方修正された。
農林中金総合研究所
13
内外金融市場データ
長期金利
新発
10年
国債
利回
14/10/30
14/10/31
14/11/03
14/11/04
14/11/05
14/11/06
14/11/07
14/11/10
14/11/11
14/11/12
14/11/13
14/11/14
14/11/17
14/11/18
14/11/19
14/11/20
14/11/21
14/11/24
14/11/25
14/11/26
14/11/27
14/11/28
14/12/01
14/12/02
14/12/03
14/12/04
14/12/05
14/12/08
14/12/09
14/12/10
14/12/11
14/12/12
14/12/15
14/12/16
14/12/17
14/12/18
14/12/19
14/12/22
14/12/23
14/12/24
14/12/25
14/12/26
0.470
0.450
休場
0.440
0.465
0.470
0.480
0.455
0.490
0.520
0.495
0.480
0.480
0.505
0.475
0.465
0.455
休場
0.450
0.435
0.420
0.420
0.430
0.415
0.430
0.435
0.420
0.435
0.415
0.410
0.405
0.395
0.375
0.350
0.355
0.350
0.350
0.335
休場
0.325
0.310
0.310
金利
債先 スワップ
無担保
10年物 レート
コール
中心
5年物
翌日物
限月 (円-円)
仲値
146.53
146.53
休場
146.70
146.44
146.47
146.39
146.55
146.25
145.85
146.08
146.23
146.27
146.05
146.30
146.36
146.45
休場
146.60
146.73
146.88
146.91
146.90
146.95
147.17
147.24
147.32
147.14
147.40
147.42
147.49
147.25
147.38
147.58
147.60
147.66
147.54
147.70
休場
147.73
147.83
147.87
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短期金利
外国為替
国内株価指数
海外株価指数
海外金利
米国
米国
財務省 財務省 独国
中国
証券
証券 10年物
上海総合 3ヶ月物 10年物 国債
国債
国債
利回
利回
利回
その他
NY
原油
先物
WTI
期近
OPEC
原油
バス
ケット
価格
0.232 0.059 ▲ 0.045 0.1950 0.284 0.170 109.18 1.261 137.46 15,658.20 1,278.90 17,195.42 4,566.14 330.71 2,391.08 0.005 2.306 0.845 1,199.5 81.12
0.246 0.060
0.001 0.1920 0.281 0.160 111.23 1.253 139.80 16,413.76 1,333.64 17,390.52 4,630.74 336.80 2,420.18 0.005 2.335 0.841 1,172.4 80.54
休場 休場
休場
休場
休場 17,366.24 4,638.91 334.25 2,430.03 0.005 2.343 0.853 1,170.6 78.78
休場 休場 休場 休場 1.248 休場
0.239 0.061 0.002 0.1880 0.276 0.160 113.58 1.255 142.04 16,862.47 1,368.65 17,383.84 4,623.64 330.88 2,430.68 0.020 2.334 0.807 1,168.5 77.19
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休場 休場
休場
休場
休場 17,817.90 4,754.89 345.72 2,532.88 0.005 2.306 0.781 1,196.6 75.78
休場 休場 休場 休場 1.244 休場
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休場
休場 347.49 2,630.49 0.005 2.245 0.700 休場
休場
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休場 休場
休場
休場
休場 18,024.17 4,765.42 344.06 3,032.61 0.010 2.261 0.592 1,178.0 57.12
休場 休場 休場 休場 1.217 休場
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休場
休場
休場 3,072.54 0.001 2.263 0.589 休場
休場
0.267 0.160 120.21 1.222 146.86 17,788.98 1,423.23
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休場
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(資料)Bloombergより農中総研作成。最終日は12時51分時点で入手可能な最新データを掲載。最終日のTOPIXは20分ディレイで表示。
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