オマーン向けに輸出される食品等に関する証明書の発行事務処理要領 制 定 平成 26 年 12 月 22 日付け 26 食産第 3257 号 1.目的 「輸出される食品等に関する証明書発行事務規程」 (平成 24 年 4 月 1 日付け 23 食産第 3861 号農林水産事務次官依命通知。以下「事務規程」という。 )第 5 条第 2 項、第7条及び 第 8 条に基づき、事務規程第 3 条第 1 項の地方農政局長等(以下「地方農政局長等」とい う。 )が、オマーン向けに事務規程第 2 条第 2 号の食品等(以下「食品等」という。 )を輸出し ようとする事業者がオマーン向けの食品等の輸出実績を届け出た場合に、輸出事業者証明書 (以下「証明書」という。 )の発行事務を行う際の事務処理手続について定める。 2.届出手続き (1)届出者 届出を行うことができる者は、事務規程第 2 条第 3 号の地方支分部局(以下「地方支 分部局」という。 )の管轄区域において生産、加工又は流通する食品等を輸出した実績 があり、かつ、当該管轄区域内に事務所を有する者とする。ただし、届出者の代理人は、 日本国内に事務所を有する者とする。 (2)届出方法 届出者は、届出書類を当該地方支分部局に送付又は持参することとする。ただし、 地方農政局長等が届出方法を別に指定した場合は、この限りでない。 届出者が郵送での届出確認書の受領を希望する場合、返信に要する経費は、申請者が 負担することとする。 (3)届出書類 届出者は、次のアからウまでの届出に当たっては、それぞれアからウまでに定める書 類を地方農政局長等に提出するものとする。 ア 新規の申請 (ア) 輸出事業者届出書(新規) (別記様式1-1-①、代理人が届け出る場合は別記 様式1-2-①) (イ) Certificate of the Exporter to the Sultanate of Oman(輸出事業者証明書様式) (別記様式2) (事業者名及び所在地を英語で記入したもの。 ) (ウ) 輸出実績を確認できる次の a から c までの書類(平成 23 年 3 月 27 日以降に発 行されたもの。 ) a オマーンに輸出した食品等に関するインボイス(送り状)の写し1件以上 b a の書類に記載されている品目に関する次の検査機関が発行する放射性物質検 査結果報告書の写し (a) 食品衛生法(昭和 22 年法律第 233 号)第 33 条に基づき厚生労働大臣に登 録している検査機関 (b) 国際試験所認定協力機構(ILAC)多国間承認取決に署名している認定機関 から、放射能測定に係る ISO/IEC 17025 の認定を受けている検査機関 (c) 行政機関に属する検査機関 c a の書類に関する関税申告書(Customs Declaration)に税関の関税納付スタ ンプが押印されたものの写し イ 継続の申請 (ア) 輸出事業者届出書(継続) (別記様式1-1-②、代理人が届け出る場合は別記 様式1-2-②) (イ) Certificate of the Exporter to the Sultanate of Oman(輸出事業者証明書様式) (別記様式2) (事業者名及び所在地を英語で記入したもの。 ) (ウ) 過去1年以内に交付した直近の証明書の写し (エ) 輸出実績を確認できる次の a 及び b の書類 a (ウ)の証明書の交付以降、オマーンに輸出した食品等に関するインボイス(送り 状)の写し1件 b a の書類に関して発行された関税申告書(Customs Declaration)に税関の関 税納付スタンプが押印されたものの写し ウ 変更の申請 (ア) 輸出事業者届出書(変更) (別記様式1-1-③、代理人が届け出る場合は別記 様式1-2-③) (イ) Certificate of the Exporter to the Sultanate of Oman(輸出事業者証明書様式) (別記様式2) (事業者名及び所在地を英語で記入したもの。) ) (ウ) 過去一年以内に交付した直近の証明書の写し 3.証明書の交付 地方農政局長等は、申請者から提出された書類について、不備がないことを確認した場合、 Certificate of the Exporter to the Sultanate of Oman(別記様式2)に英文で必要事項を 記載し、署名、役職名の公印を押印し、届出者に交付する。 「Expiration Date」 (有効期限) は、交付日より1年を経過した日とする。ただし、証明書の変更申請の場合は、変更前の有 効期限とする。 4.証明書の発行状況の報告 (1)地方農政局長等のうち地方農政局の地域センターの長は、毎月、新規、継続及び変更の 各届出に関する証明書の交付状況を、届出者ごとに、別記様式 3 号に取りまとめ、地方 農政局長に対し翌月 10 日までに報告するものとする。 (2)地方農政局長、北海道農政事務所長及び内閣府沖縄総合事務局長は、毎月、証明書の 交付状況を、届出者ごとに、別記様式 4 号に取りまとめ、食料産業局長に対し翌月 15 日 までに報告するものとする。 (3) (1)及び(2)の報告に加え、地方支分部局において、証明書発行業務を行う担当者 は、証明書の交付状況に係る電磁的記録を電子メールにより、農林水産省食料産業局に おいて証明書の交付に係る業務を行う担当者に送付するものとする。 附則 この要領は、平成 26 年 12 月 22 日から施行する。
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